『アウト!セーフ!よよいのよい!!』
「すみませーん、どなたか来ましたよ」
『マジかっっっっ!!!』
「ほら、そこで項垂れている奴です」
項垂れて「違う!俺が望んだ新生活とこの光景は180度真逆なんだよ!」って言ってるから伊豆大学の新入生か?夢の大学生活とは全然違うよな〜…わかる。ドアを開けたら全裸の男たちが!って怖いよな
「家に帰らせていただきます!」
「ホームシックか?」
違う違う、そうじゃそうじゃな〜い
怖いんだよ。
「あいつは何もんです?」
「俺の甥で今度伊豆大学に入学するんだよ」
「という事は…」
「「新人のGETチャンス」」
逃げて、超逃げて!!!…というかあいつら全裸で追いかけに行ったよな?行ったよな!?嘘だろ…警察沙汰はやめてけろー
「おーい、崎津」
「何ですか?店長」
「崎津、今度来店する予定のお客様の予定表をくれないか?」
「かしこまりました」
ここのお店はグラン・ブルーっていうダイビングショップである。ここのお店は伊豆の美しい海を堪能できるお店である為、お客さんの予約が多い。それは、先程から出ている伊豆大学のサークルに頼むぐらいには…普段はあれだけどダイビングの事になると凄い信用できるんだよな〜…
パソコン作業中にバタンっと甥っ子君を捕まえた2人が戻ってきた。
「ん?伊織、ホームシックは治ったか?」
「まぁ男はいずれ親元を離れるもんだ。すぐに慣れるもんさ」
「困ったことがあれば何でも相談をしてくれ」
「待って下さい。どうして俺に原因があるよかのような話になっているんですか」
「違うのか?」
「違いますよ!店に入ったら全裸の人たちがいたから驚いて逃げたんです!」
だよね〜…どうして全裸になっていたのかを伊織君?に説明していた。どうして野球拳になったのかを聞いて「ジャンケンといえば野球拳だろう?」という答えをもらいすっごい不服そうだった。俺としては別に慣れたのでどうでもいいが、頼んでいたいた事をさっさとしてもらおう。
「くだらない話をしてないでさっさとタンクを運んでくれ
そうだ、そこの君。伊織君…だっけ?そこの寿君と一緒にタンクを運んでくれないか?」
「は、はぁ?嫌ですよ!…それにあなたは誰なんですか?」
「あぁ、そうだな。俺はここで働いている『崎津雅人(さきつ まさと)』だ、よろしくな。それで運んで欲しい理由なんだが、お前の同居人が今タンクを運んだ先にいるんだ。挨拶でもしてきたらどうだ?」
「なるほど…あ、俺は北原伊織って言います。崎津さんはまともそうで良かった…行ってきます」
「伊織君ね。よろしく…寿君、彼のことを任せたよ〜」
「わかりました」
いい子そうだな。多分、あのダイビングサークルPabに染まると思うけど…
「店長〜…」
周りはガヤガヤしているがいつも事なので特に気にはしない。俺はまとめたここ2週間分のお客さんの予約表を店長に渡して、そしていつもの、会計処理を行っていた。
今日もグラン・ブルーは平和である。
奈々華さんはオレの嫁