「極越都立第2中学校」では卒業シーズンになると"卒業ファイト選抜会"なるものが行われる。「極越都立第2中学校」だけではなく、全国の日本の中学、高校ではバディファイトを使った行事などが設けられているのだ。
現在、極越都立第2中学校では卒業式後のパーティーのレクリエーションとして卒業ファイトをする2人を決める為の選抜会が行われていた。Aグループ第1回戦の8戦目、園町 美白と岡本 由良はファイトし、美白が勝利した。Aグループのファイトは10戦目に突入した。
◆
ファイトステージはBグループに移る。Bグループも第1回戦が進み、今は第7戦目に来ていた。7戦目にファイトするのは、咲楽 紫音と 高町 だ。
空乃と美白と由良はAグループでの自分達の第1回戦でのファイトを終えた為、Bグループ第7戦目に出る咲楽紫音のファイトを見るためにBグループのファイトステージを訪れた。すると「おーい!」と元気にぶんぶんと腕を振る少女が1人、空乃と美白と紫音の親友である宮沢 優香だ。その側には今のファイトの準備をしている紫音がいた。空乃達は優香の声に反応してかけ寄る。
美白と由良は優香の元にかけ寄るが、空乃は側にいた紫音へと声をかけた。
空乃「紫音ちゃん!」
紫音「空乃」
満面の笑顔で話しかけて来た空乃とは反対に紫音はやや真顔で対応する。だが怒っている訳ではない。その証拠に眉根を少し下げ、口元は少し上がり声色は穏やかだ。今の紫音は小さい頃とは違いあまり表情を崩す事はなくなった。理由は無い。ただおとなしいだけである。
紫音「応援に来たの?」
空乃「もちろんだよ。」
紫音「そう。でも私はあなたの応援には行かなかったわよ?」
空乃「うん。分かってるよ。」
たしかに紫音は空乃のファイトの応援には来なかった。というか見てすらいなかった。だがそれは決して空乃を嫌っているからではない。むしろ空乃が勝ち上がって来る事を信じて疑わないからこそ。空乃もそれを理解している。2人は同じ目標を持ち競いあうライバルだが、それ以前に産まれた頃からの幼馴染みであり親友である。だからお互いを強く信頼しているのだ。
空乃と紫音が話していると、先生から第7戦を開始するとお呼びがかかった。
空乃「頑張ってね、紫音ちゃん!」
紫音「ええ、勝って来るわ。」
◆
紫音と高町はファイトステージへと上がる。
高町「よろしくね、咲楽さん。」
紫音「ええ。よろしく」
紫音はさっきと変わらず表情を崩さない。そのせいかクラスでも話しかけ辛く、とっつきにくい雰囲気があるように思われているがそんな事もない。それは空乃や優香といったクラスのムードメーカーである2人が毎日話しかけているおかげだ。さらにはクラスの委員長の美白とも仲が良い事もあって、意外と紫音に話しかけるクラスメートも多い。つまり紫音の表情が崩れないというだけで怖がる生徒はほぼ居ないのだ。
紫音と高町はデッキを腕に当てがい、デッキケースに収納されているバンドが腕に装着される。そしてデッキケースがデッキを自動でシャッフルし、原理などは分からないが、デッキトップから2枚が薄青い光りの札としてファイターの両脇に浮かんで表示され、手札のカードも薄青く発光してファイターの眼前に浮かび上がる。
紫音「美しき月の光りが運命を決める。ルミナイズ、〈優美なる月光〉」
高町「行くよ〜!ルミナイズ!」
オープンTHEフラッグ
紫音「スタードラゴンワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
高町「レジェンドワールド」
◼️手札6/ゲージ2/LP10
◆
由良「咲楽さんもスタードラゴンワールドなんだ〜〜」
美白「はい。ですが、私の戦い方とは少し違いますよ。」
由良「そうなの?」
空乃「うん。紫音ちゃんのデッキは凄いからね。よく見てて」
由良「う、うん。」
空乃の期待満々の言葉に由良は思わず唾を飲む。美白と同じワールドを使う紫音はどんな風に美白とは違う戦い方をするのか、由良はファイトの観戦に集中する。
◆
高町「先攻は私からね。ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
高町「ライトに〈デルファスの幻獣 ムシャラス〉をコール!」
◼️手札7→6
デルファスの幻獣 ムシャラス
レジェンドW
ワイダーサカー/異界獣
サイズ1/攻4000/防2000/打撃2
◼️このカードが登場した時、君の手札を1枚選んでゲージに置いて、カードを1枚引く。
【貫通】
高町「ムシャラスの登場時効果で、手札1枚をチャージ、そしてドロー!」
