デート・ア・ライブ 士道リバーション   作:サッドライプ

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 いや、すまんね。

 だいぶ間を空けた更新がこんなんで




パルプンテ!

 

 きっかけは、美九からのメールだった。

 

 カラフルに様々な種類の絵文字が踊り、本文よりも画面を占領していることも稀ではない彼女のメールは士道にとって真似したくとも出来ない完成度で毎度毎度感心させられる。

 それが広告メールや日常の雑多な用件メールに埋もれるのが何となく勿体なくて、実は差出人が美九のメールには保護をかけてフォルダを分けていたりするくらいだ。

 

 芸が細かいのについてはいつものことだが、その日の一通に関してそんな傾向が特に顕著に見えた。

 用件がよく分からない言語で、かつ意味のある本文が何かのURLのコピー&ペーストのみという、可愛らしく彩る絵文字が無ければ送信ミスか悪戯を疑うような代物だったせいだろうか。

 

「わくわくてかてか…………?」

 

 意味の繋がらない擬声語の組み合わせはともかく、見ておいて欲しいということだと思われるのでちょっとした好奇心もあって士道はそのURLをタップした。

 スマートフォンが自動でブラウザを開き、画面にホームページが表示される。

 

 暖色系のデザインにやや丸めのフォント、広告の占める面積の多いその内容はと言えば、大型掲示板のスレッド内容を抜粋したいわゆるまとめサイトと言われるものだった。

 右上に表示されたカテゴリに沿った“報告者”達の悲喜こもごもの書き込みや、それに対するリアクションは妙に染み渡る内容で…………きっとそれは、士道の倍以上の時間を生きた大人達の、士道にも身近な感情を綴った記録だからだろう。

 

 その感情が士道にとって身近であるということ自体が、ある意味異常と言えば異常だが。

 だからこそ意識は引き込まれ、スクロールとランダムに表示されるリンクを辿って様々な“報告”を読み進めていくのが止まらない。

 

 時に涙ぐみさえしながらスマホに熱中し、電池が半分ほど切れた辺りでふと我に返り疲れた目を小休止させた士道。

 一度落ち着かせた思考で――――これを読ませた美九の意図を振り返る。

 

 どうしていつもと様子の違うメールを出したのか、そのきっかけは流石に分からずとも。

 彼女の目的、期待するもの、望むこと………それが分からないなんてことはあるはずがなく。

 

「相変わらずだな、美九は」

 

 苦笑、というにははにかんだ笑みを浮かべながら、光の落ちた液晶を復帰させる。

 表示されるただの画面に写った文字にしてはやけに印象深く見えたのは、そこに込められた率直に言うにはやや恥ずかしながらも大事な感情を知っているからで。

 

 だからこそ――――。

 

「やるよ。………いや、やらせてくれてありがとう、なのかな」

 

 いつもの様に誘宵邸に向かうべく歩き出す士道が、ポケットに突っ込む携帯機器に表示されたそのスレッドタイトル。

 

 

 

【魔法の呪文は】嫁に「愛してる」と言ってみるスレ【パルプンテ】

 

 

 

 さあ病気いくぞー。

 

 

 

※最初はやっぱり

 

「来たぞー」

 

「いらっしゃい、士道」

 

「…………」

 

(初っ端は七罪………美九にされたリクエストとはいえ、ちょうど一対一だし後回しにするのもなんだか、だしなぁ)

 

「?どうしたの」

 

「これも縁なのかなやっぱり。なあ、七罪――――すー、はー、よしっ」

 

 

 

「愛してる」

 

「私も愛してるわよ、士道」

 

 

 

「………っ!?~~~~!!?」

 

「ふふっ」

 

「な、七罪さん………?」

 

「じゃあ、また後でね士道。美九達にも“挨拶”していくんでしょ?」

 

「…………」

 

「…………」

 

「……流れるようにクールに去って行かれた」

 

「すげえカウンター……うわ、顔熱い」

 

「ていうか何、え、あの様子だと美九だけじゃなくてみんなに期待されてるのか今回のこれ?」

 

「それにしたって最初からインパクト強いっていうか………他のみんなもこの調子だとしたら、大丈夫か俺」

 

 どたどたどた……ばたんっ!

