ある提督が虐められる話   作:とある小説家Y氏

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お久しぶりです...


徹夜

「はぁ...続きやらなきゃ...」

 

長門が出て行ったあと残りの書類整理を済ませる。今朝の落下と深海棲艦の襲撃のせいでいまだに山のようにある書類に嫌気がさす。

 

「今日はオールか...」

 

「それにしても長門があんなこと言ってくるとはな...」

 

眠気に耐えつつハイペースで作業をこなしていたが結局朝方まで作業することになってしまった。

 

「やっと終わった...今何時...」

 

部屋の壁かけ時計を見ようとするが眠気に逆らえず椅子に座ったまま眠ってしまった。

 


 

「そういえば、姉さん昨日の夜どこいってたの?」

 

「ん?執務室だが...」

 

「!?姉さん何かされたの!?」

 

驚いたまま少し私に詰め寄る陸奥。

 

「なにもされてないぞ!?」

 

「あんな奴気にしちゃだめよ!」

 

「だが...」

 

「提督は全員大本営の犬!何されるかわからないのよ!」

 

「...」

 

「とにかくあんな奴は無視して!」

 

「分かった...」

 


 

ガチャ...

 

「zzz...ん...」

 

「起きろ、クソ野郎」

 

「ん...え?」

 

一瞬理解ができなかった。自分の体は宙に浮いており、ものすごい勢いで床に向かっている。「ドゴッ」と鈍い音とともに背中に激痛が走る。

 

「仕事もしないでおねんねとはいい度胸ね」

 

そう言って俺の前に立っていたのは高雄だった。

 

「何しにき..『ダンッ!!』」

 

片手で床に顔面を押さえつけられる。

 

「仕事もしないでおやすみなんてねぇ」

 

手にかかる力がさらに強くなる。

 

「ま...待ってくれ...俺は...」

 

「言い訳するんじゃねぇよ」

 

「...」

 

「まぁこんなことしに来たわけではないんですけどね」

 

「...?」

 

「あなた宛に手紙が届いていたので」

 

「それ...」

 

「これは机の上に置いておきますので。さてと」

 

顔を押さえていた手の力が弱まると腹に重い一撃。胃液が吐きでそうなくらいの重い一撃。声が出せず悶える事しかできない。

 

「今回はこれくらいにしておきますが次やったらどうなるかぐらいは理解出来ますよね?」

 

笑顔でこちらの返答を待つ高雄。しかし痛みで声を出すことが出来ないので高雄に見えるように大きく縦に首を振る。

 

「それじゃあ私は失礼しますね」

 

高雄が部屋を出て行った後の数分は殴られた痛みで動くことが出来なかった。

 

~〇八〇〇~

 

「この手紙...大本営からか...」

 

手紙の内容を確認する。

 

「はぁ?召集だって?ふざけてるのかよ...」

 

「しかもこれ...俺だけ...」

 

正直言って大本営に見捨てられていたのかと思っていたが1年も経とうとしたこの時期に召集をかけるとは...

 

「何考えてるんだ...上は...」

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