第1の勇姿 勇者の目覚め
「ここは‥」
一人の青年は、空を見上げていた。
「くそっ、何処だここ?」
青年は頭を掻き、歩いて行った。
「くそ。マスターソードもないし…どうすれば…」
前の時は敵の剣を奪って戦っていたが…。
「そんな敵いないよなぁ」
ブレワイで経験した知識は‥あんまり使えなかった。
「まぁいいか。手ぶらだけど…歩くか」
剣を持たず、青年は…歩みを止めなかった。
「広いな〜!!」
青年は、遠くある街を見た。
「一人で旅をしたけれど…あんな街があるって事は平和なのか?」
破滅した街と月に落とされた都市。青年ははるか昔に3日を永遠に繰り返した。
「はぁ、あんまり面倒ごとが起きなければいいんだが」
自分で言った物は本当になる事はあと少し。
「何だ…?あれ」
光った像は‥青年を呼んでいた。
「これは‥」
七天神像。その言葉が、自分の脳に流れた。
「生きてるのか?」
青年は‥七天神像の黄色のマークを触った。
「うわ!?」
青年はその黄色のマークに触れた時、吸い込まれた。
「ここは‥」
周りは森だった。
「デクの木様…」
すると…デクの木の目は開いた。
「おぉ。若くなったのぉ。リンク…してどうした…?」
「すみません…。俺、剣が必要です」
「そうか…。まさか、其方の言っている物はこれか…?」
それは、台座の上に剣が刺さっていた。
「…!」
「駄目だ」
「何故です?」
「其方は‥腕が鈍っているだろう?」
「……」
「図星じゃろう。なら、其方の孫と戦い…それに勝ったら装備一式、そして其方の先祖の力を授けよう」
「…分かりました」
青年は、後ろにいる孫を見た。
「貴方が… 僕のお爺ちゃん?」
「ああ、そうだ。そっちは平和か?」
「いや…ハイラルは僕の息子が救おうと頑張っている」
「…そうか」
まだ、自分たちの輪廻は終わっていなかった。
「さぁ、やろう。爺ちゃん。マスターソードに相応しいか」
「ああ…。」
そして、青年は精神世界にあるマスターソードを思い浮かべ生まれた。青年の孫もマスターソードを思い浮かべ、生まれた。
「さぁ、やろう」
「ああ、やろう」
青年は左利きに剣を構え、孫は右利きに剣を持った。
「初め!」
デクの木の声と共に、青年と孫は走った。
「はぁ!」
「やぁ!」
青年と孫の剣は合わさり、もう一度戻った。
「はぁ!」
「やぁぁぁ!」
青年と孫の攻防戦続いた。だが…孫の追撃が走り、青年は後ずさった。
「隙あり!」
「それはお前だ!」
そして…両者の剣は。
「無理だったか…」
孫の首元に剣が、そし青年は…服が切れていた。
「ああ…。俺の勝ちだ」
そして…青年の勝利は収まった。
「よく分かった。リンクよ。お前は鈍っていなかったな」
「はい」
「なら…持っていくとするといい。この武器と物を」
「はい…」
そして、リンクは…武器と先祖の物を持ち…孫のリンクを見た。
「お前の息子に言ってくれ」
「何が…?」
「お前にも運命がある。それを止めれるかは‥お前の力と精神次第だ」
「…ああ。絶対伝える」
「有難うな。戦ってくれて」
そして…リンクは精神世界を出た。
「悲しい事言うなよ…爺ちゃん」
孫のリンクは‥静かく泣いた。
「うお!?」
リンクは外に出て、背中を見た。
「剣も…弓も…盾も…それにご先祖様のものまで」
リンクは‥七天神像を見た。
ピカー!と七天神像の持っていた玉は光り…俺の心臓に入った。
「風…?」
その風は、何処か懐かしかった。
「リーバル…メドリ」
リンクは‥一緒に戦い、祈ってくれたリト族たちを思い浮かべた。
「行くか」
リンクの物語は‥今始まる。