扉から舞い込む新風   作:ケイオース

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呼び名や、副詞などが被りすぎてると、こう言うシリアスな時違和感が出てしまうので、困りますね…。


23 奇異な時間

「…随分素っ頓狂な声を上げるね、君。」

 

此方をジトっと見て、そう言うハルキメアー。

私は目を逸らし、口籠もりながらも謝罪を伝える。

 

「まぁ、こんな見た目だからね。あまり好かれていないと自覚しているよ。…ま、そんな話をしたい訳じゃなくて。」

 

首?を振ってから私と、未だに目を覚さないマキュリを見回す。

 

私も釣られてマキュリを見る。

 

 

 

…寝顔は穏やかで、傷も無くなっている。

 

 

 

つまり、適切な治療が出来ている、と言う事だ。

…徐に、バッグの中のきずぐすりを調べる。

 

 

すると、中身が空になった回復用品が姿を現した。

 

 

 

やはり、人間に対してなんらかの知識があると見て間違いない。

 

「…?取り敢えず、彼女を起こそう。少なくとも、君の味方なんだろ?なら、此処から出るのに必要な戦力になる。」

 

私は思考を一旦止めて、ハルキメアーのやる事を見る。

 

彼はマキュリの方へと向かい、頭へとよじ登る。

 

そして、頭の中からモヤを取り出し、それを食べるような素振りを見せた。

 

 

 

 

するとそのモヤは霧散し、その後すぐにマキュリの目が開く。

 

 

そしてマキュリは、ハルキメアーの方へと向き、キガングモの方へと向き、私の方へと向いた。

 

「…。すまない、この状況が全く分からん。どういう事だ?」

 

マキュリはそう言って、困ったように当たりを見渡す。

 

 

それを見てか、キガングモが動く。

天井から伸びる糸に捕まり、下に降りてくる。

 

 

 

そしてマキュリに一本の腕を、開くように伸ばす。

 

「…え?これをくれるのか?」

 

彼女はそう言って、何かを受け取った。

 

私はそれを見ようと近づく。

すると、それが何かわかった。きのみだ。

 

 

見た目はへたが星型尚且つカラフルで、実全体は緑と白のライン、そして形は尻すぼみだ。

 

正直見た事がないが、それが珍しい物だと分かる。

 

 

 

キガングモは、マキュリを少し見つめてから、腕を使って頭を撫でた。

 

それからまた元の位置に戻った。

 

「…ありがとう。持っておく。…でも、今の状況を説明して欲しい。」

 

そうマキュリが言うと、頭に乗っかったままのハルキメアーが話し始める。

 

「んー、取り敢えず、キガングモが君たちを救って、あのスカウルスが洞窟の上層で待ち伏せして、僕が脱出の補助の為について行く事だけわかってればいいよ。」

 

あっさり彼は言うが、その中には情報が詰まっている。

 

 

 

起きて直ぐに、色々起こりすぎたマキュリは頭を抱えて唸っている。

 

けれども直ぐに立ち直り、真剣な表情でハルキメアーを見つめる。

 

「ウーン…つまり、脱出の為に起こされたと言う事でいいか?でもどうする?」

 

そう言われて、ようやく話が進む。

 

「もちろん、策はある。ノッグラン達がちゃんと布石を打ってくれたのさ。」

 

 




短いですけど、会話回終わりです。次回から戦闘です!

ライバル、悪の組織、欲しい?

  • 欲しい
  • いらん
  • テンプレ?いいからドーピングだ!
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