仮面ライダーウォーズ   作:ルマ

15 / 15
前回登場した新レギュラー、凛動翔…その正体は仮面ライダーフェンサーでした!
そんな翔ですが今回はまた一波乱ありそうです…


第十四話 リアムと父、その真意。

クロスライジング「仮面ライダーフェンサー?フェンシング選手とは真逆の武士…というか、足軽みたいです」

 

鎧武のようなアーマーを身に着け、太刀を両手で構える姿はさながら日本の足軽のような印象を与える。凛動…仮面ライダーフェンサーは正眼の構えでアナザーサソードを見据え、

 

フェンサー「ッ!!」

 

Aサソード「ぬおっ!?」

 

あたり一帯の空気を吹き飛ばす勢いで近づき、逆袈裟切りを繰り出した!

それを間一髪のところで蠍のような剣で防いで見せたAサソードは、今度は自分の番だとばかりに上段切りをフェンサーに放った。

それと同時にモータリティとヴァルクルスの戦いも始まった。モータリティに近づいてアッパーを繰り出すヴァルクルス。

 

ヴァルクルス「お前もここで捕まえてやるよ!」

 

モータリティ「悪いが、そのお誘いはNo thank youだ!」

 

モータリティは常にステップやジャンプをすることで距離を保ちつつモータリティシューターを撃つ。ヴァルクルスは弾丸を払いのけたり避けることでさらに近づき、追い打ちをしようとするが、互いに決め手とならず、戦いは平行線のままだ。

 

フェンサー「甘いよ!」

 

一方、蠍状の剣を受け流すフェンサー、剣を受け流されてよろけたAサソードの後ろから、今度は横一文字に自身の武器『武士刀 漆黒』でAサソードの背中を斬りつけ、追い打ちとばかりに乱れ斬る。

 

フェンサー「でやああああ!!!」

 

ガキンガキンとAサソードの腕から脚、そして胴体を斬りつけどんどん棘をはじめとした外装部分が、剥がれていく。やけに規則正しく剥がれていく外装部分にヴァルクルスは嫌な気配を感じたが、それ以上に気になる点が一つあった。

 

ヴァルクルス(おいおい、久しぶりに戦うからか感情に流されてねぇか?普段の戦い方はどうした?)

 

普段の戦い方…フェンサーは見た目こそ無骨で侍を模しているがその剣技に一切の無駄がない。一太刀振るう度にまるで桜が舞い散る様なその姿はまさしく『綺麗』という言葉が似合っていた。

ヴァルクルスがフェンサーについての疑問を持ち始めたと同時に、直前までAサソードと戦っていたクロスライジング、そしてモータリティはAサソードに対してのある違和感に気付いた

 

クロスライジング(なんか、わざとやられてる?)

 

モータリティ(ん?待て、奴は何を考えている…)

 

一方そのころ、Aサソードとフェンサーはお互いに距離を取り、互いの切っ先を向けあうことで互いをけん制しあっていた。

 

Aサソード「うぐう…さすが私の妃、やはり私の目に狂いはないんだなぁ?」

 

Aサソードが痛みに悶絶しながらも、眼はしっかりとフェンサーの方を見続けている。

その内側で、涎が垂れるほどの笑みをしているような気がしてフェンサーはならなかった。

 

フェンサー「人を見てるようで自分しか見てない…そんなのじゃ一生かけても結婚なんて出来ないよ!」

 

Aサソードの全ては自分のものと言わんばかりの振る舞い、そして初めて会った時の態度を思い出し、フェンサーの怒りは爆発。漆黒の柄を強く握り締め、再びAサソードに近づいて漆黒をふるおうとするが…それがAサソードの狙いだった。

 

Aサソード(狙い通り!)

 

クロスライジング(あの装甲の分割の仕方まさか…!)「凛動さん避けて!!」

 

ヴァルクルス(そういう事かよ!)「くっ!」

 

ふるおうとしたその一瞬、Aサソードは蠍状の剣の中心部にあるでっぱり(原典におけるサソードゼクター)を、素早く引き上げ、倒す。

同じタイミングでヴァルクルスは戦いを止め、フェンサーの元へ駆け出した!

 

モータリティ「オイ待て!」

 

ヴァルクルス(間に合え!!)

