次回からついに原作に突入していきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします!
感想、評価が作者の力となりますのでいつでもお待ちしています!
イメージED Twinkle(ガンダムビルドダイバーズRE:RISE 後期エンディングテーマ)
南陽高校模型部の優勝が決まった夜。
優花の実家でもある洋食屋『ウィステリア』でハジメ達と南雲家、白崎家、八重樫家と遠藤の妹である真実、そして模型部顧問の『三木宗一(通称、ロックオン先生)』が集まっていた。
「え~、では!我が南陽高校模型部、『ビルドデスティニー』の都大会優勝を祝って…乾杯!」
『乾杯!!』
宗一の合図とともにグラスの音が鳴る。
「しかし、まさかお前たちが優勝するとはな…俺もたまげたよ」
宗一がドリンク片手に頷く。
結成からわずか一年で都大会を制覇するなど、去年の彼らからしたら予想もできなかったであろうことは想像に難くない。
「ロックオン先生だけじゃないです…ティエリア先輩やアレルヤ先輩達がちょくちょく様子見に来てくれましたし…」
卒業した翌日からトレーニングに付き合ってくれた二人の先輩を思い出し、ハジメ達も笑う。
「でも、ソーマ先輩ちょっと拗ねてたっていうか…あんまり変わり映えしないって言ってたよ?アレルヤ先輩がしょっちゅう部室に寄るからって」
同性としてよくお世話になっていた先輩のことを思い出しながら渡されたりんごジュースを飲む香織。
思えば、入学してからの一年は様々な出来事があった。
雫の入部にまつわる剣道部との大騒動から始まり、そのことで雫と親しかったハジメと大翔は雫の義妹を名乗る追っかけ集団『ソウルシスターズ』から狙われ…
「うぅ…あの時は本当にすいません…」
申し訳なさそうにハジメ達に小声で謝るのは真実。
彼女もまた当時のソウルシスターズの副リーダーを努めており、兄と交友関係のあったハジメ達の行動パターンを逐一報告していた。
「あぁ…もう大丈夫だって。雫もあれで話を終わりにしたんだし…な?」
「うん…でも、南雲君の新型はあれで壊れちゃったわけだし、正直あの一件はね…」
複雑そうに話す雫。
かつてソウルシスターズに襲われた際、ハジメの大会用に調整していた新型機が壊れてしまい、結局決勝戦にも間に合わなかったのだ。
「で、でも9割方完成してるから、全国大会までには問題なく使えるよ!ほら!」
そう言ってハジメが取り出したのは…
「これが…ハジメ君の全国大会用のガンプラ」
「ふむ…南雲君のベースはデスティニーガンダムかい?」
智一はハジメの新しいガンプラを観察する。
「はい。デスティニーガンダムの弱点を改修して、腰部に大剣アロンダイトとビームライフルを装備できるようにしたんですよ」
デスティニーの腰部にはかつて背負っていたはずの大剣『アロンダイト』が納刀されたような形になり、さらに背部にはメイン武器の『高エネルギー長射程ビーム砲』の他、ガンダムXの代名詞『サテライトキャノン』が装備されていた。
「さ、サテライトキャノン!?でも、リフレクターは?それに、サテライトではバトルステージに月が出ていないと使用できないんじゃ…?」
機動新世紀ガンダムXの大ファンでもあった智一がくらいつくが、ハジメは一個ずつ説明する。
「リフレクターに相当するパーツは、デスティニーの翼ですよ。内部にリフレクターを組み込んでいるんです」
翼を開くと、本来赤かったはずのデスティニーの翼が金色に染まっている。
「それと、マイクロウェーブが受け取れないことを想定してデスティニーのアンチビームシールドに、『アブソーブシステム』を導入しました。これさえあれば、敵のビームを吸収することでわずかではありますが、サテライトキャノンに出力を回せます。それに…威力を調整すれば機体の膨大なエネルギーをサテライトキャノンとビーム砲に回すことができますから」
サテライトキャノンは破壊力に優れる代わりにチャージに隙がある、威力が強すぎて味方を巻き込みかねないという弱点も抱えていた。
「なるほど…ビーム砲と合わせてあえて威力を弱めているということか…」
「はい。リミッターを解除することで元のビーム砲もサテライトキャノン並の出力になりますし、擬似的なツインサテライトキャノンもできるってわけです」
