自分より強いのがいないから育てた   作:師刃

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何書いてんのか途中から分からなくなったけど書き切ったからもういいや投稿しよ(思考停止)

感想文に怪文書的なのあるけどナニアレェ。まあええや


ニェンと食事する話

「なぁ、久々にどうだ? 長い間ご無沙汰だったからさぁ」

「うーん、⋯ケルシー先生に許可をもらって来たらいいよ」

「お、やった。じゃあちょっと行ってくるわ」

 

「どうしたんですか師匠」

 

ニェンと話し終わると、メランサがハイライトが無くなりかけてる目で見つめていた。いや怖いよ。

 

「えっとだな、アイツは最近ご無沙汰「ご無沙汰!?」だったらしいから、久々に欲しい「久々に欲しい!?」らしいんだってどうした」

「ほ、他の方ではダメなのですか?」

「いや、他の人にも頼んだことはあるらしいんだが、中々良いのがなかったらしくて。俺かニェンの弟「弟!?」くらいだそうだ」

 

「家族でそんなことをするなんてそんな」とメランサが顔を赤くしてる。わざと主語を抜いたからか変な想像をしているのだろう。可愛い。

 

「一緒にどうだ? 匂いは凄いけど、病みつきになるぞ」

「いっ、いっしょいいいいっしょ!!??!?」

「ニェンからはお墨付きをもらってるからな。初めての人は少し痛いかもしれないけど、だんだん良さが分かってくると、な?」

「あわわわわわわわわわ////////」

「おーい、許可もらってきたぞー。いつもの区画を好きに使っていいんだってよ⋯ってどうしたんだコイツ」

 

ちょうどそこでニェンが帰ってきた。

で、目の前で顔を赤くしながら目を回しているメランサを見て呆れ出した。

 

「さあ。説明したらこうなった。俺は無実だ」

「ダメだ有罪だ。お前の事だからしっかり説明してないだろ。ギルティ」

「(´・ω・`)」

「出荷よー(´・ω・`)」

「そんなー(´;ω;`)」

 

振り下ろされる包丁に合わせて体が分かれたように残像を出して遊んでいるとメランサが復帰した。顔を真っ赤にしてちょっと怒ってる。可愛い。

 

「騙しましたね師匠」

「んー?変な想像をした方が悪いんじゃないのー?ねぇねぇ何考えてたのねぇねぇ」「もしかしてあんな事やこんな事?おいおいおませさんだなぁ」「あらやだ聞きましたニェンさん。まだ二十歳じゃないのにそんな想像をするだなんて。最近の子は進んでるのね〜」「ほんとほんと。シーのやつですら性知識なんぞほぼないのに、テンニンカやラヴァですら恥ずかしがるんだ。若いって良いねぇ〜」

 

「ケルシー先生に言いますよ」

「「ごめんなさい」」

 

 

二人してメランサに☆DO☆GE☆ZA☆した後、人の誰もいない区画についたので、荷物を置いて防災用の扉を閉め切る。薬品の匂いや煙、水も空気も通さない特別性。頑張って作った甲斐がある。

 

「あ、メランサ。お前がキツそうだなって感じたら部屋から出してあげるから安心してくれよ」

「えっと、はい? わかりました」

「んじゃ、とっとと始めようぜ」

「あの、なにを始めるんですか?」

 

「地獄鍋だ」

 

材料の入った荷物を開けた瞬間、メランサは絶叫と共に意識が飛ばされた。

 

 

 

火鍋。簡単に言えば鍋の半分を辛いスープと辛くないスープで区切った鍋のこと。

現実である料理だゾ❤️

 

メランサを斬り開いた空間から自室のベッドへと放り投げ、鍋の準備をしていく。動物の骨や脂の多い細切れの肉、それと野菜の捨てるような部分。

そして、メランサが気絶した元凶。ニェンの本命を取り出した。

 

「は、ハハッ! 流石だ、前回と同じでここまで辛い匂いが来やがる」

「そりゃあね。自信作だからね」

 

品種改良を続け、10年ほど前に完成した最凶の唐辛子。ドラゴンキラー。スコヴィル値は100万越え*1。これ以上となると作れないことはないが、料理と合わすのが難しいのだ。

