ウマ男に転生したら人生賭けすぎた…   作:クロス・バァリー

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今回はシンボリグランの過去と洋子ちゃんの事で書いてきます 


前を向く(シンボリグラン編)

(男子校校門)

 

ダイオウ グランの奴…遅いな…速くしないとアモローがどっからか来るぞ…

 

(グランがダイオウの所に近づく)

 

ダイオウ 10分遅刻だぞ…

 

グラン 悪いな…今日はあいつに邪魔されたくなかったからアモローを睡眠薬で寝かせてきた…

 

ダイオウ えっ?

 

(アモローの部屋)

 

アモロー ガァ~~グゴォ~~

 

ウマ男 グランめ!耳栓しててもいびきがうるさくて!寝れないぞ!!ちくしょう!せっかくの休日が…

 

ダイオウ まぁ邪魔されないならいいけど

 

グラン 大変だったぞ…昨日から睡眠薬を調合して朝早くから奴に飲ませて最初調合した睡眠薬が聞かなくて合計で20回調合して飲ませたぞ…お陰で寝不足だ…

 

ダイオウ それはご苦労さん

 

グラン さ…行くぞ…

 

(二人が校門を飛び越える)

 

ダイオウ どこに行くんだよ…

 

グラン 付いてくればわかる…

 

(二人がしばらく歩く)

 

ダイオウ そう言えば…

 

グラン ?

 

ダイオウ お前…マツナガ先輩に負けたのに大丈夫なのか?

 

グラン 生憎俺は悔しくもなんともない…俺は負けても当然…勝って当然って思考だからな…

 

ダイオウ ふ~ん

 

グラン 悔しがるのはレースの中だけ…外に出たら切り替える…それが俺の流儀なのでね

 

ダイオウ なんか…仮面を着けてるみたいだな…

 

(グランが一瞬だけ足を止めるがすぐに歩き出す)

 

グラン …着いたぞ…

 

ダイオウ ここって…

 

(中央病院)

 

ダイオウ 中央病院じゃん…俺…悪いところないぞ?

 

グラン 生憎…悪いのはお前じゃないんだよ…とにかく来い…

 

(ダイオウがグランを追いかける)

 

(病院内)

 

ナス長 グラン坊っちゃん!お久しぶりです

 

グラン あぁ…例の子は?

 

ナス長 あの子でしたら302号室です

 

グラン ありがとう…

 

(二人が302号室に向かう)

 

(302号室の部屋の前に店長が居る)

 

ダイオウ あれ?マスター?

 

店長 おう…ダイオウか…グラン君も来てくれたのか…あれ?アモロー君は?

 

グラン あいつは用事で来れませんでした…

 

店長 そうか…それは残念だ

 

ダイオウ おい…グラン…説明しろ…意味がわからん…

 

グラン そうか…お前は知らないんだったな…

 

店長 俺から説明しよう…この前グラン君に洋子を検査するように進められてね…それで検査したら…重度な結核だとわかったんだ…

 

ダイオウ 結核!

 

店長 あぁ…

 

ダイオウ それで…洋子ちゃんの容態は?

 

グラン 今は絶対に安静だ…外に出てもいけない

 

ダイオウ 俺を呼んだのは…

 

グラン まずこの結核は普通の結核と違う…数人にかかる結核の変異種だと思ってくれ…そしてその結核にかかったら…相手には感染なし…その代わり…生存率は…たったの3%だ…

 

ダイオウ !3%って…ほとんど…

 

グラン しかし…海外ではこの結核を完治させた事例もある…それに賭けるしかないんだ…それには…洋子ちゃんの負けない心が必要なんだ…だから…お前が洋子ちゃんを勇気づけてやってくれ…

 

ダイオウ 俺に出来ることならやる…

 

グラン なら…会ってこい…俺が言えるのはここまでだ…

 

(ダイオウが302号室に入る)

 

洋子 あっ!ダイオウさん!

 

ダイオウ …洋子ちゃん…久し振りって言ってもまだ一週間しかたってないけどね…

 

洋子 洋子嬉しいよ!ダイオウさんが来てくれたんだもん!

