レジェンズのヒーローアカデミア   作:HR-H HR-E

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タイトルはローバのセリフ、「身も心も」からのセリフです
騎馬戦後半。そろそろこのセリフをタイトルにするの厳しくなってきた()
とても短め。


No.9 気をつけて、私は全てを奪うから

「酷い目にあった…」

「おかえり物間、良かったぜ。一生あのままかと思って気が気じゃなかった…」

 

 あれから5分たった。残り時間は8分。どうやらダミー人形くんは元に戻れたようだな。良かった良かった。

 だがこっちは良くない。今まで全部ヴァルキリーのゆっくりとした垂直飛行やジブラルタルのドーム、常闇のダークシャドウで防いで来たが…今目の前に轟、八百万、飯田、上鳴というとんでもない組み合わせの騎馬と出会っちまった。

 

「そろそろ獲るぞ…1位を」

 

 光が弱いダークシャドウにとって上鳴と轟は相性最悪、実質連出堕である俺がこいつらを相手しないと行けない。しかも時折突っ込んでくる爆豪にも気を遣わないと隙を見て奪われる。こいつは厳しいな。

 そうこうしているうちに何やら八百万が分厚いマントと長い杖の様な物を創り出した。なんだあれ?杖と分厚いマント…?なんだ、ホグワーツにでも行くつもりか?

 

【危険よ、そこから離れて!】

 

 すると、脳内にレイスの虚空の声が響く。何がどう危険なのかさっぱり分からないが少なくともここで様子見してて言い訳では無さそうだな。虚空の声は俺以外には聞こえないから俺はすぐさま緑谷達に少しでも後方に下がる様に伝えた。この状況下においての危険は間違いなく何かをしようとしている轟の騎馬だ、こいつらから少しでも離れないと行けない。

 

「無差別放電! 130万ボルト!」

 

 そして予想通り、少しでも離れて正解だった。八百万が創った分厚いマントは絶縁シート、長い杖は上鳴の無差別放電で動けなくなった周りを完全に拘束する為に轟の凍結が地面を介して周りに行き渡る為だけの杖だった様だな。これで妨害してくるやつは…騎手だけで飛んでくる爆豪以外は居ない…これをラッキーと捉えるかアンラッキーと捉えるか…轟とのサシ対決が始まっちまったな。しかも、轟は俺達の周りをぐるりと囲む様に氷を作った為、退路はほとんど無い。ヒューズのマザーロードで氷を溶かそうにも囲む様に作られた氷には他のクラスメイトがくっ付いてる。マザーロードなんて使えば死人が出るな。

 虚空も緑谷を連れて行けない…ポータルもダメだな…ジャンプドライブは自分以外の生命体は連れて行けない…引く事は出来ないってか…だが、プレゼント・マイクの実況曰くあともう1分だそうだ。

 ダークシャドウで牽制しながら何とか時間を稼ぐしか無さそうだな。

 

 緑谷は必要に轟の左側を取るように立ち回るよう言ってきた。どうやらこれで無闇に轟は凍結が使えないらしい。飯田が巻き込まれるからだ。

 なるほど、よく見てるな緑谷。だが…何と言うか轟のやつなんかさっき左側を…よそ見して見つめたりしてたけどどうしたんだあれ?

 まぁ、良いか。とりあえずこのまま行けば向こうがヤケを起こさない限り勝t_____

 

「レジプロバースト!!!」

 

 その瞬間、俺では絶対に辿り着けない領域…それ程までの速さで轟の騎馬は接近し、緑谷の1000万のハチマキを奪い去った。

 

「は?」

 

 速すぎる。見えなかった。攻撃ではなかったから虚空の声も響かなかった。俺達がハチマキを取られた事に気づいたのは轟の騎馬が俺達の隣を過ぎ去った後だった。

 

「まずい! 取られた!」

「待て緑谷! 1000万を奪い返すよりも他の騎馬の点数を取った方がよいのでは!?」

「ダメだ、他の人の点数の散り具合が分からない、それに見て! 今かっちゃんが轟くんと戦っている! 奪うなら今しかない!」

 

 確かに…今目の前で爆豪が1人で轟と争っているが…あの中に割り込むのは無理があるな…

 くっそ…あともう少しだったのにな…残念だ。

 

「諦めちゃ駄目! 獲りにいくよ!」

 

 と言っても取られちまったもんは仕方ないだろ…はぁ、くそ

 

 

 

1()0()0()0()()()1()()()()()()()()()()が1番かっこいいからそうしたかったが、仕方ないな。

 

「取れ、ローバ」

『いいものゲットしちゃったわ』

 

 そしてローバと入れ替わり、その手には轟が奪っていったはずの1000万のハチマキが握られていた。

 

「は!?」

「なっ!?」

「え!?」

 

 轟、爆豪、緑谷は驚愕する。そうか、あの障害物競走の時はプレゼント・マイクが解説しなかったし俺も俺達も誰も説明しなかったからローバの個性は瞬間移動やワープだと思われてんのか。そうか、そりゃそうか。知ってたらローバをとても警戒するはずなのに全くと言っていいほど警戒してなかったからな。

 まあ、どちらにせよ。俺達は1度もハチマキを取られずに1000万保持で勝利したかったんだが…それは叶わなかったな。1位で突破には変わらないが、俺達を出し抜くなんて流石だな。轟、上鳴、八百万、そして飯田。あのスピードはお前なんだろ?震えたぜ、俺じゃあ一生出せないスピードだ。

 

《終〜了!!!!!》

 

 15分たった、騎馬戦は俺達が1位、轟が2位、爆豪3位で…心…操?ってやつが4位だ。いや〜本当に悔しいぜ、勝手に自分達でルールやこだわりを作ってそれに従ってただけだがそれも出来ねぇとは…障害物競走の様なレースじゃなくて騎馬戦の様な戦闘向きな競技でこそ活かせる俺達の個性なのに…それがあってもハチマキを1度取られちまうとはな…

 この悔しさを忘れずに次の競技こそ1本取られずに勝ちたいな。

 第1種目では緑谷、第2種目では轟達に1本取られちまってるからな。

 

 連出堕の個性のアピールは出来てるだろうけど…こう1本取られ続けたら爪も脇も甘いと思われちまいそうだな…

 




セリフのみでの参戦だったり全く本人が登場していないレジェンドはあと半分以上も居ますかね。第三種目はオクタン以外のレジェンドを使う予定です。

主人公連出堕の個性&設定。レジェンド達の個性&設定資料を書こうと思うんだけど欲しい?

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