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まさか、自分がブオーンと戦う事になるとは思いもしなかったけどここでフローラちゃんが居なくなるのはなんとしても避けたかった。
推しのヒロインが死んでは楽しく踊ることも出来はしない。たとえ相手がブオーンでも負けてたまるか、こちらだって伊達にはぐれメタルを倒してきたわけではないぞ。
ただの踊り子だと思わない事ねと思いながら戦いをした。相手は巨大な体をしているから馬らしくスピードで翻弄しながら戦いをしている。
だが動きを止めたらあの巨大な体の攻撃を防ぎることは難しいと考えている。だから動きながらでもできる上に強力な攻撃はあれしかないと考えた自分は行動に移したのであった。
それは剣の舞と言う特技で踊りながら出来るじゃないかと思って習得していたのだ。そのお陰で戦いは有利に進められていた。でも出来る事ならば本格的に踊れる誘う踊りをしたかったのが本音だけどね。
避けて攻撃、避けて攻撃を繰り返して徐々に追い詰めていった。ブオーンも何とか攻撃を当てようとしてきたがスピードには自信があるですよね。
だってジャミですから、それにここまで来るまで私は毎日の様にはぐれメタルを狩り続けたのよ。貴方ぐらいの速さで当たるわけないじゃない。もっと修行をして来るべきだったわね、いやそれで来たら本当に困るだけど。グランバニアの洞窟で同じ様に修行してきたら確実に負けるけどね。
そんな事をしているうちに着実にブオーンの体力を削って相手もこのままだと負けると考えたのか攻撃対象を私ではなくフローラちゃんに定めて攻撃をしようと大きな手を振り下ろした。
私はまずいと思いすぐにフローラちゃんの前に現れて持っている剣で受け止めたが巨体から繰り出される攻撃は大きく手を震えて押されつつだった。
「フローラちゃん、今すぐに逃げてお姉ちゃんも頑張っているけど・・・押されているんだよね、逃げてくれると助かるのだけど。お姉ちゃんのお願いを聞いてくれるかな」
そう言うとフローラちゃんたちは邪魔にならない場所に逃げ出した。良し、後は自分が頑張ればと思っていたがこのままだと踏み潰される運命しかない。さすがの巨体と言うしかない。
頑張って力を入れているけどやばい、でも私はまだまだやりたい事があるのよ。大きな舞台で踊るという目的を果たすまで集死ぬわけには行かないのよ。貴方のために終わってたまりますかと思っていた時に空が暗くなりなんだと思っていた時に空から信じられない物を目のあたりをした。
それは威力まではわからないから正確には違うかもしれないけどあれはギガデインまたはライデイン、あれは勇者しか使えない魔法だったはず。いや、魔界ならば使える魔物がいたような気がするけど少なくても人間界にはいなかったはず。
誰が発動をしたのかと思って周りを見渡しても誰もおらずブオーンも誰が攻撃したのかと探していた。お互いに驚いて戦いなど僅かだが止まるほど衝撃だった。
もしかして私が発動したのかとあり得ないと思いながらももしかして発動できるのではないかと思って私は一か八かで剣を空に突き刺して言葉を出したのであった。発動できなかったらどうやってこの場を切り抜けようと思いながら行動に移した。
「天よ、今こそ邪悪な魔物を討つ力を与えよ、ギガデイン!」
そう叫ぶと私の剣に巨大な雷が落ちてきて剣と雷が融合したように感じた。初めてなはずなのに体はまるで覚えている様に構えた。いやいや、私はジャミなんですけど魔物なんですけど勇者でも人間でも主人公でもないですけど。
ブオーンはあり得ないと言ってこちらを見つめていた。私もあり得ないと思っているから安心してと言った、だって魔物の私が使えるはずもないデイン系を使えるだからね。
魔界にはいた気がするけど思い出せない。裏ダンジョンで仲間にした覚えがあるのに思い出せない。人間みたいな形をしている魔物だったはずなんだけど、どうしても思い出せない!
なんでと思って考えたいけど今は目の前の脅威を倒してから考えましょうと思ってドラクエで有名なあの技を発動してみようとした。一度は誰もが使ってみたいと思っているはずのあの技を!
