日本でも有数の都会として知られる大きな都市だ。その都市にあるとある中学校「極越都立第2中学校」今は冬休みがあけて1ヶ月が経ち、卒業シーズンとなっている。
「極越都立第2中学校」では卒業シーズンになると"卒業ファイト選抜会"なるものが行われる。
「極越都立第2中学校」だけではなく、全国の日本の中学、高校ではバディファイトを使った行事などが設けられている。
"卒業ファイト選抜会"
卒業する生徒全員でAグループとBグループに分かれて、卒業式後の卒業ファイトで戦う2人を選抜する為のトーナメント戦である。この"卒業ファイト"は卒業生同士のファイトをレクリエーションとして、在校生や参列した親御さん達に楽しんでいただく恒例行事であり、校内での"卒業生祝う会"のメインイベントとなるのだ。
そして今、極越市立第2中学校の旧体育館ではAグループとBグループに分かれてグループ内トーナメントが始まった。
Aグループ 第1回戦、1戦目
天季 空乃 vs 宮川
空乃と宮川は適当な距離をとって向き合う。そしてデッキケースを腕に当てると、デッキケースに内蔵されていたバンドが巻きついて、RBFVシステムが作動する。
美白「ではファイトを始める前の準備から説明しましょう。」
美白はAグループ内のファイト相手である女子生徒、岡本に空乃と宮川のファイトを参考にファイトをレクチャーすることになった。
岡本はデッキは持っているが、ほとんどファイトをした経験はなく、ルールも曖昧でよくわからない。なので岡本は、自分の対戦相手でありながら、学級委員長でもある美白に助け舟を求めたのだ。
美白「ファイトを始める前には、自分が使うフラッグとバディゾーンにバディに設定したカードを裏向きで置くのよ。そして、デッキトップからまずはゲージにカードを2枚裏向きに置いて、カードを6枚手札にするの。 けど、この初期準備はバディシステムが自動でやってくれるから、テーブルファイトでバディファイトをする時に覚えておいて。」
岡本「はい!」
美白「そろそろファイトが始まるみたいね。」
美白と岡本がファイトステージへと目を向ける。ファイトが始まる前準備として、腕に装着されたデッキケースがデッキを自動でシャッフルし、原理などは分からないが、デッキトップから2枚が薄青い光りの札としてファイターの両脇に浮かんで表示され、手札のカードも薄青く発光してファイターの眼前に浮かび上がる。
空乃「眩き光り、灼度の熱光となる!ルミナイズ〈太陽の導き〉」
宮川「行くよ!ルミナイズ!」
オープンTHEフラッグ
「オープンTHEフラッグ」の掛け声と共に2人の背後の頭上に2人の使用するワールドのフラッグが表示される。そして2人は自分が使用するワールドフラッグの名を呼ぶ。
空乃「ドラゴンワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
宮川「デンジャーワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
バディファイトの勝利条件、相手のライフを0にする。またはデッキを0にする。
空乃「先行は私から。私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
空乃はカードを1枚引き、迷う事なく手札1枚を投げるようにゲージゾーンに移動させる。移動したカードはファイターの左側に拡大して表示され、そして追加でもう1枚カードを引く。
まずは"スタートフェイズ"。これは自分のターンが始まる事を宣言するだけでいい。だがこのタイミングで処理する効果があれば処理する。
その後には"ドロー"と"チャージ&ドロー"がある。ドローフェイズではカードを1枚引き、チャージ&ドローでは手札を1枚ゲージに裏向きで起き、さらに1枚ドローできる。ただし、手札ををチャージしたら必ず1枚ドローせねばならず、"チャージ&ドロー"はしない事も選べる。