 

 にゃああああぁぁぁぁぁっっ!!

 

 ごろごろごろごろごろごろごろごろごろごろ――――。

 

「………………案外大丈夫かも知れない。いや、何も聞いてないけど」

 

 がんっっ!!!

 

~~~~~~~~ッッ!!?

 

「あ、頭ぶつけた。いや、言っちゃったはいいけどすぐに恥ずかしくなって俺から見えないところで悶え転がってた音なんて聞こえてないけど」

 

「そういうことにしておこう」

 

「…………美九の部屋、行くか」

 

 

 

 

 

※こういうのって結局直球が最強だよね

 

「どきどきー」

 

「美九、あの、その、だな?」

 

「わくわくー」

 

「わかっ、分かってる。ただちょっとだけ落ち着かせてくれ」

 

「………ああん、もぉ、だーりん可愛いんですからぁ。でも我慢効かない待てないんですー、がんばって、ほら321きゅー?」

 

 

 

「ぁ、ぅ…………美九、美九愛してるっ!」

 

 

 

「―――――」

 

 

「だーりん…………、だーりんだーりんだーりんっ!!」

 

「わわ、美九っ、飛びついてきちゃ危なっ、」

 

「だーりんだーりん好きです愛しいですラブです愛してますっ!ぎゅーっ、ですー!!」

 

「少し、落ち着いてって」

 

「落ち着いたら負けです愛は止まらないんですー!ほら、だーりんも、ぎゅーっ?」

 

「ああもう………ぎ、ぎゅー……」

 

「んぅー。えへへー………」

 

 

「すりすりー。あは、もう少ししばらくずっとこうして抱き合ってたいですー………」

 

「………俺でよかったら、お好きにどうぞ、お姫さま」

 

「だーりんっ」

 

 

 

 

※違いの分かる風の精霊

 

「夕弦、愛し―――っふみゅ!?」

 

「ちゅっ、…………先制。残念ながら実は今は士道のターンではなかったりしました」

 

「ど、どういう………?」

 

「策士。愛してるなんて、そんな大事なことば、ただで言わせてなんてあげないのです」

 

「要求。今のキスと、夕弦スペシャルリクエストを士道にこなしてもらいます」

 

「……敵わないな。で、どうすればいいんだ?」

 

「抱擁。後ろから抱きしめて、優しく触って」

 

「こう、か………?それで、触るってどこをーー」

 

「受容。士道が愛でてくれるなら、どこだっていい。大丈夫、夕弦は例えどんな変態的なフェチズムを士道が持っていたとしても、受け入れてあげますよ」

 

「お前な…………だったら、こうしてやる!」

 

「ひゃうっ!?せ、制止。士道、待っ………~~~っ!」

 

(動揺っ。優しいのに、そこ、士道に触られて、からだぜんぶにびりびり来る………!!)

 

「夕弦………へえ」

 

「………ふっ…ぁん!?」

 

(誤算。私のここ、こんなに弱いの知らなかった………私は知らなかったのに、士道に知られてしまってる…………!?)

 

「駄目。だめ………っ、!」

 

――――夕弦。

 

「~~~~~ッ」

 

(動揺っ、なんで、バレてる!?優しくさわさわされて、夕弦、って耳元で囁いてもらうって、まだ言ってないのに………!)

 

「こうすればいいんだろ………!何となく、分かるっ」

 

(衝、撃………ゆづる、夕弦の、士道に知られちゃってる…………足に力が入らなくて、いま士道に全部預けてるのに……!)

 

「懇願。止まって、止まってくださいしどぉ………らめぇ」

 

(恐慌。こんな状態で、最初の予定通り、強く抱き締められた後に、言われたら………私、どうなるか……!!)

 

「夕弦……夕弦!」

 

 

「愛してるぞ、夕弦!!」

 

 

「―――――――」

 

(ぁーーーー)

 

(惚然。あたま、まっしろにーーー)

 

 

「っっっっっっっっっッ!!!?」

 

 

 ぶるぶるぷるぷる………っ、ぴく…っ、ぴく………。

 

 

「ん…………あれ?夕弦?夕弦――――!!?」

 

 

 

 

