機動戦士ガンダムForce   作:狼牙竜

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お待たせしました!今回から勇者編スタートです!

オマケにハジメ達のちょっとしょうもない?エピソードが入っています


感想、評価をいつでもお待ちしています!!


第6話 勇者編 氷の魔人

オルクス大迷宮。淡い緑色の光だけが頼りの薄暗い地下迷宮に激しい爆音が響く。

 

「万象切り裂く光、吹きすさぶ断絶の風、舞い散る百花の如く渦巻き 光嵐となりて敵を刻め! 〝天翔裂破〟!」

 

聖剣を腕の振りと手首の返しで加速させながら、自分を中心に光の刃を無数に放つのは『勇者』天之河光輝。迫っていたコウモリ型の魔物は十匹以上の数を一瞬で細切れにされて、碌な攻撃も出来ずに血肉を撒き散らしながら地に落ちた。

 

「前衛! カウント、十!」

「「「了解!」」」

 

ギチギチと硬質な顎を動かす蟻型の魔物

空を飛び交うコウモリ型の魔物

そして無数の触手をうねらせるイソギンチャク型の魔物。

それらが、直径三十メートル程の円形の部屋で無数に蠢いていた。この階層の周囲には八つの横穴があり、そこから魔物達が溢れ出しているのだ。

 

彼らがいたのはオルクス大迷宮八十九層。

前衛の光輝、龍太郎、雫、永山、檜山、近藤に、後衛からタイミングを合わせた魔法による総攻撃の発動カウントが告げられる。何とか後衛に襲いかかろうとする魔物達を、光輝達は弾き返していく。

 

厄介な飛行型の魔物であるコウモリ型の魔物が、前衛組の隙を突いて後衛に突進するが、頼りになる『結界師』の鈴が城壁となってそれを阻む。

 

「刹那の嵐よ 見えざる盾よ 荒れ狂え 吹き抜けろ 渦巻いて 全てを阻め 〝爆嵐壁〟!」

 

鈴の特異な攻勢防御魔法が発動する。呪文を詠唱する後衛達の一歩前に出て、突き出した両手の先にそよ風が生じた。見た目の変化はない。コウモリ型の魔物達も鈴の存在など気にせず、警鐘を鳴らす本能のままに大規模な攻撃魔法を仕掛けようとしている後衛組に向かって襲いかかった。

 

しかし、その手前で魔物の突進に合わせて空気の壁とでもいうべきものが大きくたわむ姿が現れる。何十匹というコウモリモドキが次々と衝突していくが、空気の壁はたわむばかりでただの一匹も彼等を通しはしない。

 

そして、突進してきたコウモリモドキ達が全て空気の壁に衝突した瞬間、たわみが限界に達したように凄絶な衝撃とともに爆発した。その発生した衝撃は凄まじく、それだけで肉体を粉砕されたものもいれば、一気に迷宮の壁まで吹き飛ばされてグシャ! という生々しい音と共にひしゃげて絶命するものいる程だ。

 

「どうだ!そう簡単には通さないんだからね!」

 

クラスのムードメイカー的存在である鈴の得意気な声が、激しい戦闘音の狭間に響く。

それと同時に前衛組が一斉に大技を繰り出した。あくまでも敵を倒すことではなく衝撃を与えて足止めし、自分達が距離を取ることを重視した攻撃だ。

 

「一気に決めるぞ!」

 

 

光輝の掛け声で、前衛組が再び前に飛び出していき、魔法による総攻撃の衝撃から立ち直りきれていない魔物達を一匹一匹確実に各個撃破していった。

 

「最後は私も…!」

 

 

そう言って後衛から一気に走ってきたのは疑似GNソードを装備した香織。

重厚な刀身は魔物たちをまとめて薙ぎ払った…

 

 

 

―――――――――

 

 

全ての魔物が殲滅され、戦闘の終了と共に光輝達は油断なく周囲を索敵しつつ互いの健闘をたたえ合った。

 

「ふぅ、次で九十層か……この階層の魔物も難なく倒せるようになったし……迷宮での実戦訓練ももう直ぐ終わりだな」

「だからって気を抜いちゃダメよ。この先にどんな魔物やトラップがあるかわかったものじゃないんだから」

 

 

