今日は一話、明日は不明。
家を出発して二駅ほど電車にゆられ、たどり着いたのは街の総合病院だった。
いやー、服がなんかヒラヒラふわふわして落ち着かなかったわー!んー?嫌じゃなかったのかって?んなわけねぇだろー!わはははは(白目)!・・・・・・・・・諦めたんだよ(遠い目)。
「ほら行くよ、に・・・じゃなくて、え〜っと、う〜ん、あ!そうちゃん?」
「おい、マイシスター。なんだよそうちゃんて」
「ん?ほら、
「だから俺は男・・・あ、外でこれは不味い、か?」
「そうそう。というわけで、そうちゃん。女の子にジョブチェーンジ!さんはいっ」
「え!?ん、んんっ!うん、よし。わかった!
「!?かわいっ・・・けどお
「やらせといて言わないでよおねぇちゃん!」
「なんか、ノリノリ?」
「・・・・・・ハッ!?」
やべぇ。いつの間にかこのロールプレイにノってた気がする
わ。気をつけにゃ、妹に妹扱いされる日が来たらたまらん。まぁ当分は大丈夫そうだけど。
そんなこんなでくだらない一幕をはさみながら、俺達は整形外科の受付に到着した。いろいろ迷ったけど結局どの科に行けばいいかわからず、一番なんとかなりそうな場所に落ち着いた結果である。わざわざスマホで外科やら内科やら調べてみたけど、マジでどこが適切かわからなかったんだよなぁ。
「えーっと、お父さんかお母さんは?」
受付に並ぶと、受付に座るお姉さんに苦笑いぎみで問いかけられた。
「私達だけです」
妹が俺の保険証やらなんやらを提出しながら言った。いや
ちなみに受付のお姉さんは、何度か眉をひそめながらも、ちゃんと受付を済ませてくれた。
よーし、なんて説明するか考えるぞー!きっと頑張って話せばお医者さまもわかってくれるはず!
◇ ◇ ◇
そう思っていた時期が俺にもありました(フラグ回収)。
「あのねぇ、そういう冗談言いたいならお家でしてね?ここ病院なの。わかる?病院は怪我や病気治すところなんだよ?」
・・・率直に言おう。
うっっっっっっっっぜえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇェェェェェェェェェっっっっ!!!!!?
ぜってーわざとだろわかってて言ってんだろ煽りのセンス抜群だなおいお医者さまよおおぉぉぉ!?仮にも患者としてんだぞこっちは!?
あと
「あの、先生・・・いくら子供だからって・・・」
さっきから超高速で眉を引くつかせている俺を見かねてか、看護師さんがお医者さまに話しかけてくれた。が、しかし。
「て言っても、急に『今朝に幼女になってた』って言われても、ねぇ?そんな物語みたいな話、あるとは思えないし」
・・・ほ〜ん?そっちがそーゆー態度ならこっちも考えがあるぜぇ?さっき煽ったこと、後悔するがいい!
「え〜?先生、『事実は小説より奇なり』って言葉あるの知らないんですか〜?病院の意義を知らなかった小娘よりも実は頭悪いんですか〜?ねぇ、ねぇ!」
悪ノリしたったわ!フハハ!すっかりした!今度はお医者さま(笑)が眉をひくつかせていらっしゃる!どうだ見たか!これがメスガキロールプレイの俺だぁ!
◇ ◇ ◇
その後病院を出たのは入ってから二時間後の時刻だった。
「アホ兄にはオシオキ」
「いだぁ!?頭殴るなたんこぶ痛いからぁ!?」
曰く、お医者さんと喧嘩した罰だとか。先に煽ったのあっちなのに・・・理不尽。
そう返したらさらに十発、ゲンコツを追加されてしまった。
「うっ、めっちゃ痛い・・・」
ちなみにこの時とある場所で。
看護師にデコピンという名の制裁を加えられて赤くなったおでこを撫でながら同じように痛がるお医者さまの姿があったとかなかったとか。
こんな病院あるわけねぇと思います。
それはともかく、評価等お願いしますっ!わ