「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲   作:ルコルン

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はい、こんちゃ(*・‐・*)/ルコルンです。
早い目にかけたので連日投稿します。
今回はオリ主のユニークスキル初披露です。ということはあいつとの戦闘でございます。アニメ見た人なら分かりますよね?わかる人もわからない人もお楽しみいただけたら幸いです。
それでは本編を......(∩´。•ω•)⊃どうぞ


15話:ユニークスキル起動

74層の迷宮区のマッピングをした帰り道、要らないものをエギルの店に売りに行こうと思って行くと、そこに居たのは....

 

「シェフ捕獲」 「は?」

 

キリトだった。目の前にラグーラビットの肉お置きながらだ。

 

「えっと、シェフとか言ってたな?なんか作って欲しいものがあるのか?」

 

「話すの忘れてたわ。エギル、使うあて見つかったからこの話は無しにしてもいいか?」

 

「はぁ?いいけどよ、俺にも味見くらい......」

 

「じゃあエギルさんも来ます?1人増えようが変わらないですし。」

 

「いいのかルッコ。お前は優しいなぁ。」

 

「キリトくん、ルッコくん居る?」

 

「居てるぞ。どうした?」

 

「そろそろボス戦だから生存確認をね。2人ともソロでしょ?」

 

「丁度よかった。これからルッコがこれ使ってなんか作ってくれるんだが一緒に食うか?」

 

「えっ、これってラグーラビットの肉?ルッコくんだけじゃなくてキリトくんも見つけるなんて......私も行くわ。ちょっと待っててね。」

 

そう言って、アスナは外へ出た。多分後ろにいた護衛に話をしているんだろう。

 

「エギルさん。このタイミングで、俺の不要物買取ってくれません?」

 

「おっ、いいぞ。」

 

エギルさんに買取ってもらってる間にアスナは戻ってきた。どこで作るかという話になったが、満場一致で俺のホームということになった。

 

「殺風景だが、ゆっくりしていってくれ。」

 

「なぁルッコ、なんで何も無いんだ?」

 

「何も無いは酷いだろ。最低限生活できるものはあるんだよ。んじゃ俺は作りに行くから待っといてくれ。」

 

「私も一緒に作るわ。なんでかルッコくんだけだと危ない気がするわ。ちょっと話したいし。」

 

「あっそう?じゃあ行くぞ。」

 

というわけで、アスナと料理づくりのためにキッチンへ。

 

「そういえば何作るの?」

 

「考えるのめんどいからシチューでいいだろ。あいつ、名前に煮込むって入ってるし。(13話参照)ほれやるぞ〜」

 

なんやかんやあって、シチューを作り4人で雑談してる最中に明日キリトとアスナがパーティを組むことになってた。あの時のアスナ怖かったなー。

 

「一応連絡しますか。“明日、キリト達と74層のマッピングするんだが、来るか。来るなら、明日10時に74層の迷宮区前集合な”これで送信っと。明日来るかな〜?」

 

〜翌日〜

 

10時ジャスト。集合場所にはアスナ以外が集まっていた。メンバーは、キリト+アスナ+俺ら6人の計8人だ。

 

「それにしてもアスナ遅いな。」

 

「同感。なんか厄介事に首突っ込んでるんじゃないか?」

 

「そんなことない......はず。とりあえず連絡してみるか。」

 

「どいてどいて〜」 「( 'ω')ふぁっ」

 

アスナが目の前から飛び出してきた。俺は気づいて良けれたが、キリトは下敷きになった。

 

「何だこれ?」ムニッムニッ 「///」

 

あいつやったな。アスナさんのふたつの桃を揉みやがった。御愁傷様チ───(´-ω-`)───ン

案の定キリトは平手でぶっ飛ばされ、飛ばした後にアスナの護衛と思われる人が来た。

 

「アスナ様、勝手なことをされては困ります。さぁギルド本部に戻りましょう。」

 

「なんでなの!今日は活動日じゃないでしょ!大体、なんで朝から家の前で張り込んでいるのよ!?」

 

これはあれだ。俗に言うストーカーとか言うやつだ。

 

「こんなこともあろうかと、1ヶ月前から早朝よりアスナ様の護衛をしていました。」

 

「それって、団長の指示じゃ......」

 

「私の独断です。自宅の護衛も」

 

「含まれないわよ!」

 

これは確信犯だ。

 

「とにかく本部まで戻りますよ!」

 

さすがに言うか。そう思った俺は、護衛(ストーカー)の右腕を掴んだ。

 