 

Aサソード「キャストオフ」

 

CAST OFF

 

無機質な機械音声が鳴ったその時、Aサソードの体から崩れ落ちそうになっていた外装部分が廃倉庫一帯に広がるように飛んでくる!

 

モータリティ「なっ!?俺もかよクソが!」

 

クロスライジング「ぐうっ!」

 

モータリティは腰についたスイッチを押し、小型ミサイルを連続発射することで破片の直撃を避け、クロスライジングはテクニカルマフラーを起動。風を周囲に発生させて破片を破壊する。一方…

 

フェンサー(しまった…冷静さを欠きすぎた!!)

 

フェンサーは後悔する。いくら相手が大賀一圭といえど今この場では敵。冷静に状況を判断しないと下手をすれば一圭にその気がなくとも死んでしまうかもしれない。その可能性を頭からすっかり排除してしまっていた

 

フェンサー(もう、ダメなのかな)

 

目を閉じ、全身の力が抜けそうになった次の瞬間…

 

ヴァルクルス「ぐあああああああ!!!」

 

フェンサー「……なっ!?」

 

突如フェンサーの前にヴァルクルスが立ちはだかり、当たるはずだった破片を庇う形で全て受けてしまう…フェンサーの周りにも破片が当たり、破片が落ちたところドガーンと爆発が次々に起こる。

一連の爆発が収まった先には蠍と髑髏が全身を覆い、紫のアーマーラインが蠍の毒を表すかのように身体中を駆け巡るAサソード。

 

CHANGE SCORPION

 

緑色の複眼が徐々に侵食されたように紫に変わっていき、完全に変色した後、鈍く光る。

 

Aサソード「ほお、全部受け切ってなお耐えるとは、面白い…だがそれだけじゃないぞ?」

 

ヴァルクルス「ぐあっ…はぁ…はぁ…?」

 

キャストオフ…仮面ライダーカブトという作品に出てくるライダーほとんどに備わる固有能力の一つ。カブトはマスクドフォームとライダーフォームの二つがあり、キャストオフをすることでライダーフォームへと2段階変身をするのが最大の特徴。キャストオフで飛んでいくマスクドアーマーは、カブト本編でも多くのワームを撃破してきた。だがこのAサソードのキャストオフは、ただの防衛手段ではなかった。

直後、ドクンと

 

ヴァルクルス(まさか毒っ!?)「うあっ!?」

 

心臓から全身に渡って強烈な痛みが駆け巡り、変身が解除され地面に倒れる或刻。

フェンサーは彼を支えるように抱き抱える。

 

フェンサー「壊占君…しっかりして!」

 

Aサソード「やっぱりぃ!原典のサソードより棘が強調されているもんだからなんかあるんじゃないかと思ってねぇ?僕の読み通りダメージを受けるごとにキャストオフ機能が追加されるみたいだ!いやあさっすが僕の頭脳!!」

 

と、かなりテンションが上がったように話し始めるAサソード。クロスライジングはその姿を見て一つの違和感を覚えた

 

クロスライジング(さっきと性格が変わってる?とりあえず壊占さんを!)

 

フェンサー「大賀…!」

 

フェンサーはAサソードを睨む。戦おうにも或刻のことを気にして動こうにも動けない。すぐそばにクロスライジングもやってきて二人を庇うように前に立って構える。

そこで銃声が一発、Aサソードに放たれた。Aサソードが避けて撃たれた方向を見ると…

 

モータリティ「どういうつもりだお前、いくらお坊ちゃんといえども我慢の限界ってのはあるぞ?」

 

Aサソード「おっとこれは失礼した。私ともあろう者が…では私の妃。今度会うときは私の家で。今日は遊び疲れた。いくぞモータリティよ」

 

モータリティ(こういう奴、本当に面倒だ)「チッ」

 

Aサソード「クロックアップ」

 

Aサソードの肩を掴むモータリティ。それを確認するとAサソードはベルト横を摩りクロックアップを発動させる。原典では周囲からは高速移動しているように見えるシステムだったがここでもそれは変わらず、目にも止まらぬ速さでこの廃倉庫を後にした。

周囲に敵が居なくなると、フェンサーとクロスライジングは変身が解除される。

翔の膝下には、今にも全身の毒が蔓延し苦しむ壊占の姿が

 

翔「僕の…せいで…」

 

そこへ或刻が走ってきた。その背後、入り口付近はガーディアンズの隊員が忙しそうに周囲を動き回っている。

 

