「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲   作:ルコルン

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こんにちは、毎度おなじみ(かどうかは分からないですが)ルコルンです。
今回は、色々起こっちゃう回です。
それでは、(っ´∀`)っどうぞ。


16話:隠し事と提案

「それよりだ。お前らなんちゅうスキル持ってるんや。あんなスキル見た事ないぞ。」

 

喜びに浸っているところに水を差すクラインの一言。

 

「「言わなきゃダメか?」」 「当たり前だのクラッカー」

 

クライン、古いぞ。と心の中で思っておきながら......

 

「......エクストラスキル『二刀流』だ。」

 

「同じくエクストラスキル『暗殺者(アサシン)』だ。」

 

周りから歓声が上がる。正直恥ずかしい。

 

「しゅ、出現条件は?」

 

「わかってたら公開してる。」 「俺もです。」

 

「そうか。だったらユニークスキルの説が出てくるな。」

 

ユニークスキル。それは、このSAOの中で1人しか持ってないスキルのことを指す。例を挙げるとすると、《血盟騎士団》の団長「ヒースクリフ」の《神聖剣》である。俺もボス戦の時に顔を合わせており、あの人のHPがイエローゲージに入ったところを1度も見た事がない。しかも、前衛に立ちながら味方の指示もできるとかいうハイスペックな人だ。

 

「だよなぁ。ってことは......」

 

「明日から追われる日々なんだろうなぁ......」

 

「......まぁこれも修行だと思って頑張れよ。若者たちよ。それより、このまま75層のアクティベートするがお前達どうする?」

 

「俺は無理。さっきの戦いでヘトヘトだからさ。」

 

「俺も無理だ。後、多分行かない方がいいと悟ったから。」

 

「あぁ、ある意味健闘を祈るわ。」

 

クラインさんは、ギルドメンバーを引き連れて75層に行った。それを見送った俺たち8人は少し話をしていた。

 

「キリト、お前大丈夫か?最後ギリギリだっただろ。」

 

「ああ。確認したら残り数ドットしか無かった。これはアスナが抱きつくのも無理はないな。それより、そっちは大丈夫か?確か......俺と変わる前に1人で受けきって、途中スイッチしたろ。」

 

「あぁ、あの時か。ポーション3本を一気にがぶ飲みしたから体力は満タン。ただ、スキルと武器を変えたせいか一撃でレッドまで行くとは思わなかったが。」

 

「嘘だろ。あの一撃でレッドまでいってたのかよ。余波4回ぐらいで2割削れたんじゃなかったのか?」

 

「あぁ、それは......《暗殺者(こいつ)》のせいだな。」

〜少年説明中〜

 

「俺のよりやばいと思ったけど、まぁデバフが付くって考えたら、効果はそれなりなのかもしれん。」

 

「そうか?デバフ付いててもこの効果は違和感が......」

 

「まぁ、価値観は人それぞれだから......それより、みんなはこれからどうする?」

 

「俺は戻るよ。さすがにヘトヘトだ。」

 

「だろうな。あのスキルはかなり辛いと思うわ。ゆっくり休んでおけ。俺も戻るわ。」

 

というわけで、キリトとアスナを残し、俺たちはここを去った。その後、5人にこっぴどく叱られたのは言うまでもないだろう。

 

翌日の新聞は面白いことになっていた。

『軍の大部分を壊滅させた悪魔』、『それを撃破した二刀流の剣士と侍の見事な50連撃』

 

「アホか。」正直この一言に尽きる。50連撃て、攻撃終わるまでに時間かかるし、反撃も貰いまくりやん。ロマンあるやろうけど、流石に誇張し過ぎよ。まぁ、新聞書いてる人やからそういう事するんは当たり前か。それよりまずい問題は、居場所が特定されてるから、俺もキリトも家から出たら情報屋だったり中層の剣士達が目の前にいて焦った。しかも、それに乗じてかという感じで、あのヒースクリフさんからお呼び出しを頂いてしまった。

あっ、ヒースクリフさんとはフレンドで、いつもいつもお世話になっている。

 

第55層グランザム。ここのとある一角に《血盟騎士団》のギルドホームがあった。

 

「しかしまぁ、ここに来たのは久々だなぁ。最後に来たのは......ギルドの誘いを断る時以来か。失礼します。」

 

「あれ、ルッコくん。どうしてここに?」

 

「あっ、アスナさん。えっと、ヒースクリフさんから呼び出しを貰いまして。いつもの部屋にいますかね?」

 

「呼び出されたって......まぁいいわ。私もちょうど団長の所へ用事があったのよ。一緒に行きましょ。」

 

アスナさんとヒースクリフさんの所へ向かって歩いた。あの時とは違って、今回は何が起きるのか全くわからない状態だ。用心しなければ。そんなことを考えてたら着いたようだ。

 

「アスナです。失礼します。」

 

「入りたまえ。」

 

「「失礼します。」」

 

アスナさんがノックをして扉を開けた。そこには、紛れもない《ヒースクリフ》本人だった。

 

「団長。私、休暇させていただきます。」

 

アスナさんの用は「休暇届を出す」この事だったようだ。

 

「理由を聞いてもいいかね。」

 

「先日のクラディールの件で、少しギルドに不信感を持った。それだけじゃ不十分ですか。」

 

「いや。そんなことは無い。あれは、私の人選ミスだ。そのせいで、アスナ君やルッコ君に迷惑をかけてしまった。申し訳ない。しかし、条件がある。アスナ君、キリト君を呼んでくれないか。」

 

「分かりました。」

 

