「…… っちゅー訳で彼らは皆ハンターには向いてなんだってことかの?」
「いえ、完全に私の方のミスです…… 未知に対する挑戦は皆一様に存在していた事は認めます……」
ハンター試験の常連らしいレスラーの何ちゃらがこんなん納得出来ねーゼと殴りかかったあげく小蠅を払うように吹き飛び数秒、地上に舞い降りた老人ことネテロ会長を前にしてメンチの態度は180度変わった。
次いで当人を指差しながらあのハゲの発言にムカついて我を(というより試験を)忘れていましたすいません、と色々な意味で素直に謝罪すると試験官を降りるので試験の結果は無効にしてくれとまで言いだした。
「いや、試験官は続行してもらおう…… その代わりに新しいテストの方ではキミも実演という形で参加ってのはどうじゃ?」
そうして出た新たなお題は何と『ゆで卵』
怒涛の急展開の最中トールは……
―― すげー、これが本当の口寄せの術なんだ!
まだ忍者万歳思考だった。
あれよあれよと乗った飛行船が着いたのはメンチの指定したまるで真剣で真っ二つに斬られた様な山、その名もズバリ『マフタツ山』というそうだ。
そしてメンチはその谷のそばでおもむろにブーツを脱いだと思えばまるでコンビニにでも行ってくるような気軽な調子で底の見えない谷へと飛び込んだ。
ネテロの話ではここに生息するクモワシなる生物の卵を獲りに行ったとのこと。
何でも陸上生物から卵を守るため谷に糸張ってそこに卵を吊るしているそうだ。
それを聞いてトールは親近感を覚える…… 事など無く卵やそのクモワシもうまいのだろうかと考えていた。
そんな下らない事を考えているうちにメンチは谷からひょっこり顔を出した。
「っと、こんな感じで下の卵を獲ってくるのよ! 次はアナタ達の番」
気軽に言ってくれるなと先ほどのレスラーを始め多くが、谷へと促すメンチとは逆方向に一歩足が行く。
まともな神経を持つ奴がそんなこと出来る訳が無い!
それが約半数の者達の率直な感想だった。
「っしゃー! こーいうのだよ想像してたのはさ!」
「単純明快、サービス問題の類だろうな」
「ゴン、トール! どっちが早く卵獲って戻るか競争しようぜ?」
「よーし、負けないよキルア!」
「えっ 俺も参加すんの?」
そんな調子で楽勝と言わんばかりに飛び下りる半数は確かに何処かネジ一本飛んでいる存在なのだろう。
心・技・体これら全てがある意味壊れている存在こそがハンターを名乗るにふさわしい…… そういうことなのだ。
「オレの勝ちーって、素直に喜べないんだけどトール?」
「食い意地張っててごめんね」
獲って来た卵を何処で用意したのか巨大な釜で茹でている中、キルアは不満たらたらといった調子だった。
原因は競争していたにも関わらずトールが知った事かと卵を五個ほど抱えて持ってきたからだ。
「さっきスシを何個も食べていたではないか?」
トールはクラピカに寿司を教えている間も作ってはパクパク食べていた。
「トールはスッゴイ喰うぞ? 家に来たとき出されるだけ食べるから、どこまで喰えるかステーキを出し続けたときがあんだけど二頭分喰いやがったぜ?」
そんな実験されていたのかという衝撃がトールに走った。
「じゃあトールってあの試験官みたいに豚七十頭も食べれるの?」
「いや流石に無理かな?」
多分ではあるが【念】で消化を強化してるとか何かしているのだろう。
そうこうしている間に卵が茹で上がった様だ。
メンチはこれまた何処で用意したのか市販の卵と食べ比べてみろと普通のゆで卵も一緒に配る。
五つの卵と一緒に渡すとき少し微笑まれたのはご愛嬌である。
すぐさま市販の卵を「うん、まぁうまい」と一口で食べ終わると、次いでクモワシのゆで卵を一口で食べきらず半分ほど食べる。
「……」
