平穏な旅かと思ったら   作:クレナイハルハ

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ウマ娘世界にて、1

 

朝、目の前に広がる青い空に白い雲

 

そして此方を照らす太陽を眺めつつ、ゆっくりと深呼吸を行う

 

先ほどまで思考力が落ちていた頭を、朝の少し冷たい空気が覚醒させていく

 

「はぁ、良い朝だ……」

 

そう呟きながら、船の縁から下を見下ろす

 

そこには()()()()()()()()()()()、そして道を歩く人々が見えた

 

しかも、町の所々を赤と白の何かが走っている

 

見るからに車より早く動いている

 

なんだあれ?車より早い乗り物なんて無いだろうに……考えるの止めよ

 

そう思いながら船内へと戻ると即座に残っていた食パンをトースターに入れ、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出してコップへと注ぎ一口飲む

 

オレンジの甘味と酸味が身に染みる

 

そう思いながらチン!と音を立てるトースターに入れて置いた食パンを取り出してジャムを塗り一口齧る

 

「頂きます………普通にうまい」

 

俺は佐藤 一(さとう はじめ)、スーパー戦隊好きな神様に転生させて貰った特撮が大好きなだけの少年だ

 

スーパー戦隊、それは仮面ライダーやウルトラマンと並ぶ人気を誇る特撮作品である

 

様々な戦隊ヒーローがおり、地球を守り続けている

 

あくまでもスーパー戦隊と言う番組を見るのが好きなのであり、変身したいや戦いたいなんて思ったことはない

 

そんな俺の転生特典、それは現在進行形でゆっくりと進んでいるこの船ゴーカイガレオン

 

そしてレンジャーキーの全てとモバイレーツである

 

何故か俺のは銀色の部分が金色になってるけど………

 

それはそうと他にもあと五人のメンバーがいるが、今は良いだろう

 

この船、ゴーカイガレオンは神様が色々と仕掛けをしていて色々な世界に行くことが出来る

 

だが、行き先は完全にランダムですごく大変な時がある

 

そうそう、残り五人のうち四人はいないが一人だけ船に残っている

 

いや、性格にはアイツは無理やり付いてきて更には俺から強奪したゴーカイセルラーを奪い、更にはゴーカイシルバーを名乗り勝手に付いてきている

 

「お、船長おっは~!」

 

そう言って部屋に入ってくる腰まで伸びた髪に何故か付いている機械のウサミミを付けた巨乳の少女

 

何故か不思議の国のアリスのような服を着ている

 

「……………おはよう」

 

「お腹空いたー、私にパンちょうだ~い」

 

「はぁ、ほらよ」

 

そう言って焼けたパンを更に置いて少女へと渡す

 

「船長、ジャム~」

 

そう言って全く動こうとしない少女に俺は仕方なく

 

パンを持っていない方の手で頭を掴んで力を入れた

 

俗に言うアイアンクローと言う奴だ

 

「いい加減にしろよこのアホウサギ、自分で塗れ」

 

「痛ったい!痛い!暴力反対!」

 

俺はアホウサギから手を離し、パンと一緒にジャムを近くに置く

 

「ぐおぉぉぉぅ……酷いじゃないか船長!!船に残ったたった一人の仲間に対して酷すぎない!?」

 

「黙れアホウサギ、そもそもお前が俺のは船に勝手に突撃してきた上にゴーカイセルラーを奪って勝手にシルバー名乗ってるのだけじゃねぇか……」

 

「何をー!束さんを刺激する仕組みのアイテムと船がそこに合ったんだから仕方ないじゃないかー!」

 

そう、この少女の名は篠ノ之 束(しののの たばね)

 

IS〈インフィニット・ストラトス〉の世界のキャラクターであり

 

俺が転生して最初に赴いたIS世界でゴーカイガレオンにニンジンロケットで突撃して来たクレイジーな奴だ

 

その上にゴーカイセルラーを奪って、勝手にシルバーを名乗って付いてきているのだ

 

仕方なく船への搭乗を許可、そしてゴーカイシルバーとして認め、今では船のエンジニア枠を担っている

 

「はぁ、そう言えばまだブルー達は戻らないの?」

 

「らしいな。一人は神様に頼んで色々な世界にてボランティア活動、一人は食べ歩きの旅、一人は里帰り、また一人は神様に呼び出されて不在」

 

「ブルー君は相変わらずだねぇ………そう言えばお昼ご飯どうするの?」

 

「下に降りて買ってくるか」

 

幸いにゴーカイガレオンには大量に宝石が保管されているのでそれを売れば暫くは大丈夫だろう

 

「そう言えば今回の世界って何の世界か分かったのー?」

 

「いんや、まだだな」

 

そう言いながら口にいれた残りのパンをオレンジジュースで流し込む

 

「ついでに買い出しにでも行くか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから町に降りて宝石を換金した俺は商店街にて買い物に、来ていた

 

ついでにあのアホウサギは「お昼はカレーよろしく~」と言って部屋に引きこもりやがった

 

それにしても、至る飲食店で“にんじんハンバーグ”なるものがあるが、有名な食い物なのか?