「おっと、護衛さんよ。悪いけど、今日1日アンタらの副団長さんは俺らの貸切にさせてもらってるんでね。今日は大人しく帰ってくれないか?」

 

「何を言う。私以外にアスナ様の護衛が務まるとでも言いたいのですか?」

 

「当たり前だろ。それじゃないとこんなこと言わないし。それより、まともに務まると思うぞストーカー気質のあんたより。」

 

「............言わせておけばずかずかと。そこまで大口を叩くのならそれを証明する度胸があるんだろうな。」

 

その一声とともにデュエル申請が来た。《初撃決着モード》で。だから拒否した。

 

「あんなに大口叩いてた割に拒否するんだねぇ。それもそっか。なんだって血盟騎士団の副団長gピロンからね......」

 

半減決着モードでデュエル申請を送り返してやった。

 

「ふーん。副団長さんの護衛だから度胸もあるんだと思ってたけど、度胸なしだな。怖気付いたのかい?副団長の護衛は根性無しだねぇ。」

 

煽ったことねぇからわからんけどこんなんでいいのかね。

 

「怖気付いてなんかいない!その勝負受けて立つ。」

 

あっさり受けてくれた。ってことでこんなことしていいかの確認を......

 

「やっていいわよ。団長には私から伝えるから。」

 

「そうか。それなら思いっきりやれるな。」

 

確認が取れたので、派手にやってやろう。そう思った俺は、武器を全て外し、両手にグローブを装備した。

そんなことしてる間にカウントが減っていき、やがて0になった。

 

「死ねやおらぁん。」

 

あいつが放ってきたのは、両手剣重単発スキル《アバランシュ》喰らえば思い一撃になるだろう......喰らえばの話だが。

 

「......遅い。」 「Σ(゚ロ゚;)ナニ!!」

 

俺はギリギリの所で躱した。誰もが終わったと思っていたのか、みんなが驚いていた。護衛さんは技後硬直に入っていたので......

 

「次は俺のターンだ」

 

俺はあいつのがら空きの横腹に体術スキル《閃打》を連続して打ち込んだ。一撃の威力は弱いが連続して当てれば話は別。

あいつの技後硬直もそろそろ解けると言うタイミングで残り8割。この削れようならあれで終わるな。

ということなので、俺は体術スキル《エンブレイサー》を放った。護衛さんの体力はイエローに入ったので終了。俺の思った通りになった。

 

「これで諦めてくれるかな?諦めないならもっとやってもいいんだけど。今度は本気でね。」

 

そう。俺は本気ではない。ここで本気ならこの後の層のボス戦で足でまといが確実になるからな。

 

「(;`皿´)グヌヌ」

 

「クラディール、《血盟騎士団》副団長として命令します。今日を以て護衛の名を解任。別名があるまでギルド本部で待機。以上。」

 

アスナの元護衛(もといストーカー)は、本部に帰っていった。

 

「あれでよかったのか、アスナ。」

 

「自業自得よ。それより、ごめんなさい。嫌なことに巻き込んでしまって。」

 

「頭上げてよアスナ。あいつが全て悪いんだからアスナが謝ることないよ。それより、早く行こ?時間は有限なんだから。」

 

「でも......」

 

「でももクソもヘチマもない。ほら、さっさと行くよ。みんなもだよ。」

 

「わかった。わかったから引っ張るな〜。」

 

「「「「「(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…」」」」」

 

〜74層迷宮区〜

 

「スイッチ」 「了解。」

 

俺たちは、迷宮区の中にいる敵。いわゆる雑魚敵と言うやつと戦闘していた。

 

「マッピング的にそろそろボス部屋が見えてもおかしくないと思うんだが......絶対あれだろ。」

 

「だろうな。中見るか?」

 

「姿がわからんと対策が立てれん。怖いが見に行くか。運が良かったら、そのまま偵察戦もしよう。」

 

「了解。んじゃ空けるぞ。転移結晶を準備しとけ。」

 

というわけで、ボス部屋の扉を開けた。中は暗く、奥まで見ようと思ったら誰かが明かりを照らさないと見えないレベルだ。と思ったら、青い光が周りについた。見えたのは、約6mのヤギみたいな巨体が鎮座しているところだった。

やつの名は《The Gleameyes》

 

「「「「「「「「は?」」」」」」」」

 

この言葉が引き金になったのか、奴は動き出した。俺たちに近づくために。奴が1歩近づくと、俺達も2,3歩後ずさる。

 

『グオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』

 

「「「「「「ギャアアアアアアアアアア!!!!」」」」」」

 

「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

みんな一目散に逃げていった。残ったのは俺1人。

 