無言であった。
「すっごいおいしいねトール?」
それでもゴンが間違いなくトールがうまいと感じていると分かった。
しかし、これはゴン以外でも分かるだろう。
何せ残りの卵をいっぺんに頬張ったのだから。
―――――――――
「ホッホッホ、やはりこの空気は実に心地よい…… 本来ならわしはこのまま帰る予定じゃったが、このまま同行することにするかの」
その言葉に一瞬豆の様な顔の小男ことマーメンは半眼になる。
つまりネテロがここにいるのなら自分は彼の代わりに仕事をせねばならないからである。
仕方ない人だな、と咳払いと共に気持ちを切り替える。
「コホン、次の目的地までの到着予定時間は明日八時です。五分前にはアナウンスが入りますのでその間は自由時間ということで、運転に影響がなければ基本的に何をしていても構いません」
運転に影響が無ければのフレーズは、明らかに一人の老人に向けて言われていた。
ここでようやく夜の空に飛び立った二次試験合格者48名の間に安堵の声が上がる。
ゴンとキルアは早々に飛行船内探索に出かけて行った。
トールも誘われたが色々あって疲れたのでやんわり断った。
「ったく今日一日で一カ月分位の気力と体力を使った気分だぜ」
「同感だな、日記でも書いていたのなら今日のことだけで数ページは使いそうだ」
流石に参ったらしくレオリオもクラピカもぐったりした様子だった。
「今のうちにしっかり休んどかないとな、喉乾いたし水貰ってくるけど二人ともいる?」
「おう、頼むぜ」
「すまないな、私達は毛布を貰ってこよう」
そう言ってトールは水を取りに食堂らしい部屋まで歩いて行った。
「しっかし、あと試験てのは幾つあるんだろうな?」
「年によって違うが、大体が五・六回ってとこだから残り三・四回だろうな」
レオリオの疑問に答えたのはひょっこり現れたトンパだった。
彼も二次試験を合格していたようである。
「まだまだ道のりは長く険しいということか」
クラピカの言葉に隣ではレオリオが露骨に嫌そうな顔をした。
「つっても気をつけた方がいいぜ? あの進行役が言ってたのは『次の目的地』ってだけだし、もしかしたらこの飛行船こそが第三次試験会場の可能性もある。受かりたきゃ今こそが気を引き締める時だぜ?」
したり顔でそういうとトンパは去って行った。
「で、実際のとこさっきの話本当だと思うか?」
「試験の回数に関しては本当に経験から導きだしたものだろうが、最後の方は嘘だな」
毛布を貰い、もたれかかる為に丁度いい場所を探しながらレオリオはクラピカにトンパの話を何処まで信じているか聞いた。
「オレもそう思うぜ、まぁアイツが賭場にいるガラの悪い奴にそっくりな顔してたってだけで判断したけどよ」
「私が嘘と判断した理由は三つだ、先に紹介された常連の連中が明らかに気を緩めているのが一つ、そして彼らが毛布を貰っていることが二つ……」
なるほど、確かに言われてみれば気を抜くなといったトンパ自身も肩の力を抜いていたとレオリオは思い出す。
「んで、最後の一つは?」
「トールが今のうちにしっかり休んでおくべきだといったからだ」
「えらくトールを信頼してるじゃねーか、トンパの嘘たる理由よかそっちの理由のが気になるぜオレは」
ここまで共にして分かったがクラピカはこういった場面において他人が言っていたからということであっても、それが外れる可能性を常に考慮している節がある。
それ自体は別にいい、万が一の時にすぐさま対処すべく身構えることは悪いことではないし、むしろそういう姿勢だからこそこちら側が思い切りのいい行動をとれるのだから。
だからこそレオリオは自分からしたら何気なかったトールの一言が、クラピカにとって此処での行動指針に値するほどのものになったのか気になったのだ。
