私達は本物の皇后を連れながら城の王がいるところまでたどり着くと母上が二人!?と驚いている様子を見せていた。
まあ、それはそうなりますよねと私はそう感じながら聞いているとホメロスさんだけが険しいそうな表情をしながらぼそっと演技だなと言っていた。
・・・え?演技ってどんな意味なのと聞こうとしていたら皇后があの者が偽物なのよと指を指していてニセ皇后も負け時にあちらがニセ者よと同じ姿の二人が言い争っていた。
ここはラーの鏡の出番だなと思いながら取り出してからホメロスさんが少しばかり貸してほしいとお願いされて何をするつもりなのですかと聞きながら渡すとホメロスさんは先にヘンリーくんの腹違いの弟さん、今の国王にラーの鏡を移りだすとそこには怪物が写りだされて私はあれ!?と思っているとヘンリーくんの腹違いの弟さんからどす黒い声が聞こえてきた。
「見~たな!」
そうして現れたのはボストロルでありえ!?だってボストロルなんてこの世界には居ないはずなのにと思っているとならば私も隠しても仕方がないわねといいながらニセ皇后も本当の姿を見せてきたのである。
ニセ皇后は分かるとしてどうしてボストロルがいるのと思っているとうちの可愛い子供はどうしたのと皇后が心配そうに聞くとボストロルはあまりにも残酷な答えを返してきた。
「そんなのお前が地下に投獄されてから食い殺してやったわ!あの人間の最期を思い出すと今でも笑いがこみ上げてくるぜ、ヒャッハッハッハッハ!」
許せない!血こそは繋がりはないけど私だって育て親であるもしも子供が食い殺されと聞けばその者を許せるわけないと思っていると先に皇后がこの我が子の仇として持ってきていた鋼の剣でボストロルに攻撃したがあんまり効いておらず持っていたボストロルの棍棒が振り下ろされて私はすぐに助けようとしたが間に合わずに潰されて殺された。
「全くも親子揃って馬鹿な死に方だな」
「いい加減にしろよ、そこの緑デフ!!!同じ母親としてお前を今度は私がじわじわとなぶり殺してやる!!!」
こいつだけは許してはいけない!生かしておいてはいけないと本心からそう感じた私はすぐに持ってきていた武器を抜いてボストロルの急所を狙って攻撃をしたのだが・・・・
ボストロルに見えない何か結界らしいものが私の攻撃を受け止めてしまったのだ。
何!?と私が驚いていると剣を握り潰してこんな物で俺様を殺すつもりだったとは笑えるなと言いながら棍棒を振り下ろしてきたがうまく回避した。
それでも相手に対して全くもダメージを与えられないのはおかしいと思っていると次はこちらからだと言いながら攻撃をしてきた。
棍棒自体は触れなかったのに棍棒から溢れる黒いオーラを受けると激しい痛みを受けていた。
何なのよ!この攻撃はと思って叫んでいるとホメロスさんがやはりあの魔物の首飾りにあるオーブは闇のオーブ!と何か知ってあるような声で叫んだ。
ホメロスさん!?知っているのですか、知っているのでしたら教えてくれると非常に嬉しいのですがと一旦、ホメロスさんの元まで引いてから情報を聞こうとした。
しかし、相手も黙っていてくれる訳もなく攻撃をしてきて回避をしながら私はホメロスさんに話を聞いた。
「ホメロスさん、先程に話していた闇のオーブって何か教えて下さい」
「闇の力が封じ込められているオーブで手にしている者は闇の力と光系または同じ闇系以外の攻撃を全て無効化させてしまう恐ろしいアイテムだ。しかも使えば使うほどに体が馴染んでしまい心まで闇に染まってしまうと言う凶悪な呪われたアイテムでもある」
ホメロスさんがいつも以上に真剣な顔をして話してくれたけどホメロスさん、何かあの闇のオーブと関係があったりするのですかと気になったけど今は何か対応策が必要として弱点はないのですかと聞くとホメロスさんが答えた。
「弱点は先程の二つしか基本的にないが・・・闇の力を盛大に使おうとする時にあの体を守っている闇のオーラが弱くなりその時にやつの闇のオーブを外せばあの力は無くなる!」
良し!ならばそれを何とかして奪ってからアイツと戦えば良いのかと私はそう考えてすぐにでも行動に移した。
「おい!待って、人の話を最後まで聞け・・・まずい!あれを素手で触れてしまったら大変な事になる!早く止めに向かわないと」
ホメロスは話を最後まで聞かなかったジャミがかなり危ない事になると直感が訴えかけてきてホメロスは他の者たちに伝えるのであった。
「リュカ、ヘンリー、お前たちは下がってくれ。下手にしたら大変な事になってしまうからな・・・見たくないところも見てしまうかもしれないからな」
ホメロスはそれだけを言い残してすぐにジャミの元に向かい始めていた。
私は確かに攻撃が通らないなら普通は諦めてしまうかもしれないが私には最大の武器がある。
それは誘う踊りだ!これはいくら結界だろうとも防ぎれないでしょうと思いながら私は誘う踊りをすると案の定にボストロルとニセ皇后は私の誘う踊りに乗って踊り始めた。
良し良し!これで上手く誘導してあのオーブを取れるような踊りをすればこちらにも勝機が見えてくるとして私は必死になって踊ってその時を待っていた。
そうして遂に誘う踊りで相手が持っていた闇のオーブを取り外して遠くに投げ込ませた。
本当に私ながら誘う踊りを習得して良かったと思いながら私は投げ飛ばしたことで闇のオーラが無くなったことを確認してまた持たれない様にする為に私が回収するのだった。
さてと闇のオーブを回収したのは良いけど・・・・・あれ?これって接着剤みたいな感じで離したくても離せないのだけどこれってもしかしてかなり危ない感じですかと思いながら私は離れなくなった闇のオーブを見つめるのであった。