レジェンズのヒーローアカデミア   作:HR-H HR-E

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職場体験続き。
今回はオリジナルプロヒーローが出てきます、と言ってもミルコが居るので活躍しません。ミルコが強すぎる。

追記:日間総合ランキング6位…!?誠にありがとうございます!


No.16 LMGって最高に気持ちいいんだよね!

「ゼェ…ゼェ…居た!」

 

 個性を使わずのダッシュで俺は愛知県のメイン…名古屋市の建物の路地裏に来ている。

 

「おう! 遅かったな!」

「いきなり何も言わずに飛び出すなよ…」

 

 路地裏にはミルコとボコボコにされて床に伏してる悪役面の男性3人と涙を流してミルコに感謝する女性が居た。

 どうやらこの女性は男性3人に路地裏に連れていかれて乱暴されかけた様だった。そこにミルコが現れて、俺が到着する前に決着を付けた…って事か。

 泥花市から去った俺達はそのまま東京へ戻らずに愛知県の中心、名古屋へと向かった。ミルコ曰く人口が多ければ多いほど犯罪は増える。そして有名なプロヒーローがやられたというニュースが流れれば一時的にヴィラン発生率は分かりやすく上がるらしい。今回で言えばターボヒーローインゲニウムがやられた事できっと犯罪が増えるだろうと予期して近くの都市に来た。

 そして名古屋に来て、早1時間…もう5件の事件をミルコは1人で解決している。近くで見ようにもミルコは速すぎる。しかも個性の使用を許可されてないから興奮剤はもちろん、パスファインダーやヴァルキリーも使えない。

 

「ミルコ! 個性の使用を許可してくれ!」

「もう個性使ってるじゃないか?」

「違う! 連出堕の個性じゃなくて俺達個人の個性の使用だ。これじゃあヴィランの索敵も迅速な移動も出来ない!」

「ああ、そうだったな! よし、名古屋のヴィラン退治が一通り片付くまで許可する!」

 

 最初からそうしてくれ!!!!!

 

「…むっ!」

 

 すると、ミルコは突然その場から跳び去る。無言で何処かに行くのはやめて欲しい…だが6回目ともなると慣れた。ミルコがいきなり目の前を去るのは何処かで事件を察知したからだ。

 騒ぎになる前から事件を察知出来る…虚空の声の様な個性でも無いのにそんな事が出来るのはプロヒーローとして長年活動しているからだろうか…待てよ、ミルコっていくつだ?

 

「ヴァルキリー、切り替わって空からミルコを探してくれ。クリプト、ミルコの年齢をネットで調べてくれ」

 

 俺はヴァルキリーに切り替わるとヴァルキリーはその場からジェットで飛翔して空から周りを見渡す。すると、ちょっとした騒ぎが視覚に入る。

「このまま直行する」

 

 騒ぎに向かってヴァルキリーが降り始めるが…騒ぎの原因が近くになってくると、そこには締め上げられた不良と不良を締め上げるミルコが居た。もう終わったのか…先の場所から近いとは言え、個性を使っても間に合わなかった!

 

『おい、ミルコの年齢が分かったぞ。今年で26だそうだ』

『若ッ!?』

 

 俺ことオクタンは24だ。個性ありきにしても、肉体的身体能力にそこまで差は無いはずなのにな…一体どれ程自分を追い込んであんなスピード、パワーと判断能力の速さを手に入れたんだ…

 

「連出堕! ここから真後ろに1.1キロメートル先! 着いてこい!」

 

 ヴァルキリーで着陸して、最初にミルコに言われた事はそれだった。すると、すぐに俺達の真後ろに向かって大きく跳んで行く。おいおい、たった今ヴァルキリーのウルト使ったばっかだぞ!

 

『俺とパスファインダーの個性を交互に使って最高速度でミルコの後を追う、ヴァルキリー代われ!』

「コピー」

 

 ヴァルキリーから再び俺に切り替わり、興奮剤を使って一気に加速し街灯に向かってパスファインダーへ切り替えからのグラップルで凄い距離を一瞬で移動する。それでもなお…ミルコには全く追いつかない。

 

『なあ、これだったらファンサービスしまくって色んな人に顔を覚えて貰った方がいいんじゃねえのか?』

『駄目だ。今のところ全くミルコの仕事ぶりを見れていない! ファンサービスと異能解放軍の事だけで肝心の戦闘については学べてない』

「その通りだな」

 