 

ダイオウ 早く良くなって俺のレース見に来てくれな!

 

洋子 うん!ダイオウさんの生のレース見てみたい!

 

ダイオウ それじゃ俺はこれで帰るけど先生の言うことちゃんと聞くんだよ

 

洋子 えーもう帰っちゃうの…

 

ダイオウ まだ体がなれてないだろうからね…無理はさせられないよ

 

洋子 むー

 

ダイオウ また来てあげるから…機嫌直して…

 

洋子 うん!

 

ダイオウ それじゃね洋子ちゃん!

 

洋子 うん!バイハイ!

 

(ダイオウが部屋を出ていく)

 

店長 どうだった?…

 

ダイオウ 元気でしたよ…一週間前と変わりません…

 

店長 そうか…

 

(店長の体が震えている)

 

ダイオウ マスター…大丈夫です!洋子ちゃんは強い子ですから!きっと完治しますよ

 

店長 あぁ…ありがとう…でもね…ダイオウ君…私は…洋子を失うのが…怖いんだ…私の息子も…医者なんだが…洋子に構ってあげなくてね…洋子が小さい頃から私が面倒を見てきた…娘の用にね…

 

ダイオウ ……

 

店長 もし…洋子が居なくなったら私はどうすれば良いのかと…毎日考えてしまうのだよ…

 

ダイオウ ……マスター…

 

店長 すまない…今のは忘れてくれ…

 

ダイオウ …わかりました…所で…グランは?

 

店長 あ~グラン君なら屋上に行くとか言ってたな…先に帰っててくれってね

 

ダイオウ 全く…帰りの道知らないのに…しょうがない…屋上行くか…

 

(店長がダイオウの腕を掴む)

 

店長 すまない…もし…ダイオウが屋上に行くつもりだったら止めてくれと言っていたから…

 

ダイオウ グランがですか?

 

店長 あぁ…なんでも…昔のしこりを切るためと言っていたよ…

 

ダイオウ ?

 

店長 洋子を検査するように言ったのはグラン君だと言ったね

 

ダイオウ えぇ…あれ?どうしてわかったんだ?

 

店長 今まで隠してたが私も昔…医者をやっててね…

 

ダイオウ マスターが!

 

店長 あぁ…しかし…私は院長が事故に合い心臓にシャーペンが刺さった状態で搬送されてきたとき医者は私だけだった…ちょうど…大晦日だったからね…私は院長の手術をしたが…ミスをした…いや…手遅れだった…それを居なかった医者たちが私が医療ミスをしたとして追放したんだ…そこからは地獄だったよ…息子にも他の人たちにも物凄い目で見られたよ…裏切られたって目でね…

 

ダイオウ …

 

店長 その時に理事長があのグラン君の父親だった…

 

ダイオウ えっ?

 

店長 噂でしか聞いたことがないがグラン君の母親が同じ結核でなくなったと聞いた…だから…知識があったのかもしれないし…そうじゃないのかもしれない…わからないがね…

 

ダイオウ あいつがね…

 

店長 確か…父親は引退して今はグラン君の兄が後を引き継いでるらしい…それで何か起きたのか知らないが…一族から除名されたらしい…私が聞けたのはここまでだったがね…

 

ダイオウ グラン…(あいつも今の俺と似てるな…いや…あいつは前を向いてるから俺とは違うか…俺は…まだ後ろを向いてるからな…)

 

(屋上)

 

正幸 突然連絡してきたと思ったら…結核の病人の検査をしろだと…相変わらず…図々しいな…えっ?グラン?

 

グラン 別に推薦状書いて…あんたん所に届いてるか確認しただけだが…

 

正幸 まさか母さんと同じ結核の病人連れてくるとは…まだ縛られてるのか?罪滅ぼしか何かか?何もお前が悪い訳じゃない…あれは仕方がないことだろ…

 

グラン 違うな…縛られてなんかない…

 

正幸 …じゃあなんだ?

 

グラン 母さんの最後の遺言だ…

 

正幸 遺言だ…デタラメ言ってんじゃねぇよ!

