やっほー!サイタマエースだよ!今日はデビュー戦なんだ!同い年のウマ娘達が夢、名誉を求めて競いあうの!私はウマ娘として生を受けたからには、全力でこれからも頑張る!どんな子達と戦えるんだろう!楽しみ!
実況(赤坂)「さあ!やって参りました!デビュー戦!未来、スターになるウマ娘は現れるのでしょうか!今回の実況は私、赤坂と解説の竹田さんでお送りします!よろしくお願いします!」
実況(竹田)「よろしくお願いします」
赤「さあ!早速パドックにあがってきました!2番人気!カインズライト!3枠5番です!」
(バサァッ)
カインズライト「(2番人気、応援してくれている人の為、自分の為に…アタシは勝ってみせる!)」
観客「頑張れ!」 「応援してるよ~!」
(タッタッタ)
今しているのは、パドックにあがって自分の印象を観客の方々に伝える時間。実況の方が私達の事を紹介してくれる場所です!
赤「続いて、4番人気!ブラックシャドウ!1枠2番です!」
(バサァ)
ブラックシャドウ「(私は走る…。皆の希望になってみせる…)」
観「なんだか、おとなしそうな子だな」「ちっちゃくて可愛い!」「頑張って~!」
パドック裏
サイタマエース「う~!緊張する~!」
グレースムーン「次、紹介されるのあなたよ!弱々しい所見せたら、応援してもらえないかもよ!もっと胸をはりなさい!」(ガクガク)
サ「グレースさんの方が緊張してるじゃないですか!大丈夫ですか?」
グ「だ、大丈夫に決まってるでしょ!わたくしはムーン家のお嬢様!恥ずかしい所を見せる訳にはいきません!」
(タッタッタ)
サ「ブラックシャドウさん!」
ブ「エースさん…」
グ「今日はお互いに頑張りましょうね!」
ブ「グレースさん…。はい…!」
赤「さあ!次のウマ娘は!」
グ「エースちゃんの番よ!頑張ってきなさい!」
サ「は、はい!」
(タッタッタ)
赤「パドックにあがってきました!6番人気!サイタマエース!2枠4番です!」
サ「(えっと、確か上着は投げるんだっけ?)」
(バサァッ)
観「頑張ってね!」「応援してるよ!」
サ「(恥ずかしかった…。そうだ!早く戻らないと…)」
(タッタッタ)
赤「さあ!やってきました!1番人気の登場です!1枠1番!グレースムーン!」
(バサァッ)
観「ワァァァ!」「綺麗な人…」「美人だぁ…」
グ「(うぅ…。1番人気というプレッシャー、ものすごいですわ…!しかし、このプレッシャーを味方につけてみせますわ!)」
(タッタッタ)
赤「続いて、ラックジョーダン!5番人気!5枠9番です!」
ラックジョーダン「こんにちはー!私、頑張るから、応援しててねー!」
観「頑張ってー!」「応援してるよー!」
(タッタッタ)
赤「続いて、9番人気!フライトリンク!2枠3番です!」
(バサァッ)
フライトリンク「(応援してくれている人の為に頑張らなきゃ!)」
観「頑張って!応援してるよ!」「かわいいよー!」
フ「(か…、可愛い!?うぅ…恥ずかしい~)」
(タッタッタ!)