※違うの分かる?かぜのせーれー

 

(凄かった)

 

(なんかこう、上手く言葉に出来ないけど凄く凄かった)

 

「お、おお士道ではないか偶然だなー」

 

(そのままベッドまで運んで寝かせて来たけど――――ううん)

 

「ふ、ふふふ分かっているぞ?貴様には疾風の化身たるこの耶倶矢に告げるべき魔なる言霊があると」

 

(ふわふわした、よく分からない感じ)

 

「…………む?士道?」

 

(新しい何かが芽生えたというか、扉が開きそうというか)

 

「士道?しーどーおー?」

 

(今度、じっくり夕弦をいじめ―――、)

 

 

「士道ッッ!!!」

 

 

「うわっ!?耶倶矢っ?」

 

「『うわっ』ではない!よりにもよってこの我を無視するとは何事かっ!?」

 

「え、あ…………ごめん」

 

(びっくりした……。でも、今のでなんか吹っ飛んだな、何考えてたんだっけ俺?)

 

「ごめん、で済むと思うか?この罪“煉獄なる輪廻遊戯【インフェルニティ・エメループ】”にてじっくりと…………、えっと、体調悪いとかじゃないよね?」

 

「あ……いや、単純にぼーっとしてただけだ。心配してくれてありがとな」

 

「そんなのとうぜ………、……」

 

「?」

 

「いや、許さぬ」

 

「ええっ!?」

 

「その…………あ、あるでしょ?言うことが」

 

(よく見たら耶倶矢、なんかすっごいそわそわしてる………)

 

(期待してくれてる、のかな)

 

「………」

 

 

「愛してる、耶倶矢」

 

 

「あ……お、応とも!我と士道は悠久なる世を寄り添う定めなれば、当然よなっ!」

 

(そんなこと言いながらこれ以上ないってくらい幸せそうな顔で肩にすり寄って来て、あーもう)

 

 

「ありがと、な」

 

 

 

 

※分かるかどうかで世代がバレそうなネタ

 

「士道さん」

 

「…………何となく会いそうな気がしてたよ、狂三」

 

「あらあら。わたくしのことなどお見通し、という訳ですの?くす、なんだかそれも悪くありませんわね?」

 

「お前の方こそ、たまに俺のこと全部分かってそうみたいな気分になるけどな」

 

「ああ………それなら本当に悪くない、悪くないですわ。でも残念ながら勘違い、そうお思いになるのだとしたら―――それは士道さん自身がそれだけわたくしに心を開いてくださっているということ」

 

「まあ……それは、その」

 

「本当に、物好きな方。それ故にこそ――――わたくし、士道さんの甘い言葉、期待してよろしくて?」

 

 

「愛してるよ、狂三」

 

 

「ほんの躊躇いもありませんでしたわね―――慣れてしまいましたの?ああ、憎らしいですわ、妬けてしまいますわ!

…………そしてそれ以上に、嬉しいですわ。あの方達への羨望が、霞んでしまうくらいには」

 

「狂三………」

 

「幸せな気分ですわ。とても心地よい気分。聴きまして、わたくし?」

「いいえ、わたくし聴けませんでしたの、わたくし」

 

「……………。………え、あれ?」

 

「じー」

「じー」

「じー」

 

「………あ、愛してる」

 

「ああっ、ありがとうございます士道さん!最高ですわ、聴いたでしょうわたくし?」

「いえ、わたくし聴いてないですの………」「わたくしも」「わたくしもですわ」「羨ましいですわ」「全く」「本当に羨ましいですわ」

「欲しいですわ」「わたくしにも」「愛の言葉」「欲しいですわ」

 

 

「「「「じー」」」」

 

 

「…………え、何なのこれ無限ループ?」

 

 

「――くす。そこまで酷な事は流石にしませんわ。せいぜい百人、本体のわたくし含めて101匹狂三ちゃん。可愛がってくださいな?」

 

 

「分かった、分かったから囲んで凝視するのやめて!?」

 

 

 

――――。

 