 単純な戦闘能力、効率的または迅速なヴィラン退治。個性や立ち回りでは無く敢えてそこを学ぶ為にここに来たのに…まだ初日とは言え、一目でも見ておきたい。

 しかしたどり着いた時にはもう…あ〜状況的に轢き逃げか?解決していた…これは戦闘では無いとは言え、またもや間に合わなかった。

 速い…ミルコでこの速さならホークスとかどうなるんだ…

 確か常闇がホークスの所だったか…今度会ったら聞いてみよう。

 

 結局、夜までミルコの事件を解決する瞬間や始まりを見る事は無く…終わりの部分や後始末だけしか見れなかった。

 

 全く何も学べなかったわけじゃない。ファンサービスやヴィラン連合とは別の異能解放軍、そして…自身が井の中の蛙だって言う事が職場体験初日に気づいた事だ。

 そうして俺は名古屋の宿泊先で眠りについた。と言っても…個性の問題上…起きているけどな。

 

 

 

 次の日、朝5時半にミルコが部屋に入ってきた。この部屋オートロックなんだが?というよりも思春期の男子の部屋に勝手に入ってくるな。

 部屋に入ってきた瞬間、何人かは起きてるので難無く対応する。

 

「うむ! 寝起きの襲撃を迅速に対応して臨戦態勢を取れるのは素晴らしいな! USJ襲撃がタメになったな!」

「あ〜ミス・ミルコ。それだけの為にわざわざこんな朝早くから部屋に…?」

 

 この時俺は寝ぼけていたからな。対応は主に電気系の個性を持っている比較的まともなワットソンがしている。

 

「違う! ヒーローの朝は早い! 今日はお前にチームアップについて教えてやる!」

「チームアップを…?」

「雄英ならもう習ってんだろ。チームアップが何かは」

「ええ、難解な事件、凶暴なヴィラン討伐の為にプロヒーロー同士や事務所同士が手を組んで解決に取り掛かるものね。だいたいは即興で組むけど、大きな事件の場合はヒーロー公安委員会と話し合って相性を考えてチームアップよね?」

「そうだ!」

「…ミス・ミルコはサイドキックも居ないのにチームアップをするの…?」

「いや、いつもならしないな! お前の為にわざわざ組んできた! 午後に東京で合流する。午前は名古屋を見回りだ!」

 

 わざわざ俺達の為にチームアップの予約をしてくれたとはありがたいな…昨日は散々だったからな。戦闘においての行動は何一つとして見られなかった。だが、今日はチームアップを見られる。

 授業の通りならプロヒーロー活動において確実に必要らしい。あのメディア嫌いの相澤担任もチームアップはそれなりに組んでいたらしいしな。それらを今日、一足先に経験出来る。

 そう思うと昨日の遅れで沈んでいた気持ちが昂ってきたな。

 

 

 俺へと切り替わった後、名古屋でパトロールを行い、午後はいつも通りミルコの手によって跳んだ…と思いきや、今回は普通に新幹線などの交通機関で移動した。だから今朝が早かったんだな…そして俺達は東京で2人のプロヒーローと合流した。

 片方はクリーム色の髪色にクリーム色の翼を生やした女性。戦闘服は全体的にクリーム色で特にこれと言った特徴は無い。どうやらミルコの学生時代の後輩だそうだ。

 もう1人は全身甲冑の人。声質的に男だ。何故戦闘服が甲冑なのか尋ねたら頭の兜だけ外して顔を見せてくれた…すると、そいつは骸骨だった。レヴナントの様な骸骨みたいな顔じゃない。完全な骸骨だ、目玉は無かったし肉も全く無かった。そういう個性なんだそうだ。

 

 女性のプロヒーローは「セラミックリーマー」。個性は鶏。鶏っぽい事なら何でも出来る。

 骸骨男性のプロヒーローは「がしゃ☆くどろ」。個性はがしゃどくろ。巨大な骸骨に変身出来るらしい。普段は人間サイズの骸骨だ。

 

「今回はこいつら2人とチームアップを組んで保須市へ向かう!」

「… 保須市…」

 

 俺は聞き覚えのありすぎる地名を呟く。レジェンド達の中でも1部のレジェンドがざわめく。間違いない。飯田の兄を再起不能にした…あのヒーロー殺しステインが出没している場所で飯田の職場体験先だな。

 

「もう気づいているだろうが、あの場所にはヒーロー殺しが現れた! そして、多分まだ居る!」

 

 ああ、まだ居るだろうな。だから飯田が保須市へ行ったんだ。

 

「そこで私達3人でヒーロー殺しを捜索して、組んで、倒す! 他の2人が居る分、私はゆっくりと進めるから今度はちゃんと私に着いてこいよ!」

 

