そうして急いでリュカ君が到着する前になんとか到着する事ができた。けど呼吸は乱れて少しは休みが欲しいと思っていた。
でもブラック上司のことゲマがそんな事を許してくれるはずがなく早速、戦闘態勢の準備をしろと言われた。そうしてゲマは一度は見逃してここから出てくる所を襲うという作戦になった。
既にパパスは見逃しているらしい、どうしようパパスの戦闘を見てみたいなと感じているけど今は体力を回復させないとこのままでは戦う前に倒れてしまう。
そう考えた私は休憩しながらその時を待っていた。上手くサイスが考えた作戦が成功すれば良いのだけどと祈っていたらとうとうその時が来てしまった。リュカ君たちがパパスから先に逃げるように言われて遺跡の入り口まで逃げてきた所にゲマが現れて原作と同じセリフを言って襲いかかった。
くそ、こちらが魔物でなければ助けに行けたのにと悔しく思いながら見ていた。やはりゲマは終盤まで物語に関わっているだけに強く、今のリュカ君たちでは対抗できずに倒れてしまった。
私は死んでいないよねと不安に思いながら見てみると息はしているようで一安心はした。後はパパスが来てから上手く作戦通りにするだけと思いながらも緊張してきたのでここは脳内で踊りをして落ち着こうとした。
それなのに想像以上に早くパパスが到着してしまった、パパスさん、私はまだ心の準備が終えておりませんよと泣きそうな思いをしまい込んでいた。
するとここも原作通りに話が始まるのかなと思って聞いてみるとここでパパスが原作とは違う発言をしたのである。
「光の教団、聞いたことがある。平和な国と偽っているとも噂がありそして光の教団に入った者には毎日の様に踊りをさせられるという噂を聞いている」
・・・うん!ひどい噂ですよね。平和な国にしようとしているのに踊りだってそんなに嫌がっていませんよ。朝のラジオ体操代わりにしているぐらいで強制はそこまでしていない。
まあ、踊りに参加をしている人たちの待遇を良くしていると言われたら何も言えなくなるのだけどそこまでは流石に知らないよねと少しばかり汗を流して聞いていた。
隣のゴンズからはお前の事じゃないかと言われていた。話を聞くだけなら確かに私だけどそこまで酷いことはしていないよねとゴンズに尋ねてみると確かに奴隷にはしていない・・・奴隷にはな、部下たちにはどうしていると言われたので素直に答えた。
「それは部下たちは給料も払っているし、強制だよ!それを前提に部下を増やしているからね」
「それを前提に・・・お前、やはり馬鹿だろう。そのような事を前提して部下を雇うところがあるか」
言われたので素直にあなたの目の前にいるじゃないですかと返答するとゴンズは頭を抱えた。別に踊りは健康のためじゃない、集団で踊ることによって軍の統率なども鍛える事ができる。
そして最近では部下たちをある程度のグループ分けをしてどこのグループが上手いかという競っている。ついでに優勝したら有給休暇を与えている。私だって正式に踊るために色々と考えているですからね。
そのためか意外と成功している、でも今はそれを置いといて今は目の前のことにと思っているとゲマが私とゴンズを呼んできたので緊張もしながらとうとうパパスの前に現れた。
ど、どうしよう、緊張して踊ることしか出来ないと感じたのですぐに私は誘う踊りをした、踊ると緊張感が落ち着いてきて良かっと思っていたらゲマが怒りながら私に対して話してきた。
「誰が踊りなさいと言いましたか、私は目の前の男を倒しなさいと言ったのですよ」
でもやはり緊張した時の戦闘はこれから始まらないと落ち着かないと言いますかと話すとゲマは呆れた顔をしていた。なんですかこちらは真面目に話しているですよ、そんな駄目だこいつという顔を辞めてくれませんか。
ついでにゴンズもそしてパパスさんも呆れた顔をしてこちらを見てくるのはやめてくれませんか。私、泣きそうになりますよ。そんな顔をして、それはともかく落ち着いてきたのでそろそろゲマやゴンズを騙すためにも本気でいきますか。
心を鬼にしてから私は行動を始めた、まずは挨拶の含めてのメラガイアーをパパスに放った。さて、避けられる事は分かっているけどどのように動きてくるのかを確かめないとと思いながら見ていたのにパパスは先程に放ったメラガイアーを避けることができずに直撃した。