「まさか本当に百の愛を連ねてくれるなんて。気恥ずかしさに慣れることはあっても、一度たりともおざなりになること無く」

 

「さて。この百の分身(わたくしたち)、一度に取り込めば士道さんに百回愛を唱われた記憶が一つに濃縮されてフィードバックされるわけですけれども」

 

「――――考えるまでもなくやめた方がいいですわね。幸せ過ぎて“気が狂って(普通のおんなのこになって)”しまいますわ」

 

「士道さん、本当に罪な人。きひ、きひひひひ………っ」

 

 

 

 

※原作で唯一士道さんに明確に愛してると言われたヒロイン、なんだけどなぁ………

 

「あれ、琴里?今からお出かけか?」

 

「あら、士道。〈フラクシナス〉に、ちょっとね」

 

「そっか………無理すんなよ」

 

「おあいにく、よりにもよって士道にその言葉を言われる様なイカれた神経してないわ」

 

「まあ自覚が無いのはしょうがないよな。本当にしょうがない妹だ」

 

「わざと言ってるでしょ。わざと言ってるわねこのしょうがない兄は」

 

(おにーちゃんの前で黒いリボンを着けるようになってから、いつものことになった軽口の叩き合い。でも、なんだか今日は―――)

 

「あ、そうだ」

 

「?どうしたのよ、まさか帰り道のこの自宅のど真ん前まで来て忘れ物に気付いたとか?」

 

「いや。寧ろ琴里に、忘れないようにってさ」

 

「私に?何の話?」

 

 

「琴里、愛してる」

 

 

「……………………へぁ?」

 

「じゃ、また後でな。晩飯に間に合わない様ならお前の分はラップかけて残しとくから、十香に食われない内にさっさと帰ってこいよー」

 

「ちょ、ちょっと――――」

 

 

「……ぅあ、あぅ………」

 

「もう、いきなり何だったのよ………」

 

「…………」

 

「ふふ」

 

 

「私も、愛してるわよ、おにーちゃん」

 

 

「…………………や、やっぱ今のなしっ」

 

 

 

 

※アニメの見すぎよりテレビの見すぎの方が性質悪い。いや、関係ないけど。

 

「あ、お帰りなさい……です、士道さん」

 

「ただいま、四糸乃。愛してるぞ」

 

「っ!!?」

 

 がしゃん。

 

「お、おい四糸乃!?怪我ないか?」

 

『し、士道くん、そんな………っ』

 

「ひ、ひっく、えぐ………っ」

 

「え、ええ!何でいきなり泣いてるんだ四糸乃!?」

 

「だって、だって………!」

 

『士道くん、士道くん~~っ!』

 

「ど、どうしたんだよ、よしのんまでそんな声出すなんてーーー、」

 

 

「だめです、いやです、士道さんが死ぬなんて………」

 

『士道くん行かないで、もっと一緒に居てくれないと駄目だよぉー!』

 

 

「え、俺死ぬの!?」

 

 

――――。

 

「いや、死なないから」

 

「あ、あぅぅ…………だってスコットもクリスも啓介も、その、そう言った後死んじゃったですし………」

 

「誰だよスコット」

 

『あのね、今週は元傭兵のエドワードがひろ子に告白するんだよー。歴戦の傭兵の彼ならきっと幽霊に憑殺されることも落とし穴に嵌まることも作業機械に巻き込まれることもないさー!』

 

「ヒロイン同一人物かよ!?疫病神じゃねーかひろ子って言うか逆に見たくなるなそのギャグドラマ!?」

 

「あ………じゃあ士道さん、今度一緒に見ませんか?」

 

「……そうするか。なんてタイトルなんだ?」

 

『やったね四糸乃!ありがとー士道くん。タイトルはねー、“サムとひろ子のあの丘まで”って』

 

「エドワード絶対生きて帰れないよなそれ!?」

 

 ぎゅっ

 

「あれ、どうした四糸乃?」

 

「だいじょうぶです、士道さんは死にません」

 

 

「わたしが、まもるから…………っ!」

 

 

「――――」

 

(四糸乃にテレビ以外の趣味覚えさせた方がいい気がしてきた………)

 

 

 

 

