「黒の剣士」と「緑の戦士」と「幼馴染」の協奏曲   作:ルコルン

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最近やる事が増えてきたけど、そのスキマ時間に書いてるから問題なし......って言えるのかなってぐらいリアルが忙しいので、更新が滞るかもしれません。
私情の話はここまでにして、本編へ......Go!!


18話:友の危機と俺の犯した罪

ヒースクリフとのデュエルの翌日、キリトは血盟騎士団に入ったのだが......

 

「なぁアスナ、これが一番地味な隊服なのか?」

 

「うん、充分地味だから大丈夫だよ。」

 

「ならいいんだけど......ルッコから見てどう思う?」

 

「まぁ、似合ってるからいいんじゃない?ただ、これじゃ《黒の剣士》じゃなくて、《白の剣士》だな‪w。」

 

「٩(๑`^´๑)۶笑うなっっっ!!!!なんでお前は勝てたんだよ。」

 

「ホントだよね。何か作戦でもあったの?」

 

「作戦なんてものはないよ。ただ、ヒースクリフの本性を暴いたくらいかな‪w。」

 

「「( 'ω')ふぁっ。」」

 

おっ、揃った。この2人仲良いなぁ。早く付き合っちゃえばいいのによ。

 

「あいつの本性わかるなら教えてくれよ。」

 

「やだよ。というか、キリトなら自分で気づけると思うんだけど。」

 

「まぁ、これからギルドの所へ行ってくるわ。アスナ、着いてきてくれ。」

 

「ハイハイ。じゃあ、失礼するわね。」

 

「おう、頑張ってこいよ、2人とも。」

 

そんな感じで、2人を見送った後、俺もみんなが待ってる所へ向かった。

 

〜sideキリト〜

 

ルッコ行っちゃったし、アスナと2人になったのはいいんだが......こっから訓練らしい。色んな意味で技量はわかってるだろうに。まぁそれは置いておこう。だが......

 

「なんでこいつもいるんだ。」

 

そう。俺と訓練するやつの中に、クラディールがいるじゃないか。

 

「過去に何があったか私も重々承知している。だが、これからは同じギルドとして、水に流してやって欲しいと思ってるんだ。」

 

ガハハと笑うゴドフリーさんの横で、クラディールはキリトに頭を下げる。

 

「先日は、ご迷惑をおかけしました。これからはあのような無礼な真似をしないように努めますので、お許しください。」

 

「あぁ。」

 

なんか隠してる気がするが、今は探りを入れないでおこう。

 

「これで一件落着だな。というわけで、これから訓練を始める。今日は危機対処能力を主に見たいので、結晶アイテムは全て集めさせてもらう。」

 

「なっ!!それは、転移結晶もか?」 「勿論。」

 

正直拒否したい。だが、ここでゴタゴタしていては話が進まないと思ったので、仕方なく結晶アイテムを全て渡した。

 

「さすがにポーションはいいだろ。」

 

「あぁ。そこまでのことはしないよ。」

 

そんなこんなで始まった訓練。階層が低いからか一刀で全ての敵が死んでいく。これは訓練なのかと思いつつ、しばらく進んだところ、ゴドフリーが休憩をとった。

手頃な岩の上に座ると、ゴドフリーが袋を投げる。

中身は黒パンと水が入っているであろう瓶だった。

とりあえず、水の入った瓶に口を付ける。その時、クラディールの顔が笑った。その直後、体の力が抜け、瓶を落とす。

ゴドフリーも、同じようになっていた。

「この食料は...クラディール。お前が用意したはず...お前、何を仕込んだ。」

 

「ゴドフリーさんよ〜。アンタはつくづく脳筋だなあ。」

 

クラディールが両手剣を持ち、クラディールに刺す。1度にはとどまらず、2度、3度、4度刺した時に、ゴドフリーのHPが無くなり、その身体はポリゴン片へと変わった。

 

「お前、仲間を躊躇いもせずに殺すんだな。これなら、オレンジギルド......いや、レッドギルドに入ってる方がお似合いだぜ。」

 

「おっ、いい目してるな。《黒の剣士》さんよ。」

 

「なんだ、嫌味かよ。」

 

「いやいや褒めてるんだぜ。実際、これを見たら一目瞭然だしな。」

 

そう言って、クラディールは腕を捲った。そこに書かれてたのは......

 

「なっ、それは、笑う棺桶(ラフィン・コフィン)のエンブレムだと。」

 

笑う棺桶(ラフィン・コフィン)とは、かつてその名を蔓延らせていた史上最悪の殺人ギルド。しかも、数ヶ月前にそのギルドの討伐戦があり俺も参加し、3人ほど殺めたのを思い出した。

 

「お前は......あの時の生き残りか?」

 

「はっ、ちげぇな。俺は最近入れてもらったんだ。その時に殺しの精神もこの麻痺テクも教えて貰ったんだよ。っていけねぇ。このままじゃ麻痺が切れちまう。さて、お話はここまでだ。アンタには、じわじわと死んでもらうぜ。」

 

そう言って、俺に刃を向け、背中に突き刺す。

 

これを抜かないっていう事は《貫通継続ダメージ》で殺す気だ。抜かなければ死ぬ。だが、抜こうとしてもクラディールが剣を刺している状況、俺が麻痺になっていることを考えるとこの剣を抜くのは至難。

 

「さて、黒の剣士さんよ〜もうすぐ死ぬってどんな気持ちだい?このままだと本当に死んじゃうぜ。」

 

俺は、少しづつ腕を動かし、ヒースクリフが刺す剣を持つ。

 

「俺は、まだ...死ねない!!」

 

「そうかいそうかい。ならば死ねい!!」

 

もっと深く突き刺さる。もうダメだと思って目を瞑る。

 

(アスナ、ルッコ、ごめんな。俺はここまでのようだ。)

 

そう思った時、見知った声が聞こえた。目を開けると...