 感慨深そうに呟く光輝に雫が注意をし、小さくため息をつく。

これまでとは違い龍太郎が考えて行動するようになった分大きくマシにはなったのだが、何か暴走のリスクを抱えた光輝のフォローをしているのは変わらず、女子高生とは思えないほどの苦労人姿が板に付いてしまっている。

大翔と離れて以降は香織以外に苦悩を語れる人間がめっきりいなくなったことで皺が出来たりしてないかと鏡を見るたびに複雑な気持ちが浮かぶようになってしまった雫。それでも結局、光輝達に限らずほかのメンバーのフォローに動いてしまう辺り、習慣というのは抜けないものである。

 

「遠藤君、傷のほうはこれでどう…?」

 

 

 周囲が先程の戦闘について話し合っている傍らで、香織は全線で戦っていたにもかかわらず己の本来の仕事…治癒師としての力の行使を行っていた。

一応、迷宮での実戦訓練兼攻略に参加している十五名の中には、もう一人〝癒師を天職に持つ『辻綾子』という女子がいるので、今は二人で手分けして治療をしていた。

 

ひとまずの治療を終えた香織は周囲に治療が必要な人がいないことを確認すると、目立たないように溜息を吐き、奥へと続く薄暗い通路を憂いを帯びた瞳で見つめている。

 

「……」

 

その様子に気がついた雫には、親友の心情が手に取るように分かった。香織の心の内は今、不安でいっぱいなのだ。90層までたどり着いた今、あと十層で迷宮の最下層(一般的な見解)にたどり着くというのに、未だハジメの痕跡は僅かにも見つかっていない。

 

それは希望でもあるが、遥かに強い絶望でもある。自分の目で確認するまでハジメの死を信じないと心に決めても、階層が一つ下がり、何一つ見つからない度に押し寄せてくるネガティブな思考は、そう簡単に割り切れるものではない。まして、ハジメが奈落に落ちた日から既に四ヶ月も経っている。強い決意であっても、暗い思考に侵食され始めるには十分な時間だ。

 

(…あの日のように気配とかも感じられない。いや…きっと生きてるよね…だとしたら、優花ちゃんが考えていたように地上に出て…?)

 

ハジメから送られていたGNソードを、まるで縋り付くようにギュッと握る香織の姿を見て、雫はたまらず声をかけようとした。

が、雫が行動をおこす前に鈴が不安に揺れる香織に駆け寄ると、ピョンとジャンプし香織の背後からムギュッと抱きついた。

 

「カッオリ~ン!! そんな野郎共じゃなくて、鈴を癒して~! ぬっとりねっとりと癒して~」

「ひゃわ! 鈴ちゃん! どこ触ってるの! っていうか、鈴ちゃんは怪我してないでしょ!さっきだって完全に防御しきってたのに!」

「してるよぉ! 鈴のガラスのハートが傷ついてるよぉ! だから甘やかして! 具体的には、そのカオリンのおっぱおで!」

「お、おっぱ……ダメだってば! あっ、こら! やんっ! 雫ちゃん、助けてぇ!」

 

 

「……はぁ、いい加減にしなさい、鈴。男子共が立てなくなってるでしょが……たってるせいで……」

 

ただのおっさんと化した鈴が、人様にはお見せできない表情でデヘデヘしながら香織の胸をまさぐり、雫から脳天チョップを食らって撃沈した。

 

「ほら龍太郎!一応アンタの彼女なんだから介抱してあげなさい!恵里も一緒に」

頭にタンコブを作ってピクピクと痙攣している鈴は猫のように首根っこをつかまれ、何時ものように龍太郎と中村恵里が苦笑いしながら介抱する。

 

「うぅ~、ありがとう、雫ちゃん。恥ずかしかったよぉ……」

「よしよし、もう大丈夫。変態は私が退治したからね?」

 

鈴によるいい意味で空気を読まなかった行動により戦闘後の緊張感がほぐれ、一同は安全地帯を探して再び動く。

 

「あと十層よ。……頑張りましょう、香織」

 

雫が、香織の肩に置いた手に少々力を込めながら、真っ直ぐな眼差しを香織に向ける。それは、親友が折れないように活を入れる意味合いを含んでいた。香織も、そんな雫の様子に、自分が少し弱気になっていたことを自覚し、両手で頬をパンッと叩くと、強い眼差しで雫を見つめ返した。

