レジェンズのヒーローアカデミア   作:HR-H HR-E

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あれ?映画って期末試験の後なの?
職場体験の後じゃなかった…あれ?(混乱)

タイトルはレヴナントの「名を聞かせてもらおう」を少し改変したもの。しかし今回レヴナントは二言しか喋りません。
それとミラージュスタートです。


シーズン3:職場体験
No.14 ヒーロー名はなんと言う? 知っておかねばならない。


 よおお前ら!俺だ、このミラージュ様の登場だ!

 先日の雄英体育祭の俺様の活躍、凄かったろ〜?

 え?「お前何もしてないだろ」って?おいおい、冗談キツイぜ〜それともそれがお前の渾身のギャグだったのか?ハハハッ、あ〜45点だな、100点満点中な。

 昨日の体育祭の俺の活躍で連出堕のやつは1日にして有名人!…正確には2日くらい振替休日があったから3日にして有名人だな。この事をなんて言うか知ってるか?そう!三日天下だ!(※違います)

 だから今、連出堕はテレビに映っていないレジェンドで登校している。ワットソンだな。歳はまあそんな離れてないし若いしギリギリ未成年と言われても通用するだろ。

 でもよ、プロヒーローを目指すならやっぱりファンサービスってのは必要だよな?な?

 俺様に切り替えてみろ、一躍かわい子ちゃん達が集まってきて握手やファンサービスを求めてくる。そこで俺様が最高のジョークで更n

 

おい、いい加減に黙れ皮付き

 

 ヒィィィィィー!わ、分かった!黙る、黙るから殺さないでくれ…!頼む!

 

 

_________A P E X_________

 

 

 

 雄英体育祭から休日を挟んで、その後の登校日。どうやらクラスメイトの話を聞く限り、登校中にめっちゃ話しかけられた様だ。俺達も変装して良かったな。変に話しかけられると対応がめんどくさい。レヴナントに切り替わってファンサービスしてくれなんて言われた日にはどうしようもないからワットソンで登校して正解だったな。

 

「おはよう」

 

 そこで、相澤担任が教室に入室して来て、今日のHRが始まる。が…

 

「今日のヒーロー情報学、ちょっと特別だ」

 

 相澤担任が言う特別はだいたいろくな事じゃないな。と言っても最高である事には変わりない…なんだ、抜き打ちテストか?除籍か?

 

「『ヒーロー名』の考案をして貰う」

 

「「「「「「「「「胸膨らむの来たああああ!!!」」」」」」」」」

 

 ヒーロー名…つまりはオールマイトやエンデヴァー、シンリンカムイと言った、本名では無い、ヒーローとしての名前を決めるって訳だ。確かに胸が膨らむな、俺も声をあげようとしたが相澤担任の目が怖かったからやめておいたぜ。普通に相澤担任の目はレヴナントよりも怖いな。

 

 それと、ヒーロー名を決めるのは雄英体育祭を見て職場体験のドラフト指名が俺達ヒーロー科にやってきたからだ。職場体験では、ヒーローの元でプロヒーローの仕事を見る(殆ど見るだけ)。その際にプロヒーローから興味を持たれたら卒業後はそのままサイドキックなんて事もある。だから今のうちに顔と個性とヒーロー名をプロヒーローや世間に覚えてもらおうって事だ。

 

「で、これが今年の指名結果だ。」

 

 すると、いつの間にか黒板にはプロヒーローから指名を受けた生徒の名前と指名件数が表示される。

 

 轟が3104件

 爆豪が2771件

 連出堕が1823件

 常闇が452件

 飯田が220件

 上鳴が195件

 八百万が159件

 切島が68件

 麗日が20件

 瀬呂が14件

 

 という結果だ。

 

「例年はもっとバラけるんだが…殆どを3人に偏ってるな」

 

 こいつぁ偏り過ぎじゃねぇか?常闇から瀬呂を合わせても連出堕に並ばないぞ。だが…それよりも…

 

「1位と2位の2人が轟より下?」

「順位通りになってねぇな」

「そりゃ…あんな怖いのと凶暴な爆豪を見たらビビるっしょ」

「ビビってんじゃねェよプロヒーロー!」

 

 まさか3位の轟が1位か…エンデヴァーの息子って言うアドバンテージありにしても圧倒的な差だな。というか連出堕と爆豪の間にも900近くの差がある…爆豪はあの凶暴性がテレビに出たから轟に負けたんだろうが…レヴナントを地上波に流した俺達はそれよりも酷い差だな。まだ指名自体が1000以上あるのが救いか。

