自分より強いのがいないから育てた 作:師刃
なんかラテラーノ来ましたね・・・
ってことでどうぞ
カチャカチャガチャンとドアを
「どうしたんですか師匠」
「それこっちのセリフだからね?」
こちらが質問したのに質問で返してくるとは。スゴイ・シツレイではないのだろうか。メランサは首を傾げ、師匠も同じ動作をした。
足元の
「珍しいですね、師匠が銃を持っているのは。私の反射神経を上げるために使った時以来です」
「あーうん。そうだね。ちょっと作ってみたくなったから作ってるの」
「そんなに簡単に作れるものなんですか?」
「免許持ちだから材料や部品は買えるし、最悪ロドスで機材を使わせてもらうから」
そう言ってカチャカチャと手を止めずに作業し、少しづつ形が出来てきた。3個のバレルが付いた拳銃?
「バレルが3つの銃ですか。こんなのカタログでも見たことありません」
「それはそうさ。オリジナル⋯ではないけど、この世界には無いはずだからね。名前は」
出来上がったそれを天井の照明に掲げ、師匠は名を呼ぶ
「モザン◯ークだ」
「ねーえー、なにか面白いことはないのドクター」
「もー仕方ないなぁエクシアくんは(ダミ声) 今からメランサの師匠が試し射ちするから訓練所使わせてって。なんでも銃を作ったらしいよ」
「ってことで、エクシアからアンブリエル、そこから更にいろんな人に広がってこんなことになりました」
「つまり、訓練所の前が人多いのお前のせいだな?」
「俺は悪くねぇ!」
「ドクター、まだ休んじゃダメですよ?」
凄まじい速度で現れた
「言うことはあるか?」
「え、えーっと、テヘペロ」
輪っかを撫で、揉み、強弱をつけて刺激を与え、
ほらそこの
「師匠、これ本当に強いのですか? 銃口が3つあるのはいいですけど、少し外側を向いてるように見えるんですが」
「いいところに気がついたな弟子よ。これは一応散弾銃のようなものなのさ。そこの地雷仕掛けようとしてドロップキックされたサンクタが使ってる銃みたいに」
思ったよりいい場所に入ったのか引きずられていくのを見送った後、手作りのペイント弾を装填し、前方のマネキンに放つ。
胴体の真ん中を狙って放たれた弾は、頭と両足にヒットした。
「普通の銃と違って相手の中心を狙って撃つとこんな感じになるんだ」
「・・・普通の銃で良いのでは?」
「マジレスやめて。銃に慣れた相手だと意外と良いから」
その後、集まったみんなでサバゲのようなことをしていたら、騒ぎを聞きつけたケルシーに捕まってボコボコにされ、ペイント弾の作り方を聞き出された。
ラテラーノとの商談で使える。と少し喜んでたのでまあいいや
なお、後のラテラーノサバゲ大会の立役者として名が載るのは別の話。
え、何をしていたって?
クランタ娘を走らせたり、異世界で旅人になったり、透き通るような世界観が送る学園RPGをしたりしてただけです。俺は悪くねぇ!(悪い)
サンタクって書いちゃったよサンクタじゃねぇか(編集済み)