Those who Break Despair~絶望を砕く者達~ 作:アルバロスガロード
優真達がMHWPS海老名校に入学してから数ヶ月が過ぎ、座学の内容もほとんど終わりまとめの時期に入って来ていた。虎島は優真や優太を含めた数名を指して、ダウンクリスタルとウルドなどについて説明させていた。
指されたクラスメイトの一人が、
「ダウンクリスタルとは、人類は2050年に突如ロシアのタイミル半島に出現した、木のようなエメラルドグリーンの結晶体であり、正式名称「Details unknown High energy crystai(詳細不明高エネルギー結晶体)」である。後にカナダ・オーストラリア・ボツワナに出現していて、現在ではダウンクリスタルはロシアは国土の6割・カナダは国土の8割・オーストラリアは国土の5割・アフリカは大陸の4割まで拡がっている。また日本の香川県にも5年前に出現し、四国にも拡がっている。」
と答え、別のクラスメイトが、
「ウルドとは、ダウンクリスタルから生み出される生命体群であり、複数のタイプが存在している。全てのタイプで共通していることは、炭素で構成された骨格とケイ素で構成された外皮と筋肉を持っているが、内臓に類する器官を持っておらず心臓部にはダウンクリスタルの小さい結晶が存在している。タイプの中には顎を持っている物がいる(消化器官無し)。ウルドの行動理念は、ダウンクリスタルの森を様々な場所に出現させるために侵攻している。また人類を敵視しているのか、侵攻ルートに居る人類を殺戮している。優先順位は、ダウンクリスタルの森を様々な場所に出現させることである。初期から危険度の高い目標を集中的に攻撃しており、一定数の被害が出ると撤退する行動を取っている。」
と言い、続けるように優太が、
「現在確認されているウルドは、陸上行動型のライノセラス型・スコルピオン型・タートル型と飛行型のビートル型・バード型の5種類。ライノセラス型の特徴は、硬い外皮を持っていることである。スコルピオン型の特徴は、大きな尻尾とハサミ状の前足を持っていることである。タートル型の特徴は、バード型を運搬する空母的役割を持っていることとライノセラス型と同等の硬度の甲羅を持っていることです。ビートル型の特徴は、空を飛行できる点であり飛行性能は戦闘機以上の運動性を持っていることと、角による刺突攻撃である。バード型の特徴は、ビートル型以上の運動性と戦機兵の装甲を切り裂けるほどの鋭利な翼とその翼に懸架されている爆弾を持っている点である。」
と説明した。次にクラスメイトの一人が、
「ダウンクリスタルとウルドの出現に伴い、各地で連合軍を組織したり自国の軍備再編が行われているが、中には分裂している国もある。現在では、大日本国国防軍・アメリカ至上主義軍・アメリカ軍人類防衛線戦軍・民主ロシア軍・ロシア連邦軍・自由ロシア軍・ヨーロッパ軍事連合軍・中華人民共和国軍・台湾軍・アジア連合軍・オーストラリア軍・アフリカ連合軍といった、大きく分けて12もの軍隊に分けられている。」
と言った。そして最後に優真が、
「各軍では既に第3世代機の開発が行われている。現在の大日本国国防軍の主力機は、03式戦術機動人型兵器「彗星」と02式戦術機動人型兵器「橘花」である。アメリカ至上主義軍・アメリカ軍人類防衛線戦では、F7E「アサルトヴァンガード」・F9「タイガーキャット」・F10「リバイアサン」の三機種が主力である。民主ロシア軍では、Su-27「スーシュカ」・Su-33「ブーリァ」の二機種が主力である。ロシア連邦軍では、Mig-27「フロッカー」・Mig-29「ファルクラム」の二機種が主力である。自由ロシア軍では、Yak-18「フタローィ」・Yak-25「マンドレイク」の二機種が主力である。ヨーロッパ軍事連合軍では、EF-1「タイフーン」・EF-2「ハリアー」の二機種が主力である。中華人民共和国軍では、J-8「殲撃8」・J-10「殲撃10」の二機種が主力である。台湾軍では、02式戦術機動人型兵器「橘花」・IDF-1「経国(チンクォ)」の二機種が主力である。アジア連合軍では、Mig-27A「アザラフシュ」・F9A「ショール」の二機種が主力である。オーストラリア軍では、F10「リバイアサン」が主力である。アフリカ連合軍では、EF-2「ハリアー」が主力である。」
と答えると虎島は、
「全員正解だ。座学はこれで修了となり、次回からはシュミレーターと実機による操縦訓練となる。かなりキツイものとなるので、各自覚悟するように。」
と言い、それに全員が「はい!!!」と答えた。
~海老名市内~
MHWPS海老名校から優真と優太が自宅に帰宅している最中だった。二人は、
「遂に戦機兵のシュミレーターと実機を用いた操縦訓練だな!優太。」
「そうだな…。しかし虎島教官もおっしゃっていたが、かなりキツイらしいがな。」
「あ~。確かにそうだが、それでもやらなければならない。だろ?」
「フフッ。だな!それがあれから生き残った俺たちの運命だからな。」
と話していた。優太の自宅の近くになりそこで別れたのだった。