 

見た目的に想像するとにんじんがタップリと入ったハンバーグしか想像出来ん

 

子供泣くぞ?野菜嫌いの子供ならばな

 

そう思いながら商店街を見て回る

 

それにしても、やっぱり目立つよな

 

そう思い、俺は原作でキャプテンマーベラスが着ていた物と同じ真っ赤なジャケットである

 

何故こんなド派手な物を着ているか?神様が強制してくるんだよ

 

そんな事を考えながら近くの飲食店に入り持ち帰り用のカレーライスのセットを二つ購入し商店街にて様々な野菜を適当に選んでは買う

 

「はいよ、二千円ね」

 

「ども」

 

そう言って野菜のは言ったレジ袋を受けとる

 

そして受け取った手に持つ両手に大量に持った買い物袋を見る

 

はぁ、せめてなんかの移動手段出もないとやってられねぇな

 

ガレオンは動かせないし

 

「ねぇ!ねぇ!お兄さん!なんでそんな可笑しな格好してるの?」

 

直後に俺の地雷を見事に踏みぬいた子供らしき声が聞こえ、声の聞こえてきた方を見る

 

そこにはポニーテールで前髪の真ん中が白く、その他は茶髪で何故か頭に耳のような物を付けている少女が立っていた

 

少し先へでは彼女のように頭に耳のような物を付けている少女達が遠巻きに此方を見ている

 

それにしてもコイツ髪が真ん中だけ違う………ブラックジャックか?

 

「別に好きで着てるわけじゃない、仕方なく着てるだけだ」

 

「へー、もしかして罰ゲームとか?お兄さん最近有名な動画投稿者?ねぇ!ねぇ!」

 

「違う違う、俺はまぁ………世界を旅する海賊だな」

 

「世界を!?すごいね変な格好のお兄さん!」

 

「ちょ、ちょっとテイオー!?」

 

そう言って遠巻きに見ていた銀髪の子が此方へと来て目の前の奴へと走って来る

 

てかテイオー?どんな名前だよ

 

キラキラネームすぎね?最近の時代は名前のインパクトが凄すぎ

 

お兄さん付いていけないゾ?

 

どうかその子をそのまま連れてってくれ

 

「ねぇねぇ聞いてよマックイーン!この人ね!世界を旅する海賊なんだって!超かっちょ良いね!!」

 

「あぁもう!知らないひとに声をかけたらだめですわ!すいません、テイオーが勝手に」

 

「いや、大丈夫だけど………」

 

何?今この子、銀髪の子にマックイーンって言ったか?すげぇ渾名だなおい

 

おれがそんな渾名だったら引きこもってるかもしれん

 

「そもそも、なんでこんな怪しい人に声なんてかけるんですか!?」

 

「だって気になったんだもん!あんな編な服着て商店街いる人がいたら気になるじゃん!」

 

「いや、君達ずいぶんと俺の心を抉ってくるね?」

 

ここまで来るとマックイーンって本名か?テイオーと同じぐらいヤバいキラキラネームだなおい

 

それ聞いて思い浮かぶの赤いスポーツカーだよ俺?

 

はぁ、思わずため息を吐く

 

あぁもう船に歩いて帰るの面倒だし、呼ぶか

 

そう思っていた時だった

 

「キャー!?」

 

近くで悲鳴が聞こえ、思わず聞こえてきた方向を見ると何故か凄い見覚えのある真っ黒なタイツに骨の柄が付いた格好の奴が暴れまわっていた

 

あぁ、珍しいくらいに平和だったのに……

 

何でこうもやっかいごとに巻き込まれるんだ

 

そう思いながら頭を抱えてため息を付く

 

「な、なんなんですの!?あの方々は!?」

 

「凄いよマックイーン!お兄さんより可笑しくて変な人がいる!!」

 

銀髪の子は普通として、おいそこのテイオーと呼ばれてる奴

 

てめぇ、オレを怒らせたいの?

 

ストレスがスッゴいんだけとさっきから

 

よし、ストレス発散にあのタイツどもをぶっ飛ばす!

 

こちとらさっきからディスられ捲ってストレスが限界突破なんじゃ!