 

「キリトくん!!」

 

「ア...スナ...か」

 

「すぐ回復するね、ヒール。」

 

そう言って、回復結晶を使ってくれた。残り数ドットしか残ってなかったHPは全回復した。

 

「あ、アスナ様に緑の戦士。そ...その、これは...不慮の事故d「煩い」ッ。」

 

「これが不慮な事故なわけあるか!!あんた自信があんたのギルドの人を躊躇いなく殺したんだろ!!」 「ッ!!」

 

「ここは俺に任せてくれ。アスナさんは、キリトのそばにいてやってください。」

 

「わかったわ。」

 

俺は見守ることしか出来なかった。

 

〜sideルッコ〜

 

俺は、今までに感じたことの無い怒りを感じていた。だからと言って冷静じゃないかと言われればそうでも無い。

 

「さて、クラディール。お前とは二度目だな。あれで反省したと思ったけど、色々足らなかったようだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は本気だ。」

 

俺は、威力重視で刀を2本持った。そして、不敵な笑みを抱え、ドス黒い声でこう言う。

 

「さて、殺り合おうじゃないか。クラディール。」

 

俺は左眼を突く素振りを見せる。あいつも目はヤバいと察したのか、目を防御する体制をとった。だが、それはブラフで、本命は腕だ。両手剣を片手で持てるやつはそうそういないだろうしな‪w

思惑通り片腕を切り落とし、両手剣を持てなくなったクラディールは為す術無く俺の攻撃を受けまくっていた。

 

「ヒィィィ、死にたくねぇ。」

 

何を言っているんだ。人を殺して、自分は命乞いかバカバカしい。

俺は、腰につけている短剣を投げた。勿論麻痺毒をつけている。

 

「俺には、生きて帰らなきゃいけn グサッ 」

 

クラディールは力なく倒れる。近くに落ちてる剣を持ち、やつ前に立って、剣を背中に突き刺す。

 

「お前も同じ気持ちを味わえ!!」

 

「( ゚ཫ ゚)ゴフッ や、止めてくれ。」

 

「やめろっ!!」

 

キリトが止めに入る。

 

「何故止める?あいつに痛い目を見さされたはずだろ。同じようにしても別にいいだろ?」

 

「違う!!確かに、俺はあいつに殺されかけたし、目の前であいつが人を殺した。」

 

「なら、「だが、」っ。」

 

「それと同じことをしたらお前も殺人を犯すことになるんだぞ。それでもいいのか!!」

 

「それでも構わない!!俺の人生は俺が決める。人を殺して、犯罪者呼ばわりされても構わない。それで親友(とも)が救えるならそんなことになろうとも構わない!!」

 

俺は左手で刺さっている刀を抜き、1つ問う。

 

「友の忠告があったから提案してやるよ。ここで死ぬか、今から開くコリドーの中に入って黒鉄球に行くか。さっさと選びやがれ!!」

 

「し、死にたくないので、コリドーに入ります。だから、命だけは。命だけはおやめ下さい。」

 

「分かった。《コリドー・オープン》」

 

そう言って開けたコリドーの中にクラディールは入った。だから、ここにいるのはキリトとアスナと俺の3人だけ。それに気づいて、緊張の糸がプツリと切れた。

 

「_( _´ω`)_フゥ。俺だって怒りたくて怒ってるわけじゃないんだがな‪w。まぁ、親友であるキリトに何事も無かったことが、1番の救いだよ。」

 

「あぁ、ありがとうな............アスナ、少し話をしたいんだ。良いかな?」

 

「これは、お邪魔かな?」

 

「いや、いててくれ。メンタルが持たねぇ。」 「へいへい。」

 

「アスナ。1層から色々あったけど、ずっととは言わないけど、隣にいてくれたよな。当時はなんでいるんだよって思ってたけど、今は嬉しいって気持ちの方が大きいんだ///」

 

「私もだよ。」

 

「だからこれを伝えさせてくれ............アスナ、俺は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君のことが好きだ。だから......け、結婚を......ぜ、前提に付き合ってくれないか///」

 

「///はい。よろこんで///」

 

こんな事件の後だからか、時刻は夕方くらい。この時に入ってきた陽の光が2人の新たな門出を祝っているような気がした。




今回はここまで。
今回でタグひとつ回収出来ました。甘いのは書ける自信が無いでござる。
それと、アンケートの回答をしてくれている方、ありがとうございます。今のところその他がいちばん多いという......ね。その他になった場合候補に挙げたの以外で、勝手に決めさせてもらいますね。

オリ主たちの日常みたいなサイドストーリーみたいですか?

  • みたいです!!
  • 別小説に分けるならみる〜
  • 要らないかな......
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