今日昼間にクロスブースト2でデスティニーを使いそこそこ遊んだあと、GVRのイメージを掴むべく戦場の絆Ⅱをちらっとプレイしてきました。
………三半規管を強くしてまたプレイしたい。
というか、GVRのハジメ達はもう少しプレイしやすい環境なのかな…?
感想、評価をお待ちしています!
ハジメ達は場所を移し、大きなテーブルがいくつも並んだ大広間でイシュタルの話を聞いていた。
上座には愛子と宗一、そして光輝と龍太郎といったクラスカースト上位が座り、優花は友達である宮崎奈々、菅原妙子と一緒のテーブルに。因みに優翔は優花の隣に座っており、不安からなのか優花の手を離そうとしない。
ハジメ達は最後方のテーブルにつきながら、イシュタルの話を聞いて自分達なりに状況を理解しようとしていた。
ここに案内されるまで大騒ぎにならなかったのはまだ全員がこの現実に追いついていないことと、カリスマ度の高い光輝や宗一が落ち着かせたのが理由だ。なお、同じ教師の宗一どころか生徒の光輝に役割を奪われた愛子が涙目だったのはご愛嬌である。
因みに飲み物などを配膳しているのは男子の夢を体現したような美女、美少女メイド達で思春期男子達は己の探究心と欲望の赴くままメイドさん達を凝視し、女子達に白い目で見られていた…(ハジメ達模型部員男子は普段から香織達女子部員のおかげで動じることもなかった。なお遠藤は一度完全にスルーされかけて若干落ち込んだのは余談である)
そしてイシュタルの話を大雑把に纏めると…
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1 この世界は『トータス』と呼ばれており、大きく分けて『人間族』『魔人族』『亜人族』の3種族が存在する。
人間族は北一帯、魔人族は南一帯をそれぞれ支配しており、あ人族は東にある『ハルツィナ樹海』と呼ばれる場所で複数の亜人が纏めて暮らしているらしい。
2 人間族と魔人族は長きにかけて戦争をしており、魔人族は各々が持つ魔法の技量で、人間族は兵力で拮抗しており、その戦局は大きく動くことはなかった。
だが、魔人族は『魔物』と呼ばれる魔力を取り入れて野生動物が変異した生物を大量に使役できるようになったことで人間族における『数の優位』が崩れてきたのだ。
3 魔物の存在によって人間族が滅びの危機を迎えた時、エヒトと呼ばれる神がこの世界に救い…即ち、上位世界である地球から『勇者』とその仲間達を召喚し、呼ばれたのがあの時教室にいた全員だった。
「あなた方を召喚したのは〝エヒト様〟です。我々人間族が崇める守護神…聖教教会の唯一神にして、この世界を創られた至上の神。おそらく、エヒト様は悟られたのでしょう。このままでは人間族は滅ぶと…それを回避するために貴方達を召喚してくださった」
「召喚が行われる少し前、私にエヒト様から神託があったのですよ。あなた方という『救い』を送ると。あなた方には是非ともその力で、エヒト様のご意志のもと、魔人族を打倒し我ら人間族を救っていただきたい」
恍惚とした表情で語るイシュタルに警戒心をより強めるハジメ。
どうやら人間族の9割以上がこの聖教教会の信徒らしく、全員が同じくエヒト神を崇めている。
(神の意思…か。なんていうか…嫌な予感しかしない)
神の意思という不確かなものを疑うことなく、それどころか嬉々として従っている
この世界に言いようのない違和感と危機感を覚えていると、机を強く叩いて猛然と抗議する人が現れた。
その人物は、直前まで授業を行っていた畑山愛子先生だった。
「ちょっと待ってください!それって、この子達に戦争をさせようということでしょ!そんなの許しません!私達をはやく返して下さい!きっとこの子達の御家族も心配しているはずです!貴方達のしていることはただの誘拐ですよ!」
愛子先生が叫び、ロックオン先生が横から宥める。
基本的に真面目でまっすぐな性格をしている愛子先生だが、外見が生徒達より幼く見える(流石に7歳の優翔よりは年上だが、どう見ても成人に見えない)ため、生徒達から『愛ちゃん先生』という親しみを込めた呼び名で呼ばれていた。
そんな彼女を落ち着かせようとしているロックオン先生を見ていると、本当に年齢が1つしか違わないのか疑問に思うほどだ。
だが、そんな彼女の訴えも無駄になってしまう。
「お気持ちはお察しします…ですが…あなた方の帰還は現状では不可能です」
その言葉にほとんどの生徒と愛子先生も凍りついた。
「ど、どういうことですか!?不可能って…呼べたのならその逆だってできるはずですよ!」
「先ほど言ったように、我々ではなくエヒト様があなた方を召喚したのです。我々人間族に異世界、それも上位世界に干渉するような魔法は使えませんので…あなた方が帰還できるかどうかも、エヒト様のご意志次第ということですな」
よほどショックだったのか、力なく座り込む愛子先生。
それと同時に、周りの生徒たちも一斉に騒いだ。
「嘘だろ…帰れないってどういうことだよ!?」
「いやぁ!お願いだから帰してよぉ!」
「お姉ちゃん………」
「大丈夫…お姉ちゃんがいるから落ち着いて、優翔…」
生徒達が叫び、不安を募らせた優翔を落ち着かせるべく優花は擦り寄ってきた彼を抱きしめる。
パニック状態になる中、ハジメは横に座っていた香織が不安そうに自分の手を握っていたのに気がつき、落ち着けるために手を握り返した。
(まずい………ここで相手の機嫌を損ねたらどうなるか…)
この手の創作物についてそこそこの知識を持っていたハジメはすぐさまどうするべきか思考を巡らせていく。
幸い、自分達の扱いは『勇者』…いわば国賓待遇になる可能性が高い。
だが、下手に戦争参加を拒絶してしまえばどうなるか…
すると、愛子先生の時とは比べ物にならないほど強くテーブルを叩く音が聞こえた。