赤「続いて、3番人気!アンティクリス!3枠6番です!」
アンティクリス「(あぁ~、緊張する!)」(びくびく)
観「頑張って!」「緊張しないで!応援してるよ!」
(タッタッタ)
赤「続いて、あがってきました!7番人気!アンナタージャ!4枠8番です!」
アンナタージャ「アタシは負ける気ナイデース!勝ってみせマース!」
観「強そうな子だな」「頑張れー!」
(タッタッタ)
赤「続いて、8番人気!カルサンタナ!4枠7番です!」
カルサンタナ「(私は勝つ。それが私の存在意義。)」
観「頑張って!」「なんだか、サイボーグ感あるな」
(ダッダッダッ)
赤「全ての出走ウマ娘の紹介が終わりました!続いてはレースです!」
出走ウマ娘
1枠1番 グレースムーン 1番人気 ー◎○○ー
1枠2番 ブラックシャドウ 4番人気 ー○△・ー
2枠3番 フライトリンク 9番人気 ー・・・ー
2枠4番 サイタマエース 6番人気 ー・・・ー
3枠5番 カインズライト 2番人気 ー△◎△ー
3枠6番 アンティクリス 3番人気 ー・・◎ー
4枠7番 カルサンタナ 8番人気 ー・・・ー
4枠8番 アンナタージャ 7番人気 ー・・・ー
5枠9番 ラックジョーダン 5番人気 ー・・・ー
6月21日 デビュー戦 距離1600m(マイル) 馬場状態 良
赤「さぁ、ウマ娘達がどんどん出てきました!」
観「ワァァァ!」
竹「皆、いい顔してますね」
サ「(すごい歓声…。なんだか体が震えてる…。これが…レース!)」
グ「(体がビリビリしますわ…。武者震いと言うヤツかも知れませんね…。でも、闘気が沸いてきましたわ)」
ブ「…。」
赤「ウマ娘達がどんどんゲートの中に入って行きます。」
サ「(ゲートって狭いと思ったけど、そうでもなかった!心地が良いかも!)」
グ「(隣にはブラックさん…。真っ直ぐ、前を見てますわ。わたくしも集中しないと…)」
赤「出走準備が整いました!ウマ娘達が構えます…」
(…ガタン!)(ダッ!)
赤「一斉にスタートしました!だが1人出遅れてしまったようです!アンティクリスです!」
竹「出遅れしまいましたか…。焦らないといいのですが」
赤「さあ、作戦が逃げのグレースムーンがレースの流れを作って行きます。今回のレースでは逃げは1人、にげきれるのでしょうか!その後ろにサイタマエース、作戦は先行です!二馬身位離れた位置についております!続いてブラックシャドウ、作戦は差しです!中盤の位置でレースの動きを見ております!2番人気のカインズライト!ブラックシャドウの前におります!」
グ「(このまま逃げきってみせますわ!)」
サ「(グレースさんについていく!)」
ブ「…」
赤「もう、第1コーナーを回りました!一番前、グレースムーン、同じペースを乱さず逃げています!その後ろにサイタマエース、グレースムーンに食らいつきます!サイタマエースの後ろからカルサンタナ、ラックジョーダンと続いて、差し位置にカインズライト、フライトリンク、ブラックシャドウと続いて、追い込み位置にアンナタージャとアンティクリスがおります!第2コーナーを回りました!」
竹「皆、初めてのレースなので、自分のペースを掴めるとよいのですが…」
グ「(今回のレースで自分のペースを掴み、勝ってみせる!エースちゃんの位置が怖いけど、負けない!)」
サ「(グレースさん、速い!でも、最終コーナーで抜かしてみせる!)」
ブ「……」
赤「着順、変わりません!もうすぐ第3コーナーを回ります!…回りました!」
竹「ここからどんな展開になるか、楽しみです!」
赤「さあ!ウマ娘達がもうすぐ第4コーナーを回ります!」
竹「ここからがスパートです。一気にレースが熱くなります!」
グ「(はぁ…。ここから、更に引き離さないと…!)はぁぁぁ!」
(グググ…ダンッ!)
赤「グレースムーン!さらに引き離す!」
サ「(グレースさん!速い!でも…追い付かないと!)すぅ~はぁ~、はぁぁぁ!」
(ダンッ!)
赤「サイタマエース!息をいれ、グレースムーンに必死に食らいつく!しかし、届かないか!」
グ「エースちゃん!1着は譲らないわ!」
サ「抜いてみせます!」
カ「(私も2番人気として、簡単に…)負けるわけには…!いかない!!」
赤「おっと!カインズライトがあがって来ました!いや、待て!カインズライトの後ろから黒い影!!」
(((ゾクッ!)))
カ「えっ!?」
サ「(何…?この感じ…!)」
グ「(体が震える…。この背中に刺さるような冷たい視線…)」
赤「ブラックシャドウだ!ものすごい末脚です!前にいる3人にものすごいスピードで迫ります!」
(ダッ!ダッ!ダッ!)
