午前中に終わらせる仕事は一応終わりっと、まだ伊織君は起きてこないな〜…噂をすれば何とやら伊織君が起きて来ましたよ〜
「「おはよう伊織君」」
「おはようございます」
時田君や寿君は今日はお酒を飲まずに伊織君が起きるのを待っていた。その隙に俺は今村君と仲良くなっていた。彼はアニメヲタクで俺も少しは興味あるので、来季のアニメは何を見るかで盛り上がっていた。何で今日はグランブルーに来たのかをついでに聞いたが、何でも水樹カヤが来店したと聞いて来たそうだが…それは嘘だぞ。
「Really!?」
「あ、でも忙しくなる前はよく来店されていたよ」
「Really!!??…ふむ、まずはテイスティングをよろしいか?」
「ダメに決まっているでしょう?」
奈々華さんの言葉でダメージを受けていたが、ダイビングを続けていればいずれ会えるかもよ?と言ったらダイビングをする気になった。単純だね〜
という雑談は程々にして伊織君が降りてきたので、サークル活動が始まった。今回の内容は、初めてダイビングするのが2人いるということでまずは水の中で目を開ける練習から入るそうだ。この2人に任せておけば間違いは起こらないであろう。
「あたしも行った方がいい?」
「そうだな。千紗はダイビングの資格を持っているし、今回は休んでも…」
そこですかさず店長が
「千紗もインストラクターを目指すなら初心者の挙動をここで学んできなさい」
「は〜い…」
と渋々行くそうだ。頑張ってきなさい。俺達はこれから来店されるお客様とダイビングをしてくるわ〜
最後のお客様が満足してお店を出て、俺達は椅子にへたりこんだ。
「ふぃ〜…終わった〜。おつかれさまでした店長、奈々華」
「おう」
「おつかれ〜…あなた」
奈々華のスマホが着信音がなった。LINEでこれから帰るっていう連絡だそうだ。サークル活動を頑張ってきた学生のために何かご飯を作ってあげるか…
「よっと」
「何か作るの?」
「あぁ、あの子達の為にご飯でも作っておこうかなって」
「私も一緒に作るわ」
「じゃあ、そこの玉ねぎを刻んでくれ」
「は〜い」
カレーを作ってる途中で千紗ちゃん達が帰ってきた。1年男子sは疲れた〜言いつつとソファーに倒れた。
「あの、義兄さん」
「どうした千紗ちゃん」
「伊織がダイビングに興味を持ちそうにないから、一緒に水族館に行ってくれない?」
「あぁ、あそこか〜、良いよ。後で俺から誘っておくよ」
「うん、お願い」
伊織君ったら千紗ちゃんに心配かけちゃっても〜
「うふふ」
「どうしたの?」
「千紗ちゃんが伊織君の為に動くって可愛いなって」
「わかる。それより、もうできたかな?」
「うん、もちろん!…みんなー、ご飯できたわよ〜」
カレーライスはとても美味しかったです。
伊織君を水族館に誘わなきゃ…今言うのはあれだし。LINEで伝えるか〜
『やっほー、伊織君』
『あ、こんばんは。どうしたんですか?』
『伊織君って水の中が怖いんでしょ?だから、水の中が楽しみになるようにしてあげようかなって思ってね』
『恥ずかしながら…どこに行くんですか?』
『水族館だよ。心配しなくてもお兄さんの奢りだよ』
『わかりました!』
『今度の土曜日は空いてる?』
『はい!ではその日に!』
奈々華が嫉妬しないように、次の日曜日はデートに誘っておくか。俺が1番楽しみなやつw
「やっほー、伊織君。おまたせ、待った?」
「いえ、自分もさっき家を出た所です」
「そっか、なら良かった。じゃあ、行こうか」
「はい!」
俺はこの後水族館を楽しみつつ、伊織君に水の中のワクワクを伝えた。本当の海の中だったらこれよりの凄い景色が見られるぞって伝えたらダイビングを頑張るように努力してみるみたい。頑張れよ〜…最後に今回誘うにお願いしてきたのは千紗ちゃんって言うことを伝えておいた。