扉から舞い込む新風   作:ケイオース

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こんなことしてるけど、作者はアイデアが出たど素人です。
主人公の頭の回転が早いせいで、文章がぶつぶつ切れる、とでも思ってくれたらなぁーと。思います。


4 一時

ー意識が上がる。

 

それを嫌に思うが、それでも起きるのを厭わない。進まなければいけないから。

 

…ゆっくり間を開き、体を起こす。のっそりした動きで周りを見渡す。

 

 

 

ーそこは洞穴であった。

天井から日が適度に差し、美しい景色を奏でている。

そして何よりも、扉がある事が特徴的だ。少なくとも、この洞窟には似合わない木製である事から、誰かが生活している事を予測できる。

 

 

どうしてここにいるかのかわからないため、余り思い出したくは無いけれども、状況整理をしよう。

記憶があやふやではあるが、ヤツに襲われ、その後、何故か海に放り出された。

そこで見つけられて、この洞窟で処置を受けたのだな。

 

 

 

どちらにしろ、家主には感謝しなければ。

 

 

 

そう思い、立ち上がろうとすると、ベチャッと音が響く。

その音につられて、下を見た。

 

そこには、海綿体の様なものが、水を含んだ状態で転がっていた。

…そういえば、服などが乾いていたが、コイツのおかげか。

 

見たところ、ポケモンにも見えないし、動く気配すらもない。

気に留める必要もないだろう。

 

 

そんな事をしているちょっとの間に、いつの間にか、チャプチャプという音が近づいてきている。

どうやら、家主が来た様だ。

 

 

扉の付近で音が小さくなり、そっと扉が開く。

そこに見えたのは…

 

 

 

 

海面から顔を出す、人間の様なポケモンであった。

上半身は、コスプレしている人間といえば納得できるぐらい人間である。

 

しかし下半身がそれを覆しており、足の部分がヒレらしき者になっている。

 

人間みたいではあるが、サーナイトなどの、人型ポケモンもいるから、納得できなくもない、と言ったところではある。

 

 

そして、彼女?が助けてくれた事は間違いないはずだ。

礼のつもりで、頭を下げる。

 

「ありがとう」

 

そう言い、頭を上げると、困ったかの様な表情を見せる彼がいた。

そして、少し悩んだかの様な素振りを見せる。

 

 

すると、口を開き、声を発する。

 

「ーーーーー?」

 

ー恐ろしく美しい声で、何かを問いかける様な音程を発する。

見た目と相まり、一瞬、呆けてしまったが、直ぐに返答を返す。

 

「すまない、言葉が分からないんだ。」

 

一応、言葉を発し、首を振る。口と耳の前でジェスチャーをし、言葉がわからないという旨を伝えようとする。

 

 

そうすると彼女?は、目を見開き、海中に引っ込む。

泡と静かさだけが残り、静寂に支配される。

 

 

そこでようやく、堪えていたため息をつく。

 

「…ここは一体、どこなんだ…。」

 

扉の先に見えた世界は、知らないものであった。

主人公の性別は?

  • 男性
  • 女性
  • お前ら人間じゃねぇ!
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