美白「次はメインフェイズに移りますよ。」
"メインフェイズ"ではモンスターのコール、アイテムの装備、魔法の使用、設置ができる。その他にモンスターやアイテムの【起動】能力も使えるのだ。
空乃「ライトに〈メラブレード・ドラゴン〉をコール!レフトに〈フレアファング・ドラゴン〉をコール!」
◼️手札7→6→5
メラブレード・ドラゴン
太陽竜
サイズ1/攻3000/防1000/打撃2
フレアファング・ドラゴン
太陽竜
サイズ1/攻3000/防1000/打撃1
フィールドには、レフト、ライト、センターと3つのモンスターエリアがあり、場にはモンスターを最大3枚まで置く事ができる。だがどんなモンスターでも置けるわけではない。モンスターにはそれぞれサイズと呼ばれるものがある。基本はサイズ0/サイズ1/サイズ2/サイズ3までがある。
美白「このサイズにはちゃんとした意味があります。」
岡本「どんな意味があるんですか?」
美白「サイズとは、場に出せるカードの上限の事です。」
場に出せるモンスターの上限はサイズの合計3までだ。サイズの上限3までを守ればどんなモンスターも出せる。
美白「空乃ちゃんの場を見てください。彼女の場には〈フレアファング・ドラゴン〉と〈メラブレード・ドラゴン〉がいます。どちらもサイズが1なので、場のサイズの数値を合計すると?」
岡本「2、ですか?」
美白「はい。場に出せるモンスターのサイズの上限は3までですから、後1体、空乃ちゃんはサイズ1のモンスターを置けます。」
他にも例を挙げるとすれば
サイズ1+サイズ1+サイズ1=サイズ3
サイズ1+サイズ2+サイズ0=サイズ3
サイズ3+サイズ0+サイズ0=サイズ3
と言った感じだ。
空乃「フレアファングドラゴンの能力発動、このカードが登場した時、他の太陽竜が居れば、1チャージ、1ドローができる。 よってメラブレードドラゴンが登場した事で、1チャージ、1ドロー!」
◼️手札5→6/ゲージ3→4
空乃「アタックフェイズ!」
"アタックフェイズ"は、モンスターやアイテムによって攻撃できるようになる。モンスター同士のバトルや、ファイターへの攻撃が可能となる。
空乃「メラブレードドラゴンは相手のセンターにモンスターが居ない時、打撃力+1!」
メラブレードドラゴン
打撃2→3
空乃「メラブレードドラゴンで宮川さんに攻撃!打撃3!」
メラブレードドラゴンは自身の剣に炎を纏わせて宮川を斬る。
宮川「きゃぁぁ!」LP10→7
モンスターやアイテムには打撃力というものがある。打撃力は攻撃力や防御力とは違い、バトルで比べるものではなく、相手ファイターに与えられるダメージの数値である。
メラブレードドラゴンに攻撃された宮川を見て、岡本は「うわぁ〜〜痛そう………」と身を震わせる。無理もない、実際に目の前で宮川は炎の剣で右肩から左腰にかけて斜め一閃に斬られているのだから。
美白「大丈夫、心配ないわ。攻撃は受けたけど実際に斬り傷などはついてないわ。」
宮川は今、メラブレードドラゴンの炎の剣で身体を斬られた。普通ならば大惨事になりファイトを続けてはいられないようなものだが、これはRBFVリアルバディファイトヴィジョンシステムを使用したファイトだ。その攻撃はホログラムヴィジョンになっており、実際の怪我は無く、攻撃の威力も多少は押さえられている。だがファイターに与えられるダメージの衝撃などは主にカードのサイズや、攻撃力、打撃力の数値の大きさによって決定する。
今回のメラブレードドラゴンはサイズ1/攻撃力3000/打撃3のだ。打撃が3とけっこう高いがサイズ1と攻撃力3000という数値の低さによって、少し身体がよろめく程度の衝撃で済んでいる。
空乃「ターンエンド!」
◼️手札6/ゲージ4/LP10
岡本「あれ?まだモンスターが居るのに攻撃しないの?」
美白「先攻のアタックフェイズでは、カード1枚でしか攻撃できないのです。」