 

「うん。ありがとう、雫ちゃん」

 

雫の気遣いが、どれだけ自分を支えてくれているか改めて実感し、瞳に込めた力をフッと抜くと目元を和らげて微笑み、感謝の意を伝える香織。雫もまた、目元を和らげると静かに頷いた。……傍から見ると百合の花が咲き誇っているのだが本人たちは気がつかない。光輝達が何だか気まずそうに視線を右往左往させているのも雫と香織は気がつかない。だって、二人の世界だから。

 

「今なら……守れるかな?」

「そうね……きっと守れるわ。あの頃とは違うもの……レベルだって既にメルド団長達を超えているし……でも、ふふ、もしかしたら彼の方が強くなっているかもしれないわね? あの時だって、結局、私達が助けてもらったのだし」

「そうかもね…だって、ハジメ君は私達ビルドデスティニーのリーダーだもん」

 

ハジメの生存を信じて、今度こそ守れるだろうかと今の自分を見下ろしながら何となく口にした香織に、雫は冗談めかしてそんな事をいう。

 

 

ちなみに、この最前線にいるのは光輝、龍太郎、雫、香織、鈴、恵里の他、永山重吾を含める五人及び檜山達子悪党組を含めた15人であり、以前から同行していた宗一はレイとともに一時、王都に帰還。

メルド団長達は70層からのみ起動できる、30層と70層をつなぐ転移魔法陣が発見されたことにより、この70層の魔方陣を防衛するため待機している。

深層への行き来が楽になったのは大きかったが、流石にメルド団長達でも七十層より下の階層は能力的に限界だった。もともと、六十層を越えたあたりで、光輝達に付き合える団員はメルドを含めて僅か数人だった。七十層に到達する頃には、彼等は既に光輝達の足を引っ張るようになっていたのである。

 

メルド団長も、そのことを自覚しており、迷宮でのノウハウは既に教えきっていたこともあって、自分達は転移陣の周囲で安全地帯の確保に努め、それ以降は光輝達だけで行くことにさせたのだ。

 

 

 

必ず子供だけで行かせないという宗一とのかつての約束を破ってしまったことにメルドは申し訳ない気持ちもあったが、それでも光輝達に付き合う過程で、たとえ七十層でも安全を確保できるほどの実力を自分達もつけられたことに喜んでいた。彼らもただの子供ではなく、きちんと実力を伸ばしていたのである。

 

なお、光輝達のステータスは現在、こんな感じである。

 

――――――――――

 

 

 

天之河光輝 17歳 男 レベル:75

天職:勇者

筋力:1080

体力:1080

耐性:1080

敏捷:1080

魔力:1080

魔耐:1080

技能:全属性適正[+光属性効果上昇][+発動速度上昇]・全属性耐性[+光属性効果上昇]・物理耐性[+治癒力上昇][+衝撃緩和]・●●●●・●化●●・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

 

――――――――――

 

 

坂上龍太郎 17歳 男 レベル:74

天職:拳士

筋力:950

体力:950

耐性:880

敏捷:750

魔力:290

魔耐:290

技能:格闘術[+身体強化][+部分強化][+集中強化][+浸透破壊]・縮地・火属性適性・物理耐性[+金剛]・全属性耐性・流派東方不敗・言語理解

 

――――――――――

 

 

八重樫雫 17歳 女 レベル:75

天職:剣士

筋力:490

体力:600

耐性:360

敏捷:1300

魔力:400

魔耐:400

技能:剣術[+斬撃速度上昇][+抜刀速度上昇]・縮地[+重縮地][+震脚][+無拍子]・先読・気配感知・隠業[+幻撃]・S.E.E.D・言語理解

 

――――――――――

 

白崎香織 17歳 女 レベル:78

天職:治癒師

筋力:380

体力:560

耐性:390

敏捷:450

魔力:1880

魔耐:1880

技能:回復魔法[+効果上昇][+回復速度上昇][+イメージ補強力上昇][+浸透看破][+範囲効果上昇][+遠隔回復効果上昇][+状態異常回復効果上昇][+消費魔力減少][+魔力効率上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動][+付加発動]・光属性適性[+発動速度上昇][+効果上昇][+持続時間上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動]・高速魔力回復[+瞑想]・革新者・言語理解

