仮面ライダーウォーズ   作:ルマ

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どうもはじめまして、初作品です!駄文ではありますが、温かい目で見守っていってください…。



第一話 最後の日常

学級委員長「気を付け!礼!」

 

学校の終わりのチャイムと同時に、学級委員の掛け声が教室内に響き渡る。

全員があいさつした後、椅子が一斉に机の下にしまわれる音が響き渡り、ある者は友人と帰り、 またある者は教室外で待機していた友人と話ながら帰る。

そんな中で僕は独り、家に向かいながら携帯を使う。

携帯を開いてすぐに、そのいつも見ているネット記事の通知が届いた。

【新たなライダーの出現か?】

 

「また出たんだ…仮面ライダー。」

 

ひとまず家に帰るまで携帯の電源を切り、僕は家に向かった。

 

~自宅~

 

自宅についた僕は速足で自室へと向かい、携帯を再度起動した。

早速ニュース記事をタップし、内容を確認する。

 

 この日本には、仮面ライダーというシリーズ作品がある。1971年から始まったこの作品は、世代を超え、多くの人々に愛されるヒーロー達。しかしあくまでもこれはテレビ番組であり、人が創っている。だから時には内容が批判されたりする事もあった。でもキャストを始めとした製作者達はその批判を受け止め、より良い作品を作ろうと努力して、結果的に今では不動の人気を得たのだ。そんな仮面ライダー達をモチーフにある日一つのゲームが配信された。それが、

 

『仮面ライダーウォーズ』

 

自らがオリジナルの仮面ライダーを創造でき、既存のライダーでも遊べ、さらに既存のライダーにアレンジを加え、オリジナルのデザインにもする事が出来る…それまでのゲームには無かった全く新しい斬新なシステムが仮面ライダーが好きな者は勿論、それまで興味が無かった者も虜にするこのゲームは仮面ライダーの人気を決定的とした。

 さあ、そろそろ自己紹介をしなくては…僕の名前はアル。あ、これはプレイヤーネームだよ。仮面ライダーウォーズでの。本名は黒宮 或刻(くろみや あると)っていうんだ。珍しい名前の読み方でしょ?個人的には仮面ライダーデュランダルの使用する聖剣、時刻剣界路と同じ漢字が入ってるからすごく気に入っているんだ。 

 さて、今度は今この日本で多くの人々を騒がせているある噂について、話していこう。

時はさかのぼり5年前、仮面ライダーがかなりの人気を得始めているとき、一つの写真がネットにアップされた。それは腰にベルトがついたスーツを着た人物が異形の怪物と戦っている写真だった。当初は新ライダーのネタバレ画像だと思われたそれは、あまりにもリアリティがあり、まるで本当の戦いを思わせるようなもので、しばらくしてからその写真とは全く異なる新ライダーが発表されたことから、もしかしたら仮面ライダーが本当にいるのではないか、と日本中をわかせた。

その後も次々と仮面ライダーらしき人物の情報は集まっていき、今では合計六人ほどいるとされている。

 

さて、一通りのことを説明したところで、僕はネット記事の内容を確認してみることにした。写真は薄暗く、はっきりとしたことはわからないが、おそらくスーツの形からエグゼイドのようなタイプではないかと思われる。スーツにあまりアーマーなどを付けていないのは、エグゼイドタイプではよくあることだからだ。あとわかりそうなのは、やはりこれまでに見つかったライダーすべてに言えることだが、薄暗い路地裏などで戦闘をしていることがわかる。

 

「結局今日もいい写真は無しかぁ」

 

確認を終えてすぐに記事をスライドさせて画面外に排除し、仮面ライダーウォーズを起動させる。

ログインボーナスのライダー石をもらい、クエスト画面を表示、イベントクエストを見てみる。確か今日はイベント更新日だったはずだ。

 

「お、今回はカード使用系ライダー集中強化週間か。ありがたいよ運営さん…!」

 

僕の作った仮面ライダー、それはカードを使用することで様々な力を使える、ディケイドやジオウのようなタイプだ。ただもちろん、これはゲーム…バランス崩壊なんてことにはならないように定期的に調整が入る。よって、ガタキリバコンボカードの分身も一桁台にまで制限されているし、ムテキゲーマーカードのダメージ無効、オーマジオウに至っては未だにどうしようか運営でも迷っているみたく、実装すらされていない。

そんな中設定をちゃんと守りながらもうまく調整し、カードやキャラにうまく落としてくる運営には頭が上がらない。

こういう運営の原作への愛がわかるところが、このゲームが人気ランキング上位に常時入っている所以だと僕は思う。

 

「さぁ、ひとっ走り振り切るぜ…!」

 

ライダーの設定をし、難易度EXTRAを選択。今日もまた、イベント周回を開始した。

 

 

時がstart up...3,2,1、time out...

 

 

ゲームを始めてしばらくたったと思い、一応時間を見てみると、気付けば午後6時半となっていた。

今日の晩御飯を作らないとと思い出し、携帯を閉じ、キッチンへ向かう。

 

「今日は…とんこつラーメンwith紅ショウガにすっか」

 

その場で決めたと同時に冷蔵庫などをあさり、食材を準備、簡単に作り上げる。

 

「いただきます」

 

冷めないようにとはやめにすすり、明日は休みだしどうしようかなとか思いながら、今日も僕は仮面ライダーを見て一日を終えるのだった…

 

 

この時の僕はまだ知らなかった、この後運命が動き出すことに。




読んでいただき、ありがとうございました!
今回は基本、世界観の説明などが目立ってしまいましたね…。
次回はいよいよ、ライダーといったらこれ…変身だと思います!w
気長にお待ちください!
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