◼️手札6→5→6/ゲージ3→4
高町「センターに〈デルファスの幻獣 リーラス〉をコール!」
◼️手札6→5
デルファスの幻獣 リーラス
レジェンドW
ワイダーサカー/異界獣
サイズ1/攻1000/6000/打撃1
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上からカードを1枚ソウルに入れる。
◼️このカードは相手の効果で破壊されない。
【ソウルガード】
高町「リーラスの登場時、デッキの上から1枚をリーラス自身のソウルを入れる。」
リーラス ソウル0→1
高町「レフトに〈デルファスの幻獣 ドータラス〉をコール!」
◼️手札5→4/ゲージ4→3
デルファスの幻獣 ドータラス
レジェンドW
ワイダーサカー/異界獣
サイズ1/攻4000/防2000/打撃2
◼️【コールコスト】ゲージ1払う。
◼️君の場のカード名に「デルファス」を含むモンスター全ての攻撃力+2000、防御力+2000!
◼️このカードがソウルにあるカード名に「デルファス」を含むモンスターの打撃力+1!
高町「さらにゲージ3払い、場のモンスター全てをソウルに入れて〈第20幻界デルファスの大幻獣 ガーディサス〉をバディコール!」LP10→11
◼️手札4→3/ゲージ3→0
第20幻界デルファスの大幻獣 ガーディサス
レジェンドW
ワイダーサカー/異界獣
サイズ3/攻8000/防5000/打撃2
◼️【コールコスト】ゲージ3払い、君の場のモンスターを全てソウルに入れる。
◼️"デルファスの主"このカードは【X回攻撃】(このカードのソウルにあるカード名に「デルファス」を含むカードの枚数分)を得る。
◼️ このカードの攻撃で相手のモンスターを破壊した時、君のライフ+1!
【貫通】【ソウルガード】
高町の場に、幾重にも枝分かれした角が生えた巨大な白狼が現れる。その白狼は遠吠えをすることで戦意を示し、紫音を見下ろす。だがガーディサスの睨みに紫音は動じない。
高町「ソウルにあるドータラスの能力でガーディサスの打撃力+1!」
ガーディサス 打撃2→3
高町「アタックフェイズ! ガーディサスで咲楽さんを攻撃!打撃3!」
ガーディサスは紫音へ向けて疾駆し、獰猛な爪で斬り裂く。
紫音「………っ!」LP10→7
高町「先攻は一回しか攻撃できない。ターンエンド。」
◼️手札3/ゲージ3/LP11
紫音「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー」
◼️手札6→7/ゲージ2→3
紫音「ゲージ1払い、美しき月の光りより現れし純白の竜………〈月光竜 ルーナレイン・ドラゴン〉をセンターにバディコール!」LP7→8
◼️手札7→6/ゲージ3→2
月光竜 ルーナレイン・ドラゴン
スタードラゴンW
月光竜
サイズ2/攻5000/防3000/打撃2
◼️【コールコスト】ゲージ1払う。
◼️このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚を見て、その中の〈月華〉1枚までをこのカードのソウルに入れる。デッキを見たらシャッフルする。この能力は1ターンに1回だけ使える。
◼️『月光麗華』(このカードのソウルに【月華】が3枚以上ある。)
このカードが場を離れるまで、このカードの攻撃力+3000、防御力+3000!
【ソウルガード】
紫音を中心に特殊な空間がフィールド全体から広範囲を包み込む。空間内は眩いほどの強く優しい光りを放つ月が1つあるだけの夜空となり、降り注ぐ月の光りに導かれるように、1体の純白の竜が肉翼を広げて紫音のレフトに降り立った。その竜は肘から手首、膝から脚首にかけて縦一線に溝の入った機械的なアーマーを装着し、顳顬には前に突き出るように白い角が2本生える。白い身体には薄く青いラインが入っている。
◆
フィールドを覆う夜空とそこに1つだけある美しい光りを放つ満月に、ファイトを観戦している皆んなが魅了される。
由良「うわぁ〜〜………!綺麗〜〜!」
美白「いつ見ても映える月ですね。」
優香「ルーナちゃんも綺麗だよね!」
空乃「うん!」
◆
高町「凄い………!」
紫音「感心してる暇はないわよ。ルーナレインドラゴンの登場時能力、デッキトップから3枚見る。その中から『月華』を持つカード1枚をソウルに入れる。私は〈
スタードラゴンW
月光装機/月華
サイズ1/攻2000/防1000/打撃1
◼️このカードがソウルにある〈月光竜〉の攻撃力+2000!