 …他のプロヒーロー2人がどれくらいの実力者なのか俺は分からねぇが…ミルコが動き出したとなると、ステインは今日でおしまいだろうな。問題はそのステインとの戦いを本当に見れるかどうかだ。

 ミルコはゆっくり進んでくれると言ってくれているがいざステインを見つけたら俺を置いて凄いスピードでステインの後を追いかねない。

 

「…ミルコ、念の為俺の個性使用を許可してくれ」

「いいぞ!」

「えっ!? 良いんですか先輩!?」

「なにか文句あるか!?」

「な、無いですぅ…」

 

 可哀想に、きっとあのセラミックリーマーは学生時代からミルコには逆らえ無かったんだろうな…

 ミルコに顔を近づけられてオドオドするセラミックリーマーとそれを見てケタケタと笑うがしゃ☆くどろ。

 

 その光景を見て…その時は本当にステイン捕獲は簡単…問題はその現場を見れるか……そう考えていたんだ…まさか予想外の乱入者が現れるとはその時思わずに…

 

_________A P E X_________

 

 

 

 

 名古屋を新幹線で出たのが12時半、東京に着いて、その後保須市へ着いたのは15時だった。そして30分ちょっとのブリーフィングを行い、15時半に見回りを開始。ミルコと俺、セラミックリーマーとがしゃ☆くどろの2:2で別れた。

 そして保須市をパトロールしてる最中…

 

「よう! エンデヴァー!」

「…ミルコか」

 

 No.2ヒーローであり轟焦凍の父親であるエンデヴァーと出会った。

 あの轟の話を聞いて以降だ…ミルコは気さくに接しているが。それはきっと轟の事情を知らないからだろう。知ってる俺からすれば……こいつは…

 

「連出堕」

 

 ふと、その時…エンデヴァーの後方に居た轟に話しかけられた。

 

「轟!?」

 

 意外だった…あれだけ左…エンデヴァーの個性を憎む程エンデヴァーを嫌っていた轟が新しい戦闘服でエンデヴァーと並んで歩いて居たのだから…

「もしかしてエンデヴァーの事務所に…?」

「ああ、職場体験先はコイツだ」

 

 轟は無造作にエンデヴァーを指さす。

 

「親に対してコイツとはなんだコイツとは!」

「お前の息子生意気だな! 良いぞ!」

「良くない!」

 

 怒るエンデヴァーに何故か喜ぶミルコ…こう見るとエンデヴァーは普段の厳格そうな見た目からは思えないコミカルさが見受けられたな。

 

「そういえば…あの準決勝の時…俺は左側が嫌いすぎて、ずっと使わなかった。緑谷に言われるまではな…それで思ったんだが…もしかしてあのヴィラ…レヴナントが左側を強要したのって嫌がらせじゃなくてあいつなりの優しさなのか?」

「え? 気づいてなかったのか?」

「…? ああ…完全にヴィランだったから俺に左側を使わせた上でボコボコにするつもりなのかと…」

 

 何処の爆豪勝己だよそれは…と、言っても塩崎茨をあんなバイオレンスに倒した後だとどうしても悪印象だよな…

 

 待てよ、レヴナントじゃなくてあのままシアやブラットハウンドで説得してくれれば使ってくれた可能性あったか…?

 

「どうせヴィランに折られて負けるくらいなら…って思って降参したが…思い返すと間違ってると…お前も緑谷も俺の事を思ってくれてたのに…俺はそれを無下にしちまったから…」

「あ〜。まあレヴナント使ったこっちも悪かった。とりあえず追い詰めれば何とかなると思ったこっちも悪いさ…気にすんな。それよりも…エンデヴァー事務所を選んだってことは…?」

「ああ、俺は左側()と向き合う。左も右もどっちも使って、俺は今度こそトップを目指す。お前にも緑谷にも爆豪にも負けねぇ」

 

 轟の瞳からは強い意思が感じられる…うーん、最高だな!

 結果良ければ全て良し!あのレヴナントの下りは黒歴史だな!二度とレヴナントを使わねぇ!

 

『使え』

 

 使わねぇ!

 

『使え』

 

 使わねぇ!!!

 

 そうして、轟とエンデヴァーは去った。途中、エンデヴァーが俺をじっと見つめたが…レヴナントのことで警戒しているのか?

