ようやく時間が取れたので投稿となります!
これでフューレンでの戦い、決着!
感想、評価をいつでもお待ちしています。
フューレンの街中では巨大ロックマウントと激戦を繰り広げるガンダムAGE-2の姿があった。
「せやああああ!!」
AGE-2はビームサーベルを抜いて斬りかかるが、ロックマウントの強靭な腕はサーベルを受け止める。
「そんな!ガンダムのビームサーベルを腕だけで受け止めるなんて!?」
攻撃が通らず焦るが、その隙を突かれてロックマウントはタックルをしてくる。
「ぐっ………」
タックルを受けて近くの家を破壊しながら叩き落されるAGE-2。
強い衝撃に頭がふらつくミュウと優翔だが、なんとか優翔は立ち上がる。
「このままじゃまずい…早く町の外まで誘導しないと!」
しかしロックマウントは間髪入れずに近くの瓦礫を掴むと、それを投擲。
AGE-2はビームサーベルで瓦礫を破壊するが、まだ人がいない街中では火力の強いハイパードッズライフルを撃てなかった。
「どうする………僕のガンダムだけじゃあいつを外に連れていけない!」
すると…
「待たせたな、優翔!」
突然どこからか声が聞こえると、ワイヤーがロックマウントの体を拘束。
AGE-2が上を見るとそこにいたのは、ライティンに乗ったジェガンだった。
「相川さん!宮崎さんも!」
援軍が駆け付けたことに喜びの声を上げる優翔。
すると、AGE-2の通信システムに連絡が入る。
『こちらミネルバ。優翔、聞こえる?』
「ユエお姉ちゃん!」
連絡してきたのは、ミネルバのブリッジに戻っていたユエ。
『そのワイヤーはハジメ作のアーティファクトで、簡単にはちぎれない。それを使って相川達と力を合わせて町の外に魔物を引きずり出して!』
AGE-2はすぐさま受け取った複数のワイヤーを伸ばし、ロックマウントの体を絡めとる。
「このまま…引っ張り出してやる!」
加速性能を重視した『ストライダー形態』に変形したAGE-2はライティンに乗ったジェガン共々勢いに任せて思いっきり飛行。
ロックマウントをものともせず加速すると、町の門を超えて外の草原へと運び込んだ。
――――――――――
広い草原に連れてきたことで周囲への被害も格段に減り、さらに敵は投擲できる武器もなくなったことで状況は大きくAGE-2達が優位に立った。
「ここでなら、遠慮なくこいつを使える!」
AGE-2は街中で使えなかった大型ビームライフル『ハイパードッズライフル』を抜き、ジェガンはライティンから降りるとビームサーベルを抜き、接近。
「表面の筋肉が固かろうと、ここなら関係ねえ!」
後ろに回り込んだジェガンの振りぬいたサーベルは、ロックマウントの膝の裏を斬ることで歩行不可能に。
「今だ!撃ち抜け!!」
「はい!!」
AGE-2はライフルを向けてロックマウントの頭部に照準を合わせ…
「ふっ!」
ドリル上に回転されながら放たれた光が、ロックマウントの意識を永遠に遮断するのだった………
――――――――――
「倒壊した建物24棟、半壊した建物47棟、消滅した建物5棟、死亡が確認されたフリートホーフの構成員6名、再起不能52名、重傷31名……ずいぶん大暴れしてくれたようだね?」
「はい。今回の報告は以上となります」
ロックマウントの死亡から数時間後。
冒険者ギルドの応接室で、ハジメがイルワ支部長に報告していた。
そのハジメの膝にはミュウが座っている。
「………まあ、私としてはフリートホーフの壊滅だけでなく証拠となるデータを持ってきてくれたことは感謝するよ。奴らはこれまで好き放題しては逮捕を逃れてきたからね」
実際、ここに来る途中に保安署の職員たちからも散々褒められたハジメは大体のことを察する。
「これからはリストに載っていた貴族たちの大規模摘発もあるが、それ以上に怖いのはナンバーワンの組織が消えたことで動き出す輩が出てくることだね。いつの時代も漁夫の利を狙う奴らはいるものさ」
