TS転生転生したから貴族を辞めて冒険者になる事にしたけど、何故か前世の親友が付いてきた。   作:ポテふ

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なかなかタイトル回収ができない今日この頃。


二度あることは三度ある

 

「ぅお、うおやぁあああああい!!!!」

 

ズバシィァッ!!

 

 

奇声を上げながら、それでも俺は的確に奴の首を狙い一閃。残った胴からは間欠泉のように血飛沫が降り注いだ。

 

 

 

ゴブリンの被害が出て困っているという農村に到着して早数分。

俺は早速ゴブリンに出くわしていた。

 

 

 

 

「南無…せめて安らかに眠ってくれ」

 

 

 

ザクっと奴の耳を削ぎ落とし、アイテムボックスへと早々に仕舞う。ついでに魔石も。

 

 

 

「ふぅ…」

 

 

いやきつい、まだあと4回こんなスプラッタな光景を見なきゃいけないかと思うとマジで辛い。そしてこんなスプラッタな光景を生み出した俺が怖い。

 

殺生ダメ絶対。

これをモットーに生きていくべきだと俺は思うんだ。分かるか?命って大切なんだぞ?分かってるのか?えぇ?

 

 

 

あぁっ!!!いやだ、おうち帰りたい。マイホームでぬくぬく惰眠を貪っていたい!!あぁ!!さっきまで抱いていたおふトゥンが恋しいっ!!!

 

 

 

でもそれ以上に金が欲しい!!!そう金!!the金!!

 

 

俺は、"金"が、欲しいんだよおぉぉぉぉおお!!!!

 

 

 

「ふぅ…なんかスッキリしたな…うん、今なら行ける気がする、取り敢えず彼奴ら狩ってこよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約1時間後、俺は五体のゴブリンを討伐し、証拠となる5つの右耳を手に入れた。

 

このままギルドに行って報酬を貰えば300G手に入る。しかしそんな端金ではダメだ。俺は満足出来ない。

という事で、俺は農村のゴブリンの巣を目指して先に進んだ。(無殺生はどこ行った)

 

 

 

だいたい数体畑に出る度にゴブリンを倒してたんじゃ非効率過ぎるのだ。この際だから俺がこの農村のゴブリンを一匹残らず葬ってやろうではないかっ!!フハハッ!!

 

 

思い立ったが吉日、早速獣道を進みゴブリンの捜索を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々とスプラッタな光景を思い起こしてしまうので割愛。俺は見事にゴブリンの巣窟を制覇した。(ドンドンパフパフー!)数時間に及ぶ激闘の末、ここら一体をテリトリーとしていたゴブリンどもは今日限りで居なくなった。

 

 

 

どうだ見たかコノヤロウ!!俺はやればできる子なんですよ!!ドヤァッ!!!と誰に見せるでもなく腰に手を当て胸を張る。

 

 

 

「やめよ、くそ虚しいわ…」

 

 

が、周りは死体の山、流石に不謹慎だったのですぐに辞めた。

 

 

 

 

俺は取り敢えず狩ったゴブリンの心臓部から魔石を取り出していき、合計で25個の魔石が集まった。

 

他にも道すがらぶった斬ってきたゴブリンが居たはずだが、生憎と何処で戦ったかを覚えていないので諦めた。

 

 

帰路に着く道すがら、丁度よく小川を見つけたので血で汚れたレイピアを洗うことにした。

 

 

しゃがみこみながら掌で水をすくうようにして剣に水をかけていく。血が徐々に落ちていくのを確認すると、錆びないように丁寧に水気を拭き取り、それを終えると俺は換金と依頼達成の報告の為にギルドへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジャプ…。

 

 

その言葉がピッタリなほど、この現場は騒がしかった。

 

 

 

「…そこをどいてくれないかな」

 

「あぁ?聞こえねーなぁ?もっと大きな声出して言わねぇと、お子様の声は聞こえねーんだぜ、ガッハハ!!」

 

 

「…」

 

「おい待てよ、ここは通さねーぞ、通して欲しいんならその腰に下げてるアイテムボックスを寄越せ」

 

 

「断る」

 

 

「なんだとてめぇ!!!お前が今日楽に討伐できたのは俺のおかげだろうーが!!さっさと寄越しやがれっていてててて!!!!お前何すんだ離せッ!!!!」

 

 

「断る」

 

 

 

 

ギルドの入口。

 

なにやら中央の方が騒がしいことに気がついた。

 

周りの人達もやいやいと中央に円を作って何か見ているようだし。何か揉め事でもあったんだろうか?と今日二回目の疑問。

 

残念ながらまた、こちらからは声も聞こえないし、肝心の現場は人だかりのせいで何も見えなかったので、俺は取り敢えず少々動きづらくはあるが、人ごみを掻き分けながら今日の戦利品を持って受付カウンターに向かったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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