岡本「そうなんだ。」
宮川「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
宮川「ライトに〈アーマナイト・イーグル〉を、レフトに〈アーマナイト・グリフィン〉をコール!」
◼️手札7→6→5
アーマナイト・イーグル
サイズ0/攻4000/防1000/打撃1
アーマナイト・グリフィン
サイズ2/攻7000/防3000/打撃3
宮川「さらにゲージ2払い、〈阿野苦槍あのくそう マジデ柴狗しばく〉」
◼️手札5→4/ゲージ3→1
デンジャーW
武器
アイテム/攻6000/打撃2
◼️【装備コスト】ゲージ2払う。
◼️このカードが攻撃したバトル終了後、君のレフトかライトにいるカード名に〈アーマナイト〉を含むモンスター1枚を破壊してよい。破壊したら、このカードをスタンドする。この能力は1ターンに1回だけ使える。
宮川の手に長い柄の先に2つの刃のついた槍が持たれる
ゲージとは、モンスターのコール、アイテムの装備、魔法の使用、カードの効果を発動する上で欠かせないものだ。さっきまではゲージを使わずとも出せるカードばかりだったが、宮川が装備したアイテムは【使用コスト】としてゲージ2を消費する。消費したゲージはドロップ(墓地)に置かれる。
岡本「アイテム?宮川さん手に槍持ってるんだけど………」
美白「そうですね。このアイテムがバディファイトの面白い要素の1つです。」
アイテムとはファイター自身が装備して、モンスターと共に自分も攻撃に参加する事ができる武器である。他にも、拳や剣、刀や弓矢、杖などいろいろなアイテムがワールドごとに存在している。
宮川「アタックフェイズ!」
岡本「え?宮川さんの場にはサイズ1のモンスターが2体、もう1体まん中に出せるのに………」
美白「あれでいいんです。バディファイトはモンスターと共に自分も戦闘に参加できるカードゲームです。アイテムで攻撃する際、自分のセンターにモンスターが居ては、そのモンスターの背中を傷つけてしまいます。」
つまり、アイテムを装備している場合はセンターを空けておかなければ、アイテムでの攻撃はできないのだ。中には例外で、「センターにモンスターがいても攻撃できる。」といった能力のアイテムも存在している。
宮川「アーマナイトイーグルでメラブレードドラゴンに攻撃!」
アーマナイトイーグルは装備されているガトリングでメラブレードドラゴンに攻撃する。メラブレードは剣で弾を弾くが、圧倒的な弾数に剣速が間に合わず、弾丸が身体に穴をあける。
アーマナイトイーグル
攻4000
メラブレードドラゴン
防1000
メラブレードドラゴン 撃破!
モンスターには攻撃力と防御力がある。相手のモンスターに攻撃力は攻撃を仕掛けた時、相手のモンスターの防御力と数値の大きさを比べる。今回はアーマナイトイーグルの攻撃力が4000と高く、防御力が1000しか無かったメラブレードドラゴンが負けて破壊された。
もしも自分のモンスターの攻撃力が相手のモンスターの防御力より低くても、攻撃を仕掛けたモンスターは破壊されない。また、自分のモンスターの攻撃力と相手のモンスターの防御力が同じ数値だった場合は攻撃された相手のモンスターだけが破壊される。
宮川「アーマナイトグリフィンで天季さんを攻撃!打撃3!」
アーマナイトグリフィンの身体から突き出ている1本の銃口から、大きな銃声と共に重い弾丸が1つ放たれる。空乃はその弾丸を甘んじて受けた。
空乃「ぐぅぅ………!!」LP10→7
宮川「マジデ柴狗で天季さんに攻撃!打撃2!」
宮川は一槍二刃の槍を構えて空乃に突撃する。
空乃「うぅぅ!」LP7→5
宮川「マジデ柴狗の能力、アーマナイトイーグルを破壊して、マジデ柴狗はスタンドする!」
アーマナイトイーグルは自身を破壊すると宣言された瞬間に「えぇっ⁉︎」っといった表情をした後、問答無用でオーラ化してマジデ柴狗に吸収された。
