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それからしばらくして一通りの仕事を終えた私は久しぶりに一人で景色が良い場所で踊りをしていた。やはり景色が良い場所での踊りは素晴らしいなと感じながら踊っていた。
その時に辺が静かな事もあったせいで遠くから微かであるけど小さな赤ん坊の声が聞こえていた。私は何処と思いながら踊りを中止して探し始めた。
良く耳を澄ましてゆっくりと声がする方向に向かった。するとそこには小さな赤ん坊が3人もいたのである、私は何でと思いながらも赤ん坊たちは泣いていた。
もしかしてお腹が空いたとか・・・私、母乳出るかな?って迷っている場合ではない。この子達の命が関わっているのだ。やってみせると決意をしてやってみた。
すると私の根性が体まで伝わったのか、なんとか母乳が出せたので赤ん坊たちに飲ませてあげた。3人ともよほどにお腹が空いていたのかものすごい勢いで飲んでいた。
そうしてお腹いっぱいなったら眠くなったのかすやすやと眠りについてしまった。とりあえず落ち着いてきたので状況を整理した。
私は戦後処理を終えからゆっくりとしたいから誰も来ないだろうと思っている草原にいる。そこで踊ってゆっくりとしていたら遠くから赤ん坊の泣き声が聞こえてきたから探すとウマ耳をしている赤ん坊が3人いた。
お腹が空いたと思ったので母乳を飲ませてあげてお腹いっぱいなったから3人とも眠りについた。そして今はここですね・・・どうしてここに赤ん坊がいるのよ。
親はそもそもウマ耳って・・・もしかしてウマ娘なのと思って見てみても見覚えがないウマ娘でありモブウマ娘でもこのような見た目はいなかったからなと考えても仕方がないと感じて私はこの子達の将来を考え始めた。
この子達の様子から見ても捨てられたと言う線が高いでしょう。たとえ親を見つけてもまたこの子達の親が別の場所で捨てるだけでしょうね。
こんな人がいない場所でこの様に捨ててるのが良い証拠だ、他の里親でも探したいけどこのウマ耳と尻尾のせいで化け物扱いをされるのは予想しやすい・・・そうなるとこの子達を育て上げることができるのは私しかいない。
やるしかない、もしこの子達を見捨てたら前世の母に会わせる顔がない。色々とくれた母の子供としてこの子達を育ててみせる。
そう覚悟を決めて私は3人を抱きかかえて拠点まで戻った。拠点に戻ると魔物たちが私が赤ん坊を抱えていたので気になって集まってきたけど通してと言ってから私の部屋に戻った。
さて、赤ん坊のためにも色々と道具を揃えないと考えている時にサイスが噂を聞いて私のところにきた。するとサイスはこの子達はと聞いてきたので私は説明をした。捨てられていたこと、そして私がこの子達を育ててみせると決めて拠点まで連れて帰ってきたというわけだ。
サイスはとても立派なことだと思いますがでも時間がないのではないでしょうかと言われた。確かに今の生活スタイルだとこの子達を育てる時間がない。
しかし、ある事をする時間さえ削れば余裕とはいかないけど出来ると思っている。私はできると言ってから私は発言をした。
「私が踊る時間を全てこの子達のために使えばなんとかいける。この子達がしっかりとするまで踊りをやらずに育てる、ならば出来ると私はそう思っています」
そう言うと周りに聞いていた魔物たちにいつの間にかいるシュプルやサイスたちは驚きを隠せないでいた。まあ、私が踊りをやらないと言ったから仕方がないかもしれないけど。
サイスが良いのですか、あれほど大好きな踊りをする時間を削ってまでこの子達を育てるのですかと言ってきた。私は当たり前だと返事をしてから私の想いを伝えた。
「私は確かに踊りは大好きであり、下手にすれば命を落とすかもしれない戦場でも踊りをするぐらいは大好きだ。それをしない生活は嫌だけれども私を育ててくれた母に私は何も恩返しは出来なかった。それは踊りが出来ない以上に悲しかった。だから私は決めたの、もし誰も助けの手が伸びていない子がいたら私が助けるって、母の墓の前でそう誓ったの、それをしないぐらいならば死んだほうがマシよ!」
これは一切偽りもない私の本音である。子供を見捨てるぐらいならば踊りもできずに死んだ方が良い、だから私はこの子達を必ず育ててみせる。
恩など返さなくても構わない、ただ元気に思いやりがある優しい子に育ってほしい。
かつて前世の私が亡き母に言われた言葉である。この思いに答えるこそ、ただ唯一の恩返しだと私は思っているからこれは踊りと天秤にかけられても譲るつもりはなかった。
その思いが通じたのか、サイスが分かりましたと言って何処までサポートできるか分かりませんが手伝いは致しますと返答してくれた。
そしてシュプルはもちろんお手伝いをしますと言ってくれたので嬉しいと思った瞬間に本音を話し始めた。
「なんせ、こんなに可愛い子は将来はとてつもない美少女になるに決まっています。今から優しくお世話をすればあんな事やこんな事もできるかもしれませんから、このシュプルにとってメリットしかありません!」
やばい、お世話の手伝いをしてくれるのにここまでして欲しくないと思うのは私がおかしいだけなのでしょうか。シュプルにお世話を任せたらとんでもない事になると直感がそう言ってくる。
でも本当にどうしようもない時はお願いしよう、それはそうとこの子達の名前がまだ決まっていなかった。さて、なんと名前にしようかしら・・・間違いでもトンヌラはしないけど・・・。
考えているとなんとなく思い付いた名前が出てきた。こんなに長い名前を思いつくなんて不思議だなと感じながら私はこの子達に名前を与えたのだった。
赤髪してる子はダーレーアラビアン、黒髪に近い色をしている子はバイアリーターク、そして青髪している子にはゴドルフィンバルブ。
私ながら良い名前をつけたのではないかなと思っている。これから忙しくなりそうだなと改めて感じているのだった、この子達がせめて十歳ぐらいになるまでは踊りは禁止して育てよう。
もちろんそれが終わったら貯めていた分だけ踊りまくってやるわ。それこそ私の気が収まるまで・・・さて、これでリュカ君たちを加えると5人になるのか・・・苦労するのは間違いないなと思っていた。
けれど子供をそれで見捨てることはできない、そう私は一人で誰にも助けを求めないで育ててくれた母の子供だから、私は他にも頼れる人がいるのに弱気になってはいけない。
そう私自身に決意を固めるために私のほっぺを両手で叩いて覚悟や気合を入れた。だからお母さん、天国から私を見守ってください、あなたの孫娘が元気に育つところを見守ってあげて下さい。
天国にいるだろう母に私の決意と想いを伝えて私は・・・この瞬間からこの子達の母親となった。