仮面ライダーウォーズ   作:ルマ

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あけましておめでとうございます!
今年もマイペース投稿にはなりますが宜しくお願いします!
ではでは年明け一発目、第三話どうぞ!



第三話 初戦闘

一号?「はぁ?仮面ライダーだぁ!?ふっざけんなてめぇみたいなのは聞いてねえぞ!」

 

一号もどきはそんなことを言いながら頭を抱える。

 

「何の話だ」

 

一号?「てめぇには話さねぇよ!ラァ!」

 

かなりキレながら一号もどきは鉤爪で攻撃を仕掛けてきた。後ろには標華さんと女子生徒がいるため避けて攻撃に対応することができない。今最優先でしなければならないのはこの二人を少しでも安心させ、逃がすこと。周囲を見渡し、状況を把握…この方法しかない!

 

「とうっ!!」

 

一号?「うがぁ!?」

 

鉤爪を左手で受け止め、腹部に右アッパーを繰り出し天井へ打ち上げる。

バンッ!!!!その反動で天井が破壊され、がれきが落ちてくるが僕はベルト上部にあるスイッチを一回押して、右脚に意識を集中する。

 

パワーアップ!ファーストホッパー!!

 

風の力が右脚に纏わり、がれきに向けて薙ぎ払うように蹴る。

 

標華「きゃっ」

 

しまった。がれきを屋上へ打ち上げるためとはいえ少し風の力が強かっただろうか?標華さんのほうを気にする。

 

「すいません!大丈夫でしたか?」

 

標華「あ、大丈夫なんだけど…」

 

標華さんは少し困惑しながらもこっちを向いて聞いた。

 

標華「君は、或刻なの?」

 

その問いに対して僕は、彼女に目線に合わせるようにしゃがんで答える。

 

「はい、仮面ライダーが大好きで一番親しい人にも敬語でしか話せない黒宮 或刻ですよ。…僕がやつを屋上で足止めします。その隙にその人を連れて逃げてください。できますね?」

 

標華「うん!」

 

僕は立ち上がる

 

標華「或刻!」

 

「?」

 

標華「生きて帰ってきてよ。」

 

その言葉に僕は一言告げる。

 

「当然!」

 

もとより決心はついていたが、今の言葉で覚悟ができた。上を見上げる。

自身が空けた穴に向かって、僕は覚悟を持って飛び上がった。

 

ー屋上ー

 

空中で一回転をして、屋上に着陸した。目の前ではあの一号もどきが腹部を抑えながら立ち上がり、僕を薄紫色の複眼で睨みつける。

一号もどき、いや、ジオウの怪人『アナザーライダー』っぽいのでアナザー一号と呼ぼう。

 

アナザー一号「ギャァァァァァァァァァ!!!!!」

 

クラッシャー部分を大きく開け、吠えながらこちらに突っ込んでくる。その速度は恐らくだけど変身していなかったら分からなかった気がする。

それを体を斜めにして受け流し、ジャンプしてから蹴り飛ばす。

ドンッ!!と屋上にあるフェンスがアナザー一号を受け止め、大きく凹んだ。

 

(こいつが一体どうやってアナザー一号の力を手に入れたのかがわかるまでは、下手に倒すわけにはいかないんだけど…)

 

僕の場合はスマホから突然出てきただけだが、こいつも同じような感じなのだろうか?

 

アナザー一号「よくも俺の楽しみを邪魔してくれたなぁ…許さねぇ!!」

 

「楽しみだと?こんなにも無関係の人たち巻き込んでおいてふざけるなっ!!」

 

アナザー一号の顔面めがけて僕はストレートパンチを繰り出した。

よろけたと同時にベルト上部のスイッチを2回押す。

 

テクニカルアップ! ファーストホッパー!!

 

「でやあっ!!」

 

両脚に風の力が纏われ、何度もキックをかます。一度蹴るたびに大きな火花が散る。

こいつが一体どうやってアナザー一号の力を手に入れたのかは分からない。しかしこれ以上、被害を増やすわけにはいかない!