 

――――――――――

 

光輝に謎の技能が二つ現れたことも大きいが、それ以上に香織の回復魔法と光属性魔法が極まっていた。特に回復魔法は間違いなくこの世界で戦うものの中ではトップクラスだろう。

本来の技能数だけを見るなら、香織は四人の内でもっとも少ない。にもかかわらず、現在の総技能数は勇者たる光輝すら超えるほどだ。それもこれも、全ては二度と約束を違えないようにするため。生存を信じて、今度こそ想い人を守るため。寝る間も惜しんで、ひたすら自分の出来ることを愚直に繰り返してきた結果だ。

 

「さて…そろそろ進もう」

 

光輝はメンバーに号令をかける。既に89層のフロアは九割方探索を終えており、後は現在通っているルートが最後の探索場所だった。今までのフロアの広さから考えて、そろそろ階下への階段が見えてくるはずである。

 

その予想は当たっており、出発してから十分程で一行は階段を発見した。トラップの有無を確かめながら慎重に薄暗い螺旋階段を降りていく。体感で十メートルほど降りた頃、遂に光輝達は90層に到着した。

 

一応、節目ではあるのでこれまで同様何か起こるのではと警戒していた光輝達。しかし、今まで探索してきた八十層台と何ら変わらない作りのようだった。

 

警戒しながら、変わらない構造の通路や部屋を探索してく光輝達。探索は順調だった。だったのだが………やがて、一人また一人と怪訝そうな表情になっていった。

 

「……どうなってる?」

 

一行がかなり奥まで探索し大きな広間に出た頃、遂に不可解さが頂点に達し、表情を困惑に歪めて光輝が疑問の声を漏らした。他のメンバーも同じように困惑していたので、光輝の疑問に同調しつつ足を止める。

 

 

「……何で、これだけ探索しているのに唯の一体も魔物に遭遇しないんだ?」

 

既に探索は、細かい分かれ道を除けば半分近く済んでしまっている。今までなら散々強力な魔物に襲われてそう簡単には前に進めなかった。ワンフロアを半分ほど探索するのに平均二日はかかるのが常であったのだ。にもかかわらず、光輝達がこの九十層に降りて探索を開始してから、まだ三時間ほどしか経っていないのに、この進み具合。それは単純な理由だ。未だ一度もこのフロアの魔物と遭遇していないからである。

 

「光輝君の探知技能にも私の力にも引っかからない…」

 

最初は魔物達が光輝達の様子を物陰から観察でもしているのかと疑ったが、彼等の感知系スキルや魔法、果ては香織の革新者の力を用いても一切索敵にかからないのだ。魔物の気配すらないというのは、いくら何でもおかしい。明らかな異常事態である。

 

「………なんつぅか、不気味だな。まるで何かが待ち伏せしてるみてえで」

 

龍太郎と同じように、メンバーが口々に可能性を話し合うが答えが見つかるはずもない。困惑は深まるばかりだ。

 

「……光輝。一度、戻らない? 何だか嫌な予感がするわ。メルド団長達なら、こういう事態も何か知っているかもしれないし」

 

雫が警戒心を強めながら、光輝にそう提案した。

光輝も何となく嫌な予感を感じていたので雫の提案に乗るべきかと考えたが、何らかの障碍があったとしてもいずれにしろ打ち破って進まなければならないし、89層でも割りかし余裕のあった自分達なら何が来ても大丈夫ではないかと考えて、答えを逡巡する。

 

そんな中、辺りを観察していたメンバーの何人かが何かを見つけたようで声を上げた。

 

「これ……血……だよな?」

「薄暗いし壁の色と同化してるから分かりづらいけど……あちこち付いているよ」

「おいおい……これ……結構な量なんじゃ……」

 

表情を青ざめさせるメンバーの中から永山が進み出て、血と思しき液体に指を這わせる。そして、指に付着した血をすり合わせたり、臭いを嗅いだりして詳しく確認した。

 

「天之河……八重樫の提案に従った方がいい……これは魔物の血だ。それも真新しい」

「そりゃあ、魔物の血があるってことは、この辺りの魔物は全て殺されたって事だろうし、それだけ強力な魔物がいるって事だろうけど……いずれにしろ倒さなきゃ前に進めないだろ?」

 