「マジかよ。でも都合いいな。色々確認させてもらうぜ。」

 

俺は刀を抜き、あいつの攻撃を受け止めようとする。たが思っている以上に重かった。何とか刀身で滑らせ回避をしたが、奴はブレス攻撃のモーションに入っていた。俺は回避し、攻撃を入れた。お察しの通り、1ドット減ったか減ってないかぐらいだった。攻撃の余波で削れたHP回復するために回復結晶を使ったが、発動しなかった。

 

「(ꐦ°᷄д°᷅)はぁ?この部屋結晶無効化エリアかよ。ある程度わかったから。逃げるぜc(`・ω´・ c)っ≡つ ババババ」

 

俺も先に逃げたみんなの後を追ったんだが......

 

「みんな早すぎだろォォォォォォォ」

 

〜sideキリト〜

 

「ぜぇ、はぁ。みんな無事か?」

 

「はぁ、はぁ。あれが、ここのボスね。」

 

「私は、無事、です。」

 

「私も。」

 

「あたしも。」

 

「し、死ぬ。」

 

「そ、そういえばルッコさんは?」

 

ヒマリに言われて気づいた。あいついねぇじゃん。まぁ多分1人で偵察戦やってるんだろうなぁ。心配してくれる子がいっぱいいるのによ。

 

「あいつもしかしたら逃げやすいように敵のヘイト稼いでるとか。」

 

「ありそうね。とりあえずボスの攻撃方法を予測しましょうか。」

 

「武器はあの剣1本だが特殊攻撃とかはありそうね。ブレスとか。」

 

「そうですね。体力多い方や盾持ちの方ににタゲ取ってもらって戦うのがベストですかね。」

 

「盾持ち......ね。キリトくん、なにか隠してたりしない?」

 

あのスキルのことバレたか?

 

「だって、片手武器は盾を持てるのがメリットなのに持たない。私みたいにスピード重視なら話は別だけど。」

 

かなり的確なこと言われてるんだが、どうしたらバレないかを考えてたら......

 

「お前ら足速すぎんだろ。」

あいつが帰ってきた。

 

〜sideルッコ〜

 

「お前ら足早すぎんだろ。おかげ様で、リポップしたモンスターに四苦八苦してたんだからな。」

 

「おつかれ〜。ルーくん的にあのボス見てどう思う?」

 

「わかったことから話すわ。あいつの攻撃力は今までのボスと段違いだろう。攻撃を受け流しても余波4回ぐらいで2割削れたからな。直撃だとどうなるかはわからんだろう。これに関しては高レベルの盾役の人が多めにいたらなんとかなると思う。問題は範囲攻撃があることだと思う。しかもブレスだ。それ以外の範囲攻撃は見る前に撤退したから知らん。」

 

「ある程度予想通りね。攻撃力が高いのは厄介だけど。」

 

「それだけじゃねぇぞ。あの部屋は結晶無効化エリアだ。」

 

「は?」

「嘘でしょ。今までのボス部屋にそんなギミックは無かったのに......」

 

「ねぇルッコ、《結晶無効化エリア》って?」

「それはな、お前らも持ってるであろう《転移結晶》や、《回復結晶》etc.....とにかく、アイテム名に《結晶》って文字があれば全て無効化するという厄介ギミックだ。 今までにも出てきてたが、トラップ部屋などにしか無かったんだ。あの野郎、ボス戦にそれはえぐい事しやがったな。」

 

回復しずらいなら喰らわない戦法で行けばいいだろって思った方、このゲーム攻撃の余波や落下ダメージ等、現実にあるありとあらゆる痛みをダメージに変換されてるから、ノーダメージ戦法は無理だ。ということは......

 

「耐久するならもう少し日にちが必要。特攻するなら早い目に......ってことですか?」

 

「まぁ、特攻は今日の内になんて無理だから、どっちにしろ1日は準備にかかると思う。イレギュラーがなければだが。」

 

「とりあえず、お昼にしましょうか。時間も頃合ですし。」

 

ということで、お昼を食べていた一同。恋バナに発展しかけるハプニングがあったが、索敵スキルに人の反応が入った。

まぁクラインさん達なんだけどね。

 

「おっすキリト、ルッコ。今日はいつもより大所帯なんだ....な。」

 

クラインさんが固まった。と思ったら......

