此処はオラリオ、ダンジョン出入り口のあるバベルのふもと。
慌ただしく冒険者が出入りしている中、オレは叫んでいた。
「ぬわぁ〜ん疲れたもォーーン」
「先輩急に叫ばないでくださいよ。周りに迷惑でしょ。」
こいつはオレの入団の翌年に入ってきた後輩。
名はキムラ。レベルまだ1で、二つ名もまだないが光るモノを持ってる。
「まぁまぁ、キムラそこまでにしといてやれ〜、実際オレもクッタクタだからなぁ。」
そしてこっちはミウラさん。
アキヨシ団長の直弟子のレベル5冒険者。俺たち二人の世話役を任されており、今をときめくカラテ使いだ。
初対面の時は坊主頭で怖そうだったが、話してみると結構気さくな人ですぐに打ち解けられた。
案外顔も広いらしく、弟子入り志願者も大勢いるらしいが、自分はまだ人に教えられるほどではないって、断り続けているらしい。
ちなみにオレはレベル2で『
「おっ、そうだ。そう言えば野獣、“あの件”どうなったんだぁ〜?」
ドキィッ
「あ、あ、あ、あの件ってど、ど、どっどの件の事ですかね。イヤァ〜わっかんねぇなぁ〜。」
頭の後ろで両手を組み、口笛を吹いて誤魔化そうとするがちくしょう!
こんな時に限ってうまく吹けねぇ!
「あぁ〜、あの件ですか。」
そして、そうこうしている間にキムラも感づいたのかからかい半分、呆れ半分といった表情でこちらを見てくる。
そして、爆弾を放りやがった。
「先輩いつになったらトオノさんに告白するんです?オクテって言っても普通にに話すくらいならできるんですよね?」
ギクゥッどうしてバレてんだよ!!神様!!
どうなってんだ!
ハッ!まさか神様め、面白半分にコイツに話したな!
あんにゃろう。今度のメシ当番の時、神様だけオカズ一品少なくしてやる!!
「なっ、なぁキムラぁつかぬことを聞くが、その話誰から聞いたんですかね?」
「いや、普段の先輩の態度見てれば丸わかりですよ?先輩、トオノさんと話してる時だけなんか奥歯にものが挟まったみたいな、言い出したくても言い出せないような、そんな感じ出した後、すっごい落ち込むじゃないですか。」
「だって、だってヨォ〜。“あの”トオノだぜ?『
「ハァ〜。」
あっ、コイツため息つきやがった。
そんなまじかコイツみたいな目で見んな、終いにゃ泣くぞ!
「まぁまぁ、野獣には野獣のペース、タイミングってもんがあるだろ?」
ミウラさん!ナイスフォロー!
「いや、いくらなんでも1.145141919810年は待たせすぎでしょ。」
オォン!!
オレの心にダイレクトアタックだ!!
「で、今日はどこ行くんです?」
「あん?今日はこれから換金して、使った消耗品の補充分買って、頼んでた防具受け取って…。」
「あぁ、そっちじゃないです。」
へ?
「デートですよデート、告白はどうせまた引っ込めるんでしょうが、今日はどこで?」
「い、いや、いつも通りにショッピング…。」
「それ、買い出しと何が違うんですか?」
アォン…
「やれやれ、告白は当分先になりそうですね。」
「まったくだぞ。」
ミウラさんにまで呆れられた!!
今日はやけ食いしちゃお。
ダンまちアニメDVD借りて見ました。
ショタ声を期待していたのでショックでした…。
orz