先月、ククルス・ドアンの島を見てきましたが中々に迫力のあるMS戦闘は見ごたえがありました。
感想、評価をいつでもお待ちしています!!
上空から飛んでくるGWビットが放つビームの雨にインパルス達はシールドで防御するが、敵の数はおよそ30機。
「このままじゃ…シールドの方がもたない!」
回避と防御に専念するしかなく、ハジメ達は防戦一方になる。
(どうする…?ビームじゃPS装甲も対して効果が薄いし、かと言って無策で突っ込んでも空中戦ができるのはインパルスだけだ…)
必死に脳をフル稼働させてチャンスを探すハジメだが…
「ハジメさん!ここは私が先陣を切ります!」
「シア!?」
ハジメとユエが驚くと、ガイアが勢いよく飛び上がる。
「私だって…いつまでも皆さんの影に隠れてるだけじゃないんです!」
ガイアは近くまできていたGWビットの一体を踏み台にして跳躍すると、ビームライフルで次々とビットを撃ち落としていく。
「これでも…くらえですううう!!!」
さらにボーディンドリュッケンを使い、5体のGWビットを殴って破壊。
続けてガイアは背部のビーム砲を使い2体を撃破。
(まだ…まだいけます!)
しかし、その背後にGWビットの1体が特攻をかけ…
GWビットをブリッツのアンカーが捕縛し、インパルスのサーベルがビットを貫く。
「シア…背後にも気を配る」
助けられたと気づいたシアに、ユエからのやや手厳しい一言が聞こえる。
「は、はい…」
「でも…お陰で突破口が見えてきたよ」
ハジメは残り10機を切ったビットに目を向け、最後の攻略のために指示を出す。
「シアさんとニコルはミレディの相手をお願い!僕はビットを全て撃ち落としてから合流する!」
「「了解!!」」
インパルスはさらに装備を換装し、ビーム兵器による遠、中距離戦闘を得意としたバーストインパルスに変化。
友人である『クガ・ヒロト』の扱う『ヴィートゥルーガンダム』のものに酷似したバックパックから放たれるビームとミサイルがGWビットを纏めて破壊。
「…ねえ、ハジメ。私に提案がある」
「………ん?」
――――――――――
ブリッツとガイアの連携を相手にミレディは余裕を崩さず、時折ビームで反撃をしていた。
「やるねぇやるねぇ…でも、ミレディちゃんの反応速度に追いつけてないよ!!」
サタンミレディガンダムのクローをくらい、ガイアが吹き飛ばされる。
すると…
インパルスが武装の『ビームジャベリン』を振るい、ミレディとインパルスが床に激突。
「どうしたのさ!突撃したところで勝てるほど…!?」
ミレディの言葉を遮り、インパルスは大きなタンクを宝物庫から出現させ、投げつけるとバルカンでそれを破壊。
大量に水を被るサタンミレディガンダムだったが、さらに予想外の事が起きる。
「この時を待ってた…『凍柩』!!」
インパルスから聞こえてきたのはハジメではなく、彼と共にいたはずのユエの声。
「はっ!?」
何故この空間で氷の最上級魔法が発動できたのか
何故インパルスにユエが乗っているのか
そして、ハジメはどこに消えたのか
そんな疑問がよぎるが、一瞬だけサタンミレディガンダムは氷の鎖によって拘束される。
「3人とも、今!」
そう言うとインパルスの姿が消え、ユエは落下しながらもアリスタをミレディの背後に投げつける。
それを受け取ったのはいつの間にか生身で戦場を駆けていたハジメ。
「香織さん…僕に力を!!」
インパルスを手放していたハジメがアリスタを受け取ると、彼はもう一機のガンプラを実体化。
「ガンダムエクシア・フリューゲル!目標を駆逐する!」
あの日に香織から受け取っていたエクシア・フリューゲルを展開したハジメ。
そのままエクシアはメイン武器のGNソード改を突き出し、さらに背部からGNビームダガーを引き抜くとそれをコックピットブロックに突き立てる。
「…残念…でした!!」
だが、ミレディはストライククローでエクシアをなぎ払い、エクシアは壁に衝突。
同時にビームダガーも砕かれてしまう。
「いや…計画通りだ!」
コックピットの中でハジメがニヤリと笑うと、暗闇から現れたブリッツがトリケロスに装備していたランサーダートを発射。
ビームダガーによって空けられた穴に突き刺さり、一瞬ミレディが怯む。
「シア!止めはあなたが!」
ユエが叫ぶと、ガイアがボーディンドリュッケンを構えながら走り…
「終わりですうううううう!!!!」
フルスイングで放たれた一撃がランサーダートを深く打ち込み、コックピットブロックに突き刺さると同時に爆発したのだった…
――――――――――
オルクス大迷宮、最下層。
そこではミネルバの魔導エンジンの点検を終えてオスカーの屋敷でくつろいでいるフレディ、クリス、リヒティ、マユの4人がいた。
「しかしハジメって色々ぶっ飛んでるっすね…これだけの艦をユエちゃんと二人だけで完成させてたなんて」
「魔法の才能とかはこの迷宮に来てから一気に伸びたらしいけど、それでもここまでできるものじゃない。地球から転移してきた子達はみんな何かしらの才能があるらしいけど、彼の才能ってこういった開発関連なのかも」
リヒティとクリスの言葉に皆が頷く。
「…でも、今日で10日ですよ?ハジメさん達大丈夫でしょうか…?」
フレディがポツリと不安を口にするが、マユは首を振る。
「きっと大丈夫…だってシアちゃんやニコル君だっているんだし…案外、明日にでも迎えに来たりしてね」
戦闘に参加できずとも、彼らは自分達の戦いのため動くのだった…
次回予告
ついに第2の試練を超えたハジメ達。
だが、そこで彼らが手に入れたものは…
一つの壁を越えたたとき、新たな戦いの幕が上がる!
次回、機動戦士ガンダムForce
第15話 悪魔のシステム
明日を目指し…再び走り出せ、インパルス!