寒い冬を超え、暖かくなり桜が咲くほんの少し前。世間の学生たちは進学するために試験を受ける。
そして日本最難関に数えられる雄英高校に入学するため、1人の少年が入試会場に向かって歩いていた。
少年がふと、受験会場に向かう前に合格祈願のお菓子『キッ〇カット』を買おうとしてお金が無いことに気づき、お金を下ろすため入った銀行。
なんてことは無い日常……。しかし、少年がATMをいじっている間に悪意が、人々を襲った。
「この子供を殺されたくなかったら、今すぐに金を用意しろォ!!!」
手に拳銃を持ち、片手で小さな女の子を抱え、その銃口を向けながら叫ぶ男がいた。肌は汚れ、目は血走り、口からは涎が垂れ流れている。
ひと目で男がマトモでは無いことが分かる。当然銀行内はパニックになるが、それを男は天井に向けて発砲することで無理やり沈めた。
「うるせぇ!!!おら、さっさと金を持ってこい!警察が来ちまったじゃねーか!」
男の言う通り、誰かが通報したのか銀行の周りには多くの警官に囲まれていた。そしてたくさんの野次馬も集まり、皆口を揃えて呟いた、ヒーローはまだなのか、と…。そしてこの時の時間は8時45分、雄英高校入学試験の入場時間の15分前。
突然、犯罪に巻き込まれたのにも関わらず少年はまったく焦っていなかった。そして、動けない人たちの人混みの中から少年は歩いていて出ていった。
「おじさん、僕はこの後入試で忙しいんだ。こんなことしていないで早く自首したら?」
まるで、犯人を挑発するかのように喋りながら人質を抱える犯人に向けて歩き出す。
勿論、それに男も反応し、警告をする、
「妙な真似をするんじゃねぇ、それ以上動いたらこのガキの眉間をぶち抜くぞ!!!」
人質の女の子の眉間に銃口を突きつけ脅す男に少年は呆れたかのように肩を竦め、
「おいおい、女の子にはもっと優しくしろよな?」
そう言ってから犯人に向けて走り出した、なんの細工もなしに真っ直ぐに!
そして、それに反応した男は少年に向けて発砲。甲高い銃声と何かが弾かれる音と悲鳴が鳴り響いた。
発砲された弾丸は少年の目の前に斜めに存在する青い半透明の壁に反射し、天井に埋まっていた。
「なんの、対策もなしに、立ち向かうわけないだろう?」
そう言いつつ指鳴らす、少年。すると、男の周りに少年の前にあった壁と同じものと思われるものが現れ男を閉じ込めた。
「ナッ!?!?」
そして謎の壁に閉じ込められた男は駆けつけた警察官に逮捕された。そして、犯人逮捕と事件解決の率役者の少年は警察に囲まれて、お説教、感謝、事情聴取をされながら叫んだ。
「俺は受験会場に行きたいだけなんだーーーー!!!!」
事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュ
ースだった。
以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に、「架空(ゆめ)」は「現実」となった。
世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する敵(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ばれる職業である!
そして無個性だった少年緑谷出久がいずれヒーローになるまでの話!なんだけど!
先程、謎の壁を駆使した少年、守上創護が最硬のヒーローになるまでの物語でもある!!
また適当に執筆笑笑
感想は程々にてきとうに書いてくれたら嬉しいです