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吸血鬼とは世界でその存在を語られている架空の生物である。
吸血鬼の他にドラキュラやヴァンパイア等と呼ばれる事もあり、夜の帝王と言われる事も少なくない。
架空の存在ではあるが一部の人間には存在すると信じられているらしい。
【吸血鬼の特徴】
吸血鬼は世界各国で語り継がれているが、その特徴は国によって様々であるが、いくつか共通点が存在する。
日光に弱い
闇夜に生きる吸血鬼は日の光に弱いという設定は、殆どの吸血鬼に共通するが、デイウォーカー(日の光が平気な吸血鬼)も存在する。
銀の武器や十字架に弱い
銀の武器や十字架に宿るとされる聖なる力に弱いとされる。不死身に近い吸血鬼を葬る唯一の手段とされる事もあるという。
人間離れの身体能力
人ならざる者らしく人とは比べものにならない力を持つとされる。
異常に発達した犬歯
血を吸う為に発達したとされているが吸血鬼の血を吸うという行為は大きく分けて二つである。
1つ、食事、人間でいう嗜好品のような扱いもあるが、処女、童貞、性交渉ない男女の血を吸うと力が増すともいわれている。
2つ、眷属化。吸血鬼に血を吸われたものは吸血鬼になる。これには様々な説があるがこちらも二種類に分けられる。
1つは完全な吸血鬼、同族となる。そしてもう一つ、眷属化に失敗したときになってしまう
さて、話を戻そう。長々と吸血鬼、ドラキュラ、不死者、ハイデライトウォーカー。彼らについて語ったのにはわけがある。
まずは私の正体から明かそう。8年前地球の日本で通り魔に殺された大学生だ。
といってもこの時代。私の死んだ日からおよそ8年の歳月が流れている。
場所は地球の日本。といっても死んでから生き返ったというわけでもない。
記憶を持ち転生したというのが正しいのだろう。
なぜ記憶を持ち転生したのかはわからないが広い世の中だ、歴史上そういった人物もいたと聞く。つまりはそういう神様、いや世界の気まぐれというやつなのだろうか。
「たいした奴だ。そんな状態でまだ生きていられるとはな」
まぁ、あと数分も生きてはいられないだろうが…
金の少女の言葉を聞き、私はまた死ぬのだろうかと考えた。
体温が急激に冷えていくのを感じ、口から血があふれるつつもつぶやく。
-死にたくないと-
言葉になっていなかったかもしれない。
しかし美しきこの金の少女には通じたようだった。
「ふむ、しかし貴様の両親は貴様より先に死んでいる。生きていてもつらいかもしれない。いまここで楽になったほうが貴様の為ではないかな」
私は答えようとした-それでも生きたいと-しかし言葉にはならない。
「…よかろう。貴様がそうなったのも貴様の両親が死んだのも私に責もある。貴様が生きるためにはただ一つ。私の血を体内に取り込み我が眷属となり不死身の化け物となることだ。人としての生を全うしたくばこのまま目を瞑り安らかに眠るがよい」
少女の言葉にはまだ理解しきれないところがある。しかし、また同じように人間として生きられる保証などない。2度目の生をあきらめる気はサラサラなかった。
「ほう…ただの餓鬼が生意気な目をする。何が貴様をそこまで駆り立てるのかは知らんがいささか興味を覚えた」
ふと身体が持ち上げられ、金の少女に抱きしめられる。首筋に鈍い痛みを感じたかと思うと身体の痛みが急速に減っていく。
やがて少女は私から離れこちらを見下ろした。
「これで貴様は不死身の化け物になるだろう。我が名はエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル。闇の福音と呼ばれる不死の魔法使い。そして吸血鬼だ」
薄れゆく意識の中で少女の言葉を噛みしめる。
化け物になったっていい。この生を謳歌できるのならば…
久々に二次小説とはいえ書いてみたのでいろいろとごっちゃになってます。
しかしロザバンの二次創作なのに別の作品のキャラを呼んでしまった…