※結局この子に関しては原作でほぼ完成しちゃってるんだよね、おかげで書きづらいっちゃ書きづらい

 

「十香、入っていいか?」

 

「シドー?うむ、当然だっ」

 

「あはは。ありがとうな」

 

「?それよりどうしたシドー、お話するか!?」

 

「それもいいけどさ。十香にも言わなくちゃな、って」

 

「む、何をだ?」

 

 

「愛してるよ、十香」

 

 

「?愛してる、とは何なのだシドー?」

 

 

「………………」

 

(落ち着け五河士道、十香が何気ない一言で場を超重力に落とすのは初めてのことじゃない)

 

(根気よく説くことが何よりも大事なんだ)

 

(……『愛してる』の意味、か)

 

 それは――――、

 

「――――――、ってこと、かな」

 

「…………むー」

 

「なんで唸ってるんだ?分からなかったか?」

 

「そんなことはない。ただ、それならば私がシドーに言うべき言葉ということではないか」

 

「え?」

 

「愛してる、愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してるっ!」

 

“一緒にいてくれてありがとう”

 

“寄り添ってくれてありがとう”

 

“分かち合ってくれてありがとう”

 

「―――――っ」

 

“おかげで自分は一人じゃない”

 

“だから、ありがとう”

 

 

「愛してるぞ、シドーっ」

 

 

 それはきっと、そういう感情(コトバ)。

 

 

 

 

 

 

 

 





※これに関しては読者と原作者の悪ノリの産物だと思うんだ。作者は悪くない…………たぶん。

「『士織、愛してる』?はいはい、何が欲しいんだ?おこずかい足りなかった?」

「?なんなんだよ?」

「ちょっと、拗ねるなって………もう、世話が焼けるな」

「まあ、…………アレだ。ご機嫌とりでも、嬉しかったよ。安いものだね、我ながら」

「きゃっ!?いきなり後ろから抱きつくなって、いつも言ってるだろ!?」

「本気で愛してるって証明してやる、って、そんな恥ずかしい台詞よくも」

「そん、な………ふぁう、無駄な証明、しなくていっ、や、やめっ」

「うるさい、無駄な証明、なんだよ…………お前を愛してる気持ちは、誰にも負けないって決めてるんだから」


「お前が愛してくれる以上にお前を愛してやるんだって、決めてるんだから………!」


「やん、それはちょっと、卑怯………っ」


 この後無茶苦茶せっ―――いや、なんでもない





 以上、ということで久しぶりの更新もとい病気でした。
 勘が鈍ったせいかキレがいまいちっていうか、病気度数が足りてないねちょっと。

 折角完結までなんとか一段落着けたのにまだ書く言いつつ書けなかったのはスランプ…………って言うほどでもないけど、なんていうか。
 でも今回のと前回の美九にゃんでなんとなく理由分かった。


 狂 気 が 足 り な い 。


 今作は言わずもがな士道さんが片っ端から浄化させてくし、前作の某ISガンダムの束さんも比較的マイルドな部類だったからなぁ…………。
 短編じゃ発散仕切れないし。

 やっぱ定期的にきたないサッドライプさんしないと駄目みたいだわ。
 綺麗過ぎる空気じゃ人は生きていけないんだ…………。

 艦これ辺りでいっちょやって見るかねえ。


「ここから先は、俺の戦争(ケンカ)だ!!」
「いいえ先輩、“わたしたち”の夫婦共同作業(ケンカ)です!!」

「…………………は?いやお前誰?」
「気にしないで大丈夫です、先輩のことは、ずっと後ろから見てました――――」


「私は、せんぱいの“監視役”ですから」

 にこっ☆


 世界最強の吸血鬼を監視(ストーカー)せよ!



 って感じなストライク・ザ・ブラッドネタも思いついたけどまあ原作通りと言えば原作通りだしね()

 折紙さんとちょっと被るし。


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