「…なら、僕の名前を使うのはどうです?フリートホーフを壊滅させた僕らが支部長お抱えの『金』だと言えば、連中も好き放題できるとは思えませんし」
ハジメの提案にイルワは目を丸くする。
「いいのかい?君はてっきりそういう利用されるようなことを嫌うタイプの人間だと思っていたんだが…」
「いいですよ。今回のような事件を防ぐためならお安い御用です」
そんな話を終えるとイルワは本題にはいる。
「さて、ここから先の問題は彼女…ミュウ君のことだが」
名前を呼ばれ、肩を震わせるミュウ。
「当初君が考えていた通りこちらで預かって、正規の手続きでエリセンに送還するか、君達に預けて冒険者への依頼という形で送還してもらうか……二つの方法がある。君達はどっちがいいかな?」
イルワの提案に一度目をつぶるハジメ。。
「ハジメさん……私、今度こそミュウちゃんを守ってみせます。だから、一緒に……お願いします」
最初にミュウを保護したこともあり、シアはミュウをかなり気にかけている。
「ハジメ兄ちゃん…」
「お兄ちゃん……一緒……め?」
ミュウだけでなく優翔からも懇願されるような目を向けられ、ハジメは静かに天を仰いだ。
「………流石にこれだけのことがあったからね…優翔からの頼みなら、断らないさ」
「ハジメさん!」
「お兄ちゃん!」
「さすがハジメ兄ちゃん!」
ハジメの答えにシアとミュウが満面の笑みになり、優翔も喜ぶ。
「というわけでイルワ支部長。ミュウちゃんの故郷への送還の依頼、僕らが引き受けます」
正式に依頼を受諾したことでハジメはミュウを連れて旅ができるようになった。
「あとは…すまないがハジメ君。少しお使いを頼まれてくれないかな?」
「と言いますと?」
イルワはある一通の手紙を取り出し、封筒に入れると蝋封を押す。
「私の一存で君に金ランクを与えたが、せめてもう一人は承認したほうがいいからね。私の知り合いに、ホルアドの支部長がいるから彼にこの手紙を渡してくれ」
受け取った手紙を見てハジメは、告げられた町の名前で『彼女』のことを思い出していた。
(ホルアド…ということは、もしかしたら会えるのかも)
「わかりました…この手紙も届けます」
「……あ!!」
やり取りを済ませてホッとしていると、ハジメはふと『あること』を思い出した。
「あの…イルワさん。実は折り入ってお願いがありまして。今回のフリートホーフ壊滅の報酬なんですが…」
――――――――――
そこから一日開けた朝。ハジメ達は旅支度を済ませてハジメとシア以外がミネルバに乗り込む。
そしてハジメ達二人は、町の外を流れる川まで持ってきた水槽を運ぶ。
「ここから海に戻れますか…リーさん?」
「おうよ!わざわざすまねえな、ハー坊」
水槽の中にいたのはあの水族館でハジメと奇妙な友情?を結んだ魔物のリーさん。
堂々と連れ去ることはできなかったため、ハジメはイルワに頼むことで報奨金代わりとしてリーさんを引き取ったのだ。
「一度しか話したことのねえ俺にそこまでしてくれるとはな…ありがとよハー坊!もしまた会えたら、できる限りの礼をするぜ!」
そう言うとリーさんはヒレを器用に振って大海原への旅を開始した。
「………さて。僕らも行こう!」
「はい!」
ハジメの手に握られていたのは一通の手紙。
ミネルバに戻ると、ハジメは進路を伝える。
「これよりミネルバは、オルクス大迷宮のある宿場町『ホルアド』に向かう!ミネルバ………発進!!」
新たに海人族の少女を旅の仲間としたハジメ達。
彼らの行く先には何が待つのか………?
次回予告
ハジメ達がフューレンにたどり着く数日前。
オルクス大迷宮を進む香織達に氷雪の国からの刺客が迫っていた。
経験したことのない強敵に窮地に陥る勇者達。
今、彼らの底力が試される!
機動戦士ガンダムForce
第6話 勇者編『氷の魔人』
最大の危機に…道を拓け、エクシア!
SEED FREEDOMの設定を反映してもいいか?
-
反映に賛成!
-
無しでいい