生徒達が注目する中、張本人…光輝がおもむろに話し始める。
「みんな、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。俺にだってどうしようもないんだ…だから、俺は戦おうと思う。この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだし、それを知った以上放っておくなんて、俺にはできない。それに…人間族を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。そうですよね?イシュタルさん…」
「そうですな…エヒト様も救世主の願いを無下にはしますまい」
「俺たちには大きな力があるって言ってましたよね?ここに来てから、妙に力が漲っている感覚があります!」
「ええ、そうです。ざっとこの世界のものと比べて数倍から数十倍の力を持っていると考えていいでしょうな」
その言葉を聞いた光輝は力強く頷く。
「なら大丈夫。俺は戦う。人々を救い、皆が家に帰れるように、俺が世界も皆も救ってみせる!!」
爽やかに宣言する光輝を見て、不安感を抱いていた生徒達の目には希望の光が灯る。
何せ光輝は普段から文武両道のイケメンとしてカリスマ性がある。そのため、生徒達は光輝に便乗する形で次々と元気を取り戻していった。
「はいちょーっと待った」
ほぼ全員が戦争参加を決めようとする中、宗一が立ち上がる。
「盛り上がってるところ悪いけど、即決するのはちょっといただけないな」
「三木先生…なぜ止めるんですか?」
不機嫌そうな顔をする光輝に対し、宗一は真剣な顔で語る。
「お前さ…これは『戦争』だ。人の命がかかって、だれかの命が簡単に消えるもの…それなのに頼まれたからって『はい、戦います』なんて言って…その中でクラスメイト達が死ぬかも知れないリスクを背負えるのか?。少なくとも、俺としてはお前ら生徒にそんな危険なことさせたくないってのが本音だ」
「だけど先生!俺達がやらなければ、この世界の人々が滅びるんですよ!?先生はそれでも、彼らを見捨てるつもりですか!?」
掴みかからんばかりの勢いで詰め寄る光輝。
その不退転の目と態度に、宗一はしばし唸ると…
「………しゃーない。なら、参加においていくつかの条件を付ける」
その条件は
1 戦争においてある程度の訓練を積んだ後は志願制を採用し、戦いにおける適正が無いと判断された場合…または本人が前線での戦いを望まないと答えた場合前線から外す。
2 前線で子供達が戦わざるを得ない場合、必ず自分もしくは今後子供達の教育に携わるであろうこの世界の人間のうち、自分達の信頼が置ける大人が監督役として戦いを行う生徒達を守る。
「この二つが教会やこの世界で関係する者達が守れないのなら、天之河が何と言おうと、俺も畑山先生もお前たちが戦うことを認めない」
宗一の言葉にイシュタルは暫し無言を貫くが…
「………良いでしょう。その条件を呑みます」
――――――――――
その日の夜中。
ハジメ達一同は教会のあった『神山』から麓にあった『ハイリヒ王国』に移動し、そこで翌日から訓練を受けることとなるらしい。
歓迎会とも言える王国主催のパーティーを終わらせ、それぞれが与えられた二人部屋に入るハジメ達。
因みに部屋割りとしては香織と雫、ハジメと大翔、清水と遠藤、優花と優翔といったようになっている。
「あ゛~…!完っ全にタイミング逃した~!!」
荷物のカバンをベッドの上に置くとハジメはベッドに倒れこみ、唸る。
「は、ハジメ?いきなりどした?」
親友の奇行に戸惑う大翔。
因みにハジメだけでなく彼ら模型部員は全員が手荷物としてカバンを持っており、しばしメイドさんに預けていた。
ハジメの行動に若干引きながらも大翔はカバンの中身に異常がないか確認している。
「………今日、部活前に香織さんを呼んでさ…告白するつもりだったんだよ」
「……………え?てかお前らマジでまだ付き合ってなかったの?」
一瞬石化するハジメ。
「そうだよぉ…2年も一緒にいたのに付き合うどころか告白すらしてない臆病者だよぉ…」
「マジか…去年部室でコケた白崎さんの巨乳を鷲掴みするというシン・アスカ並のラッキースケベかましてるくらいだから進展あったのかと思ったぞ」
「うあああああ!!それを蒸し返すなあああ!!」
幸せと恥辱の黒歴史を穿り返されてますます唸るハジメに、大翔も少しばかり悪いことしたと思った。
「まあ…確かにこんな異世界召喚なんて起きたら告白どころじゃないよな」
「はあ………もうどうにでもなれって気分」
明日から訓練開始というのに告白するのも何か違うと思ってしまったハジメは、妙案が思い浮かばないままベッドで横になり、気が付くと夢の世界へ旅立っていった…
次回予告
異界の力を測る時、ハジメ達の前に現れたのは意外な人物だった。
次々と明かされる『神の使徒』の才能。
果たして、ハジメにはどんな力が目覚めたのか?
次回、機動戦士ガンダムForce
第10話 ステータス
ハジメ「これが…僕のステータスか」
ハジメの恋愛模様はハーレム?それとも香織一筋?
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異世界美少女(ユエ達)のハーレム
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香織一筋を貫け!
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クラスメイトの誰かをハーレムに…
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異世界組とか関係なくハーレム