 轟とは個性の話しかしてなかったが、ミルコは俺が轟と何話してるのかイマイチ分かって無かったらしい。ここで轟の過去やエンデヴァーのやって来た事を…いや、良いか。多分ミルコが知ると余計ややこしくなりそうだからな。

 

「そういえばエンデヴァーもステインを探しているらしいな! あいつに取られたら悔しいからセラミックリーマー達に捜索ペースを上げるように伝える! 私達も急ぐぞ、絶対に置いていかれるなよ!」

 

 今はもう17時半…

 日も暮れて来たが…職場体験の終わりは18時半だ…あと1時間で見つけられるのか…?

 

 そんな時、ミルコの携帯に着信が届く。セラミックリーマーからの様だ。

 ミルコはセラミックリーマーからの電話をスピーカーにして、俺にも聞こえるようにしてくれた。

 

「よう、セラミックリーマー! ちょうど良い、今エンd____」

「先輩! ヴィランが…ロボットの姿をした性別不明の集団が銃火器を装備して街中で発砲を始めました! 今がしゃ☆くどろが応戦! 私と現地に居た他のヒーローは市民の避難誘導に当たってます!」

「あ? 銃火器を持ったロボット?」

 

 なんだそのアーノ〇ド・シュワ〇ツェネ〇ガー主演のターミネーター映画みたいな状況は…

 

「…セラミックリーマー、方角は?」

「保須の真ん前です! 敵の数は8人! 市民やヒーロー関係無く乱射してて非常に危険なんです! 撃たれた市民の救助も行わな…え?」

 

 その瞬間、通話が途切れる。

 

「セラミックリーマー! 瀬羅!?」

 

 切れている通話にミルコは叫ぶも無意味。あまりの慌てようにセラミックリーマーの名前まで叫んでいる。

 

「救援に行く! Apex Predators! お前は避難誘導や怪我人の救助! 個性の使用は引き続き許可する!」

「OK!」

 

 そう言って、いつも通りミルコは俺の首根っこを掴んで移動しよう…とした瞬間。

手を離した…

 

「ミルコ?」

 

 顔を見上げて、ミルコを見ようとするが…当のミルコは俺を見ずに周りを見ていた。

 そのミルコが見る方向に釣られる様に俺も同じ方角を見る…すると…

 

 USJで見た…黒いモヤ…あの忌まわしき黒霧の個性が開いていた。黒いモヤからまたもや死柄木弔、脳無が現れるのではと怯えていたが…現れたのは…4体のロボット。パスファインダーやレヴナントと違ってスリムでは無く、凸凹としたやや太めのロボット。どれも同じ見た目をしており、量産型と言えばしっくり来る見た目だった。

 持っているのは銃…明らかにヒーローには見えないな…というよりも…

 

「セラミックリーマーが言っていたロボット…」

 

 黒いモヤは消え、ロボットだけが残る。そして、銃を構えた瞬間…

 4体のうち、半分がミルコの蹴りで破壊された。

 

 残り2体が慌てて銃をミルコに向けようとするも、それよりも早くミルコは残り2体も破壊した。早いな、たった今シアやブラットハウンドに変えようとしたのに…間に合わなかった。

 

「…やっぱりな、こいつら人間じゃないな!」

 

 破壊されたロボットの残骸を見て、ミルコは言う。俺も近づいてロボットの残骸を見ると…導線やらネジやら金属片やら…明らかに人間の異形系の個性では無い…もしかしたらロボット系の個性のただの人間の可能性も万が一に有り得たからミルコが破壊した時、少し冷や汗を書いたが…杞憂の様だったな。ミルコがやっぱりなと言っていた辺り、野生の勘とやらでこいつらが人間じゃないと予め分かっていたのかも知れないが…

 

「Apex Predators! 市民の避難誘導を始めろ! 次あの黒いモヤが出たらまた私が潰す!」

「OKだ!」

 

『待って!』

 そうして俺が慌てたり、歓声を上げる市民に近づこうとした時…バンガロールが声を上げる。

 

『ちょっとそのロボットが持ってる銃、近くで見せてくれねぇか?』

 

 続いてランパートも声を出す。

 今避難誘導しないとダメなんだが…何か彼女たちは気づいた様だな。ランパートに関してはただの銃オタクだから無視しようとしたが…バンガロールはきっと違う。きっと銃について何か気づいたんだな。

 

 俺はバンガロールに切り替わり、バンガロールはロボットが持っていた銃を拾い上げてまじまじと見つめる。

 

「ねえ、ランパート…これってもしかしなくても…」

『ああ、間違いないね。』

 

 2人の声が重なる。

 

『「スピットファイア」』

 

 