 

「ボス戦で顔を合わせております、《風林火山》のリーダーのクラインです。」

 

キャラが変わったし急に自己紹介を始めた。

 

「顔合わせしてるなら自己紹介する必要なくないか?とまぁ置いといて、見た目はあれだが根はいい奴だから、仲良くしてやってくれ。」

 

「見た目はあれって言ってやるな。さすがに可哀想だろ。」

 

そんなこんなで色んな話が飛び交う中、索敵スキルに反応あり。ってことでキリトに報告。

 

「キリト。」 「ああ、多分《軍》だ。」

 

俺らが言った《軍》とは、《アインクラッド解放軍》の事だ。人数が少ないから偵察隊か?軍の人達は俺たちの目の前まで来て、止まった。

 

「休め!!」

 

そう伝えると、へばったのか全員座ってしまった。

 

「私は、アインクラッド解放軍所属、コーバッツ中佐だ。」

 

「キリト、ソロだ。」

 

「君たちは、ボス部屋までの攻略をしているのか?」

 

「あぁ。それを渡せということかな?ゴーバッツさん。」

 

「物分りが良くて助かる。」

 

キリトさん、人が良すぎるぜ。こんなことで商売することは無いだろうけど、すんなり渡すもんかね?

 

「っておい。話だけ聞いてると、あとからノコノコとやって来て、マップデータ貰って、ボスに挑む。そう言ってるようにしか聞こえないぞ。」

 

ほれ、クラインもそう思ってるんだろう。

 

「我々は、きみら一般プレイヤーの為に戦っている!諸君が協力するのは義務なのである。」

 

義務......ねぇ。25層のボス戦で失敗した挙句、それ以降ボス攻略の時に顔を出していない。そんな奴らが、こんなこと言っていいのだろうか。まぁ、決定権はキリトにあるから任せるが。

 

「どうせ、このデータは街に帰ったら提供するつもりだったから、別にどうぞ。」

 

「ご協力感謝する。」

 

「でも、ボス戦に挑むのはやめた方がいいぜ。」

 

「それは私が判断する。」

 

そう言って、《軍》の人達は去っていった。だが、何故か不安だった。

 

「すまん。俺のわがままなんだが、アイツら追ってもいいか?何かヤバいことが起きると思うんだ。」

 

「ルッコがそこまで言うなら、《軍》の後をついて行こうぜ。みんな、異論はあるか?」

 

「「「「「「「異議なし!」」」」」」」

 

俺達は、軍の後を進めて行った。途中、雑魚のリポップに阻まれたが、難なく突破した。

 

「あいつらを追いかけて30分。撤退したのか?」

 

「それだといいけど......「グワァァァァ」嘘だろ。」

 

俺たちは急いでボス部屋まで歩みを進めた。そこの光景が余りにも悲惨だった。

 

俺たちに背を向けて経つ《グリムアイズ》それと戦っている軍の10人。......2人減ってるな。

 

「キリト、アスナ、ツグ、俺らであいつの攻撃を受け止めよう。その間に、他の人は疲弊してる奴の救出。行くぞ!!」

 

「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」

 

俺たちは《軍》の人の救出の為、交戦を開始。 俺はコーバッツと名乗った奴の前に行き......

 

「おい、大丈夫か?動けるなら撤退しろ。」

 

「何を言う。我々に『撤退』という2文字は無いのだ。」

 

「何馬鹿なことを言ってるんだ!ここは、『結晶無効化エリア』なんだぞ!緊急脱出できない。すぐに回復できない。お前のHPも残りわずか。これで何が出来る!出来ることといえば死ぬことぐらいだぞ!お前は、自分の人生をここで終わらせていいのか?」

 

「......我々は『撤退』する。」

 

軍のメンバーは全員撤退したようだ。逃がしてる間に相手のHPは1本目の半分くらいに差し掛かっていた。

 

「さてどうするよ、キリト。ここまで削ったんだ。殺るかい?」

 

「ここまで削るのも大変だから、殺ろうか。」

 

ということで、改めて戦闘はスタートしたが、人数有利とはいえ、個々の能力だけで見るとこっちが不利。しかも、最大6パーティの48人まで行けるのに、現在僅か13人。キリトの方を見ると、焦りの表情がうかがえる。

 

「キリト、最終兵器使わずに死んて後悔するより出し切ってやられた方がいいと思うが。」

 

「....そうだな。みんな、30秒だけ耐えてくれ。」

 

「「「「「「「「了解。」」」」」」」」

 

キリトはあのスキルを使うだろう。だから、俺は俺のできることをする。

 

キリトの“30秒耐えてくれ”宣言は、いつもの30秒より長く感じた。8人でローテーションしてるからまだいいが、みんなボロボロだ。回復待ちだから俺一人で全て受けきってる。ボスも、そんな俺に情けをかけることなく、猛攻を仕掛けてきた。

 

