立香「ここが今回の特異点、''雛見沢''か………」
俺達はレイシフトに成功して1983年の日本のとある村''雛見沢''の田んぼの畦道に立っていた。
今回同行してくれたメンバーはエミヤ、クロエ、加藤段蔵、アスクレピオスだ。
アスクレピオス「お前………何故今回の調査に僕を選んだ?僕は新薬の研究に忙しいんだが」
エミヤ「マスター、彼を選んだ理由はやはり…“アレ“かね?」
クロエ「“アレ“って何のこと?」
立香「実はこの特異点の場所を俺は知っているんだ」
段蔵「どういうことですか主殿?」
立香「おそらくこの特異点はある創作物が主体になっている特異点なんだと思う」
クロエ「創作物?」
立香「あぁ、竜騎士07って作者が書いた『ひぐらしのなく頃に』っていう本の舞台の場所なんだよここは………だけど何か少し違うんだよなぁ………」
段蔵「何が違うのですか?」
立香「
アスクレピオス「おい、いい加減僕を選んだ理由を説明してくれないか」
立香「えっとね、ここ雛見沢には雛見沢症候群って名前の特有の寄生虫が原因の感染症があるみたいなんだ。その寄生虫は宿主が死亡すると消滅して死亡者の検体からは電子顕微鏡でも発見できないやつなんだ」
アスクレピオス「ほう………それは興味深いな………つまり僕を選んだのは今回の謎の救難信号がその感染症の患者からのSOSではないかと思っているからということか」
エミヤ「だがマスター、人の気配が一切ないのに救難信号というのもおかしくはないかな?」
立香「確かにおかしいと思う…だけど“あの子“なら可能性はあると思うんだ」
エミヤ「………“古手梨花“」
クロエ「誰それ?」
エミヤ「この雛見沢を支配している御三家の一つの当主で巫女だ」
クロエ「ふ〜ん」
エミヤ「確か歳は12歳くらいだったか」
クロエ「ほとんど私と同じ年齢なのね⁉︎」
段蔵「してその少女はどこにいるのでしょうか?」
立香「可能性があるとしたら古手神社かその近くにある北条沙都子って子と暮らしている家、後は雛見沢分校かな?」
エミヤ「他の御三家のところにいる可能性もないかね?他には入江診療所とか」
アスクレピオス「僕的には入江診療所に行ってみたい、どこまで雛見沢症候群のことがわかっているかも知りたいしな」
クロエ「私は分校かなぁ、もし入ったとしても疑われなさそうだし」
エミヤ「私的にはまず拠点を見つけてからにした方がいいと思うがね」
段蔵「段蔵は主殿の決定に従います」
立香「えっと────────────
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