"スタンド"とは、カードを縦向きにする事。縦向きのモンスターやアイテムは再び攻撃が可能となる。 カードを横向きにすることは"レスト"と言う。レスト状態のモンスターやアイテムは攻撃はできない。
宮川「マジデ柴狗で天季さんに再攻撃!打撃2!」
空乃「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化するよ!」
◼️手札6→5
宮川はもう一度、空乃に二刃の槍先を向けて突撃する。だがその時、空乃の前に緑色の竜の顔を模した盾が現れ、甲高い音を立てて刃を弾く。
宮川「くぅ……、イッタ〜〜………ぃ!!」
勢いをつけて突っ込んだ事もあってか、盾にぶつかった衝撃が槍を伝って腕を痺れさせる。 それに反して空乃はさっき受けた攻撃の痛みが緩和される。
空乃「さらに私のライフ+1!」LP5→6
岡本「魔法カード⁉︎ 宮川さんのターンに?」
美白「魔法カードには大きく分けて3種類の魔法があります。」
自分のメインフェイズで使える普通の魔法カード、相手のターンでも使える【対抗】を持った魔法カード、そして場に置いて効果を使える【設置】魔法カード。
空乃が今使ったのは【対抗】で使える魔法カード〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉だ。このカードは相手の攻撃中にのみ使えて、相手の攻撃を無効化した上にライフを1回復させる、ドラゴンワールドの基本的な防御魔法カードだ。
宮川「ターンエンド。」
◼️手札4/ゲージ1/LP7
空乃「私のターン!」
スタートフェイズは自分のターンを宣言するだけではなく、
空乃「ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札5→6/ゲージ4→5
空乃「〈太陽剣 バルソード〉を装備!」
◼️手札6→5
太陽剣 バルソード
太陽竜
アイテム/攻2000/打撃2
空乃の手に、太陽の光りのような白い剣を装備する。
空乃「ライトに〈フレイムウィンド・ドラゴン〉をコール!」
◼️手札5→4/ゲージ5→4
フレイムウィンド・ドラゴン
太陽竜
攻6000/防4000/打撃2
空乃「フレアファングドラゴンの能力、他の太陽竜が登場したから、1チャージ、1ドロー!」
◼️手札4→5/ゲージ4→5
空乃「アタックフェイズ! フレアファングドラゴンで、アーマナイトグリフィンに攻撃!」
フレアファングドラゴン
攻3000
アーマナイトグリフィン
防3000
アーマナイトグリフィン 撃破!
バトルするモンスター同士の攻撃力と防御力が同じ数値でも、攻撃したモンスターは場に残り、攻撃されたモンスターのみが破壊される。
空乃「行くよ、フレイムウィンドドラゴンと、太陽剣バルソードで連携攻撃! 連携攻撃時バルソードの能力、バルソードの攻撃力+2000/打撃+1!」
フレイムウィンドドラゴンは熱風を放って宮川から体力を奪い、空乃はバルソードを構えて宮川に斬りかかる。
空乃「連携打撃5!」
宮川「きゃぁぁあ!!」LP7→2
岡本「凄い!一気に5ダメージも⁉︎」
美白「あれもバディファイトの面白い要素、連携攻撃というものです。」
"連携攻撃"とは、モンスター同士やモンスターとアイテムで同時に攻撃を仕掛ける方法である。連携攻撃した場合、同時に攻撃したカード同士の攻撃力と打撃力を合計してバトルできる。 主に単体の攻撃力だけでは倒せない防御力を持つモンスターに攻撃する時や、一度の攻撃で一撃で大ダメージを与えたい時などに使う技だが、空乃の使う〈太陽竜〉には"連携攻撃をした時"に発動する効果の戦法がある。空乃は連携攻撃を中心とした戦いが得意なのだ。
空乃「フレイムウィンドの連携時能力!バトル後、【2回攻撃】を得るよ!」
宮川「えっ⁉︎」
