ドラクエ5、天空の花嫁と魔界のウマ王   作:人中の蝮

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動き始める影の手

その後はとりあえず妖精の村まで戻ってこれて一安心をしていた。まさか、魔王クラスがあんなに多く待ち構えているなんて想像ができないです。

 

 

今後もこんなことが増えるのかと思うと今まで以上に修行などをしないといけないかもしれない。踊りをさせてくれる余裕がなくなるかもしれない。

 

 

 

それはまだ良いけど最悪な場合はリュカ君たちが殺されてしまうという点が恐ろしいと考えている。もし主人公であるリュカ君が死んでしまうと天空の勇者が現れることもなくこの世界は・・・そう考えると怖いものを感じる。

 

 

 

ともかくこんなおかしなことが起きている裏には明らかにこの世界に存在するはずもない何者かがかかわっていることは間違いはない。その者を何とかする必要があるけどどうすれば良いのだ。

 

 

向こうはこちらの存在を知っているかもしれないがこちらは何も知らないのだ。相手の情報をどこから手に入れればいいのだ。

 

 

そうでもしないと安心して踊れないではないか、女性の体になって戻るのはかなり時間がかかりそうだから踊りに慣れさせるためにも練習をしたいのにそう考えながらも今後のことを考えているのだった。

 

 

 

でもとりあえずはことを終えたので妖精の村に戻ってきていた。これで後はリュカ君たちが戻っていけば妖精の世界編は終えると思ってみていると急にフローラが倒れたのである。

 

 

 

私はどうしたのと聞いて体を触ってみるとものすごい高熱を出していた。危ない何とかしないとと思い私はすぐに妖精女王に何か薬はないのと聞いてみたが妖精女王は黙り込んで何も言わなかった。それを見た私はすぐに

 

 

 

「なんでなのよ、この子はあなたたちのために頑張ったせいでこうなったのよ。何、それとも私が魔物だから教えられないと言うの、あなたたちは恩義と言う物はないの。魔物だって助けてもらった相手には攻撃をしないどころか助けようとするのに妖精であるあなたたちは見捨てると言うの。あなたたちがしようとしていることは魔物以下の行動なのよ」

 

 

 

久しぶりに真剣な顔をして妖精女王を睨んだ。するとここより北の妖精の森にありますと返事が来たけどそれ以上は何もしてくれないことは何となく理解したので私は高熱で苦しんでいるがすぐに現地で調達した薬を与えたいのでおんぶをさせてそのまま妖精の森に向かうことにしたのだった。

 

 

 

急いで走りながら私はフローラちゃんに対してごめんね、すぐに治してあげるから頑張ってねと励ましの言葉をかけながら病に効く薬の材料がある森に来ていた。この森には確かにとんでもないものが生えていた・・・間違いない、世界樹の葉だ。

 

 

これを使えばどんな病も治せると思いですぐに採取してからそれを飲みやすい様にお湯で沸かしてほかにも甘い果実などを組み合わせて飲みやすくさせてからフローラちゃんに飲ませてからしばらくはその場で休ませてあげたいと思い。

 

 

私は木の上に上りフローラちゃんを冷めないように包み込みながら休ませてあげた。これで一安心だなと思いながら優しく頭を撫でてあげて安心して眠りについたのだった。本当に小さいのによく頑張ったねと思いながら辺りを見て見るとどんどん雪が解けていき、枝につぼみが出て来て本当に冬が終わったのだなと思いながら見ていた。

 

 

 

妖精の世界に生えている桜みたいな木を見ていると故郷のことを思い出す。でも思い出してもあんまり良いことはなかった、会社がブラック・・・それは別にそんなに嫌なことではなかったけど嫌なことだったのは母親と一緒にあんまり暮らせなかったことかな。

 

 

 

私のお母さんは嫌いな男に無理やり襲われてできた私を嫌な顔をせずに一人で私を育ててくれて、大人になりこれから恩返しをしようとした時に役目が終えたように息を引き取った。これが私の最大の不幸だと今でも思っている、母親と一緒に暮らしたい。

 

 

 

当たり前の幸せを当たり前にしたい、私みたいな子はもう見たくないと思っている。だからリュカ君のことを気にしているだと思う。母親と一緒に暮らす幸せを与えたいから。私と同じ不幸を味わってほしくないから。

 

 

だから私は頑張っているだと思う、踊りも母親が好きでいつも遊んでくれる時に踊ってくれていた。だから私は踊りが好きなんだと思うな。こんな私を愛してくれた母親が好きだった踊りをすれば今でもどこかで見てくれていると信じているからだと思う。