 

ゆっくり準備をすること十数分。片方は白湯*2、もう片方はドラゴンキラーをベースにしたスープができた。

あとはスープの中に具材を放り込み少しの間煮込めば⋯完成。

 

 

 

ニェンは鍋を前に、涎を飲み込んだ。

あぁ、美味いだろう。匂いでわかる。濃厚なスープにより煮られた具材は柔らかくなり、肉であろうと簡単に噛み切れるだろう。

スープは具材が入ることで薄くなることはなく、具材の旨味と溶け合って更に昇華されていく。

 

箸を伸ばし、具を皿へと取った。

白くドロっとしたスープが具に絡みつき、しかし余分な量は皿へと落ちる。スープから香る匂いに、涎が更に溢れ出てくるのを自覚し、待てなくなり口の中に放り込む。

 

スープに溶け込んだ肉の暴力的なまでの脂が、しかし野菜により優しく包み込まれ舌の上を広がる。弟の作ってくれる火鍋と同格、もしくはそれ以上。

 

 

だが、これだけじゃない。白いスープから赤いスープへと目を向けた。

 

赤 緋 赫

 

ドラゴンキラー。そう、私が初めて食べた時に絶叫、根を上げさせ、口から垂れた赤い汁がまるで血のようだったから。龍殺しの唐辛子として名付けられた。

 

血のように赤いそれは想像を絶するほど辛く、食べた者は口からそれを吐き出すだろう。吐血するかのように。

 

 

だが、それに挑戦してこそだろう?

 

 

鍋に入れた箸を引き抜き、口へと具を運び、飲み込む。

口に入った瞬間、自分の口の中の感覚が消えた。それは次に衝撃が来るという警告。以前の私はここで油断し、敗北した。だが、来ると分かっていれば⋯と思っていた

 

「が あ ぁ ア"ア"ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ァ"ァ"!!!?」

 

辛味が焔のように燃え上がり、口を、喉を、胃を焼く。

熱い、熱い。私の身体が燃える。涙が目から溢れ出て、体が震えた。

ガタガタと震える身体を抱き抱えて耐え、耐え、耐え

 

 

あぁ、見つけた。

これが、辛さの先にある、旨味か。

 

 

 

 

 

 

「は、ははっ。マジかよ、越えやがったぞコイツ」

 

意識が朦朧としながらも箸を進めるその姿を見て、笑うしかなかった。

唐辛子の品種改良。ニェンのためだけの、世界一の唐辛子。ニェンは以前屈した。だというのに、たったの二度目で越えやがった。

 

みるみる減っていく鍋。そして

 

「ごち、そうさん。美味かった」

 

ニェンは食べ切った。そう、食べ切ったのだ。あの匂いだけで全ての種族が気を飛ばし、触れば火傷し、食べれば死ぬようなあの唐辛子を。

 

 

 

この日初めて、俺は敗北した。会心の出来の唐辛子を、敗北を乗り越えてきたニェンにより。

だが、次は負けない。次はもっと強くして、お前に勝つ。

 

そうしてニェンと再戦を誓い、メランサをダウンさせたとしてケルシー先生に怒られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1
ブート・ジョロキアが約100万。キャロライナ・リッパーは約150万

*2
日本の豚骨スープに似たもの




ニェン
一度目の戦いでは敗北した。一口で脳の許容を超える辛さを味わい、口からスープを流しながら倒れた。
だが今回は耐え切り、乗り越え、新たな境地に至った。
辛さの先にある美味さ。それを知り、彼女は新たなる存在へと生まれ変わったのだ!

何書いてんだ俺


メランサ
出オチした可哀想な子。可愛い
匂いに敏感な種族なため耐えることすら出来なかった。
けど復活した時に師匠のベッドでビクンビクンしてたのでやっぱヤベェわコイツ

師匠
おそらく現在のテラではあまり行われていないであろう品種改良を行った人。初めての敗北。だが、挑戦者の気持ちになることが出来たのでヨシッとなってる。
部屋に戻ったらメランサがビクンビクンしててビビった
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