そう言ってアスナさんは出ていった。この部屋に残されたのは俺とヒースクリフさんの2人。非常に話しずらい。

 

「あの、俺が呼ばれた理由ってなんでしょうか?」

 

「少し待っててくれたまえ。キリト君が来たら一緒に話そう。」

 

「了解です。」

 

〜数分後〜

 

「「失礼します。」」

お前もかキリト。

 

「団長、連れてきました。」

 

「ご苦労。本題に入ろう。君たちに2人とアスナ君の休暇をかけた決闘(デュエル)をしたい。」

 

「はぁ?」 「えぇ?」

 

驚いた。俺とキリトが呼ばれた理由が決闘(これ)とは。正直拍子抜けである。

 

「えっ、ってことは、俺たちのどちらかが勝てばアスナさんの休暇を認め、両方負けた場合は......」

 

「無論、2人とも血盟騎士団に加入してもらう。」

 

「分かった。戦って勝てばいいんだろ。」

 

「ルッコ君、君はどうするんだい?」

 

「俺は......」

 

俺は、正直に言うと嫌だ。だけど、この条件が変わるなら、受けてもいいと考えていたが、今いるギルドを抜け、血盟騎士団に入る。ただ、それだけの事が嫌なのだ。

 

「俺は、お断りします。」

 

「「えっ?」」 「む?どうしてかね。」

 

「ヒースクリフさんにはお話したと思うので理解しているという体でお話しますね。俺は、このデスゲームで初めてであった人たちとギルドを組んでいます。ギルドの脱退と再加入には両方とも時間がかかりますし、それ以上に、みんなとの繋がりが切れるのが嫌なんです。」

 

そう。この中で、唯一のギルド移行した事がある人なのであるので、それによって起こること、時間もわかっている。Afterglowのメンバーとは繋がりは切れないと俺も思っているのだが、自分自身の過去のせいでその事を本当に信用できないのだ。

 

「ならば、こうしよう。君とはエキシビションとしてやろう。勝ったとしても報酬はなし。負けてもギルドの加入はしなくてもいい。これならどうかな?」

 

「それならいいですよ。ただし、俺はキリトより先に戦います。エキシビションならこれくらいが妥当でしょ。」

 

「分かった。ならば、明日の11時75層コリニアにある闘技場集合でいいかな?」

 

「いいぜ!!」 「分かりました。」

 

「これで話は以上だ......と言いたいところなんだが、ルッコ君。ちょっと残ってくれるかね?2人で話したいことがあるんだ。」

 

「了解です。」

 

2人が出ていくのを見守り、またヒースクリフさんと2人になった。

 

「さて、話したいのはほかでもない。この3枚の写真についてだ。」

 

俺はその写真を見た。写っていたものは......

 

「マグマにマネー、そしてその2種のメモリ......」

 

「多分だが、この世界に元々ないと思うのだ。このことについて何か知らないかな?」

 

「知らないも何も、両方とも戦ったことがあります。化け物みたいな強さをしてましたけどね。」

 

「(。・ˇ_ˇ・。)ムゥ......ならば、注意を呼びかけるとしよう。最近異形に襲われているとよく聞くのだよ。君も注意してくれたまえ。大事な攻略の要なのだからね。」

 

「はぁ、気をつけますね?」

 

おかしい。マグマドーパントは違うにしろ、マネードーパントは持ち主は牢獄、メモリも破壊したはずだ。何でまだあるんだ。もしかして、誰かがメモリを復活させてるのか?この話は後だ。。今は明日の作戦を立てよう。

 

あの人の強さは「圧倒的防御力」だろう。あの人の防御を崩すのは一苦労だろう。ならば、手数か?でも、あいつは全ての攻撃を知っている可能性がある。なら、暗殺者(アサシン)を使うしかないのか?あれなら手数は多いし、特性に気づかれない限り、こっちに勝ち目があるはずだ。ただし、持つ武器は刀2本だ。他の持ち方は次のボス戦まで温存しよう。

 

そんなことを考えながら、明日に向けて準備をしていた。




今回はここまで。
次回はVSヒースクリフ戦をお送りします。
ここからはオリジナルスキルの紹介です。

暗殺者(アサシン)
刀,短剣を最大2本装備可能。その2種の組み合わせも可。
共通メリット:技後硬直(クールタイム)0.8倍。攻撃時、15%の確率で分身発生。分身が1体以上存在する時《分身融合》発動可能。
共通デメリット:最大HP3/4・VIT3/4
刀2本装備時:STR2.5倍・AGI1.5倍・クリティカルダメージ+70% 分身融合時、融合した分身の数に応じて、次に与えるダメージが増加する。(1体につき1.25倍、最大2倍)
短剣2本装備時:STR 1.5倍・AGI3倍・クリティカル発生率+30% 分身融合時、融合したぶんしんの数に応じて、クリティカル発生時のダメージが増加する。(1体につき1.1倍、最大2.5倍)
刀と短剣を1本ずつ装備時:STR2倍・AGI2倍。《分身融合》使用不可
《分身詳細》
敵からの攻撃1発で消滅するが、分身1体につき攻撃回数+1

こんな感じです。アンケート結果で1番多かったが攻撃系のスキルということになったので、防御面のデメリットをつけて攻撃特化にしました。
個人的にはキリトの《二刀流》スキルよりやばい気が......しなくもない。だけど、壊れスキルにしたくないので、デメリットを付けました。
それではまた次回をお楽しみに!!

オリ主たちの日常みたいなサイドストーリーみたいですか?

  • みたいです!!
  • 別小説に分けるならみる〜
  • 要らないかな......
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