 

「…倒すしかないか」

 

今できる最善の行動だと信じ、僕はアナザー一号を吹き飛ばし、ベルト上部のスイッチを3回押す。

 

ライダーパワーコンプリート! ファーストホッパー!!

 

腰をどっしりと構えて、目標を見据える。

 

「お前を…止める!!ライダージャンプ!!!」

 

ジャンプをすると首に巻き付いているメカニカルマフラーが靡く。右足に風と電気の力がバチバチと纏っていく。

 

アナザー一号「ちっくしょおおおお!!!!」

 

「ライジングライダァァァァ…キィィィィッッック!!!!」

 

僕の必殺キックはアナザー一号を捕らえ、キックから屋上へ着陸したと同時に爆発した…。

 

閑話休題

 

ベルト中央からカードを取り出しスイッチを2回押した。それと同時に変身が解ける。やっぱりだ。このベルトは…

 

「ってしまった、あいつは!?」

 

爆風から1人の人間が、少し体に火傷をしながら出てくる。

その男はフェンスにもたれかかり、僕を睨みながら倒れた。念のため脈を確認したがどうやらまだ脈はあるようだ。よかった…。

近くを見渡してみる…男のそばに壊れたデバイスが落ちていた。火花を散らしながら地面に転がっている。あの形は…

 

「ライドウォッチ!?」

 

素早く周辺の破片を集め、絵柄を確認する。そこには、旧一号の顔が描かれていた。

一体なんでこのライドウォッチが?それにこいつが言っていた『テメェみたいなのは聞いてねぇぞ!』という言葉。

これは誰かから仮面ライダーがいるかもしれないという情報を聞いたということ。つまり敵は…

 

「…タイムジャッカーなのか?」

 

その思考に至った瞬間に、緊張の糸が切れたのか、視界がぐらつき僕は倒れてしまった。

 

???side

男は、ドローンからの映像を見ていた。その映像にはクロスライジングがアナザー一号を倒したところを写している。

倒した瞬間で映像を切る。そして椅子から立ち上がり、窓を見る。その横には、1人の男の司書がいた。その手には分厚いバックを持っている

 

司書「あの子が新しい仮面ライダーかい?」

 

男「どうやらそうみたいだな…仮面ライダーウォーズの運営状況はどうだ?」

 

司書「開発部からの報告だと、毎度毎度新しいイベントを用意するのは大変だけど楽しいとの事だよ」

 

男「おいおい…小学生の作文じゃないんだから。」

 

男がそんなツッコミをすると、司書は手に持っていたバックを置き中から資料を男のテーブルに並べる。

そこには、仮面ライダーウォーズのレビューや要望がまとめられていた。

 

男「相変わらず、仕事ができるようだな。で、やっぱりあったのか?例の要望は」

 

男がそう聞くと、司書は「ああ」と相槌を打ち、その例の要望が書かれた紙を見やすいように一番上にする。そこに書かれた要望はこう書かれていた。

【ディケイドと、ジオウシリーズのライダーを是非出してください!プレイヤーライダー名 仮面ライダークロスライジング】

男はその紙を見ながら、先ほどのドローンの映像に映し出されたクロスライジングを見る。

 

男「ようやく見つけたな。」

 

司書「ああ、やっと見つけたね。」

 

2人は少し安堵のため息をついて、同時に求めていた存在の名前を口にする

 

【…特異点】

 

ー屋上ー

???[2]side

 

「おーい、大丈夫か?」

 

俺はその戦いが終わった後、この高校の生徒だと思われる方へ声をかける。やっぱ気絶してたわ。

ひとまず制服に入っていたメモとペンを使い、一号もどきに変身していた男の顔面に

 

『この男が犯人です捕まえてください』

 

とだけ書いておいて、放置しておいた。

 

「よっし、初戦闘お疲れ様だな。って或刻かよ!?」

 

なんて独り言を呟きながら或刻を担ぎ、屋上のドアから下へ向かっていった。




というわけで初戦闘でした!いかがでしたでしょうか?かなり簡素な感じにはなってしまいましたが、少しづつ、楽しく気ままに書いていきますので、もしよければ温かい目で見ていただけると嬉しいです!
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