光輝の反論に、永山は首を振る。永山は警戒心も高く、非常に思慮深い性格をしている。その永山が、臨戦態勢になりながら立ち上がると周囲を最大限に警戒しながら、光輝に自分の考えを告げた。

 

「天之河……魔物は、何もこの部屋だけに出るわけではないだろう。今まで通って来た通路や部屋にも出現したはずだ。にもかかわらず、俺達が発見した痕跡はこの部屋が初めて。それはつまり……」

「……何者かが魔物を襲った痕跡を隠蔽したってことね?」

 

あとを継いだ雫の言葉に永山が頷く。光輝もその言葉にハッとした表情になると、永山と同じように険しい表情で警戒レベルを最大に引き上げた。

 

「それだけ知恵の回る魔物がいるという可能性もあるけど……人であると考えたほうが自然ってことか……そして、この部屋だけ痕跡があったのは、隠蔽が間に合わなかったか、あるいは最初から……」

「この場所におびき寄せられていた…かい?」

 

 

 

光輝の言葉を引き継ぎ、突如、聞いたことのない女の声が響き渡った。男口調のハスキーな声音だ。光輝達は、ギョッとなって、咄嗟に戦闘態勢に入りながら声のする方に視線を向けた。

 

コツコツと足音を響かせながら、広い空間の奥の闇からゆらりと現れたのは燃えるような赤い髪をした女。その女の耳は僅かに尖っており、肌は浅黒かった。

 

光輝達が驚愕したように目を見開く。女のその特徴は、光輝達のよく知るものだったからだ。実際には見たことはないが、イシュタル達から叩き込まれた座学において、何度も出てきた種族の特徴。聖教教会の掲げる神敵にして、人間族の宿敵。そう……

 

「……魔人族」

 

誰かの発した呟きに、魔人族の女は薄らと冷たい笑みを浮かべた。

 

「ご明察。アタシは氷の国ガーランドからの使者…魔人族の戦士、カトレアだ。こうして会えて光栄だよ…勇者諸君」

 

清水の恩人でもある魔人族、カトレア。

 

彼女は不敵に笑いながら光輝達の前に立ちはだかった…

 

 

 




次回予告
出会ってしまった勇者と魔人。

平和を望む芯は同じだが、それでも避けられぬ戦いがある。
迫る魔獣の軍勢に、香織や光輝達は勝てるのか?


次回、機動戦士ガンダムForce
第7話 勇者編 力の差

希望を目指して…進め、アビスゲート!



オマケ ホルアドに向かっているハジメたち。


「よっしゃあ!!ついにできたあ!!」

ミネルバのMSハンガー内で叫び、ハイタッチをするハジメとフリット。

二人が完成させたのは、ライセン大迷宮の戦い以降改修を続けていたブリッツガンダム。

「名付けて『ブリッツガンダム・フリューハイト』!腕のトリケロスを小型化して、両手にそれぞれ付けられる小型シールドとして運用!さらに爆発力を高めたランサーダートを左右3本ずつ装備!さらに接近戦用のヒートサーベルも内部に格納!」

ハジメは見に来ていた優花達に自信満々に語る。

「さらにサイドアーマーにワイヤーアンカーを搭載し、両腕にはグレイプニール改を装着!改修型のトリケロスこと『トリケロス3D』は自在に外すことも可能に!」


「なにより!大型スラスターを取り付けながらもミラージュコロイドは標準搭載のまま!これによりスラスター熱で探知されても反応しきれないほどの超立体的な擬似空中戦が可能になった!」


ハイテンションになってドヤ顔するハジメだったが、ここまでの説明と武装構成を見た玉井がつぶやく。



「………なあ南雲。これってさ………



元ネタ、立体機動装置じゃねえの?」
「ドキッ」

そう。どう見ても某有名少年漫画に出てきた武器にシステム面がそっくりだったのだ。


「えっとぉ………そのぉ…」

目を泳がせたハジメは、次の瞬間叫ぶ。


「仕方ないじゃないか!一度は作ってみたかったんだよ立体機動装置!せっかく人間用も完成したんだから、モビルスーツに載せられるか試したかったんだ!」

『いや本物も完成してたのかよ!?』

クラスメイト一同のツッコミが響いた。


続く…かな?

SEED FREEDOMの設定を反映してもいいか?

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