「…… トールは、二次試験後半のスシを作る段階で既にこうなることを予見していた可能性がある」
「はぁ!?」
レオリオはあらん限り目を見開く、それもそうだ一体どんな理攻めの言葉が出てくるのかと思っていたのに出てきた言葉はファンタジーもいいところなのだから。
「一回だけ試験官にスシを出して以降、トールは余裕を見せ自らのスシを食べていたので何か策があると思い聞いてみたら『どこかの誰かが何とかするさ』と自信たっぷりに答えたのだ」
「それ神頼みと同じ意味なんじゃねーのか?」
その時の自分の心境に重ねて呆れ気味に推測する。
「いや、あのニュアンスは名前を知ってて敢えて言わない皮肉さが込められていた…… ときにレオリオ、キミはマダム・シャローという人物を知っているか?」
「あん? 銀河の祖母とか言われてた詐欺師が逮捕されてから注目された通称預言者だろ? 結局そいつも予言のいくつかが自作自演とバレて豚箱行きだけどよ」
急に問われた関係のない人物に、レオリオはその当時TV番組を騒がせていた記憶を思い出す。
「…… まさかトールが預言者とか抜かすんじゃねーだろうな?」
「そうじゃない、マダム・シャローは確かに名が売れてからは自作自演を行っていたが、そうなる前のいくつかはそんなことを行わずに事を的中させていたそうだ」
じゃあやっぱり預言者じゃないかとレオリオは頭を軽く掻く。
「後の暴露本で語った彼女の弁では、自分は他者の何倍広く物事を見、何倍も速く思考することができるそうだ。つまり初期の彼女の予言とはその実周囲の大小様々な物事を観察した推理だったのだ」
そうだったのかとレオリオは素直に感心する、しかしそれがトールとどう繋がるのだろうか?
「トールに初めて会ったとき、一次試験、両方を思い出せレオリオ。彼は持っているだろう? 類稀なる観察眼を……」
その瞬間、レオリオはまるで米神に電気が走ったかのような感覚を覚えた。
一体、彼はどんな風に世界を見ているのだろうか? そして何を考えているのだろうか? トールが歩いて行った方を見て二人はそう考えていた。
「っくしゅん!!」
ダン、と右足で地面を強かに踏みつけ、両手に水を持つゆえに口を塞ぐことも出来ずさりとて体液を入れるわけにもいかず両手を左右に伸ばしてくしゃみをする。
誰もいない廊下でよかったと鼻を啜りつつ不幸中の幸いとトールは思う。
「そのくしゃみするとき右足が上がる癖、治ってなかったの? 暗殺のとき困るでしょ」
驚きと出やがったなという気持ちの半々で急な問いかけに振り向くと、針男と化したイルミがいた。
「今水持ってるからそういうドッキリはやめてくれイル……」
「ストップ、さっきは言い忘れてたけどこの顔の時はギタラクルって名乗ってるから」
「とにかくやめてくれギタラクル」
名前を呼びかけた瞬間に手で制すのはいいが、その手の隙間に針を構えるのはやめてほしい。
おかげで暗殺なんかしねーよと突っ込むタイミングを失ってしまった。
「そうそう、オレ向こうで休むけど此処狭いしキルに何時はち合わせるか分からないからオレに話しかけちゃ駄目ね」
言われなくとも話しかけないっての、と言う前にイルミはさっさと行ってしまった。
その後ろ姿を見ながら、今日一日を振り返りまさかゾルディック二人に無関係のハンター試験で巡り合うとは本当に思わなかったと息を吐く。
「世界は狭いなぁ……」
ぼそりと言ったその言葉は、この広大に広がる世界に対してあまりに小さすぎた。
―――――――――
―― トイレの場所くらい看板か何かで案内すればいいのに…… ったく
あれから数時間、貰った毛布に包まってすぐに寝たトールの意識は急激な尿意と共に覚醒し、トイレを求めて彷徨い何気にピンチだったりしていた。