 

 まあ、数よりも誰に指名されたが大事だな。そんな事よりもヒーロー名だ。

 程なくしてミッドナイト先生が相澤担任の代わりに教師を務めてヒーロー名に関する授業を行ってくれるそうだ。ペンとフリップが全員に行き渡り、各々が書き始める。

 

「じゃあ完成した人から目の前に出て発表してね」

 

 え?おい、まさかの発表形式かよ。

 俺含む他の生徒も驚いた表情でミッドナイト先生を見る。発表形式は少し気恥しいのだろう。ペンを置いて完成してる人が何人か居るのに中々前へ行こうとしない。

 そんな中…青山優雅がフリップを持って前に出た。あいつがトップバッターか…

 

「それじゃあ行くよ✩ 輝きヒーロー『I can not stop twinkling.(キラキラが止められないよ☆)』!」

 

 

 短文じゃねぇか

 トップバッターから大喜利みたいな事を始めるな。面白くて最高だが、後続の事を考えろ…いや、でも特に気にすることは無いか。大喜利をやりたければ勝手にやってろ。俺達はもう既に完成している。

 というか青山にやらせる前に俺達がトップバッターに出るべきだったな。

 なんて、考えてると次から次へと発表されていく。蛙吹梅雨のフロッピーという可愛らしいヒーロー名。耳郎はイヤホン=ジャック、障子はテンタコル、上鳴電気はチャージズマ…おお、かっこいいな。

 そして今度は爆豪がフリップを前に持って出てきて…

 

「爆殺王!」

「ブホッ!」

「おい十八面相野郎! 笑うんじゃねェ!」

 

 小学生じゃないんだからよ…もうちょっと…なんかこう…くwww

 ダメだ、やっぱりこれ大喜利大会だろ。爆豪が優勝だ!

 

 爆殺王くんの爆殺王はミッドナイトから却下されて爆殺王くんは渋々別の名前を考え始めている。さて、爆殺王くんの次は俺達が行くかな。

 

 俺はフリップとペンを持って、前に出る。フリップに書いてあるのは英語。

 

 

 

「APEX PREDATOR」

 

 

 

「APEX PREDATOR....頂点捕食者という意味ね。良いわね〜肉食系ね〜♡」

 

 なんか興奮しているミッドナイト先生は置いておいて、俺はそこに「でもこれは連出堕苑葛だけのヒーロー名だ」と付け加えて言っておく。

 

 俺はその場でフリップに1つの文字を付け足す。

 俺らは18人…19人で1人。これから増えるであろうレジェンド達も受け入れて生きる。

 

 

 

 

「APEX PREDATORS」

 

 

 

 

「…なるほどね、個性の仲間達18人全員含めて複数形のsを付ける…良いじゃない! 良いじゃない!」

 

 ああ、最高だろうな。様々な分野の頂点に立つに相応しい実力者18名。その18人の頂点に立つ連出堕苑葛はApex Predatorで俺達全員を指す場合はApex Predatorsだ。

 この場合だと、俺やシェのアネキなどレジェンド単体を呼ぶ時は困るかもな…Apex Predatorは連出堕苑葛専用で、Predatorsだと全員だからな。でも問題無い。俺らは既に本名とは別のコードネームで呼びあっている。俺はオクタビオ・シルバって本名だが…コードネームはオクタン。シェのアネキはライフラインってな感じでな。これを俺達以外にも使って呼んでもらうんだ!

 その場合だと18人全員相手に覚えてもらわないと行けないが…まあ頑張れとしか言う他無いな!

 

 

 

 

「爆殺卿!」

「ブホッ!」

「だから笑うんじゃねェェェェ!!!」

 

 俺達のカッコイイヒーローネームで終わったのにその後にハイレベルな名前出すなよ爆殺卿くん…

 

_________A P E X_________

 

 

 

「全員のヒーロー名が決まったところで話をこれからの職場体験に戻す。期間は1週間。肝心の職場だが指名のあった者は個別にリストを渡すからその中から自分で選択しろ」

 

 そう言いながら、相澤担任は個別にヒーロー事務所の名前が載ったリストを皆に渡していく。指名のなかった者は学校側が用意してくれた受け入れ可能の事務所のリストが渡されている。

 さて、俺達は1800件だからリストはそこそこ厚かった。轟は俺達の2倍くらいあるけどな。それでも俺達はここから一つだけ決めるのか…

 とりあえず1限目のヒーロー情報学が終わり、休み時間。指名の入った者は己の指名を確認し始めた。指名の入らなかった者は使命の入った生徒に近づいて、指名を覗き込んでいた。

 俺のところだと、峰田と障子が見に来たな。そういえば言い忘れてだが俺の隣の席は爆豪だ。あの雄英体育祭の一件以来、よく睨まれる。

 

「なあ連出堕は誰から来たんだ!?」

 

 何故かはしゃぐ峰田を片手で抑えながら、俺はリストを取り出す。一度に全部は見切れないから何枚か障子や峰田に見して俺はその間他のリストに目を通す。

 このリスト…名前順で並んでるな…アークスター事務所、イグアナマン事務所、ウワンガ事務所に…ん?エッジショット…?

