しばらくしてフローラちゃんが回復に向かい始めて来ていたので家に帰させようとした。また妖精の村に戻って頼みを聞いてくれるか分からない以上は自分の手で帰る必要があった。
そうなると迷いの森から現代に帰れる方法しかないなと思いで祠を探した、どこかにあるはずだと思いで探していると意外にも近くにそれらしい祠を発見に成功した。
これはありがたいと思いでフローラちゃんを静かに抱いてからその場所に向かって歩き出した、しばらくしてその場所に着いてみると旅の扉がありここから帰れそうだと思いでそこに入り使うのだった。
考えていた通りに迷いの森に出てこられたので後はルーラを使ってサラボナの町に飛ぶだけだと思いでルーラを使い、そのまま町に飛んだ。姿はそのまま変わりはないので特に変装は・・・耳と尻尾を隠せば良いのみとなっていた。
ついてみると町中が騒いでいた、どうやらフローラちゃんがいなくなったことで混乱が起きているのかなと思いで町の人に聞いてみた。するとそれもそうだが実はここから北にある封印の祠にあるツボが赤くなり今にも魔物が出てきそうということで非難の準備をしていた。
もしかしてそれって・・・ブオーンが復活しそうなの。確かブオーンってまだ先だったはずなのにどうして今なの、このままではこの町は・・・いや、この世界はそう考えていたがまずはこの子の親に会わせるべきだと思いで急いで屋敷の方に走り出した。
するとすでに主人であるルドマン以外はすでに避難をしていたみたいであった。それは封印をした子孫としてすでに逃げれない、一緒に逃げれば必ず追ってくると思いで一人でここで最後の時を待っていたのだ。
見つけたフローラちゃんを喜びながらも急いでここから逃げなさいと言って逃げるように言ってきたがフローラちゃんは泣きながらお父さんと一緒じゃないと嫌だと言ってルドマンから離れようとしなかった。
確かこの親子は本当の親子ではないのにここまでの家族愛ができる物なのかと思いながら見てなお、私が思うことはただかつての私を見ているようであった。離れたくないのに無理やり離されてしまったように見えていた。
今の私ならばこの残酷な運命を無くせるかもしれない、もちろん相手はドラクエシリーズでもかなりの強敵と言われている相手だが私はここで逃げ出したら一生後悔をする。
そんな後悔をしながら踊りなんて絶対に楽しめない、この先総一生続くぐらいならば私はここであの化け物と戦うほうが良いと覚悟を決めた。
そんな時に遠くから何か大きな音がしたのだするとその方向に見て見ると大きな何かがこちらに向かって歩き出していた。
あれがブオーンなのかと思いながら屋敷の屋根で待ち構えていた。どうやら己を封印した存在がどこにいるのかわかっているように一直線に向かってきた。そうしてとうとう山よりも巨大な魔物がこちらまで来たのであった。
その大きさを見て私は驚きながらも戦いの構えをしていた。するとブオーンがルドマンを見て
「我を封印をした一族の子孫め、今日こそは根絶やしにしてくれるわ、覚悟するがいい」
「わしのことはどうなっても良い、だがこの子たちは助けてやってくれ。この子たちは血の繋がりもない者たちなのだ」
こんな状況になっても我が身を捨ててでもフローラちゃんや私の命を助けようとしてくれる姿を見て私は私の父親があのような人であったらなと思いながら見ていたら
「それはありえないな、人間はすべて滅ぼすつもりだ。それが早いか遅いかだけだ、せっかくだ。一緒に殺してやる」
そう言って大きな手で一気に殺そうとして振り下ろしてきた。私はすぐに剣を抜いてブオーンの攻撃を受け止めた。
「私がそう簡単に二人を殺させると思っていたらかしら。残念ながらこう見えて実力はあるのよ、例えば・・・このように・・ね」
そう言いながら私は押し返したブオーンに追い打ちするために飛んで持っている剣でブオーンの顔面を斬りつけた。すると痛みで咆哮をしてきたがお構いなしで魔法なども発動して攻撃をした。
すると怒りの表情を表しながら私に対して話してきた。
「貴様はもしかして伝説の勇者なのか、我をここまで追い込むなど・・・それしか考えられない」
それを聞いて私はそんなものではないからどちらかと言うと私は魔王軍側だしでもそれを言うのは流石にまずいから・・・想いのままの立場を言うしかないなと思った。正体は言わずにただどうしてここにいるのか、どうして戦いをしているのかをと思いで話をした。
「残念ながら私は世界を救う勇者様ではないわ、ただ子供たちの未来を生かしてあげたいそしてこの親子の幸せを守ってあげたいと思っている、どこにでもいるただのお姉ちゃんよ!」
そう言い終えると私は再びブオーンに向かって突撃を始めるのだった、それを迎え撃ちブオーンと踊りをする暇すらもない激闘が今、始まりを迎えるのだった。
この戦いの勝敗はまだ誰も知る由はなかったが・・・戦いに勝つにせよ、負けるにせよ。すでにジャミの運命の歯車はすでに乱れようとしていた。