【2回攻撃】とは、1回目の攻撃のバトル後、もう1度だけスタンドさせる事ができる。そのため2度目の攻撃が可能となる。
空乃「フレイムウィンドドラゴンで宮川さんに2回目の攻撃!打撃2!」
宮川「キャスト!〈烈帛闘壁〉攻撃を無効化して、ライフ+1!」LP2→3
◼️手札5→4
宮川から発せられる威圧的なオーラがフレイムウィンドドラゴンの攻撃を止める。
空乃「ターンエンド。」
◼️手札5/ゲージ5/LP6
宮川「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札4→5/ゲージ1→2
宮川「キャスト〈超力充填〉ライフ1払い、3チャージ」
◼️手札5→4/ゲージ2→5/LP3→2
宮川「レフトに〈アーマナイト・グリフィン〉」
◼️手札4→3
宮川「ゲージ3払い、アーマナイトグリフィンに重ねてレフトにバディコール!〈アーマナイト・パワード・グリフィン〉! バディギフトでライフ+1!」LP2→3
◼️手札3→2/ゲージ5→2
アーマナイト・パワード・グリフィン
デンジャーW
アーマナイト
サイズ3/攻9000/防5000/打撃3
◼️【コールコスト】君の場のカード名に「アーマナイト」を含むモンスター1枚に重ねて、ゲージ3払う。
◼️【起動】君のアタックフェイズ開始時、相手の場のモンスター1枚を選んで破壊する。さらに、このカードのソウルにカード名に「アーマナイト」を含むカードがあるなら、このカードの打撃力+1!この能力は1ターンに1回だけ使える。
【2回攻撃】【ソウルガード】/ソウル1
宮川の場に、ガトリングや、小型ミサイルポッド、銃口などが複数装備された四肢を持つ鳥獣が現れる。
岡本「バディコール?」
バディコールは、自分がバディと定めたモンスターをコールすることができる。出し方は、バディゾーンに置いてあるバディをモンスターエリアに置き、そして手札にあるコールしたものと同名のバディモンスターをバディゾーンに置く。コールした後はバディギフトと言って、バディをコールした時にライフを1回復できる。
美白「ただしバディコールは1度しかできませんから、バディを出すタイミングも重要になります。」
宮川「レフトに〈アーマナイト・タイガー〉をコール!」
◼️手札2→1
アーマナイト・タイガー
サイズ0/攻1000/防1000/打撃2
宮川「アタックフェイズ! アーマナイトパワードグリフィンの能力発動!フレイムウィンドドラゴンを破壊するわ!」
空乃「え⁉︎」
アーマナイトパワードグリフィンは高く飛び上がり、フレイムウィンドドラゴンに向かって突撃し、かぎ爪で攻撃する。
フレイムウィンドドラゴン 破壊!
宮川「さらに、ソウルにアーマナイトカードがある為、グリフィンの打撃力+1!」
アーマナイトパワードグリフィン
打撃3→4
宮川「アーマナイトタイガーで天季さんに攻撃!打撃2!」
空乃「くっ!」LP6→4
宮川「アーマナイトパワードグリフィンで天季さんに攻撃!」
アーマナイトパワードグリフィンは幾つものミサイルを空乃めがけて撃ちだす。
空乃「キャスト!〈ドラゴンシールド 緑竜の盾〉攻撃を無効化してライフ+1!」LP4→5
◼️手札5→4
だが空乃の前に現れた緑竜の顔を模した盾が、空乃に代わってその攻撃を受ける。
宮川「アーマナイトパワードグリフィンは2回攻撃できる! 天季さんにもう一度攻撃!打撃4!」
アーマナイトパワードグリフィンに装備されている銃口にエネルギーが集まり、さらにミサイルポッドにもエネルギーが集約される。そしてエネルギー弾とエネルギーミサイルを一斉に空乃に撃ちだす。
空乃「うわぁぁ!」LP5→1
宮川「阿野苦槍 マジデ柴狗で天季さんに攻撃!打撃2!」
宮川は二刃の槍を構え、高くジャンプし、盾一閃に振り下ろす。
空乃「キャスト!〈ドラゴニック・ヒール"プラス"〉私のライフ+2!さらにライフが5以下なら追加でライフ+3!」LP1→3→6