「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!痛てぇ。一撃で残り7割かよ。あと5秒、みんなはまだ。なら耐えるのみ。」

 

敵は、また剣を振り上げた。あいつはニヤリと笑っている。

 

「グッ......やはり重い..が、それもここまでだ。キリト。スイッチ!!」

 

「あぁ。任せろ。」

 

俺は回復ポーションを3本口に突っ込み、回復を待つ間、とあるスキルの準備をしていた。ギルドのみんなにも、幼なじみのキリトにも、ましては恋人であるツグミにも教えていない俺の最終兵器だ。

スキルのセット、武器のセットが完了した時、ちょうど俺のHPが回復しきった。

 

「キリト!!」 「あぁ。スイッチ!!」

 

俺はキリトと変わって、あいつの前に立つ。このスキルをボス戦で使うのは2度目だ。今度は両手に刀を持って戦闘を再開した。あいつの攻撃は重いが速さが足りない。避けるついでに一撃を入れることも出来る。それを何度も繰り返しているうちに、あいつのHPは残り2本になろうとしていた。その時、攻撃の読みが外れた。

 

「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」 一撃で満タンのHPがレッドに入る。

 

「やっぱり......重いか。だが、これで決めれる。《分身融合》。」

 

「「「(・д・。)はぃ?」」」 間抜けな声出すな。集中切れるだろ

 

今回融合した分身は2体か。なら、威力は1.5倍か。俺は、持てるスキルの最大限に活かそう。ボスもブレスの体制に入ってるし。

 

「《鏡花水月 明鏡止水》」

このスキルの中で最多の連撃数を誇る計14連撃。《分身融合》のおかげで威力1.5倍。並の最上位ソードスキルよりも威力は上。だが、1人ではボスを削りきれない。ブレスを中断されたボスは怯んだ。

 

「今だ!!行け、キリト。」 「あぁ。任せろ!!」

 

「《スターバースト・ストリーム》」

彼のスキル《二刀流》の最上位スキルであるこの技は、彼が最も練習に費やした技であり、連撃数は16。このスキルで決める。そう言わんばかりの気迫が漂っていた。

 

「グオォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

無抵抗でやられるボスではない。怯みが解けたボスは、キリトに向かって拳で攻撃する。

連撃数が多いスキルは必然的に動きが制限される。だから、ボスの攻撃を回避しずらいのだ。

キリトは、相手の拳をもろに受ける。

 

「グッ、うおおおおおおおおおおおお!!(もっとだ、もっと早く)」

 

ボスの攻撃を受けてもなお加速するソードスキル。15連撃目がボスの片手に受け止められる。

アイツは笑った。それと同時に剣をキリトに突き刺そうと前に出す。

双方とも残りHPは数ドット。システムであろうが勝利を確信してだろう。

 

「はあああああァァァァァァァァァ!!」

16連撃目が突き出された。__その直後、ボスが放った突き攻撃。その剣先は、キリトに当たることなく虚空を切り裂いた。

ボスはポリゴン片となり、爆発四散する。立っていたのは、二刀を持った剣士たちだった。

 

『『_______』』

 

ボス部屋に訪れる急な静寂。

主が倒されたボス部屋は、青白い光から、暖かい光へと変わる。先程感じていた重圧感なんてどこに行ったのか、という感じである。

 

「............っ」 「............ε-(´∀`; )フゥ」

 

何かを伝えようとしたキリトはその場に倒れ、俺は集中を解いた。

 

「キリトくん」

 

アスナがキリトの元に走る。俺はみんなの元に戻る。

 

「バカ。なんで1人で飛び出すのよ。」

 

「悪かったって。また1つ言うこと聞くから許してくれ。」

 

「私達も助けに行きたかったけど、2人の気迫が凄すぎて入れなかったんだよ。」

 

「そんなにやばかったか?」

 

「「「「「かなり。」」」」」

 

「マジっすか。」

 

このスキルは極力封印だな。そう誓った俺だった。

その後、クラインの感嘆、他の人の歓喜の声がボス部屋に響いたのだった。




ここまでの閲覧ありがとうございました。
あれよあれよと書いてるうちに8000字を超えてました。戦闘描写がド下手な私ですが、面白いと思っていただけたら幸いです。
次回オリ主のスキル詳細書きます。
アニメ基準だけど、アニメとは違うところがいくつもある。こんな今作をこれからもよろしくお願いします。
それではまた次回をお楽しみに!!

オリ主たちの日常みたいなサイドストーリーみたいですか?

  • みたいです!!
  • 別小説に分けるならみる〜
  • 要らないかな......
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