カ「(まずい!追い抜かれる!)」
ブ「(まず…1人!)」
赤「ブラックシャドウ!カインズライトを抜かしました!ブラックシャドウ、サイタマエースに迫ります!」
カ「嘘…!」
サ「(速い!このままだと…、抜かれる!)」
グ「(もっと、速く逃げなくては!)」
赤「前の2人がブラックシャドウから逃げますが、どんどん距離が近付いていきます!」
竹「この4人のウマ娘の戦いになりましたね」
カ「うぁぁぁ!!」
赤「カインズライトも負けじと必死に食らいつきます!」
サ「(はぁ…はぁ…。グレースさんについてきたけど…自分のペースに合ってなかったかも…。こんなに疲れてる…)」
ブ「抜かせて頂きます!」
(ダン!)
サ「(ブラックちゃん…!こんなに強かったなんて!)」
赤「ブラックシャドウ!サイタマエースに並ばず、抜かしました!グレースムーンも、もう近くです!」
グ「ブラックさん…!」
ブ「グレースさん…。私が勝ちます!」
(ダンッ!ダッダッダ!)
赤「速い!ブラックシャドウ、速い!グレースムーンにも並ばず、抜かしました!そして、さらに突き放す!一馬身、二馬身、三馬身と突き放して、ゴールイン!!1着はブラックシャドウ!2着グレースムーン!3着はカインズライトです!3着争いで惜しくも、サイタマエースは敗れてしまいました!」
着順表
1着 ブラックシャドウ 三馬身
2着 グレースムーン 一馬身
3着 カインズライト クビ
4着 サイタマエース クビ
5着 フライトリンク ニ馬身
6着 アンナタージャ クビ
7着 カルサンタナ クビ
8着 ラックジョーダン クビ
9着 アンティクリス 二馬身
赤「すごいレースでしたね!」
竹「そうですね!特にあのブラックシャドウというウマ娘、ものすごい末脚でしたね!他のウマ娘達もとても熱いレースを見せてくれました!」
赤「さあ!この後は、ウイニングライブでございます!頑張って走ったウマ娘達を応援しましょう!」
サ「はぁ…はぁ…ブラックさん!すごかったです!」
ブ「は…はい。ありがとうございます…」
グ「まさかこんな実力があったとは、驚きでしたわ!私の完敗ですわ…」
ブ「グレースさんもすごかったです…。途中追い付けるか心配だったのですが…」
サ「追い付いたじゃないですか!すごいですよ!」
グ「(私は良いライバルに出会えたかもしれません。もちろん…)サイタマエースさんも惜しかったですわね…よくあそこまでついてきましたわね」
サ「はい!頑張ったのですが…、追い付けなかったです。自分のペースを掴まないと…」
ブ「エースさんもすごかったですよ…。(エースさんも油断できない相手です…)」
サ「そういえば、お二人はライブでしたね!頑張って下さいね!」
ブ「ライブは…苦手です」
グ「わたくしもあまり、練習などはしてないので…ちゃんと踊れるかどうか…」
カ「なら、私に合わせてみてはどうですか?」
グ「あなたはカインズライトさん!」
カ「こんにちは!ブラックさん1着、グレースさん2着おめでとうございます!エースさん3着争い、とてもワクワクしました。」
サ「いえ!こちらもワクワクしました!でも、次は負けませんよ!」
カ「こちらもです!」
ブ「ライトさんは踊るの得意なのですか?」
カ「はい!だから、私に合わせて踊ってみて下さい!
」
グ「助かりますわ」
ブ「合わせられるように頑張ります…」
結果、ライブは大成功だったみたいです!
ベシュトレーベン「負けたー!」
モルガナイト「よし!勝った!ベシュ、惜しかったな!」
べ「うー!悔しい!」
サ「あっ!モルガさんにレーべンさん!レースはどうだったのですか?」
モ「アタシが1着、ベシュが2着だ。お前らの方は?」
サ「ブラックさんが1着でグレースさんが2着です!私は4着でした…」
べ「ブラックちゃん、すごい!グレースさんとエースちゃんは惜しかったね!」
モ「惜しかったな!次は1着取れよ!そうだ!実はアタシとベシュが同じトレーナーにスカウトされたんだ!それでその人がまだ入りたい子がいたら是非、連れてきてくれって言ってくれたんだ!皆で入らないか?」
サ「良い考えだと思います!」
べ「それじゃあ、後で2人にも話そう!」
サ「そうですね!」
終わり 次回「スカウト」