 

 

そう感じながら私は冬が終えて青空が広がっている空を見上げるのであった・・・母さん、今日はとても踊り日和ですよ。そう思いながらしている私の足に水滴が落ちてくるのでだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別の世界でアパオシャは笑顔にして失敗をしてきた者たちに対してどうして失敗をしたのだと聞いていた。ほかの魔王たちは怯えながらそしてここでラプソーンが頭を下げて謝った。

 

 

 

「アパオシャ様、申し訳ありませんでした。ついつい、あれほど美人なものが現れて忘れておりました」

 

 

 

聞いたアパオシャはため息をついてラプソーンたちを深く見つめていた。それを見たラプソーンは確かあれは相手の記憶を見るときに使う行動だった気がすると思いで見ているとアパオシャは明らかな驚きの顔をしたのだった。

 

 

 

もしかして相手の美しさに驚いていると思っているとなるほどなと言って真剣な顔になっていた

 

 

 

「そうだ、お前にたちに話しておくことにしよう。この女はもしかして踊りなどが好きだったりはするかな。もし踊りなどが好きだった場合はこの者の正体が確信になるのだが」

 

 

 

それを聞いたほかの者たちがその者の正体は何でしょうかと聞いてみるとアパオシャは真剣な顔をして答えたのだ。それは最古の英雄にして勇者であったフェニックスの生まれ変わりかもしれないと。

 

 

 

聞いた者たちはすべてが凍るように表情が固まった。最古の英雄と人間たちに神々がそう呼んでいる英雄、フェニックス。かつてアパオシャの主である絶対悪アーリマンを倒した勇者で当時、アーリマンの幹部は十体ほどいたが逃げ足が速かったアパオシャのみが生き残れたほどに桁違いに強い勇者である。

 

 

 

しかし、その勇者も年齢と神々の権力に逆らうことなどしていろんな世界の英雄たちが集結して徹底的に滅ぼされたと思っていたがまさか、転生をしていたと思いもしなかった。

 

 

 

けれどこれが本当にフェニックスの生まれ変わりならば面白いことになりそうだ。それはこの勇者は我々だけではなくて神々も死んでほしいと思っている存在なのだ。

 

 

 

だから神々このことを知らせば勝手に向こうで始末をしてくれる。特にマスタードラゴンや神様は特に最古の勇者、フェニックスを嫌っているのですぐに殺しに向かうことだろう。

 

 

 

ほかの世界の東方や艦娘と呼ばれている存在も相当嫌っているのでもし転生しているとわかれば勝手に戦うことだろう。

 

 

 

つまりはこちらに都合がいい展開になっているということだ、もちろん勇者をかなり良く思っている存在もいるがそんなに多くはない。まあ、強者が揃ってはいるけど。

 

 

そんなことでかなりに厄介な者がいるのも事実であるが・・・まあ、問題はないだろう。なんせここからかなり遠い場所にいるのだからな、近くで言うならばあの男ぐらいかなと思っていた。

 

 

 

でも先にこちらが片がつけば何も問題はない、そう思い俺は行動を開始した。まずは部下たちにわざと神々やマスタードラゴンにわかるように最古の勇者が転生したと噂を広めてもらう所から始めよう。

 

 

 

そうすれば勝手に向こうで戦いをしてくれる、問題は確実にあの勇者を殺してくれるかどうかだ。何だか知らないが色気が向こうはかなりあるのか、同士討ちまでしてしまう始末。全く情けないとは言えたものだな。

 

 

 

このアパオシャが向かえばすぐに終えるかもしれないがむやみに動くのは良くないと考えている。動けばほかの者たちにもバレルからな。

 

 

 

それにしても人間と言う種族が地上の支配者になって良い気になるとは本当に許せないよな、あの勇者がいなければ今頃は地上は我のものになっていたのに。

 

 

 

昔はまだ未熟だったのに調子に乗っていたことは愚かだったとは認めるけど今はそうではない、未熟だったころの我ではない。そう未熟だった時に名乗っていた黒竜丸と言う名前を捨てて我は生まれ変わったのだ。

 

 

 

今度こそ地上を我が支配して神々を超える世界を創り出す、それを成し遂げて初めて我は神を超えるのだ。これからは地上は人間と言う種族の支配する時代を終えて魔族が支配する時代に代わるのだ。

 

 

 

それが確実に現実のものになりつつあるこの時を喜びながらも細心の注意をして更に計画を進めるのであった。

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