 

 え、エッジショットだと!?エッジショットってあのエッジショットか!?

 ヒーロービルボードでNo.5のエッジショットか…凄いところから来たな…だが、エッジショットの次はカ行のヒーローが並び始める。エンデヴァーは無かったか。まあ当たり前か。しかしエッジショットか…

 

「お、おい! 連出堕!」

「なあ連出堕…」

 

 そんな時、障子と峰田が同時に俺に話しかけてくる。峰田は興奮気味に、障子はいつも通り落ち着いた雰囲気で。

 話しかけてくるのが同時だったが、峰田が障子に先を譲り、障子が改めて話しかけてくる。

 

「お前のところにマジェスティックとヨロイムシャにリューキュウから指名が来ている。」

「…マジか」

 

 マジェスティックは…確か今は13位だったかな?ヨロイムシャが8位で

 リーキュウが9位…全員エッジショットよりランキングは下だがとても有名なプロヒーローだ…!

 

「で、峰田はなんだ? 何を見つけた?」

 

 この反応からすると、峰田も恐らく俺のリストにビックネームを見つけたのだろう。

 すると峰田は血涙を流しながら…

 

「お前…お前! ミルコって…ミルコってお前ぇぇぇ!」

 

 峰田が指すリストにはミルコと書いてあった。ミルコ事務所ではなく、ミルコ…と。

 ミルコと言えば流石に有名だ。確かヒーロービルボードランキングが6位…これは女性陣の中で1位だ。常に全国を跳び回って事件解決してるプロヒーローだな。確か…事務所もサイドキックも持っていないんだっけな?だからミルコだけ事務所表記じゃないのか…

 

「ミルコ!? ミルコだって!?」

 

 そんな時、前の席から緑谷が目を輝かせてやってくる。そういえばこいつ重度のヒーローオタクだったな。飯田の兄、インゲニウムの事もめっちゃ詳しかったし………あぁ…そういえばインゲニウムは…

 

「うるせぇぞクソナード!」

 

 緑谷が反応して俺に近づこうとすると隣の席の爆豪がキレる。本当に緑谷に対する執着凄いな。戦闘訓練の時も体育祭の時も…

 

「騒ぐんなら昼休みに騒ぎやがれ! テメェもだ玉野郎!」

 

「ご、ごめんかっちゃん…」

「お…おぅ悪ぃ」

「すまないな爆豪」

「悪ぃな騒がしくて」

 

 緑谷、障子は爆豪に謝罪した後、席へと戻る。峰田は怯えた反応をしながら席へと逃げ帰る。俺も爆豪に軽く謝罪した後に障子と峰田から受け取ったプリントをしまって2限目の準備をする。爆豪の言う通り決めて騒ぐのは昼休みだ。

 

 

 さて、昼休みだ。隣の席の爆殺王くんは緑谷が寄ってくるのが嫌だったのか、それとももう体験先を決めたのか。俺達が食堂から帰ってきた時にはもう教室に居なかった。

 ともかく、腹が膨れた俺は自分の席に着く。俺の席の周りには緑谷と耳郎、上鳴に切島と前の席の八百万が見に来た。

 あれからリストを全部確認したが…とりあえず有名どころのヒーローはある程度確認した。

 

 オールマイト、エンデヴァーは当たり前の様に無いとして…ホークス、クラスト、ウォッシュも無かった。

 ベストジーニスト、エッジショット、ミルコ、ヨロイムシャ、リューキュウ、ギャングオルカ、マジェスティック、シシド。俺が知ってる有名どころはこれくらいだろうか。

 

「す、凄いヒーロービルボードチャートの上位勢がこんなに…凄い…!」

 

 緑谷が俺のリストを見て感激してるが…よく人の指名で感動出来るな。それ程に凄いんだろうな…いや、凄いな。オールマイトが身近に居すぎて感覚が麻痺してるな。最近の俺。

 