すみませんが先程のメラガイアーは本気を出していないですけど、なんで、避けれないのですかと心で叫んでいた。しかも一撃で倒れてしまったですけど、どうするですか私はまだハッスルダンスを覚えていないのですよ。
傷を治すことができないではないですかと焦りをしているとゲマがパパスに対して笑いながら情けないですねと余裕な表情を見せていた。
マジで今のゲマの顔面を全力で蹴りたい、無駄に鍛えてある足で全力で蹴りたい、ゴールドシップみたいに笑いながら殺す気で蹴りたい。でもこのままではパパスが原作と同じ展開になってしまうのでここで私がゲマに対して発言をした。
「ゲマ様、私が良い考えがあるのです。この者に石化魔法をかけてこの世界が光の教団になる瞬間を見てもらいましょう。このまま殺したらつまらないですからどうでしょうか、私が戦ってみましたが危険など感じられないほどに弱かったですからこれならば踊っても勝てたぐらいですから」
するとゲマはなるほどそれは面白いかもしれませんねと私の提案にしようかと考え始めた。するとゴンズがでももしかしたら強くなるかもしれないですから殺すことを勧めますよと言ってきた。
ゲマはどちらの意見がよろしいでしょうかと悩んでいた。なんとかしないとあの悲劇が起きる、シグルドやニトス並みの悲劇がと焦っていた時にゲマがではあの方に聞いてみましょうと言って上を向いた。
ミルドラースに聞くつもりなのか、でも魔界にいるのだからここまで届くとは思えないけど・・・またはそれ以外の人物がいるのかと思って見守っていた。
最悪な事態として戦うことも覚悟していたらゲマが発言をしたのである。パパスはこの世が光の教団になる瞬間を見届けさせよと誰かの指令かもしれないがそう決まりゲマはパパスに対して石化魔法をかけてこれで良しと言ってから石化したパパスの管理を任せられてその上で近くで気絶しているリュカ君とヘンリー君の管理を頼みますよと言われた。
これはかなり嬉しい展開だけどどうしてこんなに上手く行ったのかなと少しばかり怪しく感じていたがそれを調べる暇があればまずはパパスを安全な場所に移動させてリュカ君たちを私の拠点に連れて帰る。
それを終えから考えても遅くはないと思いながら行動をしていた。まずは石化したパパスをルーラで拠点の場所に保管した後にまた戻ってきて今度はリュカ君たちを回収してからまた拠点に戻った。
これで後で石化状態を治す杖もしくは天使の涙と言うやつを手に入ればパパスは助け出せる。あの場で死ぬという最悪な展開は回避できた。今はそれを喜ぶことにしましょう、それでもゲマのあの動きは明らかにミルドラースとはまた違う存在がいると感じられる行動であった。
なんでしょうか、エスタークではなさそうだし他の世界の魔王とも少し考えにくい。結局分かることはミルドラースの他にもゲマは慕っている存在がいるという事だけだった。
・・・いや、普通にやばいでしょう!あのゲマが従うって相当な存在がいる証拠だよね。ラスボスよりもラスボスしているゲマがあの様にするなんて、考えるだけでも怖くなってきた。
頼むからミルドラースみたいに実はそんなに強くありませんでしたとオチがあれば助かるだけどな。まあ、そんな都合が良い展開にならないのはわかっているけどさ。
でもパパスを一応、救い出してそして原作主人公であるリュカ君とヘンリー君を奴隷にせずに助け出したから原作よりは良い展開になった。
後はパパスを救い出すまで私が面倒を見るだけだ!後はなんとかしてマーザにも息子であるリュカ君と対面させてあげたいな。そんな方法があるかと言われたら困るけどでも今はそれを目標に頑張っていこう。
だから私のこれからの方針は貰った領土の発展にリュカ君たちを育ててパパスの石化解除させて、出来ればリュカ君の母親であるマーザに会わせる。
やる事が多いけど気合を入れるぞ、えい、えい、むん!!マチカネタンホイザーのことマチタンの真似です!
しかし、この時のジャミは知る由もなかった。育て上げるのがリュカ君とヘンリー君の2名以外も現れることになることを。