その上、デスティニーの課題でもあった『手を使わずに使用できる武装』の問題もこれでほぼ解決できる。
「この機体の名前は…『デスティニーガンダム・リザレクション』。かつて敗北に沈んだデスティニーと、僕達が全国大会の強豪たちに今度こそ勝ちたいという願いを込めた名前です」
いずれぶつかる、全国という厚い壁。
それを乗り越えるべく作られた新しい力は、静かに輝いていた。
――――――――――
その後、ハジメ達は夜遅くなったということで祝勝会は解散。
帰りにハジメ達に手を振っていたのはちょうど誕生日を迎えていた優翔だった。
その手にはハジメ達からのプレゼントでもある二つのガンプラの箱が…
ひとつは、ハジメ達模型部からの贈り物である『マスターグレード ガンダムAGE-2 ダークハウンド』。
そして…激レアプラモである『ガンダムAGE-2 特務隊仕様』のHGモデル。
その箱には、優翔の憧れでもある伝説のGBN最強ダイバーからのメッセージカードが入っていた。
『これから先、ガンプラを愛する少年へ。そのまっすぐな思いをいつか僕に届けてくれ。君の大好きなAGE-2で、いつか僕とバトルをしよう!
クジョウ・キョウヤ』
――――――――――
夜。インパルスとデスティニー・リザレクションの手入れをしていたハジメは、机の上に立てかけていた写真をふと見る。
そこには今年の春、部員全員で撮影したときの写真があった。
(…ロックオン先生、遠藤君、清水君、園部さん、八重樫さん、大翔…それに………)
「香織…さん」
多少照れくさかったが、香織はハジメと手をつないだ状態で写真に写っている。
(…いつまでも曖昧にしてたほうが、きっと良くない)
香織と一緒にガンプラバトルに取り組んできたこの2年で、ハジメは自分が香織に恋していると自覚はしていた。
情けない姿を見せてしまったことが始まりだったが、そこから偶然にも繋がっていった『道』。
もちろん、いいことばかりではない。
高校に入ってから、僻みや妬みで何度傷つけられたかはわからないし、さらにはハジメを『オタク』として敵視している香織の『幼馴染』の存在もある。
それらのせいで何度も傷を負い、一度は香織との縁も切れていたかもしれない事件もあった。
それでも、ハジメは何があっても退くことは無かった。
(ようやくここまで来た…でも、大変なのはむしろここから…)
最初の目標だった全国大会への出場。それを果たした今、ハジメは自身の想いを香織に告げることだって出来ると思えた。
「…よし!明日の部活前に、きっちり伝えよう………」
覚悟を決めたハジメはインパルスとデスティニーをそれぞれケースにしまい込み、作業用の補修パーツや工具などを全て纏めるとベッドに入る。
この時、ハジメは予想していなかった。
否、ハジメだけでなく他の誰も予想なんて出来るはずがなかったのだ。
『自分達の日常が、今日まで』だということなど………
「我らが主より神託を授かった」
白いローブを着込んだ者達が密集する空間で、一人の老人が低い声で告げる。
「備えよ…『勇者』はまもなく現れる」
登場ガンプラ紹介
フリーダム・ブレードマスター
八重樫雫がフリーダムガンダムを改造したガンプラで、フリーダムの青い部分が全て蛍光ピンクになっている。なお、翼は下地に紫の塗装を施した上で薄くピンクに塗装しているためやや暗く見えているのが雫なりのワンポイント。
腰部レールカノンは外され、右腰はウィンダムの、左腰はダブルオーガンダムのパーツを使っており、左腰には刀『ムラクモ』の鞘がセットされている。
『ブレードマスター』の名前通り刀、ナイフ、ビームサーベルといった装備があるが、フリーダムのメイン武器であったビームライフルとバックパックのビーム砲は残されているため数は少なくなったものの『フルバースト』も一応可能。
また、ビーム砲にもビームサーベルを出現させられるギミックを追加しているが未完成らしく、決勝戦ではサーベルモードにしたことで機体そのものに負荷がかかってしまい、機能停止してしまった。
雫の拘りとして、翼には2枚ほどハロのデカールが貼ってある。
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