私達はミヤビがヘンリーたちの助けに向かったあとに休みながら彼のことを話し合っていた。
突如として現れて私達を助けてここまでの劣勢を覆して勝利に貢献したのは間違いなかった。
しかし、同時に不気味にも感じていた。どうしてここまで頑張ってくれているのか。何が目的なのかと思いながら話し合っていた。
「ねぇ、ゼシカ。やはり、彼も私を狙って近づいてきたのかしら。それが一番無難だと思うのだけど」
「そうですね、でも彼はジャミ様に対してはそんな目つきをしておりませんでしたよ・・・どちらかと言うと私の方を見ていましたので」
うん?するとゼシカ狙いなのか?でもその割には未だに接点は少ないしそれは違う気がするなと考えているとリュカくんはなら出世したいのではありませんと言われた。
「でもね、実は彼から必要以上の位はいりませんと既にそう言っているだよね。私の元で動く隊長クラスで良いと既にそう言われているのよね」
そうなるとスパイ・・・・いや、あの状況で助けるスパイとかいるはずもないか・・・・目的が分からない。
その時にマーサがそう言えば先程の戦いにドラゴンクエストと言っていたのはどんな意味だったなのでしょうかと言葉に出して考えていたのを聞いて私はそうだ!と言って重大な事を忘れるところだった。
そうだよ、彼は確かにこの世界の事をドラゴンクエストの世界と言っていたよな。すると転生者の可能性が非常に高い。
そうなるとやはり日本人なのかと思っていたけどそれはそれで目的は余計に分からなくなっていた。
なら原作通りに進めようとすれば私は後々に邪魔になるからここで退場してもらった方が良いはずよね。
本当に何者なの?ミヤビは調べれば調べるほどに分からなくなるなんてこんな事はなかったのにと頭を悩ませていると悩ませている本人が帰還してきた。
「ジャミ様!ラインハット軍の兵糧庫を焼き払って無事に帰還をして参りました。報告を伝えたのですが・・・どうやら話してほしいことがありそうな顔をしていますな、ジャミ様」
そう言うと何か察知したのか座り込んでから約束通りに話しますので何から聞きたいですかと質問されたので私はすぐにミヤビさんは転生者なのですかと尋ねた。
「転生者・・・概ね正解と言えます。正確に言うと少しばかり違いますが」
概ね?とどうして転生者なら普通に転生者なのではないですかと言うとミヤビは口を開いてジャミ様は時渡りを知っていますかと聞かれた。
時渡り?と私は頭を傾げて意味が分からないでいた、他の人たちもうん〜?と分からないでいたのでミヤビが説明を始めてくれた。
「難しい説明だと分からないと思いますので簡単に説明を致しますと未来から過去に戻ってきたのです。俺はそれもかなりの年月を遡ってきました。これだけだと意味が分からないし信用もしてくれないと思いますので未来で何が起きたのか話します」
そうして未来の話をしてくれたのだけどこれもこれもかなり信用してくれと言うには難しい内容であり何か証拠はないのと聞くとミヤビはならこれをと言って渡してくれたのは拳銃でありしかもこれはコルコパイソンと言う拳銃ではなかったかな、しかも銃弾も45発も渡してきた。
バイオハザードの世界で回収したと言う武器を渡してきたので本当なのかと驚いていた。
ならミヤビが別の世界で皇帝になったり死んだ後に不思議な館で色んな世界の人たちと出会ったり冒険したりとしていた事も本当なのと聞くとミヤビさんはそうだと言っているじゃないですかと言っていた。
嘘みたいな話であるがこうしてこの世界ではと言うか殆どの世界でもあんまりないだろうこの様な高性能な拳銃を持っていることを考えればありえない話ではないと感じていた。
それだとしてもかなり信じるにしてもかなり苦労するがこのオークなのにここまでの力を持つ理由にもなるしそうなると・・・やはりそうなのかと思っているとならミヤビの前世の失敗とか聞けば信じるかもしれないと言うとミヤビは照れながら話してきた。
「そうですな、前世の失敗と言えば・・・・女性絡みですかな。特にオーク時代はその、美女や美少女ならお構いなしに意味深で襲っていましたし・・・」
それを聞いて私達はえ!?と声を出すとさらに詳しく話してきた。
「実は前世の俺はみんなから魔物のランスと呼ばれるほどに女好きですきあれば女性に対して色々としておりまして・・・これが一番の痛い話ですかなぁ」
その・・・・ランスってあのエロゲーのランス?と言うとミヤビは頷いていたのであのランスってヒロインたちをお構いなしに色々としてしまうあのランス!?それみたいだねと言われているってそれはかなり不名誉ような気がするよと言うとそうですよねと苦笑いをしていた。
他の人たちがランス?と言っていたのでここは助けてくれたミヤビのためにもそこまで知らないふりでもしようとして詳しい事は知らないけどと言ってうまく誤魔化した。
するとミヤビは静かにジャミ様、感謝しますと言ってから続きを話し始めた。
「それで死んだ後に集まる不思議な館で時渡りと言うやつを知りそこにいる者達の協力を得てこうして過去に来られたわけだ。あの者たちには感謝をいつかしないとな」
うん?そう言えばその人物たちってどんな人がいたのと少しばかり気になったので尋ねてみるとミヤビは答えた。
「ジャミ様が知っているのか分かりませんがこのドラゴンクエストの世界から2名ほど居まして一人はベロニカ殿にもう一人はホメロス殿です。二人ともドラゴンクエスト11の世界の住民でその二人からこの時渡りを聞きました。どうやらベロニカ殿もホメロス殿も生きていた世界のその後が気になってSwitchでゲームをしていたらしくそこで知ったとか」
それを聞いたゼシカやリュカくんたちがSwitch?ゲーム?と何を言っているのか全くも分からないとしていたけど・・・・何でドラゴンクエストのキャラクターがそのドラゴンクエストのゲームを普通に遊んでいるの!?
私はやったことないけどそのドラゴンクエスト11は。でも自分自身が出てくるゲームを普通にやる!?と思っているとミヤビが蛇足ですがと言っていた。
「そう言えばホメロス殿のお気に入りのゲームは英雄伝説シリーズらしく、俺が時渡りをする前にやっていたのは英雄伝説、閃の軌跡1でしたな」
色々とツッコミどころがあるけどこれだけは言わせてほしい・・・・・ドラゴンクエストのキャラクターが英雄伝説シリーズを楽しんでやっても良いのかーー!!??
私は半ば宇宙猫になりそうになりながらも必死にミヤビにツッコミを入れるのだった。