それから攻撃が予想されて私達は臨時体制をして敵の襲撃に備えていた。
この様子だと深夜に襲ってきてもおかしくないとして迫りくる驚異に備えて待ち構えていると私の近くまでわざわざお越しになったのはマーサさんで何かご用件でもあるのかなと思いながら話を聞くのだった。
「マーサさん、どうしましたか?ここは襲撃に遭うと一番危険な場所なので下がっていたほうが良いですよ」
「はい、そうするつもりですが改めてお礼をしたいと思いまして」
「リュカくんの事でしたら気にしないで下さい。リュカくんは本当に良い子で私個人的にも育ててあげたいと思っていただけですから」
本当にマーサさんは性格が良すぎるなと思いながら話をしていた。流石、リュカくんの母親だけに物凄い慈愛が満ちていて魔物たちも好かれるのも納得だなと思いながら監視をしていた。
そして深夜も終わって朝四時になって空が明るくなってきて安心をしたのか流石に寝たくなってきたので私は配下に少しばかりお願いをして休む事にした。
そしてその一時間後・・・・・・・・・・・・
「敵襲ーーー!!!」
そう叫び声が聞こえてきたのですぐに水に顔を突っ込み目を覚ましてから辺りを見渡すと敵が襲撃していた。
こちらの守りが一番手薄になった瞬間を狙っていたのかと相手にしてやられてしまったが私が起き上がった以上はこれ以上の好き勝手はさせてたまるものですかと思いで戦いに加わった。
やはり襲撃してきた魔物たちは北の封印の洞窟から来ている魔物たちばかりで明らかに単純な魔物たちの強さだと向こうが実力は上であったがこちらには私もいるしそれにパパスさん、リュカくん、ヘンリーくんにゼシカもいるのだからすぐに反撃をしてみせるわと思いで迫りきた魔物たちと戦い始めた。
しばらくしてから相手が無理だと判断したのか、敗走を始めてきたので私はここで叩いておかないとまたやってくるとして追撃を始めた。
こう見えてもウマ娘みたいな感じなので昔から長距離レースは好きだったので万が一に天皇賞春に参加しても良いように鍛えていたので難なく追撃をして敵を倒していた。
それにしても何か違和感を感じるなと思っていた。敵が話に聞いていたよりもあんまり強くないなと感じていると私の周りに隠れていたアークデーモンたちが一斉に現れていきなり襲いかかってきた。
「「「「「「「「イオナズン!!!」」」」」」」」
現れたアークデーモンたちは迷うこともなく私に対してイオナズンを放ってきていくら強い私でもこれほどのアークデーモンたちが同じイオナズンを唱えられたらレベル上げしててもダメージがでかく私は飛ばされながら体制を整えようとしていたが敵の方が一枚上手であった。
私が空中で体制を整えようとしていた時に鞭を使うあの魔物に両腕に両足を捕まれて身動きが取れなくなってしまった。
まずいわねと思って何とかしようとしていたがここに来て更にアークデーモンたちがイオナズンで追撃をしてきて私はボロボロになりながら吹き飛ばされた。
・・・っく!やばいわね、味方は周りにいないし敵ばかりで・・・・逃げたくても大怪我をして満足に走れないし包囲もかなり厚い・・・私がそうしているとここに来てこの軍の大将らしい魔物が現れた。
「ハッハッハ、ミルドラースの配下には優秀なジャミがいると聞いていたが優秀だったのは美貌だけな様だな」
敵の大将らしいのはそう笑いながら私を捕まえて楽しんでいる様子も見られた。
「せっかくだからここでお前にはお前がするべき事を教えてやるよ」
そう言うと敵の大将は私の装備を破壊して服を脱がそうとしてきていた。何をするつもりなのかすぐに理解をしたので必死に抵抗をしていたが直接的な力は向こうのほうが強く次第に脱がされてしまっていた。
「フッフッフ、やはり顔もそうだが体つきも最高の姿をしているじゃないか。戦場で戦うよりも男をこの体を使って虜にしたほうが賢いぞ・・・最もこれから俺はお前に襲いかかるのだけどな」
そう言って無理やり下を開かせようとしていたので必死になって抵抗をしていたけど・・・・
「やはり、この感じと見た目からして男を知らないようだな。なら、それを教えてやるよ」
そう言って無理やりに襲おうとした時に何処からか、待てーー!!と叫び声が聞こえてきた。
「全くもこんな大人数で一人の女性を襲うのは外道以外何者でもないな。ならばどんな死に方をしても文句を言うなよ」
その瞬間に私を襲おうとしていた敵の大将の首が吹き飛びそこから血の雨が降り注いで私は血塗れになってしまったけど助かったと思っているとアークデーモンたちが大将の仇としてイオナズンを唱えようとしていた。
「そんな簡単に何度も撃つことが出来ると思うなよ」
その顔を隠している魔物はアークデーモンに向かって突進をして持っていた鉄の槍で突き刺したと思っていると刺したアークデーモンを他のアークデーモンに向かって投げ飛ばしたのだ。
その上でアークデーモンが持っていた武器を拾ってイオナズンを唱えようとしていたアークデーモンの喉元に投げ飛ばして呪文を阻止をしていた。
・・・つ、強い!真正面から堂々と戦っても勝てるかどうかわからない程に強いと感じていると生き残りのアークデーモンがイオナズンを唱えて攻撃を仕掛けてこようとしていた。
これは流石に間に合わないとしてその魔物はイオナズンに向かって突撃をしてイオナズンを受けながらもその爆風から勢いよく出てイオナズンを唱えたアークデーモンを倒してしまった。
それを見た他のアークデーモンたちは敵わないとして蜘蛛の子みたいに逃げ出した。
それを終えてからその魔物はこちらに向かってきてから挨拶をするのだった。その顔を見せると私は驚きながらも話を聞いていた。
「先程は戦闘であったので自己紹介をせずに申し訳ありませんでした。俺はオークのミヤビと言います。ジャミ様にお仕えしたくてここまで参上致しました。どうか、仕官を許してくれないでしょうか」
そう、そこには原作のゲームでジャミの幹部になっているオークレベル付のオークだったのだ。
どうしてこんな場所にと思いながらも私は助けてくれたこのオークのミヤビを仲間に加えることにしたのであった。