 

グラン 母さんが死ぬ前に俺にこう言ったんだ…

 

(回想)

 

グラン 母さん…母さん!…起きてよ…僕を一人にしないでよ…

 

グラ母 グラン…

 

(グラ母がグランの頭を撫でる)

 

グラ母 あなたにお願いがあるの…

 

グラン な…何?なんでも言って!

 

グラ母 私が死んでも…元気でいてね…お兄ちゃんと…仲良くね…

 

グラン うん!…約束する!…

 

グラ母 そして…最後に…私と同じ結核の病人が居たら…あなたが…あなたが作った薬で直してあげて…

 

グラン !

 

グラ母 きっと私のような…帰りを待ってる家族が居ると思うから…

 

グラン うん!約束する

 

グラ母 …やく…そ…くよ…

 

(グラ母がそのまま目を瞑る)

 

(心臓が止まり機械が音を出す)

 

ピーピー

 

グラン 母さん…母さん!…うぇ~~ん

 

(回想を戻す)

 

グラン ……

 

正幸 だから…なんだ?あの病気に聞く薬でも出来たのか?お前には無理だ…俺だって未だに作れてないんだぞ…

 

(グランが懐から紙袋を出す)

 

正幸 なんだこれ…

 

グラン 例の結核に聞く薬だ…

 

正幸 なっ!

 

グラン だが…これは生憎まだ一人にしか試してないから効果が効くのかわからない…その結核事態少ないからな…しかし…今の所一人だけこれを飲んで完治した人が居る…

 

正幸 その噂は本当だったのかよ…

 

グラン なんの話だ…

 

正幸 惚けるな!海外で一人だけある薬を使ったら完治したとその薬を作ったのがお前だって噂もすでに知ってる!

 

グラン 知らねぇな…そんなこと

 

(グランが薬の束を正幸に押し付ける)

 

グラン それとこの薬はまだ国から許可されてない奴だから…使うか使わないかあんたに任せる…それじゃ

 

正幸 なぜだ!なぜお前はそれほど名声に興味がない!それだからお父様に追放されたんだぞ!

 

グラン 俺は…母さんの遺言を守ってるだけだ…名声なんて入らない…それじゃあな…名声にしか興味のないお父様によろしく…

 

(グランが屋上を去っていく)

 

正幸 ……

 

(病院の入り口)

 

(グランが出てくる)

 

ダイオウ おっ!出てきた…

 

グラン …マスターに先に帰るように伝えておいたはずだが?…

 

ダイオウ 生憎…俺は通らない道や始めてくる場所は道を覚えられん…だから病院から学園の道を覚えてないんだ…

 

グラン …たく…タクシーで帰れよ…

 

ダイオウ なんだよ!…でも一言言っとく…

 

グラン …

 

ダイオウ ありがとうな…グラン…洋子ちゃん心配してくれて

 

グラン !べ…別に…洋子ちゃんはまだ子供だ…それだけだ…

 

ダイオウ 素直じゃないんだから…

 

グラン だ!黙れ!

 

(グランが走り出す)

 

ダイオウ おい!道がわからん俺を置いてくなよ!

 

(ダイオウがグランを追いかける)

 

(屋上で正幸が二人を見ている)

 

正幸 お前は…前を向いて変わろうとしてるんだな…いや…お前は…母さんが死んですぐに変わったのかもな…変わってなかったのは…ずっと後ろを見ていた俺なのかもな…俺も前を向かなければならない時期なのかもな…

 

(正幸がグランが作った薬を見つめる)




と言うことでシンボリグラン君の過去と洋子ちゃんの容体でした…と言うことでシンボリグランのパラメーターを(間違えていたのに気づいたのだ修正しました)

※修正しました

適正 芝S ダートG
作戦 逃げG 先行D 差しA 追いG
距離 短距離A マイルB 中距離D 長距離C

趣味 薬の調合 昼寝 コンピューター製作

苦手 誉められること 暑い男

嫌いなこと 名声 結核

ぼちぼちの能力ですね…って言っても一番人気じゃないと本気出さないのでまだパラメーターの伸び悩みがありそうですね 暑い男ってのは誰のことなのでしょうかね?… グラン君!昼飯を一緒に食べようではないか!
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