会計も一段落したし、あの大学生たちに何かおつまみでも作るか。どの魚で刺し身を作ろうかな〜…鯛以外に捌く気力はないから鯛で
俺が、捌き始めると伊織君と奈々華が帰ってきた。それと同時に伊織君が
「こういう男子校のノリってやつからですよッッ!!」
と苦しそうに発言しながら帰ってきた。うん、言わんとする事はわかる。
「お、戻ってきたな後輩」
「片付けおつかれさん」
時田君はまだこの雰囲気になれない伊織君に全裸で近付くのはやめておこうか…ほら、引いちゃってるじゃん。可哀想に…俺はとりあえず嫁を労っておこう
「奈々華、おつかれ。おかえり」
「うんただいま、あなた」
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙、嫁が可愛いです。最高です!
伊織君がギョッとしてるがどうしたんだろうか?後で聞くか〜
「それじゃあ私は伝票処理してるから伊織君の事よろしくね」
「俺からも頼んだよ」
「うーす」
心配だ…だって、「今日はお前の歓迎会だ!」って言って飲ませる気満々だよ!それも経験か(諦め)
俺達は店長と今日の分の仕事を終わらせ、少しだけお酒を飲みつつ奈々華と千紗ちゃんの帰りを待っていた。
「はぁ、ただいま〜」
伊織君に気付いたが彼は今パン1で全裸の先輩に脚を乗っけていてテンションが凄い高い。彼はここの適性がすごい高いのだと思う。
千紗ちゃんはと言いうと、伊織君をゴミを見るような目で見ている。
「ひ、久しぶりだな千紗」
彼が、千紗ちゃんの肩に軽く触れた瞬間に手を弾かれた。
「お姉ちゃんこれもう捨てないとダメみたい」
「おかえり千紗ちゃん。伊織君に少しだけでも優しくしてあげて…可哀想だから…」
「義兄さんただいま。それは絶対に無理です」
「あはは〜…無理だったか。なら、仕方ないね」
「じゃさよならゴミク…虫けら」
時田君達が慰めている。偉い!そして、伊織君が
「でもいいんです…同じ家に奈々華さんがいるんですから。それだけで俺は満足です」
って時田君がそれに対し
「それは諦めろ伊織。彼女は絶対にお前になびかない」
「む…どういう意味ですか?」
「いや…千紗ちゃんの発言をちゃんと聞いていたか?奈々華さんはそこにいる雅人さんと結婚しているんだよ。そして、夫婦の為、家を借りて住んでいる。」
「え、ええええええええええええ!!!???ほ、本当ですか!!??Really!!??」
「本当だぞ、その証拠に胸元のネックレスを見てみろ?ペアネックレスだろ?」
「…本当だ。でも何で指輪じゃないんでしょうか?」
「ダイビング中でも外れないようにだとよ」
「羨ましいですね…」
そうでしょう!そうでしょう!俺はこの話を聞いていてニヤニヤしており、店長に顔面崩壊しているぞ。と言われるまでニヤニヤしていた。奈々華は、顔が真っ赤でとても良かった。
「それならその分大学生活で頑張ります!!」と発言していたが、寿君が現実や楽な授業を教えたりしていたが解散時間になった。このお店の2階は居住空間になっているが、夫婦で暮らすには少し窮屈な為近くにアパートを借りている。
「奈々華、帰ろう」
「うん」
今日も嫁は可愛かった。
奈々華さんって可愛いよね。