 アメリカの大企業。ハモンド・ロボティクス。個性を持たぬ、または個性を使えない一般人が個性を悪用するヴィランやチンピラから身を守る為に正規の手続きをすれば子供から老人でもヒーローじゃなくても扱える武器や装備を製作して売ってくれる、武器やサポートアイテム、警備システムなどの製作企業だ。今、バンガロールが抱えている銃…スピットファイアはそのハモンド・ロボティクス製の武器なのだ。

 もしや、このロボットも…?と思ってロボットの残骸を漁るもハモンド・ロボティクスのマークは見つからない…というかこのスピットファイアも構造や形から判断しただけで、よくよく見ればハモンド・ロボティクスのマークは見つからない…

 

「だけどこんな精密な武器はハモンドじゃないと造りようが無いわ。過去に盗作しようとした企業が多く居たけど結局形が歪だったり、粗悪品だったり発砲するのも困難で使い物にならないけど…これは違うわ」

『モデルは少し古い…けど、全然使い物になる。というかセラミックリーマーが言ってたロボットが乱射してるって…もしこれと同じ銃ならまともに発砲出来ずにお縄だよ』

「新たな企業がハモンド・ロボティクス社の武器盗作に成功した…って所かしら。しかもこんな精密な量産型ロボットが居て、尚且つ持たせるなんて…相当技術が高いわね…」

『というか普通にハモンド・ロボティクス社が襲って来たんじゃないの〜?』

「それは無いわ、アメリカの大企業がわざわざ自社だと一目見れば分かる武器をロボットに持たせてわざわざ日本のこんな街を襲う意味が無いわ。それにあの黒いモヤは確実にヴィラン連合の黒霧…ありえる可能性は…ハモンド・ロボティクス社に罪を擦り付けて……いや、でも何故…?それにあんなチンピラ集団にこんな技術があるとは…」

 

 バンガロールとランパートが意見を出し合うが、そんな中でも街中はパニックだ。連出堕の指示でバンガロールとランパートの話し合いは中断されて、シェのアネキに切り替わり、もしかしたら出てしまった怪我人の治療と避難誘導に向かった。

 

 だが…またもや黒いモヤが、今度はミルコとアネキの間に現れる。

 2度目ともなれば、ミルコの行動は早かった。真っ先に黒いモヤに跳びかかり、出てくるであろうロボットに蹴りを入れようとした…が、現れたのはロボットではなかった。

 

 現れたモノは、ミルコの蹴りを腹部に食らった。しかしよろめきすらしないし、苦痛な表情すらしなかった。否、出来ないんだろうな。

 灰色の体色に、脳みそ丸出しの頭部、眼は脳みそについているが何処か朧気な目付き…

細かな身体付きと体色は違うが…間違いない。間違えようもない。

 あれは…

 

「脳無…!」

 

 USJでオールマイトとほぼ互角だったあの化け物が保須市に現れた。

 

 




セラミックリーマー。24歳。本名は瀬羅庭里ヒーロービルボードチャートランキング。92位。個性は鶏。鶏だけど飛べる。卵を産めるかどうか過去にインタビューしたらセクハラだと怒っていた。その怒り具合が可愛くてファンは増えたという。

がしゃ☆くどろ。31歳。ヒーロービルボードチャートランキングは171位。ヴィランっぽい見た目ヒーローランキング9位。個性はがしゃどくろ。巨大な骸骨になれ、パワーもその分上がるが…骨である為、ダメージを負えば直接骨にダメージが行く。戦闘時は毎回何処かしら骨が折れてるかヒビが入っている。戦闘服の甲冑は伸縮自在なので巨大化しても纏える。Mt.レディの登場で人気は下降中。

そしてついに登場、APEXの銃! スピットファイア!
ランパートが言ってますが、古いモデルのスピットファイアです。
また、ハモンド・ロボティクスが出てきましたね、APEXの世界と違ってロボット兵を作ったりしてるのでは無く、一般人に護身用の銃火器や行き過ぎたサポートアイテムを見境無しに配るアメリカのでは一般的に知られているやや危険な企業です。
日本には流通はそこまでしてませんので、日本では一般的に知られている企業ではありません。バンガロールとランパートは銃火器に詳しいのでハモンド社をよく知っています。連出堕は名前だけ知っているだけです。
では…原作においてはハモンドに改造されたレヴナントはどうなんでしょうね…?
そしてヴィラン連合とどんな関係が…?

追記 ストーリーの少し変更に伴い、ハモンド・ロボティクスを世界的大企業という設定に変更致します。また、ロボット製作も警備サポートアイテムの一環で制作しているという事にします。

主人公連出堕の個性&設定。レジェンド達の個性&設定資料を書こうと思うんだけど欲しい?

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