◼️手札4→3
空乃は雷を纏う薄緑のオーラを纏い自身の傷を癒す。だが宮川の攻撃はまだ続いている。ドラゴニックオーラが消えた後、空乃は改めてマジデ柴狗の刃を受ける。
空乃「くっ………!」LP6→4
宮川「マジデ柴狗の能力、バトル後にアーマナイトタイガーを破壊してスタンド、再攻撃!打撃2!」
マジデ柴狗の能力によりアーマナイトタイガーは吸収されるように破壊され、宮川はオーラを纏うマジデ柴狗の二刃を空乃に向けてまっすぐに突っ込む、そして空乃の腹部に2つの刺し傷をつけた。
空乃「うあぁぉぁ!!」LP LP4→2
宮川「ターンエンド」
◼️手札1/ゲージ2/LP3
空乃「よし、私のターン!ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札3→4/ゲージ5→6
空乃はドローしたカードを見る。そして口元を少し吊り上げ、まだ少し幼い表情から打って変わってキリッとしたいい目で微笑む
空乃「ゲージ1払い、デッキトップから1枚をソウルに入れて、レフトにバディコール!〈太陽竜 ソルガドラゴン〉」LP2→3
◼️手札4→3/ゲージ6→5
太陽竜 ソルガドラゴン
ドラゴンW
太陽竜
サイズ2/攻5000/防2000/打撃2
◼️【コールコスト】ゲージ1払い、君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れる。
【2回攻撃】【ソウルガード】
空乃の場に、赤みのある橙色の体色、一本突き出した太く赤い前髪で、後ろに流れるように燃えるような黄赤い髪、尻尾にも燃えるような黄赤い毛があり、額からそり返って生える短い白角が生え、肩から肘までの白い肩鎧と両手には白い指抜きガントレット、ガントレットの甲には黄赤い太陽の紋様が刻まれていて、膝下からの脚にも白い鎧を装着している人型のドラゴンが現れる。その竜眼はキリッと、なかなかイケメンの部類に入る。その人型ドラゴンは空乃よりひと回り背が高い。
空乃のバディ「太陽竜 ソルガドラゴン」は4年前、別れ際に千流院 玲奈から貰った、空乃にとって宝物とも言える大切なカードだ。
空乃「行くよソルガ。」
ソルガ「ああ………!」
ソルガは空乃の言葉に強く頷く。
空乃「全力全開全身全霊で、勝つ! アタックフェイズ! ソルガドラゴンで宮川さんに攻撃!」
ソルガは素早く宮川の前まで疾駆し、そして薄白く発光するガントレットで宮川を殴る。
宮川「うあぁぁ!」LP3→1
空乃「ソルガで宮川さんに2回目の攻撃!」
ソルガは両手を向かい合わせて白い発光弾を創り出し、それを宮川に押し付けるように攻撃する。その発光弾は宮川に触れた瞬間に眩い輝きを放って爆発する。
宮川「うわぁぁぁぁぁぁああ!!」LP1→0
宮川のライフが0になった事を確認し、RBFVシステムは自動で終了される。
空乃「よし、勝ったぁーー!!」
美白「さすが空乃ちゃんね。」
岡本「凄い………!」
空乃と宮川の激しいファイトに岡本は心に少し熱いものを感じている。美白から説明されながらではあるが、ある程度ルールを理解してみるとバディファイトの楽しさが分かる。今すぐにでもバディファイトしたい。岡本は身体が少し疼いていた。
美白「どうでしたか?岡本さん。」
岡本「凄かった!2人とも楽しそうだったし、私もバディファイトをやってみたくなったよ!私、バディファイトのことをもっと知りたい!」
美白「ふふふ………っ、そうですか。ですがバディファイトには今回のファイトだけではまだまだ説明しきれていないものが幾つかあります。他の方たちのファイトを見ながらもう少しレクチャーしてさしあげます。」
岡本「うん!ありがとう園町さん!」
"卒業ファイト選抜会"
天季 空乃 第2回戦進出!
今回も感想をぜひ!!
天季 空乃ちゃん
イメージ声優は「楠木ともり」さんです。
ともりるはイケボもかわボも凄く良いんですよね〜〜!!