【
ルーナレインドラゴン ソウル0→1
ムーングライトは純白の華となってルーナレインの周りを浮遊する。
紫音「さらに手札から〈
◼️手札6→5
スタードラゴンW
月光装機
サイズ1/攻3000/防1000/打撃0
◼️このカードが登場した時、君の場に〈月光竜〉があるなら、君のデッキの上からカードを1枚ゲージに置く。
◼️このカードがソウルにある〈月光竜〉が攻撃した時、このバトル中、相手のモンスター1枚の防御力-2000!この能力は1ターンに1回だけ使える。
【月合体】【月華】
紫音「ムーンチェーンをルーナへ【月合体】」
ルーナレインドラゴン ソウル1→2
ムーンチェーンは純白の光りの華となってルーナレインドラゴンの周りを浮遊する。
紫音「さらに手札から〈月光装機 ムーン・ウィングブレード〉の起動能力発動。ルーナへソウルイン!」
◼️手札5→4
月光装機 ムーン・ウィングブレード
スタードラゴンW
月光装機
サイズ3/攻5000/防1000/打撃1
◼️【起動】手札のこのカードを君の場の〈月光竜〉1枚のソウルに入れる。
◼️このカードがソウルにある〈月光竜〉は【貫通】を得て、打撃力+1!
【月光合体】【月華】
ルーナレインドラゴン ソウル2→3
紫音「条件は揃った。ルーナ、あなたの力を解放する。」
ルーナ「はい。紫音」
ルーナは優しい女性の声で紫音に応える。
紫音「月よ。美しき我が使徒に月光の導きを!」
ルーナ「月よ。我が親愛なるバディの為に、勝利の麗光を!」
紫音「ルーナのソウルに〈月華〉が3枚以上あるなら【月光麗華】発動!!」
2人の呼びかけに蒼白の月の光りがルーナへと集中的に注がれる。月の光りを浴びたルーナの身体のラインが薄青く光り、手脚の鎧の溝が蒼白の粒子を放つ。そしてルーナの身体は美しき白銀に染まる。
ルーナのその姿を見たギャリーは、その美しい輝きに目を奪われ、魅了される。それは対戦相手の高町も同じだった。
高町「なんて綺麗なの………⁉︎」
紫音「見惚れてる暇はないわよ。【月光麗華】の能力で、場を離れるまで、ルーナの攻撃力+3000/防御力+3000!!」
ルーナレインドラゴン
攻5000→8000/防3000→6000
紫音「アタックフェイズよ。」
ルーナレインドラゴン ソウル3
攻8000→10000/打撃2→3
◼️ムーングライド
(攻撃力+2000)
◼️ムーンチェーン
(〈月光竜〉が攻撃した時、このバトル中、相手のモンスター1枚の防御力-2000!この能力は1ターンに1回だけ使える。)
◼️ムーンウィングブレード
(【貫通】打撃+1)
紫音「ルーナレインドラゴンでカーディサスに攻撃」
高町「ソウルガード!」
ルーナは翼をはためかせて飛び上がり、口にエネルギーを溜めて、カーディサス目掛けてそれを撃ち出す。そして直撃したエネルギー弾は爆発した。
ルーナレインドラゴン
攻10000
カーディサス
防5000
カーディサス 撃破!
