引退してお先真っ暗のライスシャワーを買った。 作:エタノールの神様
そうなるともう長屋では堪えられなくなるわけで…
馬が3頭ともなると長屋では狭くなる。
まだ二頭が子馬の内はいい。ライスシャワーに群がる猫に混ざって寄り添う子馬二頭という愛らしい光景がみられるのだから。
でも成長してきて大きくなると話は別だ。この長屋では狭い。
よって増築が必要になった。
ここで思うことがある方もおられるかも知れない。ライスシャワー産駒の勝ち上がり率100%なら○台辺りから売ってくれといわれているのではないかと。そうすれば長屋のスペースを確保できると。
そう思った方に馬鹿者と私は言い放つつもりである。私はライスシャワー推しであるからしてライスシャワーを手放すなど論外である。
まあ子馬二頭はしばらくすると育成牧場に行き、さらにトレセンに入って中央競馬に出走するからその間はライスシャワー1頭だけになるから拡張してどうするのか、というのもあるが。
でも部屋が狭くて馬体が全然成長しなくて勝てませんなんて困るじゃん?
施工業者は例のごとく宮大工である。冬までにだいぶ余裕をもって完成させるようにお願いしてある。熊に食われるとひとたまりもないからである。
その間しばらく3頭はライスシャワーの仕事部屋で寝泊まりしていた。3頭寄り添って睡眠する癖は治らず、なぜか人間並みに長時間睡眠をするニーハイ、その下にいるため、また朝が苦手なために二度寝三度寝を決め込むヒトシオー、二頭のせいで起きるに起きれないが起こすと逃げ運動で追い回されるのが目に見えているため起こさないライスシャワーというなぞの微笑ましい状態が続いている。たまクロス以下ねこ一個小隊も一緒のことが多い。
種付けオフシーズンということで、見学を解禁しているが、最近になってからライスシャワーのVIP客がよく来るようになった。
何を隠そう、的馬均である。私からすればライスシャワーの相棒、つまり神である。
なお目的はライスシャワーに会いたいから、だけではない。
的馬厩舎の新しい厩務員が「なにやらJRAが引退騎手に練習馬で競走させようとしているらしい」と噂話をしていたそうで、自分が呼ばれるかもしれないと感じた彼は体重を減らすべく、また騎乗の感覚を思い出すべく逃げ運動に参加してくれている。
私は初めてこの話になったときに卒倒した。そのとき牧場にたくさんいた見学者の内、とある人物が私が勤めている企業の掲示板の利用者だったようで、競馬板に「悲報:ライスシャワー牧場の牧場長、ライスシャワーに的馬均が騎乗しただけで尊死する」とスレが立ち、その様子を納めた写真が瞬く間にネット上でフリー素材と化した。
また2ちゃんねるでも同様に別アングルの写真がフリー素材と化した。
またニーハイとヒトシオーはライスシャワーから新聞を読む能力とカメラを向けられたらええ感じのポーズで写る能力を受け継いだ。
時は流れ、11月初頭、遂に長屋の増築が完了したが…やっぱりなんか雅だった。
瓦、壁、装飾その他は例のごとくなので割愛である。問題は中身だ。
まず馬房に便所が取り付けられた。汲み取り式で、蓋がついている。サラブレッドの知能は人間の3歳~4歳くらいとは言われているがどうなんだろうか?
続いてシャワー室に浴槽が取り付けられた。馬用のものである。私は浴槽に馬を入れるのは初めてであったがなぜか経験のある祖父が手伝ってくれたので安全に入浴させることができた。なお維持費…
そして一番驚いたのは防犯設備である。ひもが引っ張られたら作動というアナログなものではあるがそれによって石灰&消毒液大噴射が行われる。一応ライスシャワーは競走馬きってのヒールであるから馬券カスに病気を持ち込まれぬように対策はしなければいけないから防犯設備は大事だとは思うがやり過ぎではないだろうか。大きな音がするのでライスシャワーがびっくりしないか心配である。
ついでに駐車場の有料化工事(フラップと料金所の設置)もやってもらった。愛する妻から言われていたのでお願いした。砂利の地面からフラップが生えているなんか変な駐車場になった。しかも一部草が生えている…。電気屋に別料金が発生したが設備もろもろの維持費のためなのでヨシ!
…宮大工と電気屋はグルなのか?うちはカモと思われているのか?
年が変わる頃、ライスシャワーと除雪をしていたら貫之とヒトシオー、ニーハイが鍬で真似をして道が削れたので道の修理代がさらにかかった。今年の出費は軽く2億くらいだろうか。大赤字である。
今後のパートについて
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ライスシャワー(馬)パート
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ライスシャワー(ウマ娘)パート
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セイウンシャワー(ウマ娘)パート
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ヒトシオー(馬)パート
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