TS転生結月ゆかり日記 作:結月ゆかり
お疲れ様です。今更気が付いたんですが、この体、今までより10cm以上背が低いせいでいろいろと勝手が変わってるんですよね。例えばキッチンの吊り棚の上の方に手が届かなくなったり、椅子の高さに違和感があったり、ベッドがちょっとだけ広く感じたり、良い面悪い面両方ありますが、どちらにせよ慣れないことに変わりはありません。
ということで、今日は踏み台を買ってきました。折りたたんで冷蔵庫とキッチンの間にしまえて便利なんですが、使わないと手が届かないなんて経験はずいぶん昔の記憶なので新鮮味があります。
でも、踏み台にのってちょっと背伸びをしながらモノをとるゆかりさん……自分じゃなければ可愛い光景ですね。ナルシストではないので、自分に萌えたりはしませんが。というか、「萌え」って言葉ももう死語に等しいんでしょうね。
話は変わりますが、この体になってから今日で六日目になります。少しずつ体に慣れてきて、最近は服を着るのにも慣れました。今まで全裸だったとかじゃなくて、違う服ってことですから、勘違いなさらないでくださいね。
でも、風呂に入るときは未だにちょっと身構えちゃいます。お風呂には鏡があるので、体を洗う時には自分の体を正面から見ることになるんですよね。一切ムダ毛のない体っていうだけで洗う感覚が違うのに、女性特有の柔らかさがあったり、そもそも体の構造が違ったり、さすがにそう簡単になれるものではありません。自分の体ということはわかっているものの、無意識レベルに刷り込まれるのには時間がかかりそうです。
とはいうものの、私の場合は髪がそこまで長くないので楽な方なんでしょうね。後ろ髪がすっきりしているので、髪を洗う時も乾かすときも、寝るときにもそれほど困りません。女性だと肩くらいの長さは珍しくないので、この点は助かりました。それに、こめかみあたりから下がっている髪の毛を普通に体の前に垂らすと、良い感じに胸が隠れるので便利です。
それでも湯船につかるときには髪の毛を頭の上でまとめておかないといけないので、ちょっとめんどくさいんですけどね。
そんな感じで、自分の体には少しずつ慣れてきました。でも女性の体っていうくくりにすると、全然慣れ度合いが違うと思います。同性の体を見る機会って小学校のプールの授業とか、修学旅行とか、そういう場が結構な割合を占めると思うんですが、さすがに社会人になってはそういう機会が無いんですよね。外出しないのでもちろんジムやらプールに行くわけもなく、たぶん今後もないと思います。女性の友達ができて、泊まりにきて、一緒に風呂に入るくらいのことが無いと同性の他人の裸は見ないでしょうし、そんなことはまず起きないでしょう。
そんな感じで、今日は終わっておきます。では。