二人に水を持って行く前に何杯も飲んだのが原因だろうとぼんやり考える。
何気なく見た時計は午前三時過ぎほど、まだ二・三時間は寝れそうだ。
―― 地味に道迷っているな、俺
ザバン市と逆方向に進むという快挙を成し遂げた彼にとってこの程度の飛行船で迷うことは造作もないことなのかもしれない。
あの大自然の中、道に迷わなかったのは帰巣本能のおかげか。
目の前のT字路を前にして左を選んだことは行動学の見地からしてトールは人に分類されると言えるのかは疑問ではある。
そうして曲がった先には見慣れた銀髪がいた。
「おおうキルア?」
「…… ん? トールか、どしたの?」
「トイレ行ったら道迷った」
寸出て気付いて止まったトールは彼がよく見れば蛍光灯の光を反射するほどに汗を掻いている事に気付いた。
対してキルアはトールの間の抜けた答えにフッと笑った。
イラつきと興奮から殺意に変わりかけたソレが霧散していくのが分かった。
「あとどうしたはこっちのセリフなんだけど? こんな時間にそんな汗だくで何してたんだ?」
「向こうの部屋に行けば分かるよ、説明すんのもめんどくさいくらい眠いからさ」
そういって大欠伸する。
「待って、タオルやるからこれで汗拭いとけって」
「ん、あんがと」
袖から出したタオルを受け取るとキルアは頭をガシガシと拭きながらトールの来た道を遡る様に去って行った。
「…… でよー、このままハンターになったらよぉ……」
「……ッハ! オマエなんざデビュー三秒で即死だっての……」
途中すれ違った二人組は次の試験でリタイアする事になるが、少なくとも死ぬことは無かった様である。
―― さて、向こうの部屋に行きゃ分かると言われて行っていたけど……
「オレのかちぃ……」
「おやおや、新しい挑戦者かな?」
―― なにしてんだろ?
トールが部屋に入って目に飛び込んできた光景はやり切った顔で寝むりかけるゴンと華麗なリフティングを披露しているネテロだった。
一体全体どういう組み合わせだろうか。
「キミは確かこの子達と一緒に谷へ飛び下りとった子じゃな」
「ええ、そこで偶然汗だくだったキルアに会って、何してるか聞いたらここにくれば分かると言っていたので来たんですが……」
実際何しているのか分からないので聞いてみたら、ネテロの戯れで彼からボールを奪い取ったら試験合格扱いにするという破格の条件でボールの奪い合いをなんと昨日の夜八時過ぎから今までずっと行っていたそうな。
「そんな長時間運動してたんかい…… ほら、ゴン! バンザイしなさいバンザイ」
寝ぼけつつバンザイするゴンのランニングシャツを脱がすとトールは自分の袖からまたも手品の様にタオルを取り出し、ボーっとしているゴンの体を拭いた。
風邪でも引いたら可哀想だ。
「ゴン、着替えは?」
「最初のぉ…… 所、に置きっぱな…… しぃ~」
リュックごと置いてきたという旨の内容をかろうじて言うとそのままゴンから聞こえてくるのは規則正しい寝息だけとなった。
「ちょいといいかい?」
さて着替えをどうするかと考えるトールは後ろからネテロに肩を叩かれ振り向く。
「なんでしょ、っぐ…… ハハ!」
向いた瞬間トールは笑いを禁じえなかった、何故ならば呼んだネテロが何ともファンキーな輝くアフロヘアーになっていたからだ。
しかも背後にフィーバーというデカイ文字をこれまたネオン看板の如く輝かせつつポージングも欠かしていない。
「なんですかそれ?」
「高密度に圧縮したオーラをちょいと形変えてやっただけじゃよ、ぶっちゃけ宴会芸」
そこまで笑ったのはおまえさんが初めてだけど、と言ってアフロと文字は霧散した。
随分と高等技術を有する宴会芸である。
