TS転生結月ゆかり日記 作:結月ゆかり
どうも。また一日空きましたが仕事以外は特に何もありませんでした。ということで、先日の続きを書いていこうと思います。
メイクをしてもらった時あたりから話を再開しましょう。今までまともにメイクをしたことがないと葵さんに伝えたら謎にキレられたんですが、理由を聞いたら教えてくれませんでした。たぶん、常識的なことすらしていなかったことに対して怒っているんだとは思います。もしかしたら私が気づいていないだけで、結構やばいくらいに肌があれているのかもしれません。
で、肌のお手入れ方法から始まってメイクを一から十まで教えてもらったわけですが、完成した自分の顔を見て正直驚きました。こう、顔のつくりが変わるわけではないんですが、目つき悪い感じだったのがマシになったというか、血色がよくなってたんですよね。表情に柔らかさが出て、こう、ちょっとは女の子っぽくなってたと思います。
そんなこんなでメイクを教わった後は、ついでにってことで女の子っぽい服を着せられたんですよ。もうメイクをした後だし服が汚れるって断ったんですが、全く聞き入れてくれなくて、がっつり女の子っぽい服を着せられました。最初に渡された黒のミニスカートはまだ理解できる範囲で「さすがにちょっと恥ずかしいです」レベルだったんですが、次に渡されたのが白いうさ耳パーカーだったんですよ。確かに記憶の中のゆかりさんはうさ耳パーカーを着ていますが、さすがに現実世界であれを着る人はまずいないと思うんですよね。別に否定しているわけではないんですが、少なくとも私は結構ガチで引きました。
でも、イアさんと葵さんに「今使った化粧品高いんだよ?」とか言われると流石に断れなくて、本当に嫌だったんですが、渋々着ました。着ているのが自分じゃないと言い聞かせれば、まぁ、悪くない見た目でした。でも二人はしきりに「ゆかりちゃんかわいい」って私を覗き込みながら言うんですよ。あれは新手の拷問でしたね。
で、心を折られたところで、二人は私を街に連れ出したんですよ。「せっかくかわいい服を着てるんだからお出かけしないと損だ」とか言って、私の両手をそれぞれ握って歩き出したもんですからどうしようもなかったです。
街ではカフェ巡りして、洋服見て、アクセサリー見て、なんて女の子っぽい遊びに連れまわされました。何が楽しいのか正直あまりわからなかったんですが、二人は終始ニコニコしていたので、たぶん女の子はああいうのが楽しいんだと思います。私はパパ活しているような気分で全く気が休まりませんでしたがね。
この間の日曜日は大体そんな感じでした。今日の日記はこの辺で終わっておきます。では。