【ソウルガード】ソウル3→2
(デルファスの幻獣ドータラス)
打撃3→2
紫音「貫通、打撃3!」
エネルギー弾の爆発によって発生した熱波が高町にもダメージを与える。
高町「くぅぅ………!」LP11→8
紫音「ターンエンドよ。」
◼️手札4/ゲージ2/LP8
高町「私のターン、ドロー、チャージ&ドロー!」
◼️手札3→4/ゲージ3→4
高町「キャスト〈デルファスの獣印〉」
◼️手札4→3/LP8→7
デルファスの獣印
レジェンドW
魔法
◼️【コールコスト】ライフ1払う。
◼️このカードを君の場のカード名に「デルファス」を含むモンスター1枚のソウルに入れる。
◼️このカードがソウルにあるカード名に「デルファス」を含むモンスターのバトル後、相手にダメージ1!この能力は1ターンに2回まで使える。
◼️「デルファスの獣印」はモンスター1枚のソウルに1枚までしか入れられない。
高町「このカードをガーディサスにソウルイン!」
ガーディサス ソウル2→3
ガーディサスのソウルに「デルファス」のカードが増えた為、カーディサスはまた【3回攻撃】を得た。
高町「ライトに〈デルファスの幻獣 アーミラス〉をコール!」
◼️手札3→2
デルファスの幻獣 アーミラス
レジェンドW
ワイダーサカー/異界獣
サイズ0/攻2000/防1000/打撃1
◼️このカードが登場した時、君の場にカード名に「デルファス」を含むモンスターがいるなら、このカードをそのモンスターのソウルに入れる。
高町「アーミラスの登場時、ガーディサスのソウルに入るよ! そしてソウルが増えたカーディサスはさらに攻撃回数を増やす。」
ガーディサス ソウル3→4
【4回攻撃】
高町「アタックフェイズ! ガーディサスでルーナレインドラゴンに攻撃!」
紫音「キャスト〈ムーンシールド 月光竜の盾〉」
◼️手札4→3
ムーンシールド 月光竜の盾
スタードラゴンW
防御/月華
◼️相手の攻撃中に使える。
◼️【対抗】その攻撃を無効化する。さらにこのカードを君の場の〈月光竜〉1枚のソウルに入れる。
紫音「その攻撃を無効化する。」
巨角を突き出して突進してくる大狼の前に、ルーナの顔を模した盾が現れ、ガキィーーンと音を立てて止める。
紫音「さらにムーンシールドはルーナのソウルに入る。」
ルーナレインドラゴン ソウル3→4
高町「なら、ガーディサスのソウルにあるデルファスの獣印の能力、バトル終了後に咲楽さんにダメージ1!」
ガーディサスに刻まれた獣印が赤く光り、同時に紫音に電流が走る。
紫音「ぐっ!」LP8→7
高町「ガーディサスで2回目の攻撃!」
紫音「ソウルガード。」
ガーディサスは再び突進し、今度こそルーナをその巨角で貫いた。
ガーディサス
攻8000
ルーナレインドラゴン
防6000
ルーナレインドラゴン 撃破!
【ソウルガード】ソウル4→3
(ムーンシールド)
高町「貫通!打撃2!」
紫音「くっ………」LP7→5
高町「もう一度、デルファスの獣印の能力でダメージ1!」
紫音「うっ………」LP5→4
高町「ガーディサスの3回攻撃!」
紫音「ソウルガード」
ガーディサスは高く跳び上がり、鋭い巨爪でルーナを切り裂く。
ルーナレインドラゴン 撃破!
【ソウルガード】3→2
(月光装機 ムーンチェーン)
ルーナレインドラゴンのソウルにある〈月華〉が3枚を満たさない事によって、白銀に輝く身体は純白に戻り、手脚のアーマーから放出されていた粒子も消える。【月光麗華】が解除されたのだ。よって、ルーナレインドラゴンの攻撃力と防御力も下がる。
ルーナレインドラゴン
攻10000→7000/防6000→3000
高町「貫通!打撃2!」
紫音「うっ………!」LP4→2
高町「まだよ!ガーディサスで4回目の攻撃!」
この攻撃が決まれば、貫通によって紫音のライフは0になり、紫音は敗北する事になる。だが紫音は動じず落ち着いた様子を見せる。周りからは平静を装って強がっているだけに見えるだろう。だが紫音はこのファイトで負ける事など万に一つ想像してはいない。
紫音「キャスト〈月天双光〉」
◼️手札3→2/ゲージ2→1
月天双光
スタードラゴンW
強化/月華
◼️【使用コスト】ゲージ1払う。
◼️【対抗】バトルしている〈月光竜〉1枚を選び、このバトル中、防御力+4000し【反撃】を与える。その後、君の場の〈月光竜〉のソウルが2枚以下なら、このカードをソウルに入れて、さらに防御力+2000!「月天双光」は1ターンに1回だけ使える。
紫音「ルーナの防御力+4000して、【反撃】を与える。」
ルーナレインドラゴン
防3000→7000/【反撃】
高町「それでも、ガーディサスの攻撃力は8000!届かないわよ!」
紫音「まだよ!ルーナのソウルが2枚以下なら、このカードをソウルに入れて、さらに防御力+2000するわ。」
ルーナレインドラゴン ソウル2→3
防7000→9000
高町「はぁ⁉︎」
ガーディサスは巨角を突き出して突進する。ルーナは逃げもせずにその巨角を掴んで動きを止める。
ガーディサス
攻8000
ルーナレインドラゴン
防9000
紫音「ルーナの反撃!」
しばらく2体の押し合いが続くが、ルーナはガーディサスの角を掴んだまま、羽根をはためかせて飛び、思いきりフィールドへと叩きつけた。
ガーディサス 破壊!