「で、連出堕はどこにするか決めたの?」

 

 耳郎がイヤホンジャックを弄りながら尋ねてくる。

 

「そうだな…これから決める。この目の前の緑谷を使って」

「ぼ、僕?」

「そうだ、俺達は最低限の知識はあるが…それ以上ヒーローについての知識は無い。でもお前は別だろ? だからお前にヒーローの詳細を聞いてそこから決める。」

 

 俺らが知ってるのはあくまでテレビに映ってるヒーローのみだ。教育方針や立ち回り、個性の細かい相性で決めたい。だが俺達はそんな事を知らない…だが目の前のヒーローに詳しい男なら別だろう。

 雄英体育祭の時も外回りにシンリンカムイ等のプロヒーローが居ると知った時、凄い速さで外に出ようとしてたし。相澤担任がプロヒーロー、イレイザーヘッドだと唯一気づいてたのも緑谷だし、雄英高校の教師であるプロヒーローも1人1人名前を当ててブツブツ呟いてたし。

 

「俺らは「このヒーローが好きだから」とか「ランキングが1番高いから」では決めない。1番よく学べそうなのを選びたい…いや、学ぶものが1番多いかな…流石に18人のレジェンドが全員色々学べるプロヒーローなんて居ないか…」

「確かにプロヒーローについてなら緑谷だな!」

「うちも緑谷と相談して決めようかな…」

「あ〜先に提出しちまった…!」

 

 各々、俺が緑谷に頼る理由に納得しているようだ。

 

「わ、分かった。ちょっと待ってね…」

 

 頼まれた緑谷は俺の指名リストを眺めてブツブツと凄い勢いで呟く。凄いな、こいつの独り言…なんか視覚化されてる気がする…

 

「…連出堕くん。このNo.4ヒーロー。ベストジーニストの事なんだけど…」

「おう」

「多分…この人は、前雄英体育祭で見せたあの…レヴナントって人が目的だと思う」

「レヴナント…?」

『…何?』

「なんであんな怖いのを…」

 

 おいおい、レヴナントのせいでこんなに件数が減ったってのにそのレヴナントに惹かれてベストジーニストは指名してきたのか?

 もしかしてベストジーニストって危ない奴なのか?

 

「ベストジーニストはヴィランや非行学生、個性を不正利用する人を矯正させるんだ。それに彼の個性は繊維を操る個性…少なくとも雄英体育祭を見る限り、どう考えても個性関連で呼んだとは思えない…」

「…つまりレヴナントを矯正、更生させたいって理由で呼んだ…」

「…かもしれない。あ、でも! その…レヴナントって人格を矯正したいなら…」

「いや、大丈夫だ。ありがとう。」

 

 俺の中でベストジーニストの選択肢が消える。いや、俺達と連出堕の選択肢からだな。レヴナントを矯正、更生なんて無理だ。俺らがそれをよく知っている。わざわざ意味の無いレヴナントの更生に職場体験を浪費するのは勿体ないからな。

 

「あ、あと…ギャングオルカも…」

「更生系?」

「うん…彼の場合は体育系だね…」

「レヴナントやコースティックと相性が最悪だな。更生や矯正するはずも無いな。」

 

 そういったやり取りを繰り返し、相性や方向性を考慮しながらヒーローを絞っていき…昼休みが終わる直前に俺達の…連出堕の職場体験先は決まった。

 

 迅速のスピードで解決し、単純な近接格闘ならオールマイトに次ぐプロヒーロー。個性云々の強さではなく、ただ単に戦闘の強さを上げるという単純で癖の無い理由で決めた。

 

 

 

 

 俺達レジェンドと連出堕苑葛の職場体験先は…ミルコで決定だ!

 




ヒーロー名はAPEX PREDATORSに決定!大文字か小文字かは気分で変えます。Apex Legendsでも良かったけどプレデターに憧れがあったので(いつもプラチナ帯)
頂点捕食者という意味合いで最初は海の頂点捕食者で有名なシャチの個性のギャングオルカでストーリーを考えてましたがギャングオルカのサイドキックや事務所やらの描写が分からなかったりめんどくさかったのでミルコに変更しました。
食物連鎖において底辺である兎の個性なのにめちゃくちゃ強いって素敵ですよね。

でも本音を言うと
肉食系褐色つよつよ兎お姉さん×草食系頂点捕食者よわよわショタ(10歳)
を書きたかっただけです!

主人公連出堕の個性&設定。レジェンド達の個性&設定資料を書こうと思うんだけど欲しい?

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