或刻「大丈夫ですか!?すぐに救護班の方を呼んできます。貴女は壊占さんを!」

 

先ほどまで死闘が繰り広げられていたはずのこの廃倉庫は、不自然なほど静まり返るのだった…。

 

ー病院ー

翔「壊占君!ねえしっかりして壊占君!!」

 

場所は病院に変わり、Aサソードに大ダメージを受けた壊占はすぐさまガーディアンズの救援により病院へと運ばれた。壊占はそのまま手術室に入り、手術室の扉がガタンと閉まると翔はそのまま扉の前で立ちすくむ。

そこへ一つの走る音が聞こえてきた。或刻だ。

 

或刻「壊占さんは!?」

 

そう聞く或刻は肩を大きく動かしながら呼吸をしている。相当走ってきたようだ。

 

翔「今手術室に入った…」

 

或刻「そうですか…」

 

二人「………」

 

気まずい雰囲気が手術室前に漂い始める。

何せ2人はほぼ他人と言ってもいいほど会話をしていないし、会ってもいない。

しばらくその状態が続いていると、その空気に耐えきれなくなり思わず或刻が口を開いた

 

或刻「あの…凛動さん何かあったんですか?」

 

翔「え?…あ」

 

そこで翔は気付いた。廃倉庫にいる時こそ焦りで気付かなかったが、目の前にいる少年こそが新たな仮面ライダー。クロスライジングであると。

翔は前髪を手で直し、或刻の方に向き直り話し出す

 

翔「君は学校で壊占君と一緒にいた…」

 

或刻「黒宮 或刻です」

 

翔「凛動 翔。僕のせいで君にもこんな目に遭わせてしまってごめんなさい」

 

或刻「それ、廃倉庫で壊占さんにも言ってましたよね。一体何があったんですか?」

 

翔「君は気にしなくていいよ。大丈夫。必ずアイツは…大賀一圭は僕が倒すから」

 

翔は或刻に言うと、そのまま病院の出口に向かって歩き出し始める。

その眼は殺意を帯びており、誰が何を言っても止められるような者ではないだろう。それをわからない或刻ではない。

しかし目の前の少女はAサソードを倒した後、今度はその変身者すら殺してしまいそうな危うい気配を、或刻は感じていた。

思わず行こうとした肩を掴み、進行を阻止する

 

或刻「待ってください!今の僕たちではアナザーサソードのスピードに勝てません。勝てる手段を考えてから動くべきです!」

 

翔「そんなのしてたら壊占君が苦しみ続けるんだよ!?僕のせいでこんな事になったんだ…僕がやらないと」

 

と言葉をつづけようとしたところへ、また一つ足音が2人の方向へ近づいてきた。2人がそちらへ視線を向けると翔のSPであるリアムがやって来ているのが見える。そしてリアムは翔の前に立ち、彼女が通ろうとした通路を塞いだ。

 

リアム「お嬢様、お待ちください。」

 

翔「邪魔しないで、アイツの居場所は分かってるんだ。今すぐ行ってアイツを…」

 

翔はリアムを避けて通ろうとして、リアムは再びその道を塞ぐ。

そして手元にあるタブレットを操作して翔に見せた。

そこには、翔にとって今一番見たくない招待状が写されていた。

 

翔「何?今更アイツと一緒に踊れって?」

 

或刻「お、踊る!?」

 

リアム「はい、貴女にはこちらのパーティーに参加していただきます」

 

翔「ふざけないで!」

 

翔が怒りをリアムにぶつけると、一つため息をつく。そしてリアムは翔、そして或刻に視線を合わせた。

 

リアム「元々、私にだけ言われていた司令でしたが、こうなっては仕方ありません。翔様にも、そして貴方にもお伝えいたします」

 

翔「?」

 

或刻「僕もですか?」

 

リアムは頷くと自身に課されていた秘密の司令を、2人に話し始める。

 

リアム「大賀家の長男、大賀一圭が詐欺師による成りすましである証拠集めをお手伝いいただきたい。」

 

二人「え?」

 

リアム「大賀家は確かに、資産家の一つとして名前を連ねており、我々とも業務提携などはしておりました…そんな家の縁談をなぜお父様が『今』お受けになったのか…それは大賀家の長男である大賀一圭にあります」

 

翔「大賀一圭に?」

 

