扉から舞い込む新風   作:ケイオース

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少し、遅れました。
あと一話たったら戦闘パートです。

お待たせさせてしまいます。


22 反撃の兆し

突然の事に驚き、つい悲鳴を上げてしまった。

 

けれども、夢から解放してくれたのはコイツだという事を思い出し、取り敢えず礼を言う。

 

 

 

すると、驚くべき事に、返事を返してくれた。

 

「…礼など特にいらないよ。食事をしただけだから。」

 

マキュリとの会話の様に、頭の中で声が響く。

夢の中に入ってきた事も合わせて、精神的な介入が出来るポケモンなのだろう。

 

随分と、ハルケギニアの時から進化した物だ。

 

「…ん?どうして、ハルケギニアなんて単語を知っているんだい?あれは、古代の産物。我々の元。それを…、いや、詮索はよしておこう。」

 

…どうやら表面心理をも、読むことができるらしい。

もっと深く掘る事ができるであろうに、それをしなかった事に感謝する。

 

 

 

そして、どうやってあのキガングモから助けてくれたのか聞いた。

生半可な事では、あいつから逃げおおせるのは無理だからだ。

 

しかし、コイツ、ハルキメアー(ハルキメアーと言うらしい)は、不思議そうに返答してきた。

 

「え?キガングモならいるよ?ほら、上にへばりついているじゃないか。」

 

その言葉に、思わず肩を震わす。恐る恐る上を見上げると…

 

 

 

此方を見下ろすキガングモが鎮座していた。

 

再度出そうになる悲鳴をグッと抑え、ハルキメアーの方をもう一度見る。

 

 

 

そして、何のつもりか、と問いかける。

 

「何のつもりか?…当たり前だけど、君たちを助けているんだよ。ヤツ…スカウルスからね。」

 

…思っていた返答とは違う言葉が返ってきた。

 

生贄の為に生かされたのかと思っていたが、まさか救助の為にあの場に来たとは思わなかった。

 

 

 

今も尚、頭の中が混乱しているし、よく分からない。

けれども、今、彼らを信じなければ、この洞窟から逃げる事も出来ないだろう。

 

心がどうであれ、やるしかない。

 

「…そうか、それは分からなかった。失礼な態度を取ってすまなかった。」

 

兎に角謝罪をして、流れを流す。

この先、どうなるか分からないから。

 

「あ、別に気にしてないって。それよりも、助けが間に合ってよかったって、言ってるよ。

あのポケモンにやられる人間も多いんだ。上層にもいく事があるしね。」

 

けれども、思った以上に親身になっていてくれた。

…マキュリといい、海のポケモン達といい、本当に優しい者が多い。

 

サブリアや、ジョーイさん、そしてジムリーダーも、私達を良くしてくれる。

 

だけれど、この自然の脅威と合わせれば、均等が取れている気もする。

 

そんな事を思って、何処となく納得する。

 

「…そういや言い忘れていたけれど、スカウルスがまだいるんだ。

ノッグラン達から聞いたんだけど、上層で待ち伏せしているんだ。

今回のこと、相当恨んでるらしくてね。」

 

そして、やっぱり厳しい現実を知らされた。

私達を蹂躙したアイツが、待ち伏せを仕掛けていると。

 

少なくとも、経験も、知識もアイツには敵わないだろう。

だが、キガングモが助けてくれたのだ。なんとかなると思う。

 

 

 

しかし、私は一番重要な事を忘れていた。

 

「そしてね。残念だけど、キガングモは今回助けに入る事ができないんだ。

 

なんでかって?それはね、体が大きすぎて、途中でつっかえるからなんだよ。

 

スカウルスは骨だからね。ある程度体を削って縮む事が出来るんだけど…

 

キガングモはそんな事出来ないし、穴を掘ったら、洞窟自体が崩れるかもしれないからね。」

 

そう、スカウルスを一方的に押し潰した図体があった事を。此処が洞窟だと言う事を。

 

…そうすると、どうしたものか。

洞窟内のポケモンに協力を要請するか。それか、マキュリと作戦を…

 

「だから、僕が付いていくよ。美味しい悪夢を頂いた礼とでも思って!(はぁと)」

 

 

 

 

……?

 

 

 

………?!

 

 

 

「なっ?!」

 

 

 




新アンケート。
ここら辺の物、どうするべきか…。

ライバル、悪の組織、欲しい?

  • 欲しい
  • いらん
  • テンプレ?いいからドーピングだ!
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