【ソウルガード】ソウル4→3
【4回攻撃】→【3回攻撃】
【反撃】攻撃されたモンスターがバトルの後に場に残っていた時、場に残ったモンスターの攻撃力以下の防御力のバトルしたモンスターを破壊する能力だ。
今回は攻撃されたルーナレインドラゴンが場に残った事で、反撃の効果が発動する。ルーナレインドラゴンの攻撃力は5000。そしてバトルしたガーディサスの防御力も5000。同じ数値だが反撃の効果が適用され、ガーディサスを破壊できる。
高町「くっ、ターンエンド」
◼️手札2/ゲージ4/LP8
紫音「私のターン。ドロー、チャージ&ドロー」
◼️手札2→3/ゲージ1→2
紫音「キャスト〈月の恵み〉」
◼️手札3→2
月の恵み
スタードラゴンW
チャージ
◼️君のデッキの上から1枚ヲゲージに置く。さらに君の場に〈月光竜〉のカードがあるなら、デッキの上から2枚をゲージに置く。「月の恵み」は1ターンに1枚だけ使える。
紫音「デッキトップから1枚をゲージに置き、〈月光竜〉が場にいるなら、さらに2枚をゲージに置く。」
◼️ゲージ2→3→5
高町「ゲージを増やした………!」
紫音のデッキは〈月光竜〉と月光竜のサポート以外でのゲージの消費が少ない。なのでゲージを増やすカードはあまり多くないのが特徴でもある。そんな貴重なゲージ増加の魔法を使ったという事は、"このターンでファイトを終わらせる"という意思の現れか。高町はさらに注意を払って身構える。
紫音「ゲージ1を払い、ライトにコール!〈月光装機 ムーンブレイダー〉」
◼️手札2→1
月光装機 ムーン・ブレイダー
スタードラゴンW
月光装機
サイズ3→0/攻4000/防4000/打撃1
◼️君の場にサイズ2以上の〈月光竜〉がいるなら、このカードのサイズは0になる。
◼️このカードがソウルにある〈月光竜〉は【2回攻撃】を得て、攻撃力+2000!!
【月合体】【月華】
紫音「ムーンブレイダーをルーナレインドラゴンに月合体!」
ルーナレインドラゴン ソウル2→3
紫音「さらにゲージ2払い、〈月光剣 ムーンソード〉を装備」
◼️手札1→0/ゲージ4→2
月光剣 ムーンソード
スタードラゴンW
武器
アイテム:攻5000/打撃2
◼️【装備コスト】ゲージ2払う。
◼️君の場の〈月光竜〉のモンスターにソウルが3枚以上あるなら、このカードは相手のセンターにモンスターがいても、相手を攻撃できる。
紫音は白銀に光る剣を装備する。
紫音「もう一度行くわよ。ルーナ」
ルーナ『ええ。紫音』
紫音の呼びかけにルーナは再び優しい女性の声で応える。ルーナレインドラゴンのソウルに再び【月華】が3枚揃っている。
紫音「"月よ。美しき我が使徒に月光の導きを!"」
ルーナ「"月よ。我が親愛なるバディの為に、勝利の麗光を!"」
紫音「【月光麗華】発動!!」
再びルーナレインドラゴンの身体が白銀に輝き、手脚のアーマーから蒼白の粒子が放出される。そして満ち溢れる月の光りから流れる力を感じてかルーナは高らかに咆哮する。
紫音「【月光麗華】の能力によって、ルーナの攻撃力+3000/防御力+3000する。」
ルーナレインドラゴン
攻5000→8000/防3000→6000
紫音「アタックフェイズ!」
ルーナレインドラゴン ソウル3
攻8000→10000→12000/打撃2→3
◼️月天双光
◼️月光装機ムーングライド
(攻撃力+2000)
◼️月光装機ムーンウィングブレード
(【貫通】打撃+1)
◼️月光装機ムーン・ブレイダー
(攻撃力+2000/【2回攻撃】)
紫音「ルーナレインドラゴンで、ガーディサスに攻撃。」
高町「ソウルガード!」
ルーナの腕のアーマーから放出される蒼白の粒子が光りの刃となる。ルーナは右腕を構えてカーディサスに突撃し、粒子の刃で斬り裂く。
ルーナレインドラゴン
攻12000
ガーディサス
防5000
ガーディサス 撃破!
