TS転生結月ゆかり日記   作:結月ゆかり

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2021/08/23(土曜日、メイクの話)

 どうも。昨日はいろいろありすぎて日記を書けませんでしたが、今日は書いていきます。

 今日の日記で昨日のことを書くのもあれですが、今日はただお仕事をしただけだったので昨日のことを書きます。

 朝起きて、シャワー浴びて、できるだけよさげな服を着て、イアさんが待つ駅に向かいました。もう、私としては初めて出来た彼女とデートに行くような気分で支度をしたわけで、この時点で緊張度合いがすごいことになってました。今までの人生で一番緊張していたかもしれません。

 待ち合わせ場所につくと、非常に目立っている美少女が一瞬で目に入ってきました。黒いオフショルダーのトップスにピンクのミニスカートを着た、イアさんが改札の前に立っていたんです。これがもう今まで見た女の子の中で一番かわいくてですね。しかも彼女が私に気づいた時にパッと顔を上げて、笑いかけてくれたんです。もう、完全にノックアウトですよ。降参でした。圧倒的な可愛さの前に、私は何もリアクションができていなかったと思います。

 そこからはイアさんに連れられて件のメイクアップ・ヘアセットのお店に行くわけですが、この道中がまたすごかったんです。なぜかイアさんは私の手を握ってきたんですよ。こちらとしては周りの目が気になってしょうがなかったです。かわいい女の子に手を握られている自分をイメージしたときに、そこにいる自分は男の頃の自分なわけで、なんか怖かったんですよね。

 しかも、イアさんとほぼ同じ身長なせいで、イアさんの方を向いたら目と目があっちゃうわけですよ。もう、ずっと前を向くかそっぽを向くかしていたと思います。

 で、ほぼ心ここにあらずな状況でしばらく歩いていると、体感一瞬でメイクのお店についたわけです。イアさんに手を引かれたまま店に入ると、そこにいたのがですね。青いロングヘアをした、とても見覚えのある女の人だったんですよ。そこでイアさんが彼女の紹介をしてくれたんですけど、その女の人の名前、なんだと思います?

 まあ、予想通りといえば予想通りでした。彼女の名前、琴葉さんっていうそうです。

 

 それからはメイクの方法をいろいろと教えてもらったんですが、正直ほとんど頭に入ってきませんでした。だって、美容室の椅子みたいなところに座らされて、可愛い女の子が両隣に立ってるんです。なんかいいにおいするし、女の子の声しかしないし、メイクするために顔を真正面から見られたりするし、もういっぱいいっぱいでした。

 いろいろ教えてもらった後、その流れで街へ遊びに行くことになったんですが、その話はまた明日することにします。今日はこの辺で。では。

 

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