 

そう言えば誰かが言ってたな、気に入らねぇ奴はぶっ飛ばすのが海賊だって

 

「おいそこのバカとお嬢様、こいつら持ってろ」

 

二人に持っていたビニール袋を預ける

 

「傾けんなよ?オレと船員の分の昼飯のカレーが入ってんだからな」

 

「へ?わ、分かったよ!」

 

二人がビニール袋を受け取ったのを確認してからジャケットの内ポケットに手を入れ

 

「ちょっ!?急になんなんですの!?荷物なんて良いから逃げ──」

 

取り出したマスケット銃のような形をした赤い銃、ゴーカイガンを取り出して奴らへと構え即座に引き金を引いた

 

「「キャッ!?」」

 

乾いた銃声が数回鳴り、黒いタイツの奴らが吹き飛ぶ

 

「イッー!?イー?」

 

この鳴き声?やっぱり奴らショッカーじゃねぇか、なんでこんな異世界にまで派遣されてんだよ……てかライダーの転生者仕事しやがれ

 

「イー!イー!イー!イー!うるっせぇんだよ!」

 

そう言いながらもう一度ゴーカイガンの引き金を引いて奴らへと威嚇射撃し、構えた手を下ろす

 

「あ、貴方!?なぜそんな物を持ってるんですの!?」

 

「うわぁ!?凄いよマックイーン!本物の銃だよ!銃!」

 

先ほどの銃声のせいか、視線が集まるのを感じる

 

そりゃあそうだろうな、変な格好の男が突如として銃を発砲したんだ

 

それに日本は警察や自衛隊以外銃なんて持ち込んじゃいけないしな

 

すると、大量にいるショッカーの後ろの方から蜘蛛のような体の怪人が現れる

 

「なんだ貴様は!?この世界に仮面ライダーはいないはず!?」

 

「なるほどな、別世界に行く事が出来る発明を手に入れた世界線のショッカーか」

 

「何故貴様が俺達の存在を知っている!?」

 

「話すわけないだろ、てかお前らのせいで俺の平穏なはずだった買い出しが台無しだ」

 

そう言いながら携帯型の変身アイテム、モバイレーツを取り出す

 

「気に入らねぇ奴はぶっ潰す、それが海賊ってもんらしいからな」

 

はぁ、出来るだけ戦いとか嫌だから避けたいんだけどなぁ

 

「ゴーカイチェンジ……」

 

そう言いつつモバイレーツの鍵穴にゴーカイレッドのレンジャーキーを差し込み捻る

 

するとモバイレーツが変形しゴーカイジャーの船の帆に描かれたマークを形作る

 

『ゴオォォウカイジャー!!』

 

胸にXのロゴマークが現れ、続いて赤い上着が羽織られ、頭には海賊のメットが装着される

 

そして最後に→メットに海賊旗に付いているロゴマークが装着され、俺はゴーカイレッドとなる

 

そしてカットラスに似た形状の剣、ゴーカイサーベルにゴーカイレッドのレンジャーキーを差し込み、捻ってから装填する

 

『ファァァイナルウェェェェイブ!!』

 

その音声と友にゴーカイサーベルか淡く発光する

 

「でぇええリャァァァァアアアア!!」

 

ゴーカイサーベルをショッカーたちに向けて横に一閃、斬撃が広がりすべてのショッカーを切り裂き爆発した

 

「ゴーカイレッド、地味に行くぜ!」

 

目立つの嫌だからな

 

「十分目立ってますわ!?」

 

あー終わった終わった

 

歩くのダルいし、もう色々とバレてるし帰ろ

 

モバイレーツに5501と入力し最後にエンターキーを押す

 

『発進!ゴーォオオカイガレオン!』

 

その音声が鳴り響くと同時に向こうから赤い海賊船、ゴーカイガレオンが飛んでくるのが見える

 

「そこの二人、預けてた荷物返せ」

 

「あ、はい」

 

「ねぇねぇ!お兄さん何者!?」

 

「あん?さっき言ったろ?世界を旅する海賊だって」

 

二人から荷物を返して貰っていながらそう答える

 

すると、俺を囲うように人だかりが出来始めていた

 

うわ、面倒臭い事になりそう

 

その時だ、上からロープが目の前に降りてくる

 

見ればゴーカイガレオンから降りてきていた

 

「船長!早くずらかるよー!」

 

見ると、バカウサギがゴーカイシルバーに変身した状態で此方へと手を振っていた

 

「あぁ」

 

そう頷いて返し、荷物を落とさないかつ

 

カレーをこぼさないように押さえロープを掴む

 

「んじゃ、あばよ!」

 

すると、ロープが上へと引っ張られガレオンへ向かい、船内へと着地する

 

「よっと」

 

「お疲れ船長、派手にやったねぇ」

 

「仕方ないだろ、ショッカーいたし」

 

「まーたショッカー?良い加減遭遇するの飽きたよ、何やってるのディケイド」

 

「本当にそれな、はぁ」

 

ため息を付きながら変身を解除する

 

それに続いてアホウサギも変身を解除する

 

「はぁ、飯食うか」

 

「船長、カレー早く!」

 

「はいはい」

 

そう返事しながら俺達はゴーカイガレオンの船内へと入っていくのだった

 

おいディケイドの転生者、はよ対処してくれ

 

 

 

 







仮面ライダー、ウルトラマン、ガンダムを書いてるなら戦隊も書かなきゃ!

人気だったら続く、かも?

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