【ソウルガード】ソウル3→2
紫音「貫通、打撃3!」
ガーディサスを斬り裂いた後にルーナは高町の前に素早く移動し、今度は左腕の粒子の刃で高町を斬る。
高町「うぁぁーー!!」LP8→5
紫音「ルーナレインドラゴンの2回攻撃により、再びガーディサスに攻撃する。」
ルーナは再び右腕の粒子の刃を構えてカーディサスに一進する。だがガーディサスは同じ手は踏まぬと高くジャンプして攻撃を躱す。だがそんな事はルーナの予想通りだ。ルーナは羽根を羽ばたかせて飛び、左腕の粒子の刃で攻撃する。羽根があるルーナに比べてガーディサスは空中では自由に体勢を変えられない。空に逃げたのは完全に間違いだった。
ガーディサス 撃破!
【ソウルガード】ソウル2→1
紫音「貫通、打撃3!」
ルーナは自分の口元にエネルギーを溜め、それを高町に向けて放射する。
高町「ぐぅぅ………!!」LP5→2
高町はその攻撃にバランスを崩してよろける。不意に紫音の頭上に浮かぶ月を見た時、月の光りをバックに白銀の剣を振りかざして斬りかかる紫音の姿が見えた。
紫音「ルナソードの能力、私の場の月光竜のソウルが3枚以上あるなら、あなたのセンターを無視して攻撃できる。月光剣ルナソードで高町さんを攻撃、打撃2!」
高町は片膝をつき、避ける意思はもう無い。紫音は振り上げた剣を縦一閃に振り下ろして高町を斬る。
高町「うわぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!」LP2→0
◆
ファイトが終わり、紫音はファイトステージを降りる。すると「紫音ちゃん!」と喜びに満ちた元気な声と共に赤髪の少女が勢いよく抱きついて来た。紫音は驚く事も慌てる事もなく、もう慣れました。という感じで少女を受け止める。
紫音「空乃、危ないから。」
空乃「えへへ、ごめんね!」
今のファイトでも紫音にはまったく疲れがない。だが空乃の笑みを見ていると疲れが無くても元気になる。まあ紫音の表情には出ないが………
そして空乃を筆頭に美白、優香、由良の3人も周りに集まった。
美白「見事なファイトでした。紫音さん」
由良「うん。凄く綺麗で、見惚れちゃった。」
紫音「美白、岡本さんも、ありがとう。」
2人がファイトを終えた紫音に労いの言葉をかけていると「よーし!」と空乃にも負けない元気な声色で優香は伸びをする。
優香「次は私の番だね。」
空乃「優香ちゃんめ頑張ってね!」
優香「うん!私も紫音ちゃんに続くよーー!」
そう言って優香はファイトステージに上がって行った。
卒業ファイト選抜会
咲楽 紫音 Bブロック1回戦突破
今回も感想をぜひ!!
はい。2022年の初投稿です。1月終わるまでに投稿できてよかった〜〜〜………。去年はいろいろとやる気が削がれて全く何も進めてなかったですが今年は(今年も多分、去年と同じペースになるかな)頑張って話しを進めて行きたいと思います。(こっちより先にサンシャインの方を完結させたい。)
皆様、今年も応援よろしくお願いします。