リアム「はい。事の発端は大賀家の長女、大賀美香様から私個人への連絡がきっかけでした。…大賀一圭の様子がおかしいと」

 

或刻「様子がおかしい…?一体どういう事ですか?」

 

リアム「具体的に言えば、性格が今までとは真逆、横暴で傲慢な性格になってしまったと。私も一度お話をさせていただいたことがありましたが、常にご家族や周囲の方に気を配るお姿はまさしく、大賀家の長男として相応しいお方だと思っておりました。」

 

翔「え、何言ってるのリアム?だって前にアイツと会った時は…」

 

ー数週間前 凛動家ー

時は遡り数週間前、僕はいつも通り家の敷地内の庭でフェンサーに変身。鍛錬を積んでいた。

そこへ父がやってくる。

 

父「翔。鍛錬を積んでいる所すまないが、話がある。」

 

フェンサー「お父様?一体どうされたんですか?」

 

父「以前からお前に縁談を申し込んできていた者がいてな。お前が生まれるより前からこの家と関わりがある大賀家の長男なんだが…」

 

翔は変身を解くと、運動で少し乱れていた服を直しつつ返答を返す。

 

翔「縁談ですか…でも僕は」

 

汗を拭くタオルは、メイド達の気配りかとても良い匂いがする。お陰で少し練習の疲れが取れた気がして、その縁談という言葉にあまり動揺せずに返事を返せた翔だが、その様子には気付かない父は、腕時計を確認した後

 

父「話を聞くだけでも構わない。私はこの後また会議がある為立ち会えないが、既に客間に通している。リアムと共に行ってほしい。」

 

と言い残してすぐにまた出てしまう

 

翔「…わかりました」

 

タオルを洗濯し、すぐに着替えて客間に入った。

客間に入ってすぐ左側の席に、その男『大賀一圭』は座っている。凛動家のメイドが用意したと思われるワインを上品に飲み、翔の方を見るや否や席を立ち上がりお辞儀をしてきた。

 

一圭「お初にお目にかかります私の妃、凛動 翔様。大賀一圭と申します」

 

翔「え、あ…初めまして」

 

最初は呼び方こそあれだが、真面目な人なのだろうと翔は思っていた。しかしそれは、しばらくして全く違うのだと思い知らされる事になる。

数十分後、一圭はワインの飲み過ぎか少し顔が赤くなり性格が少し荒っぽくなってきた。見かねた翔がワインを飲むのをやめさせようと何度か声をかけるが…

 

翔「あの、もうお辞めになられた方が…」

 

一圭「良いだろこれがやりたかったんだよ!」

 

翔「ですけど…」

 

一圭「大体僕の家系は大賀だぞ?少しは一緒に飲もうよ?」

 

翔「あの…」

 

それを見て隣で立っていたリアムはドア付近に待機しているメイドの一人に話しかける

 

リアム「あのワイン、こちらが出したものですか」

 

メイド「いえ、こちらはハーブティーをお出ししようとしたのですが、ご本人から断られてしまって…あのワインは一圭様がお持ち込みされたものです」

 

リアム「…そうですか。これは確定かもしれませんね」

 

メイド「何が確定なんです?」

 

リアム「いえ、こちらの話です。それよりこれ以上お嬢様にご迷惑をおかけするわけにはいきません」

 

リアムは胸元から一枚のメモ帳とペンで一つの連絡先を書き、メイドに渡す

 

リアム「これは大賀家のお嬢様、美香様への連絡先です。こちらに電話してすぐに迎えをこちらに送るよう手配してもらってください。私の名前を出せばすぐ事情は分かってもらえるでしょう」

 

その後、大賀家の迎えに一圭は引き取られその後日、その謝罪文と共に例のダンスパーティーの招待状が送られてきた。

両親は共働きでこの事も話そうにも話せずに、結局今日までずるずると引きずってきてしまったのだ。

 

ー現在ー

翔「もしかして、お父様も疑っていてわざと縁談を受け入れた…?」

 

翔がリアムにそう聞くと、リアムは頷く。それを見ると翔は静かに瞼を閉じる。

或刻はそんな翔の手が震えているのに気付く。

それに気付かないリアムではない。すぐに頭を下げ謝罪した。

 

リアム「翔様。貴女の心を無視してこのような事をし、不快な気持ちを与えてしまい申し訳ありません」

 