「ギガスラッシュー!」
そう叫ぶと黄色の閃光がブオーンに向かって解き放たれた。その攻撃に当たるとブオーンはあれ程の巨体をしているのに吹き飛ばされてこの技を出した私自身も驚いてみていた。
と言うか出来てしまったですけど私は魔物、しかも魔王軍の幹部なのに勇者の技を使えてしまったですけど色々と大丈夫ですか。まあ、一言で言うならばとてもカッコイイと言うことだけです。
それと天空の血なんて絶対に入っていないのに使えてしまった。これをゲマに見られたら絶対に厄介なことになる、どうやって誤魔化そうかなと考えていた。とりあえずは魔界にいる魔族から教わりましたと誤魔化すことにした。それで通用する相手には思えないけどね。
流石に先程の一撃でブオーンは倒れたみたいで良かった。レベル上げを頑張ったかいがあると言うものだ。とりあえずこの街の危機は無くなったからそろそろいなくならないと街の人たちに恐怖を与えてしまうからね。
そう考えた、私はこの街を離れる前にフローラちゃんのところに向かったそこでは私の勝ちを信じて待っていてくれていただろうなとなんとなく理解をした。
私は笑みを出してフローラちゃんに対して話をした、この街の危機はなくなったという報告を。
「フローラちゃん、怖い魔物はお姉ちゃんが退治したからもう安心だよ」
そう言うとフローラちゃんは嬉しそうにこちらを見ているのだった。でもこのままだと街の人たち全てに私が魔物だということが分かってしまうから早いところ立ち去らないと感じた私はフローラちゃんに声をかけた。
「フローラちゃん、ここでお別れだね。お母さんにお父さんを大切にするだよ、それとお姉ちゃんはこの鍵は要らないからフローラちゃんにあげるね」
私が渡したのは間違いなく最後のカギであり私が持つのはおかしいかなと考えてフローラちゃんに渡すことにした。これで魔界に行くために必要になるからゲーム的に考えたらこれでフローラを選ぶはずなんだけどな。
とりあえずこれ以上ここにいると色々と面倒なことになるから立ち去ろうとそうして私は立ち去る前にフローラちゃんを優しく抱きしめて家族を大切にするだよと言い残してその場から立ち去った。
そうしてとりあえず何事もなく拠点に戻ってくると部下からゲマ様が呼んでいたと言われたのである。まさか、踊りをやりすぎて怒られるのかな。
一応、仕事はしているだけどなと思いながらゲマが待っている場所に辿り着いてみるとそこでゲマはいつも通りにしていると思っていたら急に真剣な声で私に対して話をしてきた。
「先程、部下の魔物から報告がありましたけど本来ならば勇者しか使えない技を使えたらしいではありませんか、ジャミ」
早ーーーー、もう早速言われたですけどどうしよう。と言うか女性になってしまった事も報告したほうが良いよなと思いで報告をした。
「ゲマ様、実は報告したいことがありまして。この前にメタルキングのパルプンテを受けてしまった影響で女性になってしまっているのです」
そう伝えてから私は顔を隠していた帽子を脱いで素顔を見せた。するとゲマはなるほどなるほど面白い事になっていますねと言ってきた。
食らった私は全然、面白くはないですけど。それにしても私の顔を見て平然なのですかと聞いてみると別に気にしませんよ。
私の為に尽くしてくれるのであればどのような格好になろうとも構いませんから。まあ、その美貌で使えそうな事はあるかもしれないですけどと言ってきた。
流石、ゲマだなと改めてそう感じた。良くも悪くも、それで話が逸れたかなと思っていたら急に最初の話に戻してきたのである。
いやいや、今の流れは他の話になる展開じゃないの。どうしようと思ったがここは素直に話して上手く怒らせないようにするしかないと考えて話をした。
「それは余りにも夢中すぎてそこまで覚えてはいないのですが使えたと言えるか分かりませんが確かにデイン系、魔法と剣を融合させて攻撃はしましたがあれが勇者の技なのかは分かりません」
そう伝えてゲマの方を見ていると向こうもこちらを見て反応を見ているのか見つめていた、見極めようとしていることは理解した。
するとゲマは分かりました、貴方が勇者の技を使えたかは分かりませんがそれに近い力を持っていることは確かです。今後とも私の為に尽くしてくれるのであれば特に追求はしないでおきましょうと言ってくれた。
私は本当ですか、ありがとうございますと言って頭を下げてお礼を言った。その代わりに別の世界が見つけたからそこの偵察、出来そうならば征服する手伝いをしなさいと言われたので私はゲマの後についていくのであった。