「んで、やはりおまえさん使えるようじゃの?」
かまをかけると言うほどでもないが、そういう意図を含めた物であったようだ。
「ええまぁ、一応隠してたんですけど……」
これは最初から他の試験官にもバレていたかと落胆気味に答える。
「安心せい、年の功からくる勘であってお主が特別下手ってわけじゃないからの。隠してた理由は聞いても?」
「先生のアドバイスで、使える事が試験官側にバレると評価に大きく影響が出るとのことで、その対策として」
これも正直に話すとネテロはホッホと笑う。
「確かに試験官によっては大きな加点となりうるし、だからこそ辛口になる場合もあるからのォ。賢明な判断じゃな」
言ってネテロは暫し顎髭を弄り何事か考えると、蹴ったボールを左手でキャッチする。
「どうかな? おぬしも挑戦してみんか? 勿論、ボールを獲ったら即ハンターで……」
挑発気味にニヤリと笑う。
「使ってもよいぞ?」
つまり【念】込み…… 【発】の如何によっては数秒で勝ちの可能性もあるし、一方的な展開にもなりうるというのに相手の【発】も知らずにネテロは勝負を挑んでいる。
苛酷こそ己の望むものであり、乗り越えた先に浄土があると言わんばかりの老人の背後には確かに観音の片鱗があった。
「さて、返答は?」
ネテロの一連のゲーム参加を誘う言葉はこの上なく流麗かつ緩やかに行われたが、是、トールの念能力者発覚から御誘いのまでの間に数秒コイツと遊んでもおもしろいんじゃね? と考えたのは疑いの余地も無く、それはトールが己の思考に脳みそを限りなく回転させ自らの時を止めないよう踏ん張る状態に置くことでしか、ネテロの発言を理解出来なかった事に起因する。
つまり、返答は……
「謹んでお断りさせて頂きます」
辞退の即行である。
「そりゃまたどうして、こんなチャンス滅多にないぞ?」
滅多にあってたまるかと思うし、それで合格する奴も滅多にいないだろう。
「いやこの二人が出来ないのに俺じゃ無理ですって…… それに」
そこで切るとトールはタオルに引き続き今度は懐から『黒』と刺繍のされた小さな巾着袋を取り出す。
紐を緩め、そっと掌に口を向けると袋から少量の黒い砂の様な物が出た。
右手にスプーン一杯程の山が出来ると、躊躇い無く口へ運ぶ。
そしてトールが未だ上半身裸で膝に乗っけたままのゴンの両脇から腕を出して包み込むような姿勢になると【練】をする。
――
淀みなくそして高速でゴンの周りを手が動き始める、その軌跡には黒い線が視えた。
「ほほう!」
事態を興味深げに視ていたネテロが感心の声を上げた時には、半裸だったゴンは脱がしたランニングシャツと同じ黒いランニングシャツを着ていた。
「俺のは戦闘向きじゃないんで勝負になりませんよ、ちなみに着せたまま仕立てるのはちょっとした宴会芸です」
両名共に超人技で宴会の場を盛り上げる事が出来るのは全くもって暇を持て余した何とやらである。
―― それに積極的に動くんじゃ受身の
「ホッホッホ、こういうおもしろいものが観れるのも現場の楽しみじゃのぅ!」
もうひと眠りしてきますと部屋を後にするトールとゴン、それに出て行ったキルアと自分の想像以上に面白いものが観れてご機嫌なネテロは上機嫌でダンベルを持ち上げる。
彼がゆっくり運転してくれと頼んだ粋な計らいは……
「やっと…… 戻れたぁ……」
二人の子供より迷って睡眠時間の減った蜘蛛の方が恩恵を受けていた。
明らかその場で考えた課題で、釜はメンチの自前だとして市販のゆで卵を人数分用意したのはマーメンさんかね?
「マッハで用意してくれない?」みたいな? 大釜も込みだとしたらマーメンの仕事からくるストレスもきっとマッハでヤバい。
と思ったらそうでもないッぽい、やったね!(多忙で無いとは言って無い)