翔はリアムを見て、そして

 

翔「フンッ!」

 

リアム「ウッ!?」

 

或刻「あ…」

 

思いっきり頭突きをした。ドンっと鈍い音が病院の廊下に響く。

頭突きされたリアムは少しよろけ、壁に手をつけて体勢を整えようとする所へ、翔は追い討ちをする様にシャツの襟部分を掴み激昂した。翔の目には涙が溢れそうになっている

 

翔「そういう事はちゃんと説明してよ!僕だって女なの!この縁談だってどれほどの覚悟決めてきたかリアムにわかる!?だから本気でアイツのパーティー中に婚約破棄を思いっきり証明してやろうって貴方には話したよね!?」

 

リアム「はい…」

 

翔「なんで僕に話そうって考えが出ないわけ!?」

 

リアム「申し訳ありません…少しでもお嬢様が危険に突っ込んでいかないようにと私が旦那様に進言しておりました」

 

翔「僕がそういう人に見えるの!?」

 

翔がそう言えば、今度はリアムが冷静に反論する。

 

リアム「お言葉ですが、お嬢様は仮面ライダーフェンサーに変身できるようになってからご自分から危険に突っ込むことが多くなりました。なので士様にお願いし、仕事も少なくしてもらったのです」

 

翔「貴方は僕の親かなにか!?」

 

リアム「ボディーガードです」

 

翔「あーもうっ…そうだけどさ」

 

とリアムの言葉を受けて、翔は若干苦笑いしながら襟から手を離す

 

翔「まあこれに関しては僕が折れるよ…でも良かった、何はともあれそれを話してくれたんだから」

 

リアム「?」

 

翔は皺を直すと涙を手で拭く。その先の翔の顔は笑顔があった。

 

翔「これで安心して、アイツを全力で倒せる!」

 

リアム「…では!?」

 

翔「僕も協力するよ。でもさ、次こういうのがあった時はちゃんと最初から言ってよね?」

 

それを聞いたリアムはとても嬉しそうに一つお辞儀をし、自身の覚悟を伝える。

 

リアム「かしこまりました…お嬢様!」

 

或刻「僕も手伝います。ライダーは助け合いですから!」

 

翔「うん…ありがとうね!」(絶対に助けるから。壊占君!)

 

ー大賀家別荘 一圭専用家ー

大賀一圭は家に帰ってくると、すぐに自室へ。自室に入ってすぐ近くにある大きなソファに腰掛けて、リラックスタイムへと入る。

 

一圭「さあて…ようやくここまで来た。あと少しで凛動翔は僕の物に」

 

そこでノック音がドアから聞こえてきた。

 

一圭(おっと…)「誰かな?」

 

悠也「こんにちは一圭さん。お邪魔してもいいかな?」

 

その声はアナザーサソードの力を購入した際に、挨拶にとやってきた男だった

 

一圭「ああ、あんたか。構わないさ。入ってくれたまえ」

 

一圭は悠也を部屋に招き入れる。悠也は向かい側のソファに座る

 

悠也「購入してくれたアナザーサソードはどうだい?」

 

一圭「最高さ。これなら私は支援する価値があると思うよ。是非とも支援させてほしい」

 

以前アナザーライドウォッチを購入した際、一圭は裕也から秘密裏にエンドワールドの支援をしてくれないかと依頼を受けていた。それを考える条件として、通常の半分近くの値段でアナザーサソードを購入したのだ。

 

悠也「そうか、助かるよ…。それで一つ気になったんだけどいいかな?」

 

一圭「何かな?」

 

悠也はこの部屋を一周見回して話す。

 

悠也「君、本当に大賀一圭?」

 

ーPSWー

士は今、パソコンとにらめっこしていた。

それをウォズは面白そうに見ている。

 

ウォズ「それで、完成しそうかい?」

 

士「まあな。クロスライジングの基本はファーストホッパーみたいだし、それを元にスーパースポーツモデルにすれば…よし、出来た」

 

PSW地下のラボ、そこで今一つのバイクが完成した。

パソコンにでている画面にはそのバイクの名前が書かれていた。その名は

 

『ライズサイクロン』




第14話、ありがとうございました!
14話にしてようやく主人公のバイクが…ってか壊占が危機的状況に